秘密のストーリー(番外編)
ヒル劇番外編! 〜シーズン6以降のストーリー
!注意書き!
1このお話はフィクションです
2二次創作が苦手な方は見なくてよろしい
3今まで登場したキャラクターが登場します
4誤字があったりします
5メタ発言、メタ回があります
6元々書くつもりがなかったストーリーです
それではヒル劇をお楽しみください
カナタ博士「さて、肝試しするか!」
カオス「いきなり呼び出されて何かと思えば肝試しかよ!」イライラ
ヒルトミ「カオス少し落ち着け!」
「きっと、カナタ博士にもちゃんと考えがあっての事じゃないのかな?」
ソイル「そうだといいけどさー」
カナタ博士「その事なんだが……特に意味は無い」
「ただ…肝試しがしたかったんだ」
カオス「やっぱり時間の無駄だったな」
「今から皆でボウリング行かね?」
ヒルトミ「そうだな…」
沈黙「いいね!」
ソイル「特にやることもないし、たまにはボウリングもいいかもね」
アクシィス「最近ボウリング行ったばかりだけど俺は構わないよ」
メアリー「ボウリングなんてつまらないし、帰っていいかな?」
ヒルトミ「は?何言ってのん?お前も行くんだよ!」
メアリー「だって、面白くないし何より面倒くさい」
ソイル「面白くないのはいつもガターしか狙わないからでしょ!」
カオス「自称ガターの王様だもんな!」
メアリー「正確にはガターの帝王ね👍」o(`・ω´・+o) ドヤァ!
ヒルトミ「何ドヤ顔してんねん○ね!」
ソイル「○ね!」
カオス「氏ねよ!」
メアリー「みんな酷い!」(笑)
アクシィス「君たち○ねは言い過ぎだよ」
メアリー「そうだそうだ!さすがアクシィスさん!」
沈黙「アハハ…」
カナタ博士「あたし空気になってるんだが?」
ヒルトミ「だって~ねぇ~」
カオス「俺らにメリットねーじゃん」
カナタ博士「それはそうかもしれないが……あたしが肝試ししたいんだよ!!」
ヒルトミ「いやwなんで博士である貴方が肝試しなんかを?」
カオス「科学者が非科学的なことを信じてるのかよ」
カナタ博士「確かに科学者ではあるが幽霊を信じてないわけじゃないから」
カナタ博士「寧ろ幽霊を信じてるくらいだ」
ソイル「あぁ、そうなんすか」(⚭-⚭ )
カオス「な、なんかすまんな」(⚭-⚭ )
カナタ博士「そんな養豚場の豚を見るような目であたしを見つめるな!」
メアリー(僕のセリフ取られた!)
カナタ博士「アンタ達は幽霊を信じてないのか?」
ヒルトミ「いや、信じてますよ」
(この目でちゃんと見たからね)
アクシィス「まぁ、肝試しもいいかもしれないけど」
沈黙「季節外れだよね」
アクシィス「それな!」
ヒルトミ「肝試しって真夏にするものでしょ?」
ソイル「今冬なんだよな〜」
カナタ博士「幽霊は季節とか関係ないだろ?」
カオス「だからなぜ肝試しをこんな真冬にやるんだよ!」
アクシィス「肝試しって肝を冷やすのが目的だよね」
メアリー「少なくとも冬にやるものではないね」
カナタ博士「分かった分かった!そこまで言うなら、この件が終わったら皆に褒美をやろう」
ヒルトミ「褒美?」
カオス「現金か?」
ソイル「ちょうど、欲しいものがあったんだよねー」
アクシィス「別に褒美なんかいらないけど」
カナタ博士「皆反応が薄いな…何をあげるかは後で教えるよ」
「皆付き合ってくれる気になったか?」
ヒルトミ「僕は構わないよ」
ソイル「OK」
アクシィス「うんいいよ!」
沈黙「楽しそうだね」
メアリー「帰っていい?」
カオス「構わん続けろ」
カナタ博士「そう言ってくれるだろうと思って、実はゲストを何人か呼んでいるんだ!」
メアリー(100%無視されてる!)
ヒルトミ「ゲスト…ですか?」
カナタ博士「そうだ…とは言えアンタ達も面識ある人物だ」
「紹介する、さぁ入ってこい!」
ガラガラガラ
?「お邪魔します!」
「そして、久しぶりヒルトミくん!」
カオス「おい!誰だこの美人!」
アクシィス「ヒルトミくんの知り合いかい?」
ソイル「ヒールーにこんな美人の知り合いがいるとは聞いたことないけど?」
ヒルトミ「え?知らないよ!」
「何処かで君と会ったことがあったかな?」
?「え?もう私の事忘れちゃったの?」
ヒルトミ「すみません…どうも思い出せなくて」
?「私、秋菜だよ!朝倉 秋菜!本当に覚えてないの?」
ヒルトミ「朝倉…秋菜…」
~フラッシュバック~
ヒルトミ「大丈夫だ!必ず此処から出られるはずだ!」
「だから2人で協力して元の世界に戻ろう」
ヒルトミ「そういえば、君名前は?」
ヒルトミ「あいつも無事に戻って来れたみたいだな」
~フラッシュバック終了~
ヒルトミ「思い出した!でも…なぜ朝倉さんが此処に?」
秋菜「秋菜だよ!いつになったら名前で呼んでくれるの?」
ヒルトミ「あはは…そうだったね…」
「秋菜はなぜこんな所に?」
カナタ博士「おい、こんな所とは何だ」
ヒルトミ「すみません…」
秋菜「私も詳しくは分からないんだけど…気づいたら此処に…」
カナタ博士「私が呼び寄せたんだよ」
カオス「はっ!?どうやって?」
カナタ博士「そりゃ普通に転送装置で…」
ソイル「普通ってどういう意味だっけ?」
カオス「普通ってなんだろな」
沈黙「そんな普通があってたまるか!」(´°д°`)
メアリー「いや普通でしょ!」
ヒル「へ?」ソイ沈アク「え?」カオ「は?」
メアリー「だって僕、いつも転送装置で此処に強制的に連れてこられてるもん」
カナタ博士「そりゃいつもお前が逃げるからだろ!」
ヒルトミ「いつも逃げてたのか」
メアリー「やだなー、別に逃げてなんかない」
いや、逃げてただろ!
そんなことないよ
メアリーなら逃げてもおかしくないな
秋菜「ヒルトミくん」
ヒルトミ「何かな?」
秋菜「あの人達はヒルトミくんの友達?」
ヒルトミ「そうだよ」
秋菜「楽しい?」
「うーん…うるさいし、皆個性が強くて時々嫌なこともあるけど」
「いろんな所を旅したり、辛いことやどんな困難も共に乗り越えてきた」
「そんな嫌なことも引っ括めて皆と一緒にいるのは楽しいよ」
「友達より仲間っていうのがしっくり来るかな?」
秋菜「そっか…何だか羨ましいな」
ヒルトミ「羨ましい?」
秋菜「私、友達いないんだ」
ヒルトミ「………」
秋菜「私だけ周りで浮いてたから友達が出来なかったの」
ソイル「何言ってるんですか!」
カオス「そうだぞ!秋菜さんには友達がいるぞ」
秋菜「どういうことですか?」
カオス「ヒルトミの友達なら我らの友達も同然だ」
「我はカオス、よろしくな!」
ソイル「自分は、ソイル」
沈黙「沈黙です…」
アクシィス「僕はソリッドAHUのリーダーのアクシィスさ!よろしくね」
メアリー(名前出てるんだから名乗らなくても分かるのにw)
ヒルトミ(うp主)(メタいわ!)
メアリー「よろしく」
秋菜「みなさん……ありがとうございます!!」
カナタ博士「あたしはカナタだよろしく!」
秋菜「はい、存じています」
ヒルトミ「なぜ言ったし」
カナタ博士「ノリだよノリ!」
「それはさておき、秋菜」
「他のやつらは何処へ行ったんだ?」
秋菜「えっと…そういえば、研究所を探検すると言っていました」
カナタ博士「……何勝手なことしてるんだ!」
「油断も隙もないな」
トントン
ヒルトミ「来たんじゃないですか?」
カナタ博士「そうみたいだな」
「入れ!」
ガラガラ
?「あー楽しかった!」
?「勝手に探検して良かったのかな?」
カナタ博士「いいわけないだろ!」
?「ご、ごめんなさい」
?「ほら、やっぱり怒られたじゃない!」
?「びっくりしましたわ!」
ヒルトミ「ちょっ!」
沈黙「なんで!」
カオス「なぜお前らが!」
みき「ヒルトミ先生お久しぶりで~す!会いたかったんですよ!」
ヒルトミ「あ…あぁ、そりゃどうも…」
クレア「ヒルトミ様メアリー様お久しぶりですね!その節は私の偽物を倒してくださりありがとうございます」
「やっと感謝が出来ましたわ」
ヒルトミ「こちらこそお陰様で本物の神を堪能させて頂きました……」
クレア「あら、怒ってらっしゃいますか?」
ヒルトミ「い、いえとんでもない!」
「寧ろ、旅先で役立っておりますぞよはい!」
カオス「日本語がおかしくなってるぞヒルトミ」
レミリア「久しいわねヒルトミここで会うのも運命かもね」
ヒルトミ「………」
レミリア「ちょっとなぜ黙るの!」
ヒルトミ「……全然久しくないよ!」
カオス「いつも現れるよな!」
ソイル「もうレミリアが居ても驚かないよ!」
アクシィス「僕は最近あってなかったけどね」
ヒルトミ「そうだったね!」
まどか「何の話してるの?」
ヒルトミ「レミリアがよく現れるって話だよ」
みき「レミリアちゃんって私がいた世界にも来たよね」
まどか「私がいた世界もレミリアちゃん来てたんだ」
秋菜「私もレミリアさんにお会いしました」
レミリア「ヒルトミがいる所私有りってね!それが運命よ」
ヒルトミ(なるほど運命操作してたのか)
カオス(運命操作だな)
沈黙(運命操作だね)
アクシィス(運命操作かな?)
ソイル(運命を操作出来るんだったよね)
レミリア「それとレミリアちゃんゆうな!レミリアでいいわ」
ワーワーガヤガヤ フンギャ フンギャ
千秋「久しぶりだねご主人」
メアリー「千秋かまた会えるなんて思ってなかった」
千秋「本当にそう思ってるのか?」
メアリー「べ、別に会いたくなかったし」
沈黙「ツンデレかよ!」
メアリー「違うよ!」
「それより、早く済ませようよ」
カナタ博士「お前からそう言うなんて珍しいな」
メアリー「早く帰りたい」
カナタ博士「そういうことか」
千秋「全く…天邪鬼なところは変わりないな」
「これでも、元ご主人なんだよな?」
メアリー(あーもう帰っていいかな?)
そんなに怒るなよメアリー
うるさいなー、元配下のくせに
本当は僕のこと好きなんでしょ?
そんなことないよー
ほら、やっぱり天邪鬼だ!
カナタ博士「話が盛り上がってるところすまない」
「メンバーは3人チームに分けよう」
クレア「あら?1人余ると思うのですが…」
カナタ博士「あぁ、その1人が此処に残りタイムワームのゲートを開いて欲しい」
「今回は私も行くからなぁ、誰かがゲートを開いてくれなければ私達が帰れなくなってしまうからね」
ざわ…ざわ…ざわ…ざわ
メアリー「僕が残ろうかな!」
カナタ博士「ダメだ!信用出来ん!」
メアリー「えー!僕そんなに信用ないの?」
カナタ博士「却下だ!」
メアリー「酷い!」
秋菜「はい!私が此処に残ります!」
カナタ博士「そうか!引き受けてくれるか」
「では、メンバーは各自決めてくれ足りない班に私が入る」
ヒルトミ「さて、誰とメンバーになるか…」
みき「先生!私で良ければ!」
まどか「ヒルトミ……さん私も良ければなんだけど…いいかな?」
レミリア「勿論私と組むわよね!」
ヒルトミ「…沈黙、僕と組まないか」
みきまどレミ「え…」
千秋「僕はメアリーと組むよ」
メアリー「いいよ僕は1人で行動するから」
千秋「それはダメでしょ!」
クレア「私も御一緒してもよろしいですか?」
カナタ博士「よし、決まったな」
「1班がメアリー、千秋、クレアだな」
千秋「メアリー頑張ろうね!」
クレア「楽しみですわね」
メアリー「ちゃっちゃと終わらせよ!」
カナタ博士「2班がヒルトミ、みき、まどかだな」
みき「ヒルトミ先生頑張りましょうね!」ダキッ
ヒルトミ「わぁ!?いきなり抱きつくな!」
まどか「!?」
(えっ?なんでヒルトミに抱きつくの!?この人ヒルトミの何なの!?)
※生徒です (ヒルトミ×バトガより)
カナタ博士「3班がソイル、アクシィス、レミリアだ!」
レミリア「この私が…負けるなんて…」
(※ジャンケンです)
ソイル「まぁ仕方ないよ」
アクシィス「こればっかりは運だからね」
カナタ博士「最後の班は沈黙、カオス、私だな」
沈黙「こうなるだろうね」
カオス「これが狙いだったもんな」
カナタ博士「なんだなんだ?そんなに私のことが好きなのか!」
カオス沈黙「_| ̄|○、;'.・ オェェェェェ」
カナタ博士「なぜ吐くんだ!!!」
~~~~~
カナタ博士「チームも決まったことだしそろそろ出発するか!」
みんな「おぉー!」
カナタ博士「秋菜くんそこの赤いボタンを押してくれるか!」
秋菜「えっと…あっこれですね」ポチッ
カナタ博士「入力画面が出ただろ」
秋菜「はい、起動パスワードを入力してくださいって書いてあります」
カナタ博士「パスワードは彼方2018だ」
「入力したら起動スイッチを押してくれ」
秋菜「わかった!」
カタカタカタカタ ポチッ
シューンウィーン
カナタ博士「よし、タイムワームが開いたぞ」
「私が一番乗りだ!」|)彡 サッ
沈黙「カナタ博士ま、待ってよ!」|)彡 サッ
カオス「Σ\(゚Д゚;)おいおいおいおいwww」
┗( ´ )┓三タッタッタッ|)彡 サッ
ヒルトミ「じゃあ、僕達も行こうか」
みき「分かりました先生!」ギュッ
ヒルトミ「だから抱きつくな!」|)彡 サッ
まどか「………」
(離れろ離れろ離れろ離れろ…)
テクテクテク|)彡 サッ
アクシィス「とうとう出発か」
レミリア「この私が……この私が負けるなんて…」(※ジャンケンです)
ソイル「まだ言ってるよ……」
アクシィス「ほら二人とも行くよ!」
テクテクテク|)彡 サッ
千秋「メアリー僕達も行こうよ」
メアリー「面倒臭いし帰ろうかなっ!」
クレア「もちろんダメですよ!」
ガシッ!
メアリー「2人して引っ張らないでよ」
壁|ω・`>o( ・ω・ ,,)( ・ω・ ,,)ズルズル
~廃校~
カナタ博士「今日は此処の幽霊退治……」
「肝試しをする」
ヒルトミ「幽霊退治って言ったよな?」
カナタ博士「気のせいだ忘れろ」
アクシィス「此処は…学校?」
まどか「なんか怖いな…ヒルトミ……さん」
みき「先生~怖いです~」ギュ~
ヒルトミ「な…なんだよ…ビビってるのかみき」ブルブル
レミリア「ヒルトミは怖がりね」
ヒルトミ「こ、怖がってなんかないし」ビクビク
みき「先生凄く震えてるよ」(かわいい)
ソイル「ヒールーはホラーゲームも苦手だもんね」
カオス「うわぁ!!」
ヒルトミ「うわぁぁぁ!」
ドカーン
カナタ博士「おい!ヒルトミ暴れるな」
「学校が壊れたじゃないか!」
ヒルトミ「ついビックリして破壊してしまった……」
直しマース
シュッ!
ヒルトミ「直りました!」
カナタ博士「便利な能力だな」
ヒルトミ「もう脅かすなよカオス」マッタク
カオス「……すまん」
みき「幽霊より先生の方が怖いよ!」
みんな「それな!」
ヒルトミ「なんだよみんなして」
アクシィス「神力が使えるんだね」
メアリー「僕もつかえるよ」
「はい!」ドゴーーン ズサ ズサ ズサ
カナタ博士「…あのなぁ、遊びに来たわけじゃないんだぞ!」
「変な対抗意識持つな!」
メアリー「対抗意識ってわけじゃないけど」
まどか「あの…肝試しですよね?」
ヒルトミ「まぁ、カナタ博士のことだから肝試しが目的じゃないことくらい最初から分かってはいたがね」
カナタ博士「な、何言ってるんだよ…日頃頑張っている君たちへの休暇みたいなものだ」
「分かったら、早く直しな」
メアリー「カナタ博士そんなに僕達のことを…_| ̄|○、;'.・ オェェェェェ」
カナタ博士「だからなぜ吐くんだ!?」
「良いから直せ!」
みき「なんか必死だね」
ーーーーー
メアリー「ほら、直したよ」
カナタ博士「本当にお前ら何者だよ!」
ヒルトミメアリー「神ですが、何か?」(`・ω・´)キリッ
レミリア「なんでもありね」
カオス「さて、乗り込むか?」
カナタ博士「それじゃあ、ここからは班ごとに別れよう!」
メアリー「トップバッターは僕かさっさとおわらせよ」テク テク
千秋「こら!勝手に行くな!」タッタッタ
クレア「それでは、お先失礼しますわ」(*ᴗˬᴗ)ペコリ
カナタ博士「よし、次ヒルトミ班」
みき「私が先生を守りますから!」ギュッ
ヒルトミ「だから、抱きつくな!歩きづらいだろ」テク テク
まどか「………」ギュッ
ヒルトミ「まどかもかよ!上手く歩けないわ!」ユラユラ テク テク
カナタ博士「なにイチャついてんだあいつら」
カオス「羨ましいぞ!」
沈黙「だね!」
カナタ博士「私にイチャイチャしてもいいだぜ、私がいるじゃないか!」
カオス沈黙「…_| ̄|○、;'.・ オロロロロロ」
カナタ博士「……お前ら」
「……次、アクシィス班行ってこい!
レミリア「私たちの番ね」
アクシィス「いざ、入るとなると怖いね」
ソイル「……だね」
レミリア「男の癖になに怖がっているの!さっさと行くわよ!」グイ グイ
ソイル「い、行きますから押さないで!」タッタッタ
アクシィス「まだ、心の準備が!」タッタッタ
カナタ博士「行ったな、さぁ続いて私たちも乗り込むぞ!」
カオス「肝試しか幽霊とか本当に居るのか?」
沈黙「あんな非科学的な存在いるとでも?」
カナタ博士「それを確かめに来たんだろうが!」
「さっさといったいった!」
キューー ガッシャン
此処二入ッタ者ハ モウ帰レナイ
~その頃 ~3階
クレア「結構広い学校ですね」
千秋「木造建築ではなくて助かったよ」
「床とか抜けて落ちたら大変だもん」
メアリー「………」ジー
(あれは……なぜこんなところに?)
「…行ってみよう」タッタッタッタッタッタ
千秋「ちょっとメアリー何処に行くんだよ!」
クレア「メアリー様のあの顔何かあったのですわ」
「追いかけますわよ!」
・・・・・・・・・
千秋「メアリー!!!」
クレア「メアリー様~!!!」
千秋「そんな…はぐれた?」
クレア「そのようですね……」
千秋「…ど、どうしよう……メアリーにもしもの事があったら……」ブルブル
クレア「メアリー様ならきっと大丈夫です信じましょう!」
千秋「……そう…だね」
クレア「さぁ、もう一度探しに行きましょう!」
千秋「うん!……その前にお手洗いに…」
クレア「えぇ、構いませんわ」
~本館3階トイレ前~
クレア「ありましたね」
千秋「…た、助かったよ!」
クレア「…ここでお待ちしてますから」
千秋「…うん!行ってくるね」タッタッタ
ガチャ キュー ゴトン
千秋「ま、間に合った」
ガサゴソ
千秋「早く済ませて戻らないと」
[お姉ちゃん…]
千秋「い、今声がしたような?」
シーン
[お姉ちゃん…]
千秋「…やっぱり気のせいじゃ…ない!」
[お姉ちゃん……遊ぼ…]
千秋「……どうしよう……怖い」
[お姉ちゃん…遊ぼ遊ぼ遊ぼ」
ガタガタガタ
千秋「……扉を開けようとしているの……」
カチカチカチカチ
千秋「や、やめてよ!誰なのどうしてイタズラするの!」
シーン
千秋「…お、収まった?」
(物凄く視線を感じる…)恐る恐る上を向く
[お姉ちゃん…遊ぼ!]
千秋「あ…あ……あぁ]
「きゃぁぁぁぁぁぁぁあぁぁぁぁぁあぁぁぁあ!」
~~~~~
クレア「この学校一体何なのかしら」
(無数のマイナス反応…この反応は恨み 辛み 憎しみ 嫉妬 呪い!降霊!)
(この学校は降霊儀式をするための…一刻も早くみんなにお知らせしなくては)
(みんなが危険ですわ)
クレア「この悲鳴は……千秋さん!」タッタッタ
千秋「は、離してよ!何処へ連れていく気なの!」ズルズル
「お願いだから離して!引っ張らないでよ!」
[お姉ちゃんが死ねば…一緒に遊べるね!]ズリズリ
千秋「お願いやめて!お願いだから……」
[離さない…便器の中はとてもいいところだよ!」
千秋「い、いや!誰か助けてよ!」グスン
クレア「千秋さん!」
千秋「…く、クレア!」
「お願い…助けて!」
[お姉ちゃんも…便器の中に…入る…?]
クレア「お断りしますわ…」
「それより、千秋さんを離しなさい」
[嫌だと言ったら…どうする…?]
クレア「仕方ありませんわ」
「貴方を退治するしかありませんわね」
[クククク……何を言うかと思えば…人間が……私を…クククク]
クレア「いいから、千秋さんを離しなさい!」ゴゴゴゴゴ
ジュゥーー
[きゃぁぁぁ……]チッ
タッタッタ
ガチャ
クレア「逃がさないわ!」タッタッタ
[捕まらないよ!]
ジャーーーボチョボチョボチョ
クレア「奥から3番目の個室……ここがあの子の?」
千秋「逃げられた!」
「どうするのクレア」
クレア「害があるから放ておくわけにはいかないわ」
「この個室ごと破壊すればもう出てこれない筈よ」
千秋「それじゃあ、あの子の本体は…便器?」
クレア「そうではないわ…別の次元へ行き来出来るみたい」
「千秋さんは少し離れていてください」
千秋「はい!」
クレア「人に危害を加える悪霊はにはお仕置きが必要ですね」
「はっ!!」ドッカン
ガガガガガ ビシビシ
千秋「や、やった!」
クレア「これで一安心ですわね」
「それより、お手洗いはお済みですか?」
千秋「あっ!まだだった」
クレア「そ、そうですか」目を逸らす
千秋「あれ?どうしたのクレア?」
クレア「いえ…決して見てたわけでは……」
千秋「え?見るってなにを……」チラッ
↑ズボンとパンツ半脱ぎ
千秋「………///」カアー
「……お手洗いしてきます///」
「……また何かあったら怖いのでここで待っていてください」タッタッタ
クレア「え…えぇ///」
ガチャ ゴトン
クレア(千秋さんは無事ですね……間に合ってよかったですわ)
~その頃~2階渡り廊下
?「いやぁぁ来ないで!」
メアリー「待って!逃げないで!」
?「お願いだからあっちいって!…きゃぁ!」バタリ
メアリー(あっ転けた)
?「いたた…」
メアリー「メリー大丈夫?」
メリー「あ、貴方妖怪でしょ!メアリーの姿をして私をどうするつもりなの?」
「もしかして、私を安心させて隙を見て食べるつもりだったんでしょ!」
メアリー「…普通にメアリー本人だと思わないいんだね」
メリー「嘘!メアリーにこんなオーラがあるの見たことないもん」
メアリー「神の力を見破れるなら僕が何者か見抜けるよね?」
メリー「…もしかして、本当にメアリーなの?」
メアリー「そうだね、君が知っている僕だね」
メリー「本当に?」疑いの目
メアリー「嘘はついてないよ」
「そういえば、何でこんな所にメリーがいるの?」
メリー「やっぱりこれは夢ではないんだね…」
「どうやらまた、迷い込んでしまったみたい」
メアリー「1つ違うのは幻想郷じゃないって事だね」
メリー「そういうメアリーはどうして此処に?」
メアリー「みんなで此処に肝試しに来たんだけど、どうやら約1名は他の目的で来てるみたいだけどね」
「どうせくだらないことを僕らに押し付けるつもりだろうね」
メリー「その他の人は今どちらにいるの?」
メアリー「メリーを追いかけていたらはぐれちゃったみたい」(笑)
メリー「それは大変だね……まぁ私のせいだけど…」
「私も一緒に探します」
メアリー「いいの?助かるよ」
メリー「いえいえ、大した事は出来ないけどね」
メアリー「それじゃあ、出発!」
メリー「そうだ、ここは幽霊とかいるので気をつけて害のある幽霊だったら大変です」
メアリー「わかった」
メリー「あとこんなものが…」
メアリー「なんだこれ…七不思議探検隊レポート?」
「1トイレの花子さん、この学校の3階にある女子トイレに入ったら最後…花子さんが出てきて便器に引きずり込まれる」
メリー「嫌だな……」
メアリー「あれ?この手帳破れてるところが何ヶ所もある」
~その頃~別館理科準備室
カオス「意外と埃とか被ってないな」
カナタ博士「あぁ、それなら私が以前来た時掃除しておいた」
沈黙「以前も来たことあったんですか?」
カナタ博士「あ、いや…まぁ、そうなんだが」
カオス「博士、何か我らに隠し事でもあるんじゃないか?」
カナタ博士「………」
カオス「本当は何か別の目的で此処に来たんじゃないのか?」
沈黙「そうなの?」
カオス「だって、可笑しいじゃないか!」
「以前来たことがあるのにわざわざ我らを此処に連れてきた意味がわからん」
「それに肝試しやろうとかも可笑しいだろ」
沈黙「あぁー、確かに」
「ちゃんと説明してくれますか」
カナタ博士「…わかった、全てを話すよ」
カオス「一緒に来ていたエテレーゼ博士という人の探索を手伝ってもらう為に、我らは連れて来られた訳だな」
カナタ博士「そうだ、巻き込んでしまって済まない…でも私だけではエテレーゼを探すどころか幽霊に呪い殺されるのが落ちだ…」
カオス「でも、エテレーゼって人は幽霊に捕まってんだろ?」
沈黙「そもそもこの学校に幽霊って本当にいるんですか?」
カナタ博士「残念ながら幽霊は本当に存在する」
「実際にこの目で見たからな」
カオス「マジかよ…もしその幽霊に鉢合わせしたらどうするんだよ…ヒルトミやメアリーと違って我らは力を持ってないんだぞ」
カナタ博士「さっきヒルトミがお前らになんかしてたけど、力を貸してもらったんじゃないのか?」
沈黙「僕達何もされてないけど」
カオス「何もされてないぞほら」
「こう構えて武器が出てくわけ……」シュイーン
「うわァ!!出てきた!!」
カナタ博士「やっぱりな、ヒルトミのやつが力を分けたんだ」
カオス「アイツ何もんだよ」
沈黙「自称神だね」
カナタ博士「こんなこと出来るなら、自称でも何でもないだろ」
カオス「てかいつの間に…」
沈黙「全然気づかなかった」
カナタ博士「何はともあれ、これで探索がスムーズに進むな」
ズン チャン🎶 ズン チャン🎶 ズン チャン🎶
沈黙「なんだ…この音!」
カオス「隣から音が聞こえるな」
カナタ博士「理科室だ!行ってみよう!」
ガチャ
カオス「あれは?」
沈黙「人体模型…だね?」
ズン チャン🎶 ズン チャン🎶 ズン チャン🎶
人体模型「~~~♪~~~♪」バタバタ
カナタ博士「こりゃ驚いた人体模型が踊っているな」
カオス「害はないみたいだけど、念の為倒しておいた方がいいか?」
カナタ博士「霊退治だからな」
カオス「よし、覚悟!」
「はぁー!」ジャキ
人体模型「………」バタン
カオス「意外と弱いな」
カナタ博士「カオスよくやった!」
人体模型「………」
沈黙「え?うわぁぁぁ!?」
カオス「どうした!」
「うわぁ!?なんて奴だ…」
人体模型「ニン…ゲン…ショウブダ」
カオス「勝負?」
カナタ博士「驚いたぞ真っ二つに切った筈なのに復活するとは…一体なんの物質なんだ!」
沈黙「別に、物質の問題じゃないよね!」
人体模型「オマエ…ダンス…デキルカ?」
カオス「まぁ、多少はな」
人体模型「オマエ…カッタラ…オレ…ジョウブツ…スル」
「オマエ…マケタラ…オレ…ジョウブツ…スル」
カオス「勝っても負けても成仏するのかよ!?」
人体模型「オレハ…タダ…ダンスガ…シタイ…ダケ」
「ダンスガ…デキレバ…クイハナイ」
「ホンキデ…カカッテ…コイ!」
カオス「よし、受けてたとう!」
「審査員はお前ら2人とあと3人欲しいところだな」
人体模型「ソレナラ…マカセロ…モウスグ…クル」
カナタ博士「お前らの仲間か?」
沈黙「どうせまた人体模型でしょ?」
ガチャ
ヒルトミ「此処かな?テレパシーで僕を呼んだやつがいるのは?」
ソイル「どうやら、そうみたいだね」
メアリー「早く帰りたい…」
カオス「お前ら…」
沈黙「ヒルトミとソイルとメアリーが審査員なの?」
カナタ博士「それいいんだけど…他のみんなは何処なんだ?」
ヒルトミ「幽霊にあって驚いて逃げたら、気づいたら1人になってた」
ソイル「レミリアがヒルトミを探しに行くって言ってアクシィスとどっか行っちゃった」
メアリー「僕は誰かに似た人を追いかけていたら、千秋とクレアがいなくなってた」
ヒルトミ「それでテレパシーで理科室に来るように言われたから来てる途中でソイルとメアリーに遭遇したってわけ」
ソイル「自分もそんな感じだね」
メアリー「もう帰っていい?」
カナタ博士「概ね理解した」
カオス「どうして呼ばれたか分かってるのか?」
ヒルトミ「人体模型とダンス勝負でしょ?」
ソイル「それなら、自分も聞いているよ」
メアリー「みんな無視するし、帰ってもバレないよね」
人体模型「ソンナコト…イワナイデ…クダサイ…」
メアリー「わかったよ…面倒臭いな」
「早く始めてよ」
カオス「お前にしては素直だな」
メアリー「僕はいつもこうだけどね」
ヒルトミ「それじゃあ、採点について説明すよ」
「沈黙は0~100点まで出すことが出来ます」
「カナタ博士も0~100まで」
「ソイルは変則で0~50点しか出せません」
「そしてメアリーは…」
メアリー「0~-100点だよ」
ヒルトミ「おい!勝手に決めるな!」
「……それはそれで面白いな!」
「採用だ!」
「そして審査委員長であるこの僕は0~200点出すことが出来ます」
例
沈黙 カナタ メアリー ソイル ヒルトミ
100点 100点 -100点 50点 200点
ヒルトミ「続いてダンスなんですが何でもありとなります」
「曲に合わせてダンスを始めてください、何でもありなので小物を使うのもOKだよ」
「勝った人にはもれなく気持ちよくなる薬をプレゼント」
カオス「それ大丈夫なのか!?」
ヒルトミ「勿論お酒です」
カオス「気持ちよくなる薬…あぁなるほど!」
ソイル「お酒は百薬の長だもんね」
沈黙「薬だけにね」
みんな「………」
ヒルトミ「先攻は人体模型さん後攻はカオス」
「それでは、始めましょう!」
「ミュージック~~~」
みんな「スタ~~~ト!!!」
ズン チャン🎶 ズン チャン🎶 ズン チャン🎶
人体模型「~~~♪~~~♪」バタバタ
ヒルトミ「おっと!出ました!」
「人体模型さんの必殺!1、2、1、2ステップ」
カオス「ネーミングセンスダサくね?基本の基本のステップじゃん」
人体模型「~~~♪~~~♪」シャッキーン
ヒルトミ「おぉ!ここで決めポーズ!」
(*`ω´*)ドヤッ
ヒュ〜♪ ヒュ~♪人体模型さん素敵~
ヒルトミ「そしてこのドヤ顔だ!!!」
「観客も興奮していますね、如何ですかソイルさん」
ソイル「初っ端からこれですからね~かな~り盛りあガールですね!」
ヒルトミ「それでは、点を見てみましょう」
沈黙 カナタ メアリー ソイル ヒルトミ
58点 46点 -15点 32点 157点
ソイル「出ました!278点!!!」
ヒルトミ「これは高得点だ!!!」
「こんな点が出てカオスはこれを超えることが出来るのでしょうか!!!」
パチパチパチヒュ~♪ ヒュー♪人体模型様~~!ステキ~~~♥
ヒルトミ「凄い歓声ですね!盛り上がっちゃってますね~!」
「如何ですか、メアリーさん!」
メアリー「えー点を付けるのが悩みますね文句無しの出来です!」
カナタ博士「おい…なんなんだこの茶番は…」
沈黙「さぁー?」
ヒルトミ「それでは、カオス!」
「III、II 、I、GO!!!」
ズン チャン 🎶ズン チャン🎶ズン チャン🎶
カオス「この調子なら我は負けない!」♪♪♪バタバタ バタバタ
カオス「~~~♪♪♪~~~♪♪♪」
ぶぅー ⤵ぶぅー⤵
ヒルトミ「……これは…なんと…観客席からブーイングだ!」
「観客はカオスのダンスにあまり興味が無いです」
カオス「な、なんだと…」
ヒルトミ「如何ですか?カナタ博士!」
カナタ博士「私にダンスのことを言われてもな…」
「まぁ、キレがあるから上手いんじゃないか?」
ヒルトミ「そうですね!」
「さて、点数は如何程か!」
沈黙 カナタ メアリー ソイル ヒルトミ
87点 91点 -73点 42点 101点
ソイル「出ました!248点です!!!」
ヒルトミ「ざんねーん!人体模型さんの点数を超えられなかった!!」
カオス「そ、そんな…何でだよ……」
ヒルトミ「さぁ!ラストファイナル!」
「行ってみよう!2回戦!」
「III、 II 、I、Let's go!!!」
ズン タ タ🎶 ズン タ タ 🎶 ズン タ タ🎶
人体模型「~~~♪~~~♪」
~( 'ω'~)
ヒルトミ「おぉーっと!こ、これは!」
「フラダンスだ!!!!」
ヒュ~♪ ヒュ~♪ ステキ~~~♡人体模型様~~~♡
人体模型「~~~~♪~~~♪」
♪( 'ω' و(و "
ヒルトミ「なーーーんと!!フラダンスかーらーのお尻フリフリダンスだ!!!!!」
おぉー!!!ヒュ~ ヒュ~♪キャーステキ~♪メロメロ~♪
ヒルトミ「如何ですか沈黙さん!」
沈黙「なんと言ったらいいのやら…斬新ですね」
ヒルトミ「斬新という言葉を頂きました!ありがとうございます!」
「さぁ!点数は…」
沈黙 カナタ メアリー ソイル ヒルトミ
62点 75点 -17点 42点 171点
ソイル「出ました!333点だ!!!!!
ヒルトミ「凄い…凄いぞ!!高得点だァァ!?!?!?」
パチパチパチ
人体模型(*`ω´*)ドヤッ
ヒルトミ「そしてこのドヤ顔である!!!」
カオス「これもう……我の負け確定じゃないか?」
ヒルトミ「それでカオス!!!」
「すげーやつ行ってみよう!3、2、1、エイ!」
ズン タ タ🎶ズン タ タ🎶 ズン タ タ🎶
カオス「もうこうなったら、やけだ!?」
「うぉおおお!?」
( ‘ω’ 三 ‘ω’ 三 ‘ω’ )サッサッサッ
観客「………」
ヒルトミ「………」
ソイル「………」
メアリー「………」
人体模型「………」
カオス「おりゃあああ!!!!!」ピタッ
カオス「これでどうだ!!!」
パチ
カオス「え?」
パチパチパチパチパチパチパチパチパチ
ヒュ~♪ヒュ~♪カオス~~~こっち向いて~♡カワイイ~~~♡
ステキ~~~♡
ソイル「…ヒルトミくん司会忘れてるよ」
ヒルトミ「………」
ソイル「ダメだこの人…あまりの凄さに呆然としてるよ」
「さぁ!点数をどうぞ!」
沈黙 カナタ メアリー ソイル ヒルトミ
100点 100点 0点 50点 200点
ヒルトミ「………」
「\( ‘ω’)/ウオオアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアーッッッッッッッッッッッッッッ!!」
「前代未聞のこの点数!正に文句無しのダンスでしたね!!!」
「点数は満点の450だ!!!!!」
「合計点 611点と698点で優勝は……」
「カオス選手です!!!」
カオス「マジかよ!やった…やった!」
おォォォォォォォォォォォォォォォ!
ヒュ~♪ ヒュー♪カオス~~~♪
「なんという逆転劇だ!!!!!こんなことがあっていいのでしょうか」
「しかし、文句無しのダンスを見せられてしまっては仕方ないことではありますな~」
「ソイルさんどうでしたか?」
ソイル「もう感動しました!」
「こんな逆転劇を見てしまっては泣かずにはいられない」グスン
ヒルトミ「メアリーくんはどうでしたか?」
メアリー「減点するところがない完璧なカリスマ(笑)ダンスだった!」
カオス「ブレイクダンスな!」
ヒルトミ「カナタ博士どうでしたか?」
カナタ博士「ダンスはよく分からないがあんな物を見せられたら100点を付けずにはいられないだろう」
ヒルトミ「沈黙さんはどうでしたか?」
沈黙「あんなダンスは見たことがない!」
ヒルトミ「ありがとうございます!改めて、優勝したカオスさん!おめでとうございます!!!」
カオス「ありがとう…みんな…ありがとう!!!」
人体模型「カオス…ナイス…ダンス…ダッタ」
「マケテシマッタケド…タノシカッタ」
「オレハ…モウ…クイハナシ」
「……ありがとう」
「俺はあの世でもダンスを踊り続ける」
「お前があの世に来る時を楽しみしておる、またダンス勝負を楽しみしてるからな」
カオス「あぁ、必ずまたダンス勝負しような…」
男「本当にありがとう…」
シュイーン
カナタ博士「…もう一度言うぞ、なんだこの茶番は」
カオス「雰囲気ぶち壊しだな……」
沈黙「何はともあれ、一件落着って事だよね」
カナタ博士「んだな」
カオス「あれ?ヒルトミ達は」
シーン
カナタ博士「……他の奴らを探しに行ったんじゃないか……?」
カオス「扉が開く音はしてなかったけど……」
沈黙「隠れられるところもないね……」
・・・・・・・・・
カオス沈黙カナタ「いや…まさかな(まさかね)……」
~その頃~本館 1階下駄箱
メアリー「やっぱり扉が開かない……ホラーゲームあるあるだね」
「まぁ…出ようと思えば何時でも出れるんだけどね」
メリー「…あの角に落ちてるのはなんだろ?」
メアリー「なんだこれ?紙?」
「七不思議探検隊レポート」
メリー「さっきの七不思議探検隊レポートの続きですか?」
メアリー「そうみたいだね」
メリー「なんて書いてあるの?」
メアリー「少し読んでみるね!」
「2踊る人体模型さん 踊りが大好きな人体模型ユーモアな七不思議である…ダンスの勝負を申し込まれるも断ったら最後…人体模型になり永遠に踊り続けることになる」
メリー「人体模型模型と言えば理科室だね」
メアリー「その理科室に近づかなければ解決だね」
メリー「触らぬ神に祟りなしだね」
メマリー「そろそろ、千秋達と合流しないとね」
「おい!メマリーって誰だ!表記ミスしたやつ出てこい!!」
ガチャ
うp主「はい!このssを書いた張本人&クレーマー処理担当のヒルトミことうp主です!」
メリー「開かなかった昇降口からヒルトミさんが出てきた!?」
メアリー「毎回、毎回わけの分からないssを書きやがって!事の発端である貴様をぶちのめして、この馬鹿げたssを全て終わらせてやる!」
うp主「ちょま…それ洒落になってな……」
メアリー「問答無用だ死ねー!」バーン
天の声[神は言っている…ここで死ぬ定めでは…]
ピンポーン ピンポーン
佐川[佐川急便でーす、カオスさん宛にお荷物が届いてますよ]
天の声[はーい!今行きまーす!]
うp主[おい待て!行くな!]グシャ
チーン
メリー「この人ヒルトミですよね?殺しちゃってよかったの?」
メアリー「あぁ、別にいいよ!こいつはssを書くたびに調子に乗って好き放題するから手遅れになる前に始末しないとまたこれを繰り返すから」
メリー「さっきからssって言葉を聞くけど一体なんなんですか?
メアリー「こっちの話だから気にしなくてもいいよ」
メリー「そうですか?」
メアリー「そろそろ行こうか」
メリー「そうですね」
メアリー「ん?あれは…ヒールーかな?」
メリー「どうかしたの?」
メアリー「そうだ!いい事思いついたメリーも手伝って!」
メリー「ん?」
~その頃~1階 渡り廊下
みき「やっぱり夜の学校雰囲気ありますよね…」
まどか「お化けが出てきても、おかしくないね」
みき「まどかちゃんは幽霊とか怖いの?」
まどか「うん…怖いけど魔女退治でもう慣れちゃったかな?」
みき「まどかちゃんの世界は魔女がいるんだ!」
ヒルトミ「そういうみきは幽霊は怖くないのか?」
みき「私は平気ですよ!先生がいるからかな?」
まどか「私もヒルトミさんがいるだけで勇気が貰えるんだ」
ヒルトミ「…そうか」
(やはり怖いのは僕だけか……)
(こんなところでいきなり電話が来たら怖いな……あっ!そういえばここだと圏外だもんねそれなら大丈夫だ!)
携帯「♪♪♪」
ヒルトミ「うわぁぁぁ!!!」
まどかみき「きゃぁぁぁあ!?」ビクビク
みき「ちょっと先生!いきなり大声出さないでください……」ブルブル
まどか「ど、どうしたの?」
ヒルトミ「電話が鳴ってる!け、圏外なのに」
みき「そ、そんなバカな……」
ヒルトミ「ほら!」
携帯[非通知]♪♪♪
まどか「非通知っていうのも怖いね…」
みき「先生!出てみてくださいよ…スピーカーにしてみんなで聞けば怖くないと思うし」
ヒルトミ「わかった」
携帯[通話]スピーカー
[私、メリー…今…貴方の後ろにいるの…]
ヒルみきまど「………」ゾクッ
携帯[絶対に……振り向かないでね]
ヒルみきまど「」ガタガタガタガタ
クル
メリー「ミーターナー!!!」
ヒルトミ「うわあぁぁぁぁぁ!?!?!?
みきまど「きゃあぁぁぁぁ!?!?!?」
メアリー「驚いた?」
ヒルトミ「死ねー!」
(x_x) ☆\( ̄ ̄*)バシッ
メアリー「痛いな…何するんだよ!」
ヒルトミ「うっせーアホ何が目的なんだよ!」
メアリー「ちょっとしたメアリージョークじゃないか!」
ヒルトミ「よし、今からお前を殺すからそれもジョークってことにしてくれよ💢💢💢」ゴゴゴゴゴ
まどか「ヒルトミ止めて!それ洒落ならないよ」
ヒルトミ「大丈夫だ…殺したら生き返らせて殺すから」ゴゴゴゴゴ
みき「先生…無茶苦茶言ったらダメですよ」
メリー「あれ?ヒルトミが生きてる」
ヒルトミ「僕が死んでると思ったのか?」
メリー「さっきメアリーがヒルトミを殺してたよね」
メアリー「大丈夫だ問題ない!」
「殺したのはヒールーの偽物だから」
ヒルトミ(うp主)「誰が偽物だよ!」
メアリー「まだ生きてたか!相変わらずゴキ〇リ並の生命力だな」
ヒルトミ「ちょっと取り乱したすまない…」
メアリー(何処へ逃げたんだあいつは……)
みき「…先生がこんなに怒ってるところ初めて見た気がする…」
まどか「ヒルトミさんを怒らせたら怖いね」
ヒルトミ「あれ?何でメリーがいるの?」
ヒルトミ「ふーん、なるほどね」
(これも運命操作の副作用ってことでいいのか?)
メアリー「それじゃあ、そろそろ行くよ」
ヒルトミ「せっかく合流したんだから、一緒に行かないか?」
メアリー「別にいいよ、僕千秋達を探さないといけないから」
ヒルトミ「そうか気をつけてな、この学校やばい感じがする」
メアリー「大丈夫だ!問題ない!」
ヒルトミ「じゃあな」
メアリー「はいよー!」
メリー「それじゃあまたどこかで」テク テク テク
ヒルトミ「僕達も行こうか」
みき「…そ、そうですね……」
まどか「う、うん……」
(ヒルトミを怒らせないようにしないと)
みき(先生を怒らせたら大変だ…大人しくしておこう)
ヒルトミ「あれ?心なしか君たちとの距離が遠くなったような気がするよ」
みき「何言ってるんですか先生!生徒と先生はこのくらいの距離感が大切なんです!」
ヒルトミ「みきからそんな言葉が出てくるなんて思って無かったよ」
まどか「私は…ヒルトミさんが怒ったところも渋くてかっこいいな……なんて」
ヒルトミ「その事は…忘れてくれ…」
「あれは驚いて理性を失ってただけなんだ」
みき「理性を失った先生は私たちを……」
ヒルトミ「襲わないから安心しろ」
みき「まだ何も言ってないじゃないですか…なんだと思ったんですか?」
まどか「ヒルトミさん、さてはいけないこと考えてたんの?」
ヒルトミ(………)
(もうやだ…無視しておこう)
携帯「非通知」~♪~♪~♪
ヒルトミ「うわぁ!!」
みき「…今度はなに!?」ビクッ
ヒルトミ「また電話だ、どうせメアリーのイタズラだ」
「文句言ってやる!」
携帯「通話」スピーカー
ヒルトミ「そろそろ、いい加減にしろ!こんなの全然面白くないよ!」
携帯「…私、メリー…いまね…この学校の3階の第2校舎にいるの…私今からそっちに行くね」プツッ
みき「今のは……」
まどか「ちょっと怖いかも…」
ヒルトミ「今ので確信した…メアリーの仕業じゃない…」
みき「えっ…イタズラじゃないってこと?」
ヒルトミ「分からない…でも少し怒り反応が目立つな…」
みき「この電話の主は今怒ってるってことですか?」
ヒルトミ「かもな」
携帯「非通知」♪♪♪
ヒルトミ「また来た…どうしよう…」
まどか「出てみてください!」
ヒルトミ「わかった」
携帯「私…メリー…いまね………あれここ何処だろう…私が見てる景色を貴方が使っているその携帯とリンクするね」
携帯「今ね……此処を歩いています…迷わず着けるかな?」
ヒルトミ「底を左に曲がったら、昇降口があるから、その昇降口から見える渡り廊下を歩いていくと僕達がいるから」
携帯「ほんと?ありがとう!お陰で迷わずに辿り着けます!」プツッ
みき「先生!何で教えちゃうんですか!?」
まどか「本当に来たらどうするの!?」
ヒルトミ「すまん……なんかほっとけなくて…」
携帯「非通知」
ヒルトミ「!?」
まどか「まさか…もう私達の後ろにいるってことかな?」
みき「…た…多分」
ヒルトミ「出てみよう」
携帯「私、メリー……ちょっとピンチなので助けて!」
ヒルトミ「どうしたの?」
携帯「足を滑らせ落ちそうなの助けて!」
ヒルトミ「…仕方ないな今どこにいるんだ?」
プツッ
ヒルトミ「よし行ってみよう!」
みき「私は此処で待ってます」
まどか「私もここに残ります」
ヒルトミ「そうかなら動くなよ」タッタッタッ
みき「お人好しなところは変わらないね、頼まれたら断れないんだから」
「これが罠だったらどうするの」
まどか「やっぱり止めた方が良かったかな?」
みき「例え罠だったとしてもヒルトミ先生なら大丈夫だよ」
まどか「そうだといいけど…」
~1階廊下 東
ヒルトミ「……何処だ?話だとこの辺りだけど」
「…ん?」
「あれかな?」
人形「………」
ヒルトミ「確かに、落ちそうになってる…これだな」ガシッ
ヒルトミ「ほら、助けたぞ」
人形「………」
携帯「非通知」♪♪♪
「私、メリー助けて下さりありがとうございました」
ヒルトミ「うん…それで僕らに何のようだよ」
「なんか用があったんだろ?」
携帯「うん…私捨てられちゃった人形だから新しく持ち主を探してたの…出来れば私を貰ってくれますか?」
ヒルトミ「それはいいんだけど、心なしかまどかに似ているなこの人形…」
携帯「貴方と一緒にいたピンクい子ですか?」
ヒルトミ「うん…そうだけど」
携帯「そんなに似てますかね?」
「それで私を貰ってくれますか?」
ヒルトミ「いいよ、害はないみたいだからもらってあげる」
携帯「ありがとう~♪」
うぅぅぅぅぅぅ… うぅぅぅぅぅぅ…
ヒルトミ「_なんだよこの唸り声のような…」
携帯「急いで!貴方の友達が大変!」
ヒルトミ「なんだって!?」
~1階 渡り廊下
ヒルトミ「みきー!」
「まどかー!」
('ω' ) キョロ ( 'ω')キョロ('ω' )キョロ ( 'ω')キョロ
ヒルトミ「いない…何処へ行ったんだ?」
~その頃~職員室
メリー「ヒルトミにあんな悪戯して良かったの?」
メアリー「気にしなくてもいいよ」
「どうせすぐ忘れるよ」
メリー「それならいいけど」
キラン
メアリー「ん?」
メリー「どうしたの?」
メアリー「あそこなんか光ってる」タッタッタッ
メアリー「なんだ、ガラスの破片が反射しただけか」
「ここら辺は何も無いしそろそろ別のところに行こう」
メリー「ちょっと待って、棚の後ろに何か挟まってませんか?」
メアリー「あっほんとだ」
「七不思議探検隊レポート3って書いてある」
メリー「なんて書いてるの?」
メアリー「読んでみるね」
「学校のメリーさん」
「ある学生が人形を学校に持ってきて皆に見せびらかしていた」
「先生に見つかり没収されたらしい」
「その後その生徒は学校に来なくなった」
メリー「人形を没収されただけで登校拒否するなんてね」
メアリー「学校に行かない理由は沢山思いつくけど、この人がどんな思いで学校に行かなくなったのか分からないけどね」
メリー「書いてあるのそれだけですか?」
メアリー「まだ続きがあるみたい」
「メリーは学校を彷徨い新しい持ち主を探しているそうだ」
「もし、所有者になるのを拒否ったら……」
「人形にされるみたいだよ」
メリー「人形に!?」
メアリー「冗談だよ」
メリー「なんだ…本当はなんて書いてあるの?」
メアリー「持ち主になってくれそうな人しか相手にしないって」
メリー「そうなんだ」
メアリー「そんな気味の悪い人形を貰う物好きは居ないだろうね」
「大した事ない七不思議ばっかりだね」
~その頃~校長室
アクシィス「どこにもにもないよ」
レミリア「一体どこに落としたのよ」
ソイル「分からない…さっきまではあったから多分ここら辺で落としたかも」
レミリア「全く…見つかったら感謝しなさいよ」
(なぜ私がソイルの物を探さないと
いけないのかしら?)
ソイル「ごめんね、あれが無いと帰っても家に入れないから」
アクシィス「いいよ!困った時はお互い様さ!」
レミリア「さっさと見つけるわよ!」
アクシィス「レミリアってなんだかんだ言っても優しいよね」
レミリア「本当だったら、消し炭にしてやるところよ」
「こんな時に限って、咲夜は居ないし」
「喉が乾いてきたわ」
ソイル「緑茶ならあるけど飲む?」
レミリア「後で頂くわ」
アクシィス「二人ともこれを見て!」
ソイル「もしかして見つかった?」
レミリア「何かしら?ボタンのように見えるけど」
アクシィス「とりあえず押してみるね」
ポチッ
ソイル「何も起こらないね」
レミリア「何のためのボタンだったのかしらね?」
ソイル「それより、早く見つけないと!」
アクシィス「あぁ、そうだったね」
数分後
ソイル「あ、あった!」
レミリア「ほんと?見つかってよかったじゃない」
ソイル「二人ともありがとう」
レミリア「どういたしまして」
アクシィス「それじゃあそろそろ出ようか」
ガガガがガガガ
ソイルレミリアアクシィス「!?」
アクシィス「本棚が動いた!?」
レミリア「見て、階段があるわ」
アクシィス「……ここ1階だけど」
ソイル「となると地下室があるのかこの学校」
レミリア「隠すようにあるって事は秘密の部屋ね」
「でもなぜいきなり本棚が動いたのかしらね?」
アクシィス「多分、さっきのボタンのせいかな?」
レミリア「それにしては、押してから大分間があったわよ」
ソイル「多分僕のキーケースが引っかかって仕掛けが作動しなかったのかも
アクシィス「なるほど」
ソイル「この階段どうする?」
レミリア「勿論階段を降りて確かめるわよね?」
ソイルアクシィス「…え?」
~~~~~
ソイル「真っ暗で何にも見えない」スタッ スタッ
アクシィス「そうだ!スマホのライトで下を照らすね」ピカーン
ソイル「やった!これで見えるね」
アクシィス「あれ?レミリアは?」
ソイル「声がしないと思ったらいないんだ…」
アクシィス「先に行ったのかも」
「僕達も急いで降りよう!」
ソイル「そうだね」
スタッ スタッ スタッ スタッ スタッ スタッ
ソイル「あっ階段はここまでみたいだね」
アクシィス「でも、まだ道は続いてるみたいだね」
「それにしてもどこまで行ったのかな?」
ソイル「何かあったら困るし、早く合流しよう」
アクシィス「そうだね」
テク テク テク テク
アクシィス「道が二手に分かれているね」
ソイル「どっちへ行ったのかな?」
アクシィス「困った時は右だった筈だよ」
ソイル「あれ?右だったっけ?」
アクシィス「確かね」
ソイル「わかった右だね」
スタッ スタッ スタッ スタッ スタッ
ソイル「あっ扉がある」
アクシィス「道はここまでみたいだね」
ソイル「入ってみようか」
ガチャ
ソイル「…何これ」
アクシィス「拷問器具ばっかりだ…一体なんの為に使われていたんだろうか…」
ソイル「ここ学校だよ…なぜこんなものがあるの」
「それによく見ると赤黒い物が所々に付着してるし」
アクシィス「これ血じゃない!?」
ソイル「……やばいって早く出ようよ」
アクシィス「そうだね、さっき来た道を引き返そうか」
ソイル「うん…僕達は何にも見ていないそうだよね」
アクシィス「うん…ここには何も無かった」
ソイル「それじゃあ」
ゴツン
ソイル「イテッ…なんかぶつかった」
うぅぅぅぅ うぅぅぅぅ
ソイル「ででででで、出た!!!!」
アクシィス「ゾンビ!?」
ソイル「うわぁぁぁ!!!」タッタッタッ
アクシィス「待ってよ!置いてかないで!」タッタッタッ
うぅぅぅぅ うぅぅぅぅ
ソイル「やばいやばい…追いかけてくる!」タッタッタッ
アクシィス「さっきの別れ道だ!」
ソイル「どっちから来たっけ!?」
アクシィス「とりあえず真っ直ぐ進もう!」
ソイル「うん!」タッタッタッ
うぅぅぅぅ うぅぅぅぅ
アクシィス「行き止まりだ!?」
ソイル「えぇ!?どうするのどうすればいいの!?」
うぅぅぅぅ うぅぅぅぅ
アクシィス「しまった…追いつかれた……」
ソイル「もう逃げ場がないよ!?」
「一体どうすればいいの!?」
アクシィス「もうダメだ…僕達は終わりだ……」
ソイル「そんな……」
うぅぅぅぅ うぅぅぅぅ うぅぅぅぅ
がぁぁぁぁぁ!
ソイル「うわぁぁぁ!来るなァァァァ!」
ドーン
アクシィス「あれ…何ともない」
「ゾンビはどこへ行ったんだ?」
ソイル「来るな来るな!」
アクシィス「おい!落ち着けもうゾンビはいないぞ!」
ソイル「え…ほんとだ…」
「どうして?」
アクシィス「てか、その槍どっから出したの?」
ソイル「槍?あっほんとだ…いつの間に…」
「見覚えがあると思ったら、この槍僕のだ」
アクシィス「久しぶりにみたよ…でもなんで槍がこんな所にあるんだろう…」
ソイル「あっそっかこの世界は僕達の世界じゃないからか」
アクシィス「あっそういう事か!」
「それはともかく、レミリアを探さないとね」
ソイル「地下にはいなかったけど」
アクシィス「もしかしたら階段を降りてなかったのかもよ」
ソイル「そんなわけないよ!」
「先に入ったのはレミリアなんだから」
アクシィス「それもそうか…」
ソイル「一度戻ってみない?」
「みんなと合流してレミリアを探そうよ!」
アクシィス「またゾンビが出たら困るもんね」
「そうするか」
~その頃~用務員室前
メアリー「この学校予想してたより広いな」
メリー「こんなに広いと迷いそうだね」
メアリー「あれ?この部屋から光が漏れてる」
メリー「何かあるのかも入ってみる?」
メアリー「そうだね、もしかしたら千秋がいるかもしれないし」
ガタ ガタ
メアリー「ダメだ鍵がかかってる」
メリー「やっぱり中に誰かいるのかも」
メアリー「よし」
トン トン トン
メアリー「誰かいるの?開けてもらえる!」
メリー「いたら開けてください!」
?「はーい!」
ガチャ
うp主「どちら様ですか?」
メアリーメリーうp主「あっ!」
目と目が合う~瞬間好きだと気づいた~♪
~回想~
エンダァァァァァァァァァァァァァイヤァァァァァァァァ
うp主「うふふふ~捕まえてご覧なさい~」
メアリー「こら待て~」
ウィルオォォォォォォォォォルウェイズラァァァァァァヴュウウウウウウウウ↝ウウウウ
~回想終了~
チーン
メアリー「言っただろコイツはゴキブリ並の生命力だって」
メリー「死んでも死にきれない人なんだなヒルトミって」
メアリー「その執念を別のところで発揮しろよ全く」
メリー「あっ死体のズボンのポケットに膨らみが…何か入ってるのかな?」
メアリー「なんだろう…」
ガサゴソ
メアリー「紙だ!」
メリー「もしかしてその紙」
メアリー「案の定七不思議探検隊レポートだね」
「読み上げるよ」
「七不思議④ゾンビ」
「生徒Kさんは忘れ物をして教室に向かうと校長が他の生徒と手を繋いで歩いていくのを目撃する」
「おかしいと思ったKさんは跡をつけることにした」
「校長が校長室に入り、こっそり扉を開けたが校長と生徒は見当たらなかった」
「部屋の中に入ると地下室に繋がる階段を発見して奥へと進んだ」
「Kさんは校長の秘密を知ってしまった」
「その後Kさんを見たものは誰もいなく、それ以降夜になるとゾンビが廊下を彷徨い忘れ物を探しているという」
「推測だがKさんの死体は地下に隠されている」
メリー「もしかしてKさんは校長に殺されたのかな?」
メアリー「書いてあることが正しければそうかもね」
「証拠隠滅として」
メリー「でも、七不思議探検隊はなぜこんな事知っていたんだろう」
メアリー「あくまで七不思議だからね」
「噂かも知れないし、勝手にこじつけしたのかもしれないし何とも言えない」
「本当かどうかなんてその人本人しかわからないわけだし」
メリー「そうか、そのKさんって人がそもそも存在したかもわからないもんね」
メアリー「それな」
メリー「それじゃあ次何処へ行くの?」
メアリー「そうだねとりあえず講堂に行ってみようか」
~多目的ホール~
メアリー「着いたけど此処には誰もいないみたいだね」
メリー「でも、どうして4組に別れて学校を探索してるんですか?」
メアリー「どうせ人数が多すぎて1人ずつ台詞を書くのが大変だからじゃない?」
メリー「え?台詞を書く?」
メアリー「なんでもない」
「肝試しだからチームで別れて動いた方が肝試しらしくていいからかな?」
メリー「なるほど!その方が動きやすいからか」
メアリー「次何処へ行くか考えようか」
ピカッ
メリー「メアリー見て、あんな所に鏡がある」
メアリー「あれ?さっきまで無かったような気がするけど」
メリー「ちょっと見てくるね」
メアリー「ダメだよ何かあったら危ない!」
メリー「見た感じ普通の鏡だから大丈夫だよ行ってくるね」タッタッタッ
メアリー「待ってよ…本当に普通の鏡なのかな?」テク テク テク テク
(やっぱり女の子は鏡が好きなんだね)
メリー「やっぱりただの鏡だね」クルッ パッ!
ポーズを撮るのに夢中
ピカーン
メアリー「えぇ!?メリーが消えた!?」
「何処へ行ったんだろう……」
おぉーい!
こっちだよ!
~鏡の中~
メリー「ここどこなの!?」
「どうして?私こんな所にいるの!」
~鏡の外~
メアリー「メリーが鏡の中に入ってる!?」
~鏡の中~
メリー「えっ…ここ鏡の中なの…」
「どうして!」
~鏡の外~
メアリー「そういえば聞いた事がある」
「学校の七不思議で4時44分に鏡を見ると鏡の中に閉じ込められるって」
~鏡の中~
メリー「そんな…助かる方法はないの」
~鏡の外~
メアリー「君の能力で出口を見つけることは出来ないの?」
~鏡の中~
メリー「あっそっかやってみるね!」
「ん~~~~」
モワモワ
~鏡の外~
メアリー「ん?何だろうこの黒いモヤモヤは」
「メリー後ろに何かいる!気をつけて!」
~鏡の中~
メリー「え?」
「きゃあ!?」
~鏡の外~
メアリー「メリー!?」
シュイン
~鏡の中~
メリー「嫌だ…来ないで!」
モワモワ
シャキン!
メアリー「よかった…間に合った!」
メリー「メアリー…ありがとう!来てくれたんだ!」
メアリー「後ろに下がってて!コイツは僕が受けて立つ」
モワモワ モワモワ
シュン
メアリー「え?僕?」
メリー「メアリーがもう1人!」
メアリー?「二人とも異世界にご招待しよう」ケケケ
メアリー「偽物なんかに僕に勝てると思ってるの?」
「さっさと終わらせるよ」
メアリー?「ただの人間があんま調子に乗るな!」
「殺してやるよ!」
シュッザザザザザ
メアリー「当たらねぇよ!」サッサッサッ
「お前こそ神に逆らうと酷い目に合うぞよ!」
[ハイドロアテナ]
ザバッン
メアリー?「ごぼぼぼぼ」
(溺れる…)
(くそっ!)シュイン
メアリー「よく抜け出せれたね」
メアリー?「舐めたことしやがって」
メアリー「舐めてないし、舐めたら不味いし」
メアリー?「ふざけんな!」
「死ね死ね死ね」
バン バン バン バン バン バン
メアリー「無駄だよ!」((((((*'ω'*≡*'ω'*≡*'ω'*)))))シュッ シュッ シュッ シュッ
バン バン
キンッ キンッ
メアリー?「畜生っ!武器が弾かれた」
メアリー「銃はただ撃てばいいってわけじゃない」
「相手の行動を読んで構えて撃つんだ!」
メアリー?「ちっ…こうなったら…」
「逃げるが勝ちだ!」スタコラサッサ
「あばよ!」タッタッタッ
シュイン
メアリー「逃がすわけないだろ!」
メアリー?「わぁ!?」
メアリー「トドメだ!」
ザシュッ ズザザザザザ
メアリー?「ぐはっ!」バタン
メアリー「一振にて千回分の斬」
「[千斬無双(ちざんむそう)]と名ずけよう!」
メリー「凄い……」
メアリー「呆気ないやつだな、僕なんだからもっと手応えがあるやつを期待してたのに」
メリー「ほら見て、空間が元に戻っていく!」
シュワー
メアリー「さて、肝試し再開だね」
メリー(さっきのは…肝試しの内に入ってないのね…)
ヒラヒラ
メアリー「紙が落ちてきた」
メリー「もしかして」
メアリー「七不思議探検隊レポートだね」
「異世界鏡…ダメだ文字がかすれて読めない」
メリー「そうなんですか?」
ヒルトミ[おい、メアリー聞こえるか?]
メアリー「ヒールー?いつから天の声になったの?」
ヒルトミ[何を寝ぼけたことを言ってるんだ]
[いや…そんなことはどうでもいい!]
[緊急事態だ!急いで下駄箱集合だ!]
メアリー「…分かったよ」はぁ……( ๑´࿀`๑)=3
「そういう事だからメリーも一緒に…」
・・・・・・・・・
メアリー「いない…」
~本館1階~ 下駄箱
ヒルトミ「お、来たな!」
メアリー「なんでみんな集まってるの?」
カオス「どうもこうもねぇよ!目を少し離した隙に、カナタ博士がいなくなったんだ!」
沈黙「あはは…大変だ」
ヒルトミ「笑ってる場合か!」
「僕もまどかとみきとはぐれたんだ」
アクシィス「僕達もレミリアとはぐれた」
メアリー「どうしてソリッドAHUメンバーだけいるんだろう…ご都合主義?」
うp主[すまん⤴]
メアリー(まだ生きてたか後で覚えておけ!)
カオス「あいつらはどこへ言ったんだ…」
ソイル「分からないけど、このままってわけにもいかないし」
アクシィス「ヒルトミくんみんなの居場所分からないかい?」
ヒルトミ「それが…ものすごい近くにいる気配はするけど何か壁があるような…」
「近くて遠い?ダメだ…居場所までは分からない…」
メアリー「それな、気配はするけど…こんな事は初めてだ」
カオス「つまりどういうことだ?」
ヒルトミ「多分多重空間の原理だろう」
沈黙「別の空間にいるってこと?」
ヒルトミ「あぁ、本来空間は混ざらない…それは分かるよな?」
ソイル「うん」
ヒルトミ「そんな混ざるはずのない空間が混ざってその空間に迷い込んだらどうなる?」
「同じ場所だけど空間が違えば会えなくなるよね」
アクシィス「なるほど…」
ソイル「それじゃあ、その空間に移動とか出来ないかな?」
ヒルトミ「…無理だな」
カオス「ヒルトミにも出来ないことがあるのか」
メアリー「みんなが同じ空間に迷い込んでたらいいけどね」
ヒルトミ「違う場所で行方不明になったんなら」
「同じ空間にいるとは限らないもんね」
ソイル「そっか…空間を何度も移動してたらキリがないもんね」
ヒルトミ(いや…僕が心配なのはそんな事じゃない)
[数多ある空間の中からみんなを連れ戻し、今までいた次元に戻ってこれるかが心配なんだ]
メアリー[それな!あと神力(体力)の無駄消費で終わりそう]
カオス「だったらどうする?」
「なんかいい方法があるのか?」
ヒルトミ「うーん……」
ギーンゴーンガーンゴーンオォォォー
沈黙「うぎゃああああああ」
カオス「なんだこれわ……」
ソイル「酷い音…」
ヒルトミ「聞くに耐えないな…」
アクシィス「この校舎じゃないね」
カオス「今の音は外からだな」
ヒルトミ「…よし、行ってみよう!」
~~~~~
カオス「なぁ…来る時こんな校舎あったか?」
ヒルトミ「記憶が正しければなかったよね」
ソイル「うん…」
メアリー「それにしてもボロボロの校舎だ」
沈黙「…あ、なんか落ちてる」
ヒルトミ「どれどれ?七不思議探検隊レポート?」
メアリー「見せて!」
ヒルトミ「はい」
メアリー「七不思議探検隊レポート 旧校舎で授業を受ける幽霊、丑三つ時になると取り壊されたはずの旧校舎が現れる」
「教室を覗くと、幽霊が授業をしている」
「授業中はお静かに」
カオス「なんじゃそりゃ?」
ソイル「胡散臭いね」
アクシィス「それならこの旧校舎はどう説明するんだい?」
ソイル「………」
カオス「まさか…」
アクシィス「このレボートは本物かもしれないよ」
メアリー「その通りだよ」
「これが僕が集めたやつ」
「トイレの花子さん」
ヒルトミ「うん」
メアリー「踊る人体模型」
カオス「…おぉん」
沈黙「あはは…」
メアリー「メリーさん」
ヒルトミ「なっ……」
メアリー「ゾンビ」
アクシィス「…あれは怖かった」
ソイル「…うん」
メアリー「それで僕が体験した異世界鏡」
ヒルトミ「なんか出来すぎてるよな」
カオス「この学校何かがおかしい」
メアリー「今更かよ…」
カオス「うるせぇ~」
ソイル「もしかしたら、七不思議が原因でカナタ博士達がいなくなったんじゃないの?」
アクシィス「その可能性は高いね」
ヒルトミ「何故そう言いきれるんだ?」
アクシィス「だって、いなくなったのは七不思議を体験した直後でしょ?」
「それなら、何か関連があってもおかしくないと思わない?」
ヒルトミ「なるほど…」
沈黙「そういう事か」
メアリー「沈黙何か分かったの?」
沈黙「うん」
「七不思議が原因なら七不思議を全部解決すればいいんじゃない?」
アクシィス「それはいい考えだね」
メアリー「解決してないのは何があったかな?」
ヒルトミ「メリーさん、ゾンビ、踊る人体模型、異世界鏡は解決したからあとあと3つだね」
※トイレの花子さんは千秋とクレアが解決してるので実質あと2つ
ソイル「それじゃあ、先ずは目の前にある旧校舎と授業を受ける幽霊からだね」
アクシィス「行くか!」
カオス「みんなを助けるために」
~~~~~
みき「先生!私はここです!」
まどか「どうして気づいてくれないの!」
~~~~~
カナタ博士「どうすればヒルトミ達にに気づいてもらえるだろうか…」
~~~~~
咲夜「私達の姿が見えてないようですわね、お嬢様?」
レミリア「そうね」
咲夜「よく冷静でいられますね」
レミリア「まぁ、ヒルトミが何とかしてくれるでしょう」
「彼を信じなさい」
咲夜「クスッ…かしこまりました」
レミリア「ちょっと!何笑ってるのよ!」
~~~~~
千秋「メアリー!聞こえないの…僕はここだよ!」
クレア「…メアリー様方の姿は見えるのにこちらの姿が見えてないようですわ」
「…もしやここは4次元世界…」
千秋「どういうこと…クレア」
クレア「私達はメアリー様がいる次元から切り離された場所にいます」
「私達は傍観するだけで、何も出来ません」
「ヒルトミ様とメアリー様を信じましょう」
千秋「そんな…」
「メアリー…」
~旧校舎~
ヒルトミ「…思ったより広いな」
メアリー「そりゃ校舎だからね」
カオス「メアリーに正論言われてるやんw」
ソイル「それな」
ヒルトミ「おまえらうるせー」
沈黙( ´・ω・`)
ヒルトミ「お前は顔面がさわがしい!」
沈黙「顔面が騒がしいってなにぃ!?!?」
キーンコーンカーンコーン~♩♩
アクシィス「またチャイムだね…」
カオス「この不協和音嫌いじゃないぞ」
ヒルトミ「それより、どっちへ向かえばいいのか見当がつかんな」
ソイル「とりあえず、また別行動する?」
アクシィス「それこそ、今度は僕達がはぐれる可能性がある」
ソイル「あっそっか…」
沈黙( ´・ω・`)
カオス「その顔やめろ!」
沈黙「え?」Σ( ´・ω・`)
ヒルトミ「ふはw笑うはこんなんw」
カオス「お願いだからまじそのかおやめてくれw」
メアリー「そんなに騒ぐと授業を受けてる幽霊に襲われるよ」
バタン!←扉が急に開く音
ソイル「えっ!?何今の!?」
メアリー「扉が開いたね」
アクシィス「入れってことなのかな?」
カオス「よし、行こう!」
~旧校舎 1階 教室~
沈黙「入ってみたものの…」
カオス「何もないな」
アクシィス「この教室じゃないのかもしれないね」
ヒルトミ「そうだな、別の教室行こうか!」
バタン←扉が閉まる音
カオス「なんだよいきなり…」
ガタガタ
ソイル「ダメだ…閉じ込められたみたい…」
カオス「ここまで来て足止めかよ!」
ヒルトミ「こんなので足止めしてるつもりなのか?」
「下がって、俺が扉を破壊する!」
誰だ!?授業中に騒いでるやつは!
おい見ろよ生きた人間だぞ!
生身の肉体だ!
ここに来たことを後悔するといい!
ヒルトミ「どこにいるんだ!」
カオス「姿を現せ!」
シュルルル
貴様らを生きて返しはしない!
カオス「出やがったな!」
アクシィス「この数…予想してたより多いかもしれないな…」
ヒルトミ「どんなに数がいようと、僕達が倒すしかない!」
「一気に片付けるぞ!」
みんな「おぉ!」
メアリー「面倒臭いけど、メリー達を助けるためだ、さっさと片付けるか!」
悪霊「うぉぉぉ!」
ヒルトミ「遅い!」シュッ
「神の力を見るがいい!」
[ダーズダンデェア」ズドドドドドーン
カオス「喰らえ!」ザシュ スパッ
悪霊「ああああああああぁぁぁ♂」
カオス「おい!」
ソイル「当たれ!」グサッ バババ
悪霊「ぎゃあああ」
沈黙[逆光天末]シュン
悪霊「どこへ行った?」
ズババババ
悪霊「アダダダダダ」
悪霊「おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお」
ザシュ
メアリー「何?それで攻撃したつもりなの?」
悪霊「この化け物が!」
メアリー「化け物はお前だろ!」ダダダダダダ
悪霊「うわあああ」
悪霊「死ねぇ!」
ソイル「!?」
アクシィス「危ない!」[エターナルブリザード]
ブォオオオ
悪霊「…」カチンコチン
ソイル「ありがとう」
アクシィス「間に合ってよかったよ」
カオス「変だな」
「倒しても倒してもキリがねぇな」
沈黙「数が多すぎるんだよぉー」(´°д°`)
ヒルトミ「このままだと夜が開けてしまうぞ、何かいい方法はないものか…」
メアリー「いい方法ね…」
「悪霊…悪霊…退散…悪霊退散!!!」
アクシィス「どうしたものか…」
ありー姫「ねぇ、僕にいい考えがある!」
カオス「本当か!」
ソイル「レッツゴー陰陽師じゃんじゃん!」
沈黙Σ( Д ) ﻌﻌﻌﻌ⊙ ⊙
カオス「なんでお前が琴姫の役やってんだよ!」
メアリー「神の力が使える特権だ、いいから坊主になれ!」
ドローン
坊主1(カオス)「何だこの格好は!?」
坊主2(ソイル)「坊主になってる!?」
坊主3(沈黙)(; ・`ω・´)ナン…ダト!?
坊主4(アクシィス)「なんだか恥ずかしいな…」
坊主1「おい!ヒルトミ何とかしてくれ!」
ヒル麿「これはいいアイデアだね」
坊主1「何でお前も参加してるんだよ!?」
ヒル麿「悪霊といえばレッツゴー陰陽師だろ!」
メアリー「そうそう!」
坊主3Σ(゜Д゜)
ヒル麿「そう言うわけでやるぞ」
坊主1「いや…どういうわけだよ」
坊主4「もう何を言っても無駄だと思うよ」
「ここは俺たちも乗っかった方がいいかもよ」
メアリー「さぁ、始めようか!」
ヒル麿「ミュージック!スタート!!!」
♪~~~
天の声[あらゆる困難が科学で解決するこの平成の時代、人々の閉ざされた心の闇に蔓延る魑魅魍魎が存在していた
科学の力ではどうしょうも出来ないその奇怪な輩にたちむかう
神妙不可侵にて、胡散臭い男が一人
その名は…富ヒル麿(とみのひるまろ)
そう、人は彼を…陰陽師と呼ぶ!!!」
♪~~~
ソリッド坊主「悪霊退散!悪霊退散!
怨霊、ものの怪、困ったぁ時は
ドーマン! セーマン! ドーマン!セーマン!
直ぐに呼びましょ陰陽師 レッツゴー!
♪~~~「いぇい!」 ♪~~~「いぇい!」
♪~~~「いぇい!」 ♪~~~「いぇい!」
ヒル麿「死してなほ この世に未練 残せしは 魑魅魍魎と 成り果てる その悪しき血を 清めるが 陰陽の道!!!」
アリー姫「ヒ~トの世~に↑ 生~まれしぃ~↓ あ~くぅ~を↑ や~みにへと↓ ほぉ~むれ~や~⤴️」(裏声)
悪霊「なんだこの歌は…」
「実に不愉快な歌だ…もうやめてくれ!」
「体が消えてゆく…」
「うわあああ!」
ソリッド坊主「悪霊退散!悪霊退散!
妖怪、あやかし、困ったぁ時は
ドーマン! セーマン! ドーマン!セーマン!
助けてもらおぅ 陰陽師! レッツゴー!
ヒル麿「辛い時、悲しい時、人はそんな時 心の隙間に闇が出来る」
「その心の闇に 魔物達は容赦無く入り込んでくるのだ!
だから…苦しくても、挫けるな! 落ち込むな! くよくよするな!」
アリー姫「ぷよぷよするな!」
「何事にも屈しない、強靭な心こそが、最強の武器なのだから!!!」
アリー姫「さ~みし~さで~↑ ゆ~らめく 心を~↓ ね~らう~もぉのぉ~↑ 打~ちく~だぁーけ~⤴️」
ヒル麿「おぉおおおお!!!」ゴゴゴゴゴ
ソリッド坊主「悪霊退散!悪霊退散!
超常現象 困ったぁ時は
ドーマン! セーマン! ドーマン!セーマン!
払ってもらおう 陰陽師 レッツゴー!」
ヒル麿「まだまだ!!!」
ソリッド坊主、ヒル麿アリー姫「悪霊退散!悪霊退散!
呪い、呪われ、困ったぁ時は
ドーマン! セーマン! ドーマン!セーマン!
相談しましょう 陰陽師 レッツゴー!」
「やっぱり頼れる 陰陽師 レッツゴー!」
「みんなのヒ~ロ~ 陰・陽・師~」
♪~~~「いぇい!」 ♪~~~「いぇい!」
♪~~~「いぇい!」 ♪~~~「いぇい!」
♪~~~「いぇい!」
♪~~~「いぇい!」
♪~~~「いぇい!」
ヒル麿「成仏しろよ!!!」
悪霊「なんて奴だ!」
悪霊2「おまえら人間じゃねぇ!」
メアリー「神ですけど、何か?」
プシュー
坊主1「やったな、悪霊を倒したな」
坊主2「一時はどうなるかと思ったけどね」
坊主4「まさか上手くいくとは思ってなかったけどね」
坊主3「よし!」( •̀ω•́ )✧
メアリー「こうして、メアリーは悪霊達から恐れられブラックリストに登録されたのはまた別の話」
坊主1「何ナレーション入れてるんだよ」
「そんな話ねぇーよ」
メアリー「ないけどそれは別の話」
坊主1「何言ってんだお前!」
坊主2「ねぇ、自分達はいつまでこんな姿なの?」
坊主4「そろそろ元に戻してくれないかい?」
メアリー「面白いからこのままでいい!」
坊主1「ふざけるのは顔だけにしろ!」
メアリー「えっ?w」
ヒルトミ「戻してやれ…」
メアリー「わかったよ…面白いのに」
シュイン
沈黙「面白がるなよ!」
メアリー「やだな面白がってないよ〜」
ヒルトミ「嘘つけw」
ゴゴゴゴゴゴ
アクシィス「この揺れは一体…」グラグラ
グシャン
ヒルトミ「柱が!」
ソイル「どうなってるのこれ!?」
カオス「もしや…別館の霊を全て倒したから建物が維持できなくなったのでは?」グラグラ
ソイル「もしそうならマズイよ早く逃げなきゃ」グラグラ
ガタガタガタガタ
沈黙「うわぁぁぁ」
ヒルトミ「みんな!早く外へ出るんだ!」
タッタッタ
ガーン
カオス「嘘だろ…扉が…」
ソイル「窓だ窓から出よう!」
沈黙「ほとんどガラス割れてるよ危ないよ」
アクシィス「そうだヒルトミくんみんなを瞬間移動で脱出出来ないかい?」
メアリー「多分ヒールーはもう力ほとんど残ってないんじゃないかな?」
ヒルトミ「よくわかったね」
アクシィス「そんな…」
ヒルトミ「メアリー何とか出来ない?」
メアリー「………」イジイジ
カオス「なぜこんな時にスマホいじってんだよ!」
メアリー「なるほどね、でも…僕は僕のやり方でやらせてもらうよ」
うp主[!?]
ソイル「メアリー何を言って…」
メアリー「出口がないのなら!」
ドカーン
メアリー「作ればいいんだよ」
ヒルトミ「なるほど…」
アクシィス「メアリーくんでかしたよ!」
「さあ、今のうちに早く出よう」
〜校庭〜
ガガガガガガ ガッシャーン
カオス「校舎が崩れていく」
ソイル「かなり迫力あるね」
沈黙「はぁ…死ぬかと思った」(´・ω・`)
ヒルトミ「ちょっと強引だけど、とりあえず助かったよ」
「ありがとうメアリー」
カオス「メアリーにしてはよくやったな」
メアリー「にしては余計だよ」
「僕はやる時はやる男さ!」
カオス「え?ヤル時はヤル漢?」
メアリー「そんなこと言ってない!」
カオス「え?イッてない?」
メアリー「おいうp主!」
「今日のカオスさんどうなってるんだ!」
アクシィス「どうしたのいきなり叫んで…」
沈黙「いつもの気まぐれでしょ?」
うp主[呼ばれたような気がしたけど気のせいかな?]
メアリー[呼んだよ!]
[カオスさんの様子がおかしいの明らかにうp主の仕業でしょ!]
うp主[あっバレた 笑]
メアリー[次やったらまた殺すからね]
うp主[申し訳ない…だからせめて勝手にシナリオ変えるのはやめてくれ]
カオス「ところで旧校舎と授業を受ける霊は解決したってことでいいのか?」
ヒルトミ「多分そうなんじゃないかな?」
ソイル「残るはあと二つだね」
アクシィス「まずはトイレの花子さんの七不思議行ってみよう」
カオス「だな、他に手がかりもないからな」
〜本館〜3階女子トイレ
ソイル「とりあえず来てみたけど…」
カオス「酷い有様だな…」
アクシィス「個室どころか壁が崩れて外が丸見えだね」
ヒルトミ「とりあえずこのトイレを探索してみようか」
沈黙「あ…」
メアリー「沈黙どうしたの?」
沈黙「あっこ、なんか落ちてる」
カオス「これは…紙か?」
メアリー「もしかして」ペラ
「やっぱりそうだ」
ヒルトミ「なんて書いてあるんだ?」
メアリー「待って、読み上げるよ」
「七不思議探検隊レポート 4次元ババア、見た目は普通の老婆の姿をしているが、着物を着て赤い簪を着けているのが特徴」
「後ろから声をかけられ振り向くとあら不思議」
「近くにいた人たちは自分を居ないモノ扱い」
「こっちから話しかけても全然気づいちゃくれない」
「そうここは4次元世界、同じ場所にいても次元が違うから会えない…近くにいるのにずっと孤独」
「誰か僕を見つけてよ」
ソイル「怖…」
カオス「間違いない、これが今起こってる七不思議だな」
アクシィス「その4次元ババアを倒せばみんな同じ次元に戻すことができるんだね」
メアリー「簡単だね、それじゃあ早速探そう」
沈黙「待って、これって本当に簡単かな?」
ヒルトミ「どういうこと?」
沈黙「もしさぁ、4次元ババアが別次元を行き来出来るならどの次元を探せば見つかるか分からんくない?」
アクヒルカオソイ「あっ…」
ソイル「そうじゃん…この自分たちがいる次元にいるとは限らないってことだもんね…」
カオス「まじかよ…もう打つ手ねーじゃん」
_| ̄|○ il||li
ソイル「ヒールー何かいい方法ない?」
ヒルトミ「と言われましても…」
「とりあえず、みんなで手分けして探すしか…」
カオス「そういえば、レポートに書いてあったことが本当なら」
ソイル「あっ、そっか近くにいるなら自分達の声が聞こえてるかも」
ヒルトミ「それならいなくなったみんなにも協力してもらうか」
「みき、まどか、レミリア、クレア、千秋、カナタ博士聞こえるか!」
「もし聞こえるなら協力してほしい!」
「この校舎の何処かに4次元ババアという七不思議がある、その4次元ババアを見つけて倒せばみんな元の次元に戻ってこれると思う!」
「手分けして4次元ババアを探すんだ!」
カオス「ちゃんと伝わっていればいいが」
アクシィス「願うしかないよ」
「それじゃ俺達も4次元ババアを探そう」
ヒルトミ「とりあえず、10分たったら昇降口前に集合しよう」
「いいか、もし話しかけられても振り向くなよ」
メアリー「ヒールーそれはフリ?」
ヒルトミ「フリじゃない!」
カオス「こんな時にふざけるなよメアリー」
アクシィス「僕は1階の方を探してみるよ」
ソイル「それじゃ自分も1階行くよ」
カオス「我は2階行くぞ」
ヒルトミ「僕は3階を探しておくよ」
沈黙「今回は俺も3階で」(´・ω・`)
メアリー「じゃあ、僕はメリーのところ行ってくるね」
カオス「ファッ!?」
メアリー「またね」
シュッ
ヒルトミ「あいつ…」
ソイル「いいよメアリーはほっとこ」
カオス「では、我も行ってくるわ…」テクテク
アクシィス「みんな無理はせずにね」テクテク
ソイル「ヒールー、沈黙また後で」テクテク
ヒルトミ「あぁ、気をつけろよ」
「僕達も行こうか」
沈黙「おう」(´・ω・`)
ーーーーー
みき「私たちも行こっかまどかちゃん!」
まどか「はい!」
ーーーーー
カナタ博士「4次元ババアを捕まえるのはかなり大変だが闇雲に探しても見つからないだろう」
「女性だけターゲットにしてるのも気がかりだもしかして…」
「見つける手がかりになるかもしれん」
ーーーーー
レミリア「聞いたわね咲夜」
咲夜「4次元ババアを探すそうですね」
「こういう時こそお嬢様の能力の見せどころです」
レミリア「えぇ、そのためにはヒルトミ達とコンタクトをとる必要があるわね」
咲夜「何か策があるのですか?」
レミリア「あら?ちょうどいいところにグッドタイミングね!」
咲夜「お嬢様?」
ーーーーー
メリー「どうしよう…メアリーは見つからないし、こんなに歩いても誰とも合わないなんて…」
メアリー「僕がどうしたって?」
メリー「きゃ!メ、メアリー!?」
「いきなり現れたからびっくりした」
「もうどこに行ってたのよ!」
メアリー「ごめんごめん、面倒臭いことに巻き込まれちゃったみたいで少し手こずってた」
メリー「面倒臭いことって何?」
メアリー「今ね、4次元BBAっていう七不思議があってメリーも僕も今その4次元世界に囚われてるんだ」
メリー「それってどういうこと?」
メアリー「簡単に説明すると」
かくかくしかじか
メリー「なるほど、声のした方を振り返ると4次元世界に…」
メアリー(本当に簡単だな…僕はかくかくしかじかしか言ってないのに)
うp主[割愛だから仕方ない、そういうもんだ]
メアリー(悪くいえば手抜き)
うp主[悪く言うな 笑]
[頼むから俺と会話しないでくれ話が進まん]
メリー「それではその4次元ババアさんを見つければこの異変は解決するわけだよね」
メアリー「そう」
「だけど見つけるのはとてもじゃないけど簡単とは言えないね」
メリー「そうなの?」
メアリー「見つけたところで逃げられたら追いようがないから」
レミリア「見つけたわよメアリー」
咲夜「メアリー様お久しぶりです。」
メアリー「レミリア!っと咲夜さん?どうしているの?」
「いつからこっちに?」
「いや別に何が起きても別に困らないけど」
レミリア「咲夜なら私が召喚したのよ」
「1人だと退屈だったしね」
メアリー「なるほど、1人で寂しかったと」
レミリア「べ、別に寂しかったわけじゃないわ!」
「お話相手がほしかったのよ…」
メアリー「もうそれでいいや」
「そういえば、4次元BBAの話はもう聞いてるよね?」
レミリア「えぇ、あなた達が話してる内容は把握しているわ」
メアリー「話が早くて助かるよ」
「今から僕達も探すところだったんだ」
レミリア「その事なのだけど私にいい考えがあるわ」
「協力して貰えないかしら?」
ーーーーー
千秋「4次元ババアってやつなかなか見つからないね」
クレア「次元を行ったり来たりできる当たりこの次元にはいないのかもしれませんわ」
千秋「早くメアリーと合流したい…」
クレア「そうですわね」
「きっと、メアリー様方達が何とかしてくださいますわ」
「そのためにも私たちに出来ることはこの次元に4次元おばあさんがいないかを確認するためしっかり探しましょう」
千秋「うん!」
ーーーーー
みき「あっまどかちゃん!」
「4次元ババアさんは見つかった?」
まどか「ううん、こっちにはいなかった」
「みきさんの方はどうだった?」
みき「あはは…こっちもさっぱり」
まどか「他に探してないところは」
みき「1階はほぼ全て回ったから…」
まどか「あとは2階と3階だけだね」
みき「とりあえず、もうすぐ10分経つし1度昇降口に行ってみようか」
「先生達がもう集まってるかも」
まどか「はい」
ーーーーー
〜1階 昇降口前〜
ヒルトミ「ごめん少し遅れてしまったかな?」
ソイル「時間ぴったしだよ」
カオス「ヒルトミが時間通りに来るのは珍しいな」
ヒルトミ「人を遅刻の常習犯のように言わないでよ…」
「確かに約束すると遅れてくるけど…」
アクシィス「それじゃ各自状況報告しよう」
「4次元ババアについてなにか手がかりあったかい?」
ヒルトミ「3階は何もなかった」
カオス「2階は全部探索したわけではないがいる気配は全くなかったな」
ソイル「1階も手がかりゼロ」
アクシィス「完全に詰んだね」
沈黙「もうお手上げ状態だ」(´・ω・`)
カオス「どうするまだ探すか?」
ヒルトミ「いや、もう探すと言うことをやめよう」
アクシィス「…」
ソイル「もしかして…」
カオス「お前が諦めるとは…」
ヒルトミ「諦める訳じゃないよ」
「何とか誘き寄せれないかなって思って」
カオス「それが出来れば苦労しねーよ」
レミリア「あら、出来るわよ」
ヒルカオアクソイ沈「レミリア?!」(°Д°)
レミリア「そんな驚くことかしら?」
カオス「お前無事だったんだな」
ソイル「いきなり出てくるから驚いたよ」
アクシィス「レミリアは相変わらず神出鬼没だね」
ヒルトミ「とりあえず、無事でよかった」
「それでさっき出来るって言ってたけど…」
レミリア「4次元ババアを誘き寄せる話よね?」
「出来るわよ」
カオス「まじか!」
アクシィス「それで方法は」
レミリア「4次元ババアはこっち側の人を4次元世界に連れていくわよね」
カオス「だな」
「しかも狙われてるのは女性だけ」
ソイル「うん…ぅん?」(。・_・?)ハテ?
「確かに言われてみれば女性だけだね」
レミリア「そこでよ」
「私が囮になるのはどうかしら?」
ヒルトミ「なるほど…でもそれで上手く行くのか?」
レミリア「当然よ!」
「4次元世界に送った相手がこの次元に戻ってきていたら」
「焦って出てくるに決まってるじゃない」
アクシィス「なるほどね、たしかにいい考えだけど人を危険な目に合わせるのは出来ない」
レミリア「あら?私は人間じゃないわよ」
「それにもし危険な目にあっても私はそれほど弱くないわ」
沈黙「むしろ化け物並」
レミリア「何か言ったかしら?」(๐^╰╯^๐)
沈黙「ごごごごめんなさいなんでもないです…はい」
ヒルトミ「とりあえず、やってみようか」
「もしもの時は僕がレミリアを守るからね」
ソイル「ヒールーは頼もしいね」
カオス「もしメアリーだったら信用出来んな」
レミリア「そう、頼りにしているわねヒルトミ」
ーーーーー
メアリー「なんかさらっと失礼なこと言われたな…」
メリー「まぁまぁ」
ーーーーー
レミリア「………」テクテク
ソイル「なるほど、囮になるっていうのはレミリアが適当に歩いて4次元ババアをおびき出した所で自分達が捕まえるって事なんだね」コソコソ
ヒルトミ「まぁ、そんなところか」ヒソヒソ
「でも、チャンスは1度だけ気を引き締めて行こう」
沈黙「凄いプレッシャーだね…」( ´・ω・`)
カオス「もし、しくじったらどうするんだ?」
ヒルトミ「………」
「また探すところから…」
アクシィス「振り出しに戻ると言うわけなんだね…」
カオス「まじかよ…」
ヒルトミ「僕達なら大丈夫、これだけの人数が入ればリカバリーできるさ」
ソイル「やるだけやってみるしかないね」
〜数分後〜
カオス「それにしても全然来ねえな」
アクシィス「もしかして失敗したってことはないかな?」
沈黙「マジで?!」( °Д°)
ヒルトミ「いやここら辺に怪しい気配は何も感じないし、まだレミリアのこと気づいてないのかもな」
カオス「それならいいが」
ソイル「てか、隠れて監視って張り込みしてる警察みたいでなんかテンション上がるね」
アクシィス「たしかにね」
沈黙「張り込み張り込み」( ´・ω・`)
ヒルトミ「シーっ」
「近くになにか来てる感じがする」
「皆、心の準備はいい?」コソコソ
カオス(๑•̀ㅂ•́)و✧
沈黙(`-д-;)ゞ
ソイル(◍ ´꒳` ◍)b
アクシィス:(*・ⅴ・)ゞ
レミリア「………」
(どのくらい時間がたったかしら…?)
(私は此処よ、どっからでもかかっていらっしゃい)
ピタン ピタン ピタン ピタン
レミリア「………」
(この音は…まさか!)
ピタン ピタン ピタン ピタン
レミリア「………」
(間違いない…4次元ババアが来た…わ)カタカタ
???「お〜い、こっちじゃあ〜〜〜!」
「こっちへ来るんじゃあ〜〜〜〜!」
レミリア「………」カタカタ
(ダメ…振り向いてはダメよ…私…)カタカタカタ
(ダメだわ…!体が勝手に……!?)カタカタカタ
ガシッ
???「お前も異次元へ飛ばしてやるわ〜〜〜!!!」
レミリア「きゃあああ!!!!!」
グサッ
ヒルトミ「そこまでだ!」
???「邪魔が入ったか、、、」フラフラ
「レミリア大丈夫?何ともないか?」
レミリア「え、えぇ…」ガクブル
ヒルトミ「4次元ババア観念するんだ!」
4次元バ「おのれ、、、」サッ
カオス「おっと!こっちは道なんてないぜ引き返しな」
ジャキン
4次元バ「グッ、、、くそぉ」サッ
ドン
沈黙( ; ̄ω ̄)ゞイテテ・・・ブツカッテクルナンテヒドイ
4次元バ「邪魔をするな〜〜〜!」ガガガガガ
沈黙「強行突破するつもり!?」Σ(゚д゚;)
4次元バ「どけどけどけ〜〜〜!」グオー
沈黙「影抜け」ヾ(>y<;)ノうわぁぁ
| =͟͟͞͞( ◜ω◝ )
4次元バ「な、、、」
ソイル「燃やす!」
🔥🔥🔥
4次元バ「熱い、、、熱い、、、ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙」
ソイル「そのまま大人しく成仏してよ」HAHAHA
ヒルトミ(…)
「さ、さぁ!もう逃げ場なんてない、最後に言い残すことはないか?」
4次元バ「ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙……ヒヒヒ」ニヤリ
「一旦引かせてもらうよ、、、ヒヒヒ」ピタン
シューン
ヒルトミ「え…は?消えた…?」
カオス「うおおおおい!」
「4次元ババアは次元を行き来できるって言ってたじゃねーか!」
「逃げる時間作ってどうするんだよ!!!」
ソイル「そう言えば…」
ヒルトミ「ごめんなさい忘れてました」<(_ _)>
カオス「この責任は誰がとるつもりだ?」
沈黙「あはは…僕も忘れてたとは言えない…」
ソイル「ごめん…無我夢中で自分も忘れてた…」
カオス「おまいら…」_| ̄|○ il||li
レミリア「ま、まぁこういう事もあるわ…」
「またやり直せばいいじゃない」
アクシィス「もう同じ手は使えないよどうする?」
ヒルトミ「…」
ソイル「…」
カオス「…」
沈黙「…」
レミリア「…」
アクシィス「…もうお手上げ状態…か」
ーーーーー
ピタン
シューン
4次元バ「ふぅ、、、無事何とか逃げれたわい」
「それにしても、、、一体あ奴らは何者なんじゃ」
「とても人間とは思えんわい、、、」
「次はヘマしないようにしなくちゃのお」
ガシッ
メアリー「捕まえたっと」
4次元バ「なんじゃお主は!?」バタバタ
「何故私の居場所がわかったんじゃ」
メアリー「何故って神ですからね」
「ここに来ることがわかってたから皆と別行動して此処で待機してたんだ」
4次元バ「お、おのれ、、、」バタバタバタ
メアリー「それじゃあ、さよなら」
ドカーン
ーーーーー
ヒルトミ「申し訳ない…僕が忘れてたばっかりに…」_| ̄|○ il||li
カオス「おぉん…過ぎたものは仕方ない」
「また考えればいいんだ!」
レミリア「そうよ、落ち込んでばかりではダメよ」
ヒルトミ「カオス〜、レミリア〜」( 。ŏ ﹏ ŏ)ウル
ソイル「ヒールー!」
アクシィス「ヒルトミくん!」
沈黙(´・ω・`)
ヒルトミ「ソイル〜、アクシィス〜、沈黙〜」ウルウル
みき「せーんせい!」
まどか「ヒルトミ…さん!」
ヒルトミ「みきやまどかまで」ウルウル
「…ん?えっ?みき……?まどか……?」
ソイル「これは…一体」
クレア「皆さんご無事で何よりですわ」
カナタ博士「やれやれ、何とか元の次元に戻ってこれたみたいだな」
カオス「何故だ…だって4次元ババアは逃したはずだが…」
メアリー「それなら僕がやっつけておいたよ」
カオス「ファ!?」
ヒルトミ「メアリーが!」
メアリー「ちょうど目の前に現れたからね」
アクシィス「あはは、今回もメアリーくんの手柄になったね」
カオス「お前はいっつもおいしいところ持っていくな」
沈黙(´・ω・`)
千秋「メアリー!僕、会いたかったよ!」
メアリー「千秋か僕は別に…」
千秋「またそんなことを言う!本当は嬉しいくせに」
カナタ博士「今回ばかりはお前に助けられたな感謝するぞ」
メアリー「全く、今回ばかりは余計だよ」
咲夜「お嬢様!ご無事ですか!」
レミリア「えぇ咲夜、私は大丈夫よ」
ヒルトミ「あれ?咲夜さんいつの間に!?」
カオス「うお、咲夜さんも居たのか!」
メアリー「レミリアが連れてきたんだって」
ソイル「あー、それで」
咲夜「皆様、お久しぶりです」
ヒルトミ「久しぶり!」
カオス「おう」
ソイル「どうも」
アクシィス「みんな」
「そろそろ帰らないか?」
「充分肝試しも楽しんだし、これ以上いるのは危険だと思う」
みき「そうですねそろそろ帰りましょう」
千秋「そうだね、メアリー僕達も帰ろうか」
沈黙「あはは、お腹空いた」(´・ω・`)
まどか「私もお腹が空いてきちゃったみたい」
ヒルトミ「そ、そうだな」グゥー
アクシィス「カナタ博士タイムワームの手配をお願いします」
カナタ博士「………」
カオス「皆帰るのは少し待ってくれないか」
「カナタ博士、そろそろ皆に話したらどうだ?」
カナタ博士「………」
「いいんだ……もうこれ以上あんた達を危険な目に合わせる訳にはいかない」
ヒルトミ「カナタ博士、貴方の本当の目的はなんですか?」
クレア「わたくしも気になりますわ」
ヒルトミ「教えていただけますか?」
カナタ博士「……もう隠すことは出来ないな」
カクカクシカジカ
カナタ博士「こういうわけさ」
「エテレーゼを探すため、あんた達を此処に連れてきたんだ」
「これが私の本来の目的だ」
アクシィス「なぜ、最初にそう言ってくれなかったんですか?」
みき「そうですよ!言ってくれれば…」
千秋「きっと、言えない事情があったんだよ」
クレア「そうですわ、カナタ博士を責めるのは舐めましょう」
カオス「クレアそれを言うなら辞めましょうだ」
ヒルトミ「クレアも冗談が言えるんだね」
クレア「うふふ」ニコ
みき「その…申し訳ございません」
カナタ博士「いいんだ、言わなかった私が悪い」
「それより早く帰ろう」
「やっぱり此処は危険だもうこれ以上は…」
メアリー「カナタ博士、まだ何か隠してるよね?」
「この際全て話した方がいいと思うけど」
カナタ博士「そんな暇はない…」
「奴が…早く戻らないと奴が来る!」
「早く元の世界へ…」
ゴゴゴゴゴ
ヒルトミ「こ、これは…」
まどか「じ、地震!?」
メリー「メアリー!」
メアリー「僕がついてるから大丈夫」
みき「きゃあ」
レミリア「不味いわ…こんな大きな揺れ」
「建物が崩れてもおかしくない」
カオス「まじかよ!?」
ソイル「そんな…」
ゴゴゴゴゴ バキッ
天の声(凄まじい揺れの衝撃で柱が崩れ、沈黙へ倒れる)
沈黙「う、うわぁー」Σ(゚д゚;)
カナタ博士「危ない!」シュイーン
ドシャーン
カナタ博士「沈黙大丈夫か!」
沈黙「へ、平気」:(;゙゚'ω゚'):
カナタ博士「カオス」
レミリア「咲夜、皆を外へ!」
咲夜「畏まりました」
カチッ
〜外 校門前〜
サッ
カオス「此処は外か揺れも収まったみたいだな」
まどか「え?外?どうして…」
レミリア「咲夜が時間を止めて皆を外へ連れて来たのよ」
ヒルトミ「それより、カナタ博士今のは…」
カナタ博士「人口魔法だ」
「護身用だけどな」
ソイル「あんた本当に何者なんだよ…」
カナタ博士「科学者だ」
ソイル「ごめん聞いた自分が悪かった」
アクシィス「さっきから地震が多い気がする…」
カナタ博士「奴が来る前兆だ…前と違うのは学校が崩れなかった」
ヒルトミ「前と違う?それに奴って一体…」
ガガガガガガ
千秋「なんの音?」
沈黙「音?そんなもの聞こえないけど」(´・ω・`)
ソイル「自分も聞こえない」
レミリア「建物が軋む音よ」
クレア「皆様あれを見てくださいな」
メアリー「学校が揺れてるね」
カナタ博士「そうか、地震ではなく学校そのものが揺れていたのか!」
ガガガガガガ
ガタガタガタガタ
バキッ バキバキ
メリー「学校が崩れてゆく…」
ガッシャーン
ヒルトミ「嘘だろ…完全に崩壊してしまった」
カナタ博士「なんということだ…」
ぅぅぅううぅぅうううう
メアリー「れみりゃこんな時にうー☆うー☆言わないでよ!」
レミリア「私がうー☆うー☆なんて言うわけないでしょ」
「それにれみりゃって誰よ!」
メアリー「レミリアじゃないとすると誰の声だろう」
レミリア「いつも私が言ってるような言い方辞めなさい!」
アクシィス「カナタ博士、何か心当たりある?」
カナタ博士「あぁ…奴が来たんだ…」
ぅぅううううああああああああぁぁぁ!!!!!
ゴゴゴゴゴ
怪物「ギャァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!」
天の声[ヒルトミ達の前に現れたのは5mはあるだろう巨大な怪物だった]
[鬼の形相でこちらを見ている]
沈黙「で、出た!」
メアリー「ドラえもんバトルドーム」
ヒルトミ「出たー!じゃねー!!!!!」
「あれは一体何なんだよ!」
カナタ博士「私は知り過ぎたんだ…この学校の真相を…」
「これを見てくれ」サッ
メアリー「コイツをどう思う」
ヒルトミ「これは……七不思議探検隊レポート!」
「七不思議探検隊レポート ???、七不思議を全て知ってはいけない」
「それは君にとって私達にとっても最悪が訪れる幻の8番目」
「カナタ博士これを一体何処で…」
カナタ博士「以前来た時、私は奴から逃げるため命からがら元の世界に戻るためタイムワームを起動する瞬間それを見つけて持って帰ってきたんだ」
「私とエテレーゼは全ての七不思議を知ってしまったんだ」
「七不思議の内容は以前と全く違うがな」
「そして、エテレーゼは奴に捕まってしまった」
みき「それじゃああの化け物を倒せばエテレーゼ博士は戻ってくるんですね?」
カナタ博士「それは分からない」
「もし倒したとしてエテレーゼを発見しても生きている確証はない」
「もしかすると既に死んでるかもしれん」
みき「そんな」
まどか「でも、私達がやっつけないとまたこの学校も」
カナタ博士「あぁ、奴がいる限りこの廃校も元通り、七不思議も新たにできるだろうな」
クレア「見過ごすわけにはいきませんわ」
怪物「ギャァァァァァァ」ドシン ドシン
千秋「こっちに来るよ!」
アクシィス「僕達であいつを止めないと!」
カオス「ふははは、我らに挑もうなんて愚かなバケモンだ」
「なんてたって、こっちにはヒルトミやメアリー、それにクレアまでついているんだからな」
怪物「グワアアアア」スッ
ドン
ヒルトミ「ぐっあぁぁぁ!!!」
ズズズズ ズサァーーー
天の声「ヒルトミは怪物の攻撃が直撃して吹っ飛ばされてしまった」
みき「先生!!!!!」
まどか「ヒルトミ!!!!!」
クレア「ヒルトミ様!」
ソイル「ヒールー!!!!!」
アクシィス「ヒルトミくん!?」
レミリア「………」
沈黙Σ(゚д゚;)
ヒルトミ「うっ………ゲホゲホ」ボロボロ
カオス「バカな…あのヒルトミがやられただと…」
メアリー「多分だけど、力がもう残ってなかったんじゃないかな?」
レミリア「やっぱりそうなのね」
アクシィス「どういうことだい?」
メアリー「皆はヒールーの神力の源は食べ物だって事知ってるよね?」
カナタ博士「そうなのか?」
ソイル「そういえば…食べた分のエネルギーを使って神力に変えるって言ってたね」
「しかも、ヒールーは朝食を食べないって言ってたから…」
カオス「あいつ飯食ってねーのか!」
メアリー「皆に力を与え、学校も壊し、復元、旧校舎の霊を倒した」
「やれやれ、よくここまで持ったもんだ」
「普通なら死んでもおかしくないんじゃないかな?」
みき「メアリーさんそんな縁起が悪いこと言わないでください!」
「先生が死ぬわけないですよ!」
カナタ博士「いいや、もしそれが本当だというのであれば事実だ」
「ヒルトミが神力とやらを使えない今私達だけで奴を倒すしかない」
怪物「グオオオン」ドシン ドシン
ソイル「あの化け物また動き出したよ!?」
アクシィス「仕方ない」
「カナタ博士とまどかちゃんはヒルトミくんを守ってくれ!」
「残りはあの化け物を倒す!」
カナタ博士「あぁ、任せろ」
まどか「わかりました」
カオス「それじゃあやったるか!」
メアリー「悪いけど、ここは僕一人で任せてほしい」
カオス「お前何言ってんだよ!」
メリー「ひとりは危険です!」
メアリー「忘れたの僕はヒールーと一緒で神力が使えるんだ」
「僕はヒールーのように加減が分からないし、むしろ出来ない」
「もしかしたら、皆を巻き込むかもしれない」
「それでも、いいって言うなら僕はこれ以上何も言わないけど」
カオス「どうするアクシィス?」
アクシィス「…わかったメアリーくん任せてもいいかな?」
メアリー「最初からそのつもりだよ」
ソイル「本当に大丈夫?援護くらいなら自分たちにもできるけど」
メアリー「大丈夫、もしもって時はお願い」
「それじゃあ、皆早く僕から離れて」
みき「メアリーさん無理しないでくださいね」タッタッタ
クレア「メアリー様お気をつけください」サッ
メリー「そんな…メアリー」
千秋「メアリーを信じよう」
「行こう」タッタッタ
怪物「グアアアア!」
メアリー「それじゃあ、一気に終わらさせてもらうからね!」ガシッ
天の声[メアリーは愛用している片手剣と銃を取り出し、構える]
メアリー「うおおおおぉ」
ダダダダダダン
怪物「ギャァァァァァァ」ガシッ
ブーン
メアリー「!?」
「危な!」サッ
天の声「怪物は大剣を所持しメアリー目掛けて振りかぶる」
メアリー「あの大剣はヒールーのと同じ…」
「そうかヒールーに攻撃した時に…吸い取った?」
「いや、コピーか、どちらにしろ厄介な事には変わりない」
怪物「ウオオオオン!」
ザーン ザーン ザーン
天の声[怪物はメアリーに黒い雷を落とす]
シュッ
ズドーン
メアリー「うっ…凄い力だ…神力もコピーしたというのか…」
天の声[メアリーはバリアで身を守るも完全には防ぎ切れていないようだった]
怪物「グアアアア!」
ブーン バキッ
メアリー「しまった!バリアにひびが!」
ブーン バキバキッ
メアリー「これ以上は持たないか」
サッ
メアリー「先ずは動きを止めるのが先だね」
[ブラックホール・フェイト・惨・界・絶!!!]
天の声[怪物の下に高密度の重力の渦ができ、鎖で魔物を覆う]
[すると4本の柱が怪物を囲むようにして出現した]
怪物「ギャァァァァァァ!」
メアリー「この技は神を封印するためになんとなく作った技だけど」
「コピーとはいえヒールーの力と同等、本来のやつの強さを合わせてそれ以上か」
「長くは持たないよな…」
怪物「ギャァァァァァァ」ゴーーーー
ジュボォーーーッ
天の声[怪物が放った黒くおぞましい炎がメアリーを襲う]
メアリー「しまった…熱い熱い熱い!」真っ黒焦げ
ジュー
カオス「あいつ何やってんだ…」
カナタ博士「いや、なんか様子がおかしくないか?」
クレア「あの力は神力…間違いありませんわ」
「あの怪物はヒルトミ様の神力をコピーしたに違いありませんわ」
ソイル「え!嘘でしょ!?」
アクシィス「ということは…メアリーくんに勝ち目なんてないじゃないか!」
クレア「いいえ…必ずしもそうとは限りませんわ」
「たしかにメアリー様の神力はヒルトミ様の神力より劣っています」
「その代わり、メアリー様は本来ヒルトミ様を滅ぼすほどの能力を持っています」
みき「それならメアリーさんはあの化け物に勝てるんですね!」
クレア「……分かりません」
カナタ博士「分からない?それはどういうことだ?」
クレア「ヒルトミ様の神力の源が食べ物のようにあの怪物にも必ず力の元となる物があるはずです」
「それが分からない限り、あの怪物の力は底知れません」
ヒルトミ「…つまりアイツの神力の根源を何とかすれば倒すことができるんだな…」フラフラ
まどか「ヒルトミまだ立っちゃダメだよ!」
ヒルトミ「もう大丈夫だ……それに僕のせいであいつが強くなってしまった」
「自分がまいた種は自分で何とかする」
アクシィス「そんな体では無茶だ」
カオス「そうだ!お前死にに行く気か!」
カナタ博士「ん?そういえばレミリアの姿が見えない、奴は何処に行ったんだ?」
千秋「それならさっきメアリーの所へ行ったけど…」
ヒルトミ「なんだって!?」
「あいつ…」
咲夜「お嬢様……」
メアリー「全く…うp主め、厄介な黒鬼を作りやがって…」ボロボロ
「黒鬼を倒したら次はあいつだ!」
レミリア「だいぶ苦戦しているようね」
メアリー「レミリアか、何しに来たの?」
「レミリアまでやられちゃうよ」
レミリア「こんな時に私の心配までしてくれるなんて本当はとても優しいのね」
メアリー「別にそんなんじゃないけど…」
レミリア「助太刀に来たわ」
「私が奴の気を引き付けている間に貴方はあいつの神力の源を破壊しなさい」
メアリー「源…そうか!」
レミリア「さぁ、化け物さん私はこっちよ」
怪物「ギャァァァァァァ」ゴーーーー
レミリア「何処に狙っているのかしら?」
「私はこっちよ」
怪物「グルルルルルル」ジャキーン
天の声「怪物はメアリーが作った拘束を破ってしまった」
メアリー「いけない、レミリア早く逃げて」
レミリア「大丈夫よ!」
「それより早く源を」
怪物「ギャァァァァァァ」
ザーン ザーン ザーン
レミリア「それで攻撃しているつもりかしら」サッサッサッ
「こちらからも反撃させてもらうわね」サッサッサッ
天の声「レミリアは分身して怪物の周りを囲む」
レミリア「さぁ、本物がどれか当ててみなさい」
神槍 [スピア・ザ・グングニル]シュイーン
天の声「レミリアはグングニルを召喚し怪物目掛けて振りかぶる」
グサッ グサグサグサッ
怪物「ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙」
ブーン ブーン ブーン
レミリア「あぁぁぁ」ドローン
レミリア「きゃあああ」ドローン
レミリア「残念ハズレ」ドローン
怪物「ギャァァァァァァ」ゴーーーー
ジュー
レミリア「熱い!」ドローン
レミリア「も、燃える〜〜〜」ドローン
怪物「オオオオオン?」
レミリア「私はこっちよ!」
紅符「不夜城レッド」サッ
天の声[レミリアは両手を横に広げ十字架の形をした紅い光を怪物に放った]
チュドーン
怪物「ギャァァァァァァ」
レミリア「く…わかってはいたけど」
「一切効いてない見たいね」
怪物「ギャァァァ」ブーン
レミリア「きゃあ」サッ
「このままじゃ持たないわ…」
「メアリー、まだ源は見つからないの!」
メアリー「待って、まだ探してる」イジイジ
「これじゃない、ここでもない」
怪物「グルルルルルル」
ザーン ザーン ザーン
レミリア「はぁ…はぁ…ダメ…体力が持たない…」サッ サッ
メアリー「これだ!」
「黒鬼の源は自信が出してるマイナスエネルギー」
「これさえ何とかすれば黒鬼は自分の存在自体を維持出来なくなるらしい」
「それにしてもよくここまでマイナスエネルギーを溜め込んだものだ」
レミリア「そう、出来したわ…」
メアリー「だけど、マイナスエネルギーをどうやって取り除くかが問題なんだよ」
「また探すにも時間がかかるし」
レミリア「いいわ…それまで持ちこたえてみせる」
「貴方は早く解決策を見つけなさい…」ハア ハア
メアリー「わかった、探してみるからレミリアもあともう少し頑張って」
レミリア「え、えぇ…」ハア ハア
(とはいえ…本当は私はもう限界…)
(いいえ…弱音を吐いてはダメよ…私は紅魔館当主レミリア・スカーレットよ…)
レミリア「いくわよ!」パッパッパ
天の声[レミリアは力を振り絞り弾幕を放った]
怪物「オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛」ゴゴゴゴゴ
沈黙「うぉぉぉ」:(;゙゚'ω゚'):
メリー「また地面が揺れてる!」
ヒルトミ「あの怪物も本気を出したみたいだな」
まどか「どうしよう…ここままじゃレミリアさんが…」
ヒルトミ「早く助けに行かないと!」
クレア「いけませんわ」
カナタ博士「まぁ待て、ヒルトミの話を聞こうじゃないか」
「お前、助けに行ってあの化け物を何とか出来るのか?」
カオス「おい…その質問って…」
ヒルトミ「正直分からない…でも、僕とメアリーが力を合わせれば何とかできる気がする」
「だから信じてほしい」
「僕達が怪物を止めてみせる!」
カナタ博士「そうか、なら行ってこい!」
アクシィス「ダメだ!リーダーとしてそんなこと俺が許さない!」
ヒルトミ「…アクシィス」
カナタ博士「私は科学者だ、確証のないことには掛けたくない」
「しかし、化け物を倒せるのはヒルトミ達だけだ」
「私はヒルトミ達が無事に帰ってくることを信じている」
「お前は仲間を信じることが出来ないのか?」
アクシィス「………」
カナタ博士「ヒルトミお前は早く行け!」
「レミリアもいつまで持つか分からないぞ」
ヒルトミ「うん、わかった!」
カナタ博士「それからこれを渡そう」
「私が開発した物だ」
「足しになるか分からないがな」
ヒルトミ「…これは…ありがとうカナタ博士!」
「それじゃあ行ってくる!」サッ
みき「先生!頑張ってくださいね!」
クレア「カナタ博士が信じる気持ち確かに伝わりました」
「わたくしもヒルトミ様を信じます」
カオス「ところでヒルトミに渡したのは一体何なんだ?」
カナタ博士「あれか?別に大したものじゃないさ」
ソイル「えぇ、凄い気になる」
メアリー「ダメだ見つからない…うp主…話を途中までしか考えてないな…」
「役に立たないな…」
うp主[せいぜい足掻いてみせな]
[決まっている運命もここまでだ]
[さぁ、見せてもらうよ君達の力で切り拓く未来を!]
メアリー「…後で本当に殺すから!」
うp主[おぉ、怖い怖い]
メアリー「決まってる運命はここまで…か」
「逆にいえば可能性は1つじゃない」
「何かあるはずだ、僕に出来てヒールーが出来ないこと、ヒールーに出来て僕に出来ないこと…」
「特にないな…出来ない事の方が少なすぎる…」
「待てよ…そうか!」
怪物「ギャァァァァァァ」
レミリア「ハア…ハア…」ボロボロ
ガシッ
レミリア「ぐっ…離しな…さい……」
ギューーーー
レミリア「が…あ…あああ…」
怪物「グルルルルルル」
ブーン
天の声「レミリアは怪物に掴まれそのまま投げられてしまった」
フューーーー
ガシッ
レミリア「うぅ……」
ヒルトミ「レミリア大丈夫か?」
レミリア「ヒルトミ……来るのが遅いわよ……」
ヒルトミ「よく頑張った」
「しばらく休んでくれ」
レミリア「そう…そうさせてもらうわ…」
天の声[ヒルトミは1枚のメダルを取り出す]
[そう、それはかつてリスペクトリスクールと呼ばれていたメダルだった]
[レミリアはリスクールと一体化しヒルトミはレミリアが入ったメダルを仕舞った]
メアリー「ヒールー来たんだね」
「もう大丈夫見たいだね」
ヒルトミ「あぁ、もうこの通りピンピンしているよ」
天の声「そう言って見せたものはさっきカナタ博士からもらった物だった」
メアリー「カロリーメイト?とは少し違うみたいだね」
「それは何?」
ヒルトミ「カナタ博士が開発した栄養食品」
「これ一つで3日は食べなくていいんだって!」
メアリー「それは凄く便利なものだね」
「カナタ博士研究の幅広いな〜」
怪物「ギュルギュルギュルギュル」
ヒルトミ「おっと…悠長に話している暇は無いみたいだな」
(とはいえ、話している間待ってくれるなんて余程この怪物も余裕みたいだな)
メアリー「ヒールー、黒鬼の源がわかったよこいつはマイナスエネルギーがある限り」
「神力を使えるみたいなんだ」
ヒルトミ「なるほど、マイナスエネルギーか」
メアリー「提案なんだけど、この世界を改変してマイナスエネルギーを取り除くのはどうかな?」
ヒルトミ「…確かにそれはいい考えだと思う」
「でも、もしそれが出来たとしても」
メアリー「しても?」
ヒルトミ「コイツに取り込まれたエテレーゼ博士はどうなる?」
「もしかしたら、怪物自体が存在しなかったことになる」
「そしたら、エテレーゼ博士も存在自体消えてしまうかもしれない」
メアリー「他にいい考えがあるの?」
ヒルトミ「簡単さぁ」
「マイナスエネルギーを少しずつプラスエネルギーに変えていけばいいんだ」
メアリー「なるほどね、流石ヒールー」
「ぶっ飛んだこと考えるね」
ヒルトミ「お前だけには言われたくない」
「作戦はこうだ!」
カオス「アイツら…バケモンが目の前にいるのによくあんな話していられるな」
ソイル「化け物も全然動かないしどうしたんだろう…」
クレア「おそらく、怪物はヒルトミ様とメアリー様の話し合いが終わるまで待っているのでしょう」
カナタ博士「それはどういうことだ?」
クレア「それほど怪物は負けないという自信があるのでしょう」
アクシィス「つまりわざと作戦会議をさせてるってこと?」
クレア「その証拠にレミリア様が戦っていらっしゃった時、一切メアリー様に手を出しませんでしたわ」
沈黙「なんてやつだ」(:.;゜;Д;゜;.:)
カオス「くそっ舐めた真似をしやがって」
ヒルトミ「そんな感じだ」
「いけるか?」
メアリー「僕はそれで株式会社OKだよ」
「その方が単純で助かる」
ヒルトミ「それじゃあ…あとよろしく!」サッ
カオス「うぉぉい!」
「ヒルトミのやつどっか行きやがったぞ」
千秋「まさか逃げたんじゃ……」
ソイル「ヒールーがそんなことするかな…」
クレア「きっと作戦が決まったのでしょう」
みき「きっとそうですよ!」
まどか「そうですよね!」
メリー「メアリー、ご無事で」
カナタ博士「ヒルトミ、メアリー頼んだぞ」
怪物「ウオオオオン?」
メアリー「黒鬼野郎待たせたね」
「さぁ、始めようか!」
「最後の戦いを!」ゴゴゴゴゴ
怪物「ガガガガガガ」
天の声[ここからは怪物の通訳を任せてもらおう]
[せっかく時間を与えてやったのに1匹逃げたか?]
[よかろうお前からまず殺してやるさぁ来い!]
メアリー(ただ叫んでるだけかと思ってたけど)
(そんなこと言ってたんだ)
(前話してた内容が気になってきたな)
怪物「ギャァァァァァァ?」
天の声[どうした来ないのか?]
メアリー「全く、言われなくてもそのつもりだよ!」カシャ
ダダダダダダダン
怪物「クギャアア」( `)3′)▃▃▃▅▆▇▉ブブブーブォォオ
天の声[全然効かないな!]
メアリー「あらよっと!」サッ
「ブラックホール・フェイト・惨・界・絶」
ゴゴゴゴゴ ジャラジャラジャラ ガシャーン ドドドドド
怪物「グギギギ」
ザーン ザーン ザーン
天の声[またこれか、無駄なことを!]
メアリー「よくゆうよ、そっちだって同じ技ばっかりじゃん」サッサッサッ
怪物「ギャァァァァァァ」ゴゴゴゴゴ
ヒュー ゴゴゴゴゴゴゴ
天の声[己、ちょこまかとこれはとっておきだ!]
メアリー「あれは…隕石!?」
怪物「ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙」ジャキーン
天の声「こんな拘束陣など切り捨ててくれるわ」
ソイル「あれはさすがにやばいんじゃない!?」
まどか「あんなのが落ちたらみんな死んじゃうよ!?」
クレア「ここはわたくしの出番ですね」
「はあ!」ピカン
ジュボーン
メアリー「隕石が縮んだ!」
「そうかこれはクレアが」
怪物「グルグルグルグル」
天の声[やってくれたな…]
メアリー「とりあえず、十分に時間は稼げたかな?」
「ヒールーの方は上手くいってるかな?」
〜〜〜〜〜
ヒルトミ「さて、もう少しで」シュイーン
・・・・・
ヒルトミ「よし!完成だ!」
天の声[お前はこんなところで何をしてたんだ?]
ヒルトミ「あぁ、天の声もここに来てたんだ」
「作戦を遂行するには十分なスペースが欲しかったからね結界を作ったんだ」
天の声 [ほうそれで?]
ヒルトミ「僕はここで結界の外にあるマイナスエネルギーを結界内に溜め込みプラスエネルギーに変換していたってわけ」
「それで完成したのがこのプラスエネルギーの玉だ」
天の声[なるほどな]
[それで一体何ができるんだ?]
ヒルトミ「凄い…追求してくるね…」
「この玉をあの怪物にぶつけるんだよ」
「そうすることによって、プラスエネルギーとマイナスエネルギーがぶつかり合いお互いを消し合うはずだ」
「そうすれば、神力を無力化出来ると考えたわけだ!」
天の声[それで本当に上手くいくのか?]
ヒルトミ「さあな」
「やってみなくちゃわかんねーな」
天の声[もし失敗したら?]
ヒルトミ「その時は<俺>が何とかするさ」
天の声[お前は!?]
[どうやってヒルトミの中に…]
ヒルトミ「最初からだよ最初の冒険からな」
「とはいえ意識は同化していないからヒルトミ自信俺の存在は知らない」
「多少は俺も自由に動けるようになった」
「孤立するのも時間の問題だな」
「後は…器を創るだけだ」(*^□^)ニャハハハハハハ!!!!
天の声[お前もこの世界に干渉するんだな]
ヒルトミ「少し話しすぎてしまったか…俺はそろそろ行くわ」
「メアリーをこれ以上待たせるわけにはいかないからね」テクテクテク
「カオス…お前もいずれ干渉する時が来るさ」
「それまで楽しみに待っておけ傍観者」
「それじゃあね、天の声」シュイン
天の声[………]
〜〜〜〜〜
メアリー「遅い…ヒールーまだ?」ボロボロ
怪物「ギュルルルル」( `)3′)▃▃▃▅▆▇▉ブブブーブォォオ
天の声[遊びはここ迄だ!]
シュイン
ヒルトミ「メアリー待たせたね!」
「例のやつ完成…」
ジュボーーーーー
ヒルトミ「うわあああぁあぁぁぁ!」真っ黒焦げ
メアリー「ヒールー大丈夫?」
ヒルトミ「ゲホ…ゲホ…死ぬかと思った…」
怪物「ギュルギュルギュルギュル」
天の声[ほう、戻ってきたか自分から殺されに来るとは愚かな人間よ]
ヒルトミ「天の声が敵に!?」
天の声[違う!我はただの通訳だ!]
メアリー「違う、そうじゃないw」
ヒルトミ「あ、はい」
メアリー「なんやお前!」
「ところで例の物は完成したんだよね?」
ヒルトミ「あ、そうだった」
「ほらこれ」キラン
メアリー「おぉ〜!」
「あとはそれをあの黒鬼にぶつけるだけだね」
ヒルトミ「そして力を失った所を一気に仕留める」
メアリー「わかった」
ヒルトミ「さぁ!行動開始!」
「怪物!この戦いもこれで終わりだ!」
怪物「グルルルル」
天の声[この圧倒的力に敵などいない!どっからでもかかってくるがいい]
ヒルトミ「では、遠慮なく」ガシッ
[ウーラノスペラード]ドドドドド グチャ
怪物「ガアアアア」
天の声[ちっ……なかなか手応えがある…]
ヒルトミ「うおぉぉぉ!」ジャキ
「はああああ!」ジャキ ジャキ
怪物「ガ…ガガガ」
天の声[くそぉ…調子に乗るな]
カキン ドーン
ヒルトミ「ぐっ、一撃が重い…でも!」カタカタカタ
「負けるつもりはねぇ!」
キン!
ヒューーーー、シャキン
怪物「シャアアアア」
天の声「我が刃が弾かれただと!?」
ヒルトミ「今だメアリー!」
メアリー[ブラックホール・ヘェイト残・界・絶!]
ゴゴゴゴゴ ジャラジャラ ドドドドド
怪物「ギャァァァァァァ」
天の声[何度同じ手を使っても無駄だ!こんな拘束陣など何度でも破壊してやるぞ!]
ヒルトミ「それはどうかな?」
[スキル激成]
ゴゴゴゴゴ
怪物「ギュルギュルギュル」
天の声[動けないだと…どうなっているんだ!]
メアリー「ヒールー、プラスエネルギーをぶつけるなら今だよ!」
ヒルトミ「うおぉぉら!!!!」キラン
怪物「ガ…ググググ」
天の声[な、なんなんだこの光は…力が…我の圧倒的力が抜けて…]
ヒルトミ「成功だ!」
「あいつはもう神力を使う力など残っていない!」
怪物「ォォォォォ」
天の声[貴様ら…やってくれたな…]
メアリー[千残無双!]
ザシュッ ズザザザザザ
怪物「ガ…」バターン
天の声[がはっ…]
ヒルトミ「光になって消えろ!!!」ゴゴゴゴゴ
スパッーーン
怪物「ギュルギュルギュル」
天の声[貴様らこの恨みは必ず返す……それまで待っておれ]スッ
ヒルトミ「お前と戦うのは二度とごめんだ」
「大人しく成仏してくれ」
メアリー「同感だね」
「まさか本当に倒せるなんて思ってなかったよ…」
「アイツの力は僕達の遥かに強かったからね」
ヒルトミ「俺とメアリーが力を合わせればどんな奴にも負けるはずがないさ」
メアリー「………」
「せんせーい!!!!!」
タッタッタッ
ダキッ
ヒルトミ「み、みき?!」
みき「先生!やりましたね!!!」
まどか「ヒルトミ!!!」ダキッ
ヒルトミ「うお?!まどかまで!?」
まどか「やったね!ヒルトミ!!!」
ヒルトミ「お、おぉ」
千秋「流石メアリー!」
「メアリーなら必ず勝てるって信じてたよ!」
メアリー「神だからね当然じゃないか!」
メリー「メアリー、無事でよかった!」
メアリー「心配かけたねメリー」
クレア「ヒルトミ様、メアリー様」
「おふたりのご活躍拝見させていただきましたわ」
ヒルトミ「俺は別に…」
メアリー「よく言うよ…悔しいけどヒールーがいなかったら倒せなかったよ」
カナタ博士「お前らならやってくれると信じていた」
「おかえりヒルトミ、メアリー」
ヒルトミ「ただいま!」
メアリー「うん」
アクシィス「ヒルトミくん、メアリーくん怪我はないかい?」
カオス「よくやったな2人とも!」
ソイル「流石ヒールーとメアリー!」
沈黙「あははは」( ´・ω・`)
咲夜「ヒルトミさま、お嬢様はご無事でしょうか」
ヒルトミ「あぁ」
シュイン
レミリア「…う…此処は?」
ヒルトミ「目が覚めたか?」
レミリア「ヒルトミ…あの化け物は?」
ヒルトミ「それなら僕とメアリーで倒したよ」
「レミリアもよく頑張って……」
ダキッ
ヒルトミ「レミリア…」
レミリア「………」グスッ
メアリー「あれ?もしかして泣いてるの?」
レミリア「な、泣いてなんかいないわよ…」
「…泣いてなんか」ポロポロ
みき「レミリアちゃんは素直じゃないね」
まどか「レミリアちゃんもお疲れ様」
レミリア「もう!レミリアちゃん言うな!」
ヒルトミ「良かったいつものレミリアだ」アハハ
レミリア「笑うことないでしょ!」
チュンチュン
カナタ博士「空が明るくなってきたな」
咲夜「大変ですわ」
「お嬢様を何処か室内へ」
レミリア「大丈夫よ咲夜」
「ヒルトミお願いするわ」
ヒルトミ「おう」
シュイン
ヒルトミ「これで外にいても問題ないよ」
レミリア「ありがとう助かったわ」
カナタ博士「結局エテレーゼは見つからなかったな」
カオス「あのバケモンを倒したら戻ってくるはずだろ」
「どういうことなんだ!」
ヒルトミ「エテレーゼなら…」
メアリー「学校の地下にいるよ」
カナタ博士「それは本当か!?」
ヒルトミ「メアリーも気づいてたのか」
メアリー「黒鬼を倒した時にわかったんだ」
クレア「おそらく怪物を倒したことによって封印が解かれたのかも知れませんわ」
ソイル「封印?」
クレア「えぇ、学校のあっちこっちに封印がありましたわ」
カオス「でも、地下への入口なんかあったか?」
アクシィス「地下?地下の入口なら俺知ってるよ」
ヒルトミ「本当か!」
ソイル「それなら自分も見たよ」
「レミリアも見たよね?」
レミリア「え?えぇ…」
カナタ博士「何処にあるんだ!」
「案内してくれ!」
アクシィス「は、はいそれなら校長室に」
カナタ博士「校長室だな!」タッタッタ
アクシィス「俺達も行こうか」タッタッタ
ソイル「うん」タッタッタ
カオス「おい!我たちを置いていくな」タッタッタ
メアリー「やれやれ」
「わざわざ走っていかなくても僕が転移してあげたのに」テクテクテク
千秋「あっ!メアリー待ってよ!」テクテクテク
メリー「ふふふ」テクテクテク
クレア「あらあら」テクテクテク
みき「先生、私たちも行きますよ!」
ヒルトミ「あぁ、悪いけど先に言っててくれないか、あとから行くよ」
みき「わかりました!」タッタッタ
まどか「それじゃ私も先に行って待ってるね」タッタッタ
沈黙「みんな待ってよ〜」εε=(((((ノ・ω・)ノ
ヒルトミ「レミリア立てるか?」
レミリア「えぇ…」フラ
ヒルトミ「おっと…」ガシッ
「フラフラじゃないか」
「おんぶして上げようか」
レミリア「そんなこと頼めるわけないでしょ!」
ヒルトミ「いいからいいから!」
「早く乗って」スッ
レミリア「大丈夫よ…1人で歩けるわ」フラフラ
「きゃっ」
ガシッ
ヒルトミ「本当に大丈夫か?」
咲夜「お嬢様、あまりご無理をなさらないでください」
レミリア「…わかったわよ」
「乗ればいいんでしょ!乗れば!」ガバッ
ヒルトミ「全く、手のかかるお嬢様だ」
レミリア「う、うるさい!」
「ねぇ、ヒルトミ」
ヒルトミ「ん?」テンテクテク
レミリア「その…重くないかしら…?」
ヒルトミ「少し重い」テクテクテク
レミリア「…やっばり降りるわ!」
ヒルトミ「ははは、冗談だよ♪」テクテクテク
レミリア「もう…」
咲夜「良かったですねお嬢様」ニコッ
レミリア「な、何の話よ!」
〜校長室跡地〜
アクシィス「確かこの辺だったはずだよ」
ソイル「あっ!階段あったよ!」
カナタ博士「よし下に降りよう」
〜〜〜〜〜
ヒルトミ「あれ?みんなは?」キョロキョロ
みき「先生!こっちです!」
ヒルトミ「みき!待っててくれたのか!」
みき「わからなくなると思って待ってたんです」
ヒルトミ「そうか!ありがとう!」
みき「あっレミリアちゃんおんぶされてる!」
レミリア「……えぇ、ちょっと足が痛くて…」
みき「そうだったんですね!」
レミリア「それとレミリアちゃん言うな!」
みき「あはは…それじゃ行きましょうか先生!」テクテクテク
ヒルトミ「おう」テクテクテク
〜〜〜〜〜
カナタ博士「分かれ道があるな、どっちに進めばいいんだ?」
アクシィス「左は行き止まりだったはずだけど…」
カオス「なら右だな!」
メアリー「左だよ」
千秋「でもさっき行き止まりって」
メアリー「さっきクレアが封印が溶けたって言ってたでしょ?」
「多分行けるようになってるんじゃないかな?」
カナタ博士「そうか、なら左へ行こう」テクテクテク
〜〜〜〜〜
みき「分かれ道がありますね、みなさんどっちに進んだんでしょうね?」ハテ
ヒルトミ「左だな」
みき「わかるんですか?」
ヒルトミ「みんなの反応が左にあるからね間違いない」テクテクテク
レミリア「ケホケホ…なんか埃っぽいわね」
ヒルトミ「随分古いからね仕方ないよ」テクテクテク
「このハンカチで口元隠すといいよ」スッ
レミリア「あ、ありがとう」
みき「先生のハンカチか〜いいな〜」テクテクテク
ヒルトミ「もうハンカチは持ってないぞ」テクテクテク
(本当は持ってるけど、キャラハンカチだから駄目)
〜〜〜〜〜
カオス「おっ!扉が見えてきたぞ!」
ソイル「本当だ最初来た時は扉なんてなかったのに」
メアリー「どうやらエテレーゼ博士はこの中みたいだね」
カナタ博士「よし、入るぞ!」スッ
クレア「待ってください!」サッ
シュイン
「…やはり鍵がかかっていますわ」
メリー「鍵?それらしき鍵穴はないけど?」
クレア「ただの鍵ではありませんわ」
「しかもかなり高度な暗号化してあります」
メアリー「壊すことは出来る?」
クレア「ここだけかなり強力な結界が貼られています」
「壊すにしても扉まで攻撃が届くかどうか…」
カオス「まじかよ!それじゃあどうやって扉を開ければいいんだ?」
カナタ博士「くそっ…ここまで来て足止め食らうか!」ドンッ
メアリー「ヒールーに扉開けてもらった方が早そうだね」
クレア「いくらヒルトミ様でも扉を開けるのは難しいかと…」
ヒルトミ「やっと追いついた!」
ソイル「ヒールーちょうど良かった!」
「この扉開かなくて困ってたんだよ」
「ヒールーの力で何とか出来ないかな?」
ヒルトミ「え?扉が?」スッ
「うわっ…なんだこれ……まるでデタラメじゃないか!」
「こんなの俺にも無理だよ…」
まどか「そんな…他に扉を開ける方法はないの?」
クレア「暗号を解読して、セキュリティを解除するしかありません」
沈黙「え…」( ̄▽ ̄;)
メアリー「ヒールーお願い」
ヒルトミ「話聞いてなかったのか…俺には無理だって」
メアリー「あれれ?おかしいぞ〜?うp主にも解けない暗号なの?」
ヒルトミ(……まさかこいつ)
「はぁ…実はこれセキュリティ解除しなくても開くよ…」
クレア「え?そんなはずは!」
ヒルトミ「本当はメアリーも気づいていたんじゃないの?」
「見せかけだよこれ」
メアリー「やっばりそうか」
「正確には<鍵は空いてます>が正しいセキュリティコードの答えだね」
ヒルトミ「そうだね、だから普通に開ければ扉は開くよ」
カオス「なんだ…思ったより単純だな…」
ソイル「セキュリティゆるゆるだね」
ヒルトミ(悪かったな…ゆるゆるで…)
みき「でも見せかけってわかるなんて流石ヒルトミ先生ですね!」
ヒルトミ「それほどでもないけど…」
カナタ博士「じゃあ、開けるぞ」ガチャッ
アクシィス「本当に開いた!」
ガーーー
カナタ博士「おいエテレーゼいるか!」
「いたら返事を…エテレーゼ!」
エテレーゼ博士「おぉ……」
カナタ博士「大丈夫かエテレーゼ!」
エテレーゼ博士「その声は……カナタか……」
カナタ博士「待ってろ今そっちに」タッタッタ
ビリビリ
カナタ博士「あ…」ビリビリ
ドーン
ヒルトミ「カナタ博士!」
カナタ博士「っ…なんだ今のは…?」
カオス「魔法陣かみたいなやつだな、これのせいで入れないのか!」
クレア「これは黒魔術ですわ」
「しかも悪魔を召喚するためのもの」
千秋「それじゃあ、さっきの化け物も」
クレア「間違いありません、この黒魔術で呼び出された悪魔」
「今でも魔法陣が発動していると言うことは…」
ヒルトミ「またさっきのような怪物が出てくる可能性がある」
クレア「その通りですわ」
「しかも、その儀式に使われた生贄はエテレーゼ博士」
「早く助けないとエテレーゼ博士の身が持ちません」
ソイル「そんな…」
カオス「この儀式を止めるにはどうすればいいんだ?」
クレア「止める方法までは分かりません」
「しかし、魔法陣を破壊してしまえば儀式は止まると思います」
ヒルトミ「メアリー、お前の得意分野だろお前の力で壊してくれ」
メアリー「得意分野って…魔法陣を壊すのは初めてだよ」
「ヒールーがやってよ」
ヒルトミ「今手が塞がってて出来ない、だから頼むよ」
メアリー「…仕方ないな」スッ
「この魔法陣の構成は…拷問を受け殺された人達の魂そのものか」
「通りで怨みがこもってるわけだね」
カナタ博士「何とか出来そうか?」
メアリー「当然じゃないか、僕を誰だと思ってるの?」
アクシィス「メアリーでしょ?」
ソイル「メアリーだね」
カオス「メアリーだな」
沈黙「あははは、メアリーメアリー」
みき「メアリーさんですね!」
千秋「メアリーはメアリーだ!」
メリー「メアリーだよ!」
レミリア「メアリーよ」
クレア「メアリー様ですわ」
咲夜「メアリー様でございます」
ヒルトミ「正真正銘お前はナイトメアリーだ、それ以上でもそれ以下でもない」
メアリー「やれやれ、みんなして」カシャッ
「僕は削命者(サクメイシャ)、ナイトメアリー」
「出来ないことの方が少ない全能の神!」
[昇天神逝刄(しょうてんみゆきじん)]ピカン
「穢れてしまった哀れな魂達よ、穢れ無き魂に戻り天に還れ(あめにかえれ)!」
パリン
エテレーゼ博士「た…助かった…」バタ
カナタ博士「エテレーゼ!」タッタッタ
エテレーゼ「カナタ……ワシの為にここまで助けに来てくれたのか…」
カナタ博士「当然じゃないか!」
「お前のお陰で無事に元の世界へ戻れた」
〜回想〜
怪物「ギャァァァァァァ」
ガシッ
エテレーゼ博士「ぐっ…」
カナタ博士「エテレーゼ!?」
エテレーゼ博士「ワシのことは構わん」
「カナタお前だけでも…逃げるんだ!」
カナタ博士「そんなこと出来るわけないだろう!」
「お前も一緒に」
エテレーゼ博士「ワシのことはもうよい…」
「人口魔法で足止めをする早く逃げろ」
怪物「ギャァァァァァァ」
カナタ博士「しかし…」
怪物「ギュルギュルギュル」ドシン ドシン
カナタ博士「!?」
エテレーゼ博士「危ない!」ガチャッ
チュドーン
怪物「ギガガガガ!」
エテレーゼ博士「早くしろカナタ!」
カナタ博士「くそっ…必ず戻ってくるそれまで無事でいてくれ!」タッタッタ
ゴゴゴゴゴ
〜〜〜〜〜
カナタ博士「私は元の世界に戻ったあとこいつらを連れてこの世界に再び来た」
「同じ科学者として、お前を失うわけにはいかなかったんだ」
エテレーゼ博士「カナタ…」
カオス「ほんと無事で良かったな」
ヒルトミ「感動の再会はまた後にしよう」
「ここは空間が不安定過ぎる長居は無用だ」
メアリー「こういう時ってなにか起こりそうなのが鉄板だよね」
カオス「定番だろ?不吉なこと言うな!」
アクシィス「さあ、カナタ博士元の世界へ戻りましょう!」
カナタ博士「そうだな」
ガタガタガタガタガタガタ
ソイル「また地震!?」
クレア「いいえ!多分これは…」
ヒルトミ「いかん!この地下も崩れるぞ!」
まどか「え!?冗談でしょ!?」
レミリア「それは本当なの!」
クレア「えぇ、ヒルトミ様の言う通りですわ」
カオス「みろ!お前が変なこと言うから本当になったじゃねーか!」
メアリー「えぇ?僕のせいこれ?」
メリー「そんなこと言ってる場合?早くここを脱出しないと私たち生き埋めにされちゃうよ!」
カナタ博士「次から次へと…」
ピピピ
カナタ博士「秋菜か?緊急タイムワームを開いてくれ」
「頼んだぞ!」
「皆!急いでタイムワームがあった場所へ移動するんだ!」
アクシィス「こういう時こそ落ち着いて行動した方がいい!」
メアリー「それって地震が収まった時の行動じゃなかった?」
カナタ博士「メアリーの言う通りだ!」
「収まってからじゃ遅い!全力疾走でタイムワームに向かうんだ!」
みんな「はい!」(うん!) (おう!)タッタッタ
カナタ博士「エテレーゼは私の方に掴まれ!」
エテレーゼ博士「あぁ…すまない」ガシッ
カナタ博士「歩けるか?」
エテレーゼ博士「もしもの時はお前だけでも逃げるんだ」
カナタ博士「そんなことはしないさ」
「私にとってお前は…」
ガタガタガタガタガタガタ
カナタ博士「……じゃないか!」
ヒルトミ「!?」
レミリア「………」
カナタ博士「ほら行くぞ!」テク テク テク
〜〜〜〜〜
ソイル「やった!出口に到着!」
みき「みなさん無事ですか?」
カオス「皆無事みたいだな」
千秋「た…助かった…」
まどか「ちょっと待って!ヒルトミ達がまだ来てないよ!?」
沈黙「な、なんだってー」:(;゙゚'ω゚'):
みき「そんな…先生…」
メアリー「ヒールーならきっと大丈夫さ」
まどか「でも!もしもってことがあったら…」グスッ
メアリー(今のヒールーにはアイツがついてる)
(もしもなんてことあるわけない)
「ヒールーは必ず戻ってくるよ例え殺そうとしても死ななそうだからね」
〜〜〜〜〜
ガタガタガタガタガタガタ
バキバキ ビシビシ
カナタ博士「光が見えてきたぞ!」
「地上はもうすぐだ!」
エテレーゼ博士「あぁ」
カナタ博士「これでようやく…全てが終わるんだな」テク テク テク
エテレーゼ「終わり…か」
ヒルトミ「レミリア大丈夫?」テクテクテク
レミリア「えぇ、ヒルトミのお陰で瓦礫が降ってきても痛くないわ」ドカッ
ヒルトミ「イテッ…」
レミリア「大丈夫!」
ヒルトミ「うん、このくらい平気だよ」
(レミリアやカナタ博士達の受けた痛みを肩代わりするのは……もう懲り懲りだよ…)
カナタ博士「ようやく…階段まで着いた」
「ゆっくり登るんだ」トコン トコン トコン
ガタガタガタガタガタガタ
バキッ
ヒューーーー
カナタ博士「エテレーゼ伏せろ!?」サッ
エテレーゼ博士「カナタ!」
ヒルトミ「させるか!!!」バキッ
ドーン
ヒルトミ「ふぅ…助かった…」
(いくら僕でもあんなのに当たったら、洒落にならない)
カナタ博士「助かった恩に着る」
エテレーゼ「ありがとう…」
ヒルトミ「お、おう…」
レミリア「危機一髪ね」
ヒルトミ「寿命が縮むところだったよ…」
レミリア「それは大変ね」
「今すぐ貴方に私の血を分けてあげてもいいわ」
ヒルトミ「いや…人間のままで結構です…」テクテクテク
レミリア「あら、振られちゃったわね」
天の声[ヒルトミはレミリアの提案を断った]
[これはレミリアなりの求愛のサインだったのかもしれない]
[無事、ヒルトミ達は地下から脱出することが出来、皆は元の世界へと戻って行った]
[それから数日がたった出来事だ]
〜研究所〜5号室
カナタ博士「全員集まったみたいだな」
ヒルトミ「それで?話ってなんなんだよ」
カナタ博士「まだあんた達にお礼が出来てなかっただろ?」
「今から報酬を発表しようと思ってな」
みき「報酬ってなんだろう」(っ ॑꒳ ॑c)ワクワク
「楽しみだねまどかちゃん!」
まどか「そうですね〜」(っ ' ᵕ ' c)
メアリー「報酬受け取ったらすぐ帰ってもいい?」
「こっちも暇じゃないんだよ」
カナタ博士「好きにしろ」
「帰れたらの話だがな?」
カオス「どういう事だ?」
カナタ博士「実はな今回の報酬は物じゃない」
ソイル「物じゃないんだ尚更気になる」
千秋「確かに気になる」
レミリア「カナタ早く発表しなさい」
カナタ博士「まぁ、そう焦るな」
「実はなあんた達を旅行に連れてってやろうと思ってな!」
みき「旅行ですか!」
まどか「どこに行くんだろう楽しみ!」
カオス「旅行って…我明日から仕事だぞ!」
ソイル「同じく」
ヒルトミ「上に同意」
メアリー(ヒールー今うp主モードか)
「僕もだね」
カオス「それにバイトもあるから休み早々被らんぞ」
メアリー「僕は基本休みバラバラだから特にね」
アクシィス「もしかして日帰りですか?」
カナタ博士「まぁ、ある意味間違っていないな」
沈黙「ある意味?」(´・ω・`)
カナタ博士「行くのはタイムワームを使う、向こうでの滞在は1週間」
ヒルトミ「そうか、それならこっちに戻ってくる時は出発して5分後に戻ってくるもんな」
「事実日帰りになるわけか」
カオス「なるほど、それなら旅行も悪くないな」
ソイル「休暇が出来て嬉しいけど、費用はどうするの?」
カナタ博士「もちろん、全て私が出す」
みき「やった!タダで旅行に行けるんですね!」
千秋「メアリー、旅行ってなんなの?」
メアリー「ほかの所へ行くことだよ」
カナタ博士「連れていくだけじゃお礼にならんだろ?」
ヒルトミ「そうだな」
アクシィス「1週間ってことはもう宿屋は決まっているんですか?」
カナタ博士「あぁ、ちょうどいい所を見つけてな予約しておいたんだ」
ソイル「流石仕事が早いw」
まどか「旅行にはどんなところに行くんですか?」
カナタ博士「まだ言っていなかったか?」
「海だ」
みき「海ですか!?こんな真冬に…」
カナタ博士「安心しろ、向こうの世界は今は夏だ」
千秋「メアリー、海って?」
メアリー「塩水、そして魚や人が泳ぐところ」
カオス「説明が雑だな」
メアリー「カオスさんはちゃんと説明できる?」
カオス「すまん…我も説明出来ん」
ソイル「ところでいつから行くの?」
カナタ博士「今日に決まってるじゃないか」
カオス「ファッ!?いきなり過ぎだろ!」
みき「そうですよ、新しい水着も買わないとですね!」
まどか「私1週間分の着替え持ってきてないよ」
カナタ博士「水着は今から買いに行くとして着替えは1度取りに帰ればいいだろ」
ソイル「わざわざ取りに戻るのか…」
カナタ博士「転送装置あるから問題ないだろ」
レミリア「問題大アリよ」
「戻って準備するにもかなり時間が掛かるわ」
カナタ博士「大丈夫だ、タイムワームを通ってこれば5分だ」
ヒルトミ「この人めちゃくちゃだな…」
カナタ博士「いいから早くそこへ並べ水着買いに行くぞ」
天の声(ヒルトミ一行は転送装置を使い水着を買いに出かけた)
〜水着ショップ〜
みき「先生見てください!この水着私に似合いそうですか?」
ヒルトミ「ちょっと大胆だな…もう少し控えめのやつの方がいいんじゃないか?」
まどか「ヒルトミさん、この色とこっちの色どっちがいいかな?」
ヒルトミ「白とピンクのフリルの水着か、どっちもまどかに似合いそうだけど?」
「1週間あるんだしどっちも買ったらどうかな?」
まどか「うん!…あ、お金持ってきてないどうしよう」
カナタ博士「大丈夫だ水着も私が払う」
レミリア「ヒルトミ、これなんてどうかしら?」
ヒルトミ「紐ビキニ……」
「まぁ、レミリアがいいならそれでいいんじゃないか…」
ヒルトミ(ていうか早く俺も決めたいんですけど!)
千秋「ごめんねメアリー、選んでもらっちゃって」
「こういうの選ぶのは初めてで」
メアリー「僕のはもう決まったし、待つだけっていうのも暇だったしね」
ソイル「迷うな…」
アクシィス「俺はもう決まったよ」
沈黙「あはは…」うーん……(´・~・`)……
カオス「我はこれだな」
ソイル「お、おー…」
アクシィス「とても個性的…だねカオスくん…」
ヒルトミ「………」
みき「今度はこれどうですか?」
ヒルトミ「みきのイメージには合わない…」
みき「そんな……」
「なら先生が選んでくださいよ」
ヒルトミ「じゃあ、これ」
みき「えっ…シンプル過ぎませんか!」
ヒルトミ「お前のが派手すぎるんだよ…」
ソイル「ヒールーも大変だね…」
カオス「だな」
沈黙「あはは」( ̄▽ ̄;)
会計
店員「合計254686円です」
カナタ博士「おい待て…水着だけでどうしてそんなに高いんだ!?」
店員「こちらの2点が高級素材が使われておりますブランド物でございます」
カナタ博士「レミリアが選んだやつか…」
(こうなるだろうと思って念の為30万持ってきといて正解だったな)
店員「お辞めになりますか?」
カナタ博士「あ、いや買うよ」
店員「ありがとうございました!」
カオス「えぐいほど高かったな」
ソイル「カナタ博士あんなに払って大丈夫ですか?」
カナタ博士「あぁ、こうなることは予想していなかったわけじゃないが…正直あんなに高いとは思ってみなかった」
レミリア「あら、そんな無理して買う必要はなかったのよ?」
メアリー「生活が圧迫しても知らないよ?」
カナタ博士「私は科学者だぞ、このくらいで生活レベルが下がるとでも?」
ソイル「ほんと羨ましいわ」
〜研究所〜5号室
カナタ博士「よし、皆戻ってきたな」
「必要な物は持ってきたか?」
まどか「はい!」
みき「準備おっけーです!」
沈黙「オッケー」(´・ω・`)
アクシィス「俺たちも準備万全さ!」
カナタ博士「よしわかった」
「それじゃ出発だ!」
みんな「おぉー!」
千秋「メアリー楽しみだね!」
メアリー「ベっつに〜」
千秋「ご主人はやっぱり素直じゃないな」
メアリー「その呼び方やめて」
レミリア「ところで誰が今回タイムワームを開くのかしら?」
カナタ博士「今回は残る者はいない」
カオス「ファ?それだと帰れんだろう」
カナタ博士「心配するな」
「そのために作ったのがこの装置だ」
ソイル「それは?」
カナタ博士「これはタイムワームを開く装置だ」
「これがあればわざわざここに残って操作しなくとも好きな時にタイムワームを開き帰還することができる」
ヒルトミ「へ〜、凄く便利だな」
カナタ博士「出発した時間の5分後にしか行けないけどな」
「そういう設計なんだ」
ソイル「十分凄いと思う…」
レミリア「貴方本当に何者なのよ…」
カナタ博士「科学者だが?」
レミリア「愚問だったわね」
カナタ博士「わかったならさっさと出かけるぞ」
ポチ
ガガガガガ
カナタ博士「開いたぞ」ニヤリ
「私が一番乗りだ〜!」タッタッタッ シュイーン
カオス「またかよ!」スタタ三ヘ(;`д´)ノ シュイーン
ソイル「カナタ博士も意外と楽しみなんだね」
アクシィス「さぁ俺たちも行くよ!」 シュイーン
ソイル「了解」シュイーン
千秋「メアリー行こ!」>⊂(´・ω・`)ズズズ
メアリー「皆若いな、オッサンだから皆のノリについていけないよ」(ω・`>o( ・ω・ ,,)ズズズ シュイーン
みき「行こっかまどかちゃん!」
まどか「はい!」ウィヒヒ
みき・まどか「せーの」シュイーン
(*・∀・)/\(・∀・*)
ヒルトミ「みきとまどかすっかり仲良しだな」
「いい事だ!」
レミリア「私達も早く行くわよ」
ヒルトミ「せっかくだから俺達も手を繋いで行こうか!」
レミリア「馬鹿な事言うなら置いていくわ」テクテク
ヒルトミ「そんな冷たいこと言わないでほら!」
ガシッ
レミリア「ちょっと!?離しなさい!」
ヒルトミ「嫌なら振りほどけばいいのに笑」
レミリア「今の貴方を振りほどいたら腕ちぎれるわよ」
ヒルトミ「はいはい」
レミリア「言っておくけど冗談なんかじゃないわよ!」
カナタ博士「来ないと思ったらお前らなにイチャイチャしてるんだ…」
レミリア「別にイチャイチャしてるわけじゃ!?」アタフタ
カナタ博士「早く来い皆待ってるぞ」シュイーン
ヒルトミ「あらら…怒られちゃったね…」( ^_^ ;)
レミリア「誰のせいだと…」
ヒルトミ「ほら行くよ!」テクテク
レミリア「ちょ、ちょっと…」テクテク
「…もう、仕方ないわね」フフ
シュイーン
〜〜〜〜〜
ヒルトミ「よし着いたっと」
「暑!?」
みき「先生遅い!」
ヒルトミ「すまんな…」
レミリア「日…日が」
ヒルトミ「大丈夫だよ、ほらなんともないだろ?」
レミリア「え?」
「あら、本当ね…でもどうして…」ハッ
(そう、だから手を)
みき「一体何してたんですか?」
ヒルトミ「ちょっとな」
メアリー「どうせレミリアとイチャイチャしてたんでしょ?」
まどか「それ本当なの!?」(*ÒωÓ*)ムムッ!!
ヒルトミ「違うよ!そんなことは断じてない」
カオス「ヒルトミ何故レミリアと手を繋いでいるんだ?」
レミリア「ほんと、いつ離してくれるのかしら?」
ヒルトミ「あっ…すまない」サッ
みき「先生ずるいです!」
「私にも手を繋いでください!」ガバッ
ヒルトミ「暑い!離れろ!それにそれは手じゃない!」
ソイル「相変わらずモテモテで羨ましいなヒールーは」
アクシィス「ソイルくん本音が出ているよ…」
カナタ博士「…うむ」
沈黙「どうしたの?」(´・ω・`)
カナタ博士「報告だと旅館はこの近くのはずなんだがな…」
「場所が分からないんだ…」
カオス「は!?来たことあるんじゃねーのかよ!」
カナタ博士「私も来たのは初めてなんだ」
メアリー「それなのにどうやって予約したのか気になるな」
カナタ博士「日程と宿泊先は全て部下3人に任せてあったんだ」
ヒルトミ「あぁ、あの3人か…」
カオス「名前は知らんがな」
メアリー「モブだもんね仕方ない」
カナタ博士「誰がモブだ!私の部下をモブ扱いするな!」
「ユウカ、ハルカ、セナというちゃんとした名前があるんだ」
メアリー「名前あったんだw」
カナタ博士「そりゃ人間なら名前くらいあるだろ」
カオス「初めて聞いたわ」
ヒルトミ「俺は知ってたけどな」
ソイル「ヒールーと自分は研究所来ることが多いからね」
カオス「まぁ、それはいいが地図とかないのか?」
カナタ博士「これだ」
「どうもわからなくてな…」
みき「ちょっと貸してください!」
「これが目的地でここが現在地だから…みなさんあっちです!」
カナタ博士「おぉ!わかるのか!」
みき「それじゃあ行きましょう!」
ヒルトミ「待て」スッ
みき「あっ…」
ヒルトミ「うん逆だな」
「目的地は向こうだぞ」
みき「あれ?間違ってました?」(・_・;)
レミリア「本当にあってるのかしら?」
ソイル「大丈夫ヒールーは地理に詳しいから」
ヒルトミ「いや…マップ見ただけで地理詳しくなれないから笑」
カナタ博士「よし行くぞ!」テクテク
〜旅館〜
カナタ博士「着いたなここだ!」
千秋「メアリー見て見て!凄く大きいよ!」
メアリー「旅館だからね」
千秋「旅館って何?」
メアリー「宿泊施設、人が寝泊まりするところ」
レミリア「想像していたよりかなりしっかりしてるわね」
カナタ博士「かなりの有名スポットらしいぞ」
「パンフレットがこれだ」
レミリア「あら、なかなかいい部屋ね」パラパラ
「ディナーも美味しそうよ」
カナタ博士「だろ?だからここにしたんだ」
ヒルトミ「それは楽しみだ」
カナタ博士「ヒルトミ頼みがあるんだが…」
ゴニョゴニョ
ヒルトミ「わかった」
「でもそのくらいなら改変しなくても概念を変えるだけで済みそうだ」スッ
「よし、出来たよ」
カナタ博士「すまないありがとな」
ソイル「ヒールー何したの?」
ヒルトミ「こっちの世界で僕らの世界のお金を使えるようにしたんだ」
ソイル「そっか、そのままだとこっちの世界で使えるか分からないもんね」
カナタ博士「よしチェックインしに行くぞ」
〜受付〜
仲居「いらっしゃいませ」
カナタ博士「予約していた<大島彼方>だ」
仲居「大島様ですね。確認致しますので少々お待ち下さい。」
メアリー「大島?」
カナタ博士「なんだよ…」
メアリー「苗字あったんだw」
カナタ博士「お前失礼だな…苗字は誰にでもあるだろう」
メアリー「僕達にはないよね?」
ヒルトミ(俺らの名前か…ソリッドAHUのコードネームみたいなもんだからな…)
カオス「あるだろ…」
みき「先生達の名前ってさすがに本名じゃないよね…一体なんていう名前なんだろう?」
カナタ博士「ヒルトミ達の本名か?知ってるぞ!」
まどか「え?」
レミリア「偽名だったのね…」
千秋「メアリー偽名って?」
メアリー「偽名は本名を隠して別の名前をつけることだよ」
千秋「メアリーって本当の名前があるの?」
メアリー「さぁどうだろうね」
「それはまた別のお話」
ヒルトミ「やめろやめろ」
「本名なんて絶対出さんぞ!」
天の声[まどかとレミリアと千秋は本名だと思っていたようだ]
カナタ博士「教えてやろうか?」
まどか「是非!」
レミリア「そうね…別に聞きたいわけじゃないけど…」
ヒルトミ「まじでやめてくれ」
仲居「おまたせしました」
「11名様でご予約された大島様ですね」
「確認が出来ましたのでお部屋まで案内致します」
カナタ博士「あぁ、頼む」
「部屋は5つ取ってある」
「一緒の部屋になるメンバーを決めてくれ」
千秋「メアリー、一緒の部屋にしようよ?」
カオス「恋人じゃないんだから男女同じ部屋は不味いだろ」
沈黙「あはは…」( ̄▽ ̄;)
みき「まどかちゃん一緒の部屋になろうよ!」
まどか「うん、みきさんよろしくね!」
アクシィス「それじゃあソイルくんどうだい?」
ソイル「うん別にいいよ」
カオス「わかった我はメアリーさんね」
メアリー「……さん」
「わ、悪いけど僕沈黙と同じ部屋になったから」
沈黙「え?」(´・ω・`)
カオス「それなら仕方ないなヒルトミよろしくな?」
ヒルトミ「……レミリア同じ部屋にならないか!」
カオス「なんでだよ!」
レミリア「…ぅ」
メアリー「ふはははwww」
ヒルトミ「冗談だよ冗談だん」
カオス「おう、ヒルトミよろしくな」
レミリア「………」
カナタ博士「決まりだな!」
「それじゃあ部屋案内頼む」
仲居「畏まりました、ではこちらへどうぞ」
〜〜〜〜〜
仲居「先ず、こちらが月裏の間でございます」
カチッ サー
仲居「和洋室でございます」
「こちらで靴を脱いでいただきます」
サー
みき「うわ〜広い!」
仲居「奥の部屋には寝室があります」
「和洋室なのでベッドになっていますがよろしかったでしょうか?」
まどか「私ここがいいな!」
みき「此処にしよう!」
仲居「テーブルの上のお菓子はサービスですが、冷蔵庫に入っている飲み物は有料なのでご注意ください」
まどか「はい」
みき「わかりました!」
仲居「では、ごゆっくりお寛ぎください」
サー
仲居「それではこちらへ」テクテク
カオス「しかしよく見ると凄い豪華だな…」テクテク
ヒルトミ「物凄く高いんじゃないの?」テクテク
カナタ博士「あぁ、1番高い部屋にしてあるからな」テクテク
沈黙「まじかいな!」Σ(゚д゚;)テクテク
メアリー「後で利子つけて請求しないよね?」テクテク
カナタ博士「するわけないだろ」テクテク
仲居「こちらです、こちらの間は恵の間でございます」
「3人様用の部屋です」
「和室なので布団になっております」
カナタ博士「ここが私達の部屋だな」
「また後でな」
カチッ サー
千秋「メアリーまた後で!」
レミリア「また海で会いましょう」
サー トン
仲居「ごゆっくりお寛ぎください」
「では、こちらへ」テクテク
ソイル「楽しみだね〜」テクテク
カオス「だな」テクテク
メアリー「疲れた〜」テクテク
仲居「こちらです、こちらの間は風林火山の間でございます」
アクシィス「僕達は此処にするよ」
カチッ サー
ソイル「うん何処でもいいよ」
サー トン
仲居「ごゆっくりお寛ぎください」
「では、こちらへどうぞ」テクテク
仲居「ちなみにお客様」ニヤリ
ヒルトミ「なんですか?」テクテク
仲居「温泉は好きですか?」テクテク
ヒルトミ「えぇ…まぁ」テクテク
カオス「温泉に何かあるのか?」テクテク
仲居「実はですね」テクテク
「こちらの温泉は…混浴、ですよ」ニヤリ
ヒルトミ「混浴…」(;・ω・)ごくり
カオス「なん…だと…」(; ・`д・´)ゴクリ
沈黙「えーーー」Σ( ´・ω・`)
メアリー「やれやれ…これだから男は…」
ヒルトミ「べ、別に混浴だからって喜んでねーし〜!」
カオス「そうだそうだ」
「むしろふーんって感じだな」
沈黙「…ノーコメントで」(´・ω・`)
ヒルトミ「まぁ…でも?混浴って言うなら仕方ないよな?」
カオス「だよな、別に混浴なんてそんな珍しくもないよな?」
ヒルトミ「そうそう郷に入れば郷に従え、混浴なら混浴、ただそれだけの事」
「オッケー?」
カオス「ヒルトミいい事言うな!」
メアリー「言い訳が見苦しいよ」
ヒルトミ「………」
「でも、どうして僕達にそんなことを?」
仲居「おや〜、まだお気づきではございませんか?」
「俺だよ俺、久しぶりだなヒルトミ!」
ヒルトミ「お前は!?」
メアリー「え?オレオレ詐欺?」
仲居「ちげーよ!」
蒼龍「蒼龍だ!竜爪 蒼龍!」
ヒルトミ「え?嘘だろ?まじで?蒼龍?」
「久しぶりじゃねーか!」
蒼龍「お?お前少し変わったか?」
ヒルトミ「そうかな?そんな変わってないと思うが」
蒼龍「おぅ気のせいか」
ヒルトミ「でも待てよ…蒼龍がいるってことは…ここ世界はお前の世界か!?」
蒼龍「そうだ、生まれも育ちも此処だぜ」
「ここで会ったのも何かの縁かもな」
「お前らの顔見た時は驚いたぜ」
ヒルトミ「お前の旅館なのか!」
カオス「ヒルトミ知り合いか?」
ヒルトミ「会ったことなかったか?」
「リスクールの世界でライバルだった蒼龍だよ」
カオス「そういえばそんなやついたなー」
メアリー「偶然って凄いねー」(棒)
蒼龍「この世に偶然は存在しねーよ」
「何かしら存在する物には意味がある」
「出なきゃ俺らはもう二度と会っていないだろうぜ」
カオス「確かにそうかもしれないな」
沈黙「あはは…」( ̄▽ ̄;)
蒼龍「話が長くなってすまねーな」
「この部屋だ」
ヒルトミ「その事なんだけど、もっとシンプルな部屋ない?」
「俺…あまりにゴージャスすぎたり、広すぎたりすると落ち着かないんだよな」
蒼龍「あぁ、そう言うだろうと思って此処にしたんだ」
「この間はフツーの間だ」
カオス「マジかよwwあるのかよ!」
メアリー「ヒールーよかったね」
ヒルトミ「あぁ、それじゃあまた後で」
カチッ サー
カオス「さて、少し休むか」
サー トン
蒼龍「ごゆっくりー」
「さて、お前らの部屋はその隣だ」
「好きに使ってくれ」
カチッ
メアリー「ちなみ何の間?」
蒼龍「おかーさん!」
「どうかした?」
「たつおくんがいじめるよえーん」
「あんた男でしょ泣くんじゃないの!」
「だっておかーさんの悪口言われたんだよ」
「(っ´ω`c)マァ(間)となっております」
メアリー「ふはははwww」
「吉本新喜劇じゃんwww」
蒼龍「吉原真喜劇だぜw」
メアリー「そっかこっちではそんな名前なんだ」
蒼龍「そっちは吉本っていうんだな」
沈黙「あはは…」(´・ω・`)
蒼龍「その間は竹林の間だ、ごゆっくり〜」
「他にも仕事が沢山あるからよぉそろそろ行くわ〜」テクテク
メアリー「おう」
沈黙「入ろっか」
サー
サー トン
〜フツーの間〜
ヒルトミ「おぉ、中は至ってチャンプルだな」
カオス「ゴーヤじゃねーか」
「シンプルだろ?」
ヒルトミ「ゴーヤがシンプル?」
カオス「ちげーよ、シンプルって言いたかったんだろってことだよ!」
ヒルトミ「あぁ、そっちか笑」
「てか、今後の予定聞いてないな…どうする?」
カオス「ふあ〜…少し疲れたし休もうぜ?」
ヒルトミ「そうだね、少し横になるか」(:3_ヽ)_
カオス「う〜」_( _´ω`)_
サー
レミリア「お邪魔するわね」
「あら?この部屋狭いわね」
「部屋間違えたかしら?」
ヒルトミ「レミリアちゃんか〜、一緒にゴロゴロする〜?」(:3_ヽ)_
カオス「畳みひんやりして気持ちいぞ〜」
_( _´ω`)_
レミリア(そんなこと私が出来るわけないでしょ…)
「遠慮しておくわ…」
「それより早く来なさい!」
「皆待ってるわよ」
カオス(レミリアちゃんはスルーかよ…)
「つか、よくわかったな我らの居場所が」
レミリア「何となくよ」
〜竹林の間〜
沈黙「どうする?」
メアリー「何が?」
沈黙「海行くんじゃないの?」
メアリー「めんどくさい〜」
沈黙「ですよね〜」
サー
千秋「メアリー海に行くよ!」
メアリー「えー、なんで昼に海に行かないと行けないの?」
「ただ、暑いだけじゃん」
千秋「行かないの?」
メアリー「行かない」
千秋「わかったそれならメアリーは僕の好きにしていいんだね?」
メアリー「え?ちょっと待って!それどういうこと!?」
千秋「カナタが、メアリーが海行くの断ったら好きにしていいぞって言ってたから」
メアリー「あのBBAー!!!」
ドーン
カナタ博士「あん?なんか言ったかメアリー!」
「上手く聞き取れなかったなー」ゴゴゴゴゴ
沈黙「あばばばば」(((;°Д°;)))カタカタカタ
メアリー「…ご、ごめんな…」
ガシッ
カナタ博士「おらぁ!さっさと行くぞぉ!」ギューーー
メアリー「ぎゃあああ!やめてー!!!もげるもげる!!!胸がもげーーー!!!」
〜海〜
みき「海だ!」ワイーワイー
ヒルトミ「そんなはしゃぐことか?」
まどか「こんな透き通るような海初めて見ました!」
ヒルトミ「それはよかった」
(本当に綺麗な海だ…外の世界とは大違いだ)
メアリー「海なんていつぶりだろう」ヒリヒリ
ヒルトミ「お前…どうしたその胸…真っ赤じゃねーか」
メアリー「なんでもない…気にしないで」ヒリヒリ
千秋「メアリー!!!」
「焼きそば買ってきたよ、一緒に食べようよ〜!」
メアリー「うん食べようか!」
ヒルトミ「せっかく海来たのに…あいつら海に何しに来たんだ?」
アクシィス「食べるために来たのかもね…」
みき「先生!一緒に泳ぎましょうよ!」
ギューッ
ヒルトミ「おい!こんな格好で抱きつくな!」
みき「前から細いと思ってたけど、こうやって見ると本当に細いですね先生」
ヒルトミ「うるさい!見るな変態!」
みき「ひどーい!変態じゃないですよ私は」
まどか「………」
ヒルトミ「あれ?他のみんなは?」
メアリー「ほら、あっちで泳いでるよ!」モグモグ
カオス「どっちが早いか競走しようぜ!」
ソイル「よし!勝負だ!」
アクシィス「負けないよ!」
ジャッバーン
沈黙「水中死体!」ブクブクブク
ヒルトミ「何なんだよアイツは…」
メアリー「誰が早いか競争してるみたいだね」
「沈黙に関してはノーコメントで」( ˘-˘ )
みき「先生、一緒に泳ぎましょうよ!」
ヒルトミ「そうだな、せっかく来たんだし泳ごう!」
まどか「私も一緒に泳いでいい?」
ヒルトミ「もちろん!」
みき「それじゃあ、水泳鬼ごっこしましょうよ!」
ヒルトミ「おぉ、いいな!」
まどか「やりましょう!」
ヒルトミ「おーい!レミリアも入るか?」
レミリア「…遠慮しておくわ」
ヒルトミ「そうか〜、わかった〜」
まどか「先ず鬼決めましょう!」
じゃんけんぽん
みき✌まどか✌ヒルトミ✋
ヒルトミ「しまった…」
みき「10秒数えたら、スタートです」
ヒルトミ「分かったよ…」
「1、2」
みき「まどかちゃん、今のうちに逃げよう!」タッタッタッ ジャボーン
まどか「はい!」タッタッタッ ジャボーン
ヒルトミ「7、8、9、10!」
「行くよーー!」タッタッタッジャボーン
みき「先生〜!こっちですよ〜!」バチャバチャ
ヒルトミ「そっちか待てーー!」バチャバチャ
まどか「ヒルトミ!こっちこっち!」バチャバチャ
ヒルトミ「え?そっち?」バチャバチャ
レミリア「はぁ……」
カナタ博士「行かなくてよかったのか?」
「お前も楽しみだったんじゃないのか?」
レミリア「………」俯く
カナタ博士「楽しみじゃなかったか?」
レミリア「楽しみにしてなかったわけじゃないわ……でもどうやって楽しんだらいいのか…」
カナタ博士「わかった、お前泳げないんだろう?違うか?」
レミリア「………」
「そういうカナタこそ、本なんか読んで泳がないの?」
カナタ博士「私はほら、泳ぐより読む方が好きかだからな」
「それに、私の大切な人を救ってくれたあいつらに恩返しがしたかったんだ…」
レミリア 「………」
カナタ博士「あいつらが楽しんでいるならそれでいい」
「でも、お前が楽しめなかったら恩返しにならないじゃないか」(๑¯∇¯๑)ハハハ
レミリア「カナタ…」
カナタ博士「よいしょっと」
「おい!ヒルトミー!」
ヒルトミ「ちょっとタイム!」バチャバチャ
ザザッ タッタッタッ
ヒルトミ「カナタ博士呼んだ?」
カナタ博士「あぁ、レミリアが泳げないみたいなんだ」
「泳ぎ方教えてあげてくれないか」
レミリア「ちょっとカナタ!?」
ヒルトミ「レミリア泳げないのか?」
レミリア「そ、そんなことないわよ…」
ヒルトミ「素直じゃないな〜」ニヤニヤ
レミリア「今笑ったわね!」
ヒルトミ「笑ってないよ」
「ほら行くぞ!」ガシッ タッタッタッ
レミリア「!?」タッタッタッ
ザザッ
ヒルトミ「いいか?手を話すなよ?」
レミリア「え、えぇ…」ブルブル
ヒルトミ「力入りすぎだよ、ほら力を抜いて」
レミリア「こ、こう…?」プカプカ
ヒルトミ「そうそう、泳ぐには先ず浮ぶことが基本だよ」
「よし、ちゃんと浮かべてるね」
「息を吐きすぎちゃうと沈んでいくから注意してね」
レミリア「わかったわ」
ヒルトミ「それじゃあ、僕が引っ張るから先ずは足をバタバタ蹴るようにやってみようか」
レミリア「えぇ」
ヒルトミ「行くよ?せーの!」
みき「レミリアちゃんに泳ぎ方を教えてるみたいだね」
まどか「後で私もヒルトミに教えてもらおうかな」
みき「それじゃあ私も!」
千秋「焼きそば美味しいねメアリー」ŧ‹”ŧ‹”
メアリー「可でもなく不可でもない」ŧ‹”ŧ‹”
「喉が乾いてくるね」
千秋「なんか買ってこようか?」
メアリー「この世界に何が売ってるか分からないし僕も見に行くよ」テクテク
千秋「それじゃあ、一緒に行こうか!」テクテク
海の家
店主「ヘイ、いらっしゃい!注文は?」
メアリー「飲み物は…」
店主「飲み物はこっち」
メアリー「うーん、それじゃあこのシゲーキールをください!」
店主「100円ねー」
メアリー「え…安い!?」
「それじゃあ、2つでお願いします」
店主「ヘイ200円ねー毎度!」
メアリー「はい、千秋の分」
千秋「ありがとうメアリー!」
メアリー(/◎\)ゴクゴク
千秋(/◎\)ゴクゴク
メアリー「炭酸強!?」(> <;)
千秋「。゚○°。○( ・ω・ )◯。°○゚。…口の中がシュワシュワぱちぱちってする…」
「でも美味しい!」
メアリー「確かに味は悪くないね」
千秋「ねぇ、海来たんだから泳ごうよ」
メアリー「えぇ、泳ぐのやだな〜」
「あっそうだ、いい遊び思いついた」
千秋「え?なになに?」
メアリー「こういうのどうかな」ゴニョゴニョ
ヒルトミ「よし、一旦休もうか」
「レミリアは覚えがいいね」
レミリア「ヒルトミが教え方が上手いからよ」フフ
ヒルトミ「そんなことないよ…昔全然泳げなかったからほとんど自己流で恥ずかしい…」
「それじゃあ出ようか」ザザッ
ヒルトミ「レミリア疲れたでしょ?座ってきな」
レミリア「えぇ、そうするわ」
「あら?あっちに誰倒れているわ」
ヒルトミ「ん?あれは……メアリー達じゃないか!?」
「まさか熱中症で倒れたんじゃ…」
「俺ちょっと見てくるよ!」タッタッタッ
メアリー「うぅ…こ、此処は……?」
「ち、千秋!起きろ千秋!」ユサユサ
千秋「うーん……メア…リー……?此処は……?」
「えっ!此処って!」
メアリー「うん!そうだよ千秋!」
「僕達はついに!」
千秋「やったんだ、ボク達はついに見つけたんだ!」
メアリー「やった!やった!」ワイワイ
千秋「新大陸だ!!!」ワイワイ
ヒルトミ(……え?)
「何やってんだよお前ら!」
メアリー「何って、新大陸を見つけたんだよ!」
「てか、ヒールー何故いるの?」
ヒルトミ「いるわ!皆で一緒に海に来ただろ!」
千秋「流された先は新大陸だったごっこをしてたんだ!」
ヒルトミ「なんだそれ…面白いのか?」
メアリー「………」
千秋「………」
メアリー 千秋「別に」
ヒルトミ「ならやんなよ…」
「心配して損したわ」
メアリー「え?心配してくれたの?」
ヒルトミ「熱中症で倒れたのかと思ったわ」
メアリー「心配症だな〜ヒールーは」
千秋「僕達ピンピンしてるよ!」
メアリー「僕達が熱中症なんかで倒れるわけないじゃないか」
ヒルトミ「千秋なら兎も角メアリーはただの人間じゃないか」
メアリー「失礼な…僕は神様OK?」
ヒルトミ「人間と言われて失礼なって言ってるお前の方が失礼だ!」
「全世界の人間に謝れ!」
メアリー「ごペンなさい」
ヒルトミ「それ木下ベッカム!」
「ペン問じゃん」
メアリー「ふはははwww」
ヒルトミ「地味に懐かしいネタ使うのやめてくれない笑」
メアリー「流石ヒールーだね」
「ツッコミカオスさんより的確じゃない?」
ヒルトミ「そりゃお前といたらツッコミ上手くなるのは当然だろう!」
カオス「お前ら何をやってんだ?」
メアリー「何って、流された先は新大陸でしたごっこ」
カオス「悪い、全然わからん」
ヒルトミ「そりゃそうなるよな笑」
カオス「それよりビーチバレーするんだが、お前らもやらないか?」
ヒルトミ「おぉーいいね!」
メアリー「やら、ない!」
千秋「メアリーがやらないなら僕もやらないよ」
カオス「そうか」
「じゃあヒルトミ行こうぜ」
ヒルトミ「おう」
千秋「メアリー、次は何をして遊ぶ?」
メアリー「もう疲れたし旅館に戻らない?」
千秋「メアリーがそう言うならいいよ」
メアリー「ついでにマック買っていこうか!」
千秋「まっく?」
メアリー「ハンバーガーショップだよ」
「もしかして千秋知らないの?」
千秋「うん初めて聞いた」
メアリー「それじゃあ、買って帰ろうか」
千秋「わかった!」
〜〜〜〜〜
みき「カオス先生こっちです!」
カオス「おう!」パス
みき「まどかちゃん!」パス
まどか「はい!」
シュート!
ヒルトミ「させるかー!」⊂(゚Д゚⊂⌒`つズサー
ソイル「まかせて!」パス
ヒルトミ「沈黙いけー!」
沈黙「おう」スカッ
「あつ…」(´・ω・`)
ボトッ
ヒルトミ「おいー!!!」
ソイル「なにやってんの沈黙!」
沈黙「すまん」
アクシィス「まどかちゃんチーム1点」
まどか、みき「やった!」ハイタッチ
カオス「その調子だガンガン行こうぜ!!」
ヒルトミ「ドンマイドンマイ!」
「次行こうぜ!」
ソイル「頑張ろう!」
沈黙「…おう」(´・ω・`)
アクシィス「次は沈黙くんサーブね」
沈黙「よし」
ピーーー
沈黙「行くよ」
「それ」ヒョロ
「あっ…」
ボトッ
ヒルトミ「………」
ソイル「………」
アクシィス「まどかちゃんチーム1点!」
ヒルトミ「下手くそ!」
「メンバーチェンジだ!」
沈黙「そんな…」ガーΣ(`・ω・Ⅲ)ーン
ソイル「今のはないは……」
アクシィス「誰と交代する?」
ヒルトミ「レミリア!」
「ビーチバレーしようぜ〜!」
レミリア「え、ビーチバレーなんてやった事ないから出来ないわよ!?」
ヒルトミ「大丈夫大丈夫、やり方説明するから遊ぼうよ!」
レミリア「でも、私なんかが入ったらもっと負けちゃうわよ…」
ソイル「いいよ〜、最初のうちはみんな失敗するものだからみんなで練習しよう!」
レミリア「…わかったわ」タッタッタ
〜〜〜〜〜
ピビィーーー
アクシィス「ヒルトミくんチーム1点!」
「ヒルトミくんチーム4敗7勝」
「まどかちゃんチーム7敗4勝」
「ヒルトミくんチームの勝ち!」
ヒルトミ「よっしゃ!」
ソイル「勝った勝った!」
ヒルトミ「流石レミリア!」
レミリア「私はただパスしてただけよ…」
カオス「レミリアは覚えが良くていいな」
ソイル「そうそう4戦目くらいから手慣れてたもんね」
まどか「レミリアちゃん凄い!」
レミリア「そ、そうかしら…」
「それとレミリアちゃん言うな」
ヒルトミ「とにかく、レミリアのおかげで勝てたありがとな!」
レミリア「え、えぇ」
みき「あっあれ見てください!」
「カナタ博士が男の人達に囲まれてます!?」
カオス「なにぃ!?」
ヒルトミ「ナンパか!?」
ソイル「確かにカナタ博士見た目は普通に美人だもんな…」
まどか「助けた方がいいかな?」
ヒルトミ「いや、カナタ博士なら大丈夫だろう」
カオス「そうだないい大人だしな」
アクシィス「とりあえず俺が行ってくるよ」
男1「お姉さんいい体してますね〜」
男2「お姉さん彼氏いるの?いないならどっか俺達とどっか行かない?」
カナタ博士「なんだナンパか?」
「ナンパするようなやつについて行くと思うか?」
男1「固い事言わないで俺達と楽しいとこ行きましょうよ〜」
カナタ博士「なんだその絵に書いたような言葉は…」
「人を誘うならもっと違う誘い方があるだろう」
男1「ほらいいこっちに」ガシッ
カナタ博士「勝手に人を触るんじゃない!」ドーン
男1「うわあああ」バタッ
男2「ひぃ!?」
カナタ博士「そいつ連れてどっか行きな!」
「でないと次はお前がこうなる番だ」
男2「す、すみませんでした!」
|彡サッ!
アクシィス「カナタ博士大丈夫ですか!」タッタッタ
カナタ博士「あぁ、アクシィスか」
「大丈夫って何がだ?」
アクシィス「さっき男達がナンパしてきましたよね?」
カナタ博士「アイツらかさっき追っ払っぞ」
「あんな誘い方じゃあ誰も捕まらないだろうな」
アクシィス「ご無事なら何よりです」
カナタ博士「そうだちょうど良かった」
「アクシィス、日焼け止め塗ってくれないか」
アクシィス「え!?俺がですか!?」
カナタ博士「背中が届かなくてな、困っていたんだ…」
アクシィス「俺なんかでいいんですか?」
カナタ博士「信用出来ない奴にこんなこと頼まないさ」
「早くやってくれ」
アクシィス「わ、分かりました…」
〜〜〜〜〜
ヒルトミ「レミリアもすっかり泳げるようになったな」
レミリア「見直したかしら?」
ヒルトミ「あぁ、とってもな」
レミリア「ちょっと体が冷えてきたわ」プルプル
ヒルトミ「それは大変だなきっと海に浸かりすぎたんだな」
「そろそろ出ようか」
ヒルトミ「少しお腹空かないか?」
レミリア「そうね、そろそろお昼時かしら?」
ヒルトミ「いや、俺らからしたら夕飯の時間だな」
「向こうの世界を昼過ぎに出たからな」
レミリア「フフ、そうね」
カオス「よう、泳ぎの練習はどうだ?」
ヒルトミ「もうすっかり1人で泳げるようになったよ」
カオス「そうか、流石レミリアだな」
レミリア「当然よ」
みき「せんせー!お腹すきましたね」
「どこか食べに行きませんか?」
ヒルトミ「そうだなそうしよう!」
「ところでメアリーと千秋は?」
カオス「そういえば姿が見えんな」(・ω・ = ・ω・)
カナタ博士「あいつらならさっき旅館に戻ったぞ」
ヒルトミ「マジっすか!?」
「俺アイツら呼んでくるよ」
〜旅館〜13時頃
ヒルトミ「さて、呼びに行くついでに自分の部屋に戻って買っておいたアイス食べるかなっと」
ワイワイガヤガヤ
ヒルトミ「隣から声が漏れてるな…隣はメアリーと沈黙の部屋だったな」
壁に耳を当てる
メアリー「ほら、千秋見てごらん
千秋「うわー、すごく大きい!」
ヒルトミ(大きい?何がだろう?)
メアリー「本当に初めて見るんだ」
千秋「うん…でも、こんなに大きいと興奮しちゃうな///」
ヒルトミ(え…興奮しちゃうって…もしかして)
千秋「こんなに大きいとお口に入るかな?」
メアリー「大丈夫だよ」
「ここをこう、優しく 持ってみて」
千秋「こ…こうかな…」
メアリー「そのまま一気に!」
千秋「はむっ…んっんぅんぅ」
ヒルトミ「………」
「ついにやってしまったか……俺の健全なSSが……」
みき「何してるんですか先生?」
ヒルトミ「うわっ…」
「な、なんでもないよ…」
みき「何を聞いてたんですか?」
壁に耳を当てる
メアリー「今度は千秋のを見せてよ!」
千秋「えっ…ちょっと恥ずかしいけど……」
「はい」
メアリー「うわぁー、すごくプリプリしてて千秋の美味しそう!」
千秋「そんなこと言うのやめてよ…恥ずかしいよ…///」
メアリー「別に恥ずかしがることないさ、この部屋には僕と千秋しかいないんだから!」
みき「先生!突撃しましょう!」
ヒルトミ「いや、そっとしておこうぜ」
みき「ほら行きますよ先生!」ガシッ
ヒルトミ「い、いいって…やめて俺は遠慮しておくって…あ!」
ドーン
みき「2人とも!ナニやってるんですか!」
メアリー「うわっ…びっくりした!」
「何ってマック食べてただけだよ…」
みき「え…マック?」
ヒルトミ「どういうことだよ?」
メアリー「千秋が期間限定のギガマックを食べたことがないからって言うから、お互いにオススメのを買って一緒に食べようってなったんだ」
千秋「それで、ボクが買ったのはえびフィレオだよ!」
メアリー「やっぱり、えびフィレオは美味しいね!」
ヒルトミ「…紛らわしんだよ!!!」
「てか、この世界にマックあったのか!?」
メアリー「僕がこっちの世界にマックを作ったんだよ」
ヒルトミ「なん…だと…」
みき「先生、マックってなんですか?」
ヒルトミ「マックは通称マクドナルドといって」
「俺らの世界にあるハンバーガーショップだよ」
みき「私たちの世界にあるワクドナルドみたいな感じですか?」
ヒルトミ「そうだな」
メアリー「ところで僕達に用があったんでしょ、なんだったの?」
ヒルトミ「あ、そうそう」
「みんなでなにか食べに行こうって話になったから呼びに来たんだが…マック食ってるならいらないか?」
メアリー「それだったら僕も行くよ」
ヒルトミ「マック食ってまだ食べるつもりか?」
メアリー「ヒールー、これは僕にとって前菜だよ」
千秋「僕もまだまだ食べれるよ!」
ヒルトミ「凄いな…」
メアリー「ところでヒールーなにもってるの?」
ヒルトミ「あっ!しまった食べようと思ってまだ食べてなかった!」
「アイス溶けちゃう」パカッ
みき「あー、先生ずるい!」
「私にも少し分けてくださいよ」
ヒルトミ「仕方ないな…」
「1口だけだぞ、はいあーん」
みき「あーん」(。・н・。)パクッ
「美味しいです!」
ヒルトミ「うん美味い!」モグモグ
みき「もう一口」
ヒルトミ「もう…はい」
みき「あーん」(。・н・。)パクッ
メアリー「自然と間接キスしてるけどいいの?」
みき「は…」(〃A〃)
メアリー「気づくの遅すぎでしょw」
ヒルトミ「俺はそういうの気にしないけど…」
「みきは大丈夫?」
みき「えぇ…まぁ///」
ヒルトミ「どうした…顔赤いぞ熱でもあるのか?」
千秋「仲良いねあの2人」
メアリー「そうだねー」
「ヒールーみんな待ってるんでしょ?早く行こ!」
ヒルトミ「だな」
「みき熱があるなら部屋で休んでていいんだぞ」
みき「いえ…大丈夫です私も行きます」
メアリー「やれやれお熱いね」
〜〜〜〜〜14時頃
店員「あいにく団体席用が空いてないのですが…4人席ならすぐお通し出来ますが」
ヒルトミ「分かりました4人席でお願いします」
〜〜〜〜〜
ヒルトミ「俺ここに決めた」
レミリア「隣失礼するわ」
カオス「今日のレミリア、ヒルトミにベッタリだな」
レミリア「た、たまたまよ」
カオス「我はここにしよう」
カナタ博士「隣いいか?」
カオス「おう」
千秋「僕はメアリーの隣ね」
メアリー「座るところなんてどこでもいいよ」
みき「まどかちゃん、私たちはここにしよっか!」
まどか「うん」ニコッ
アクシィス「俺達はこっちだね」
ソイル「何食べようかな〜」
沈黙「どれにしよう」σ( -ˇ.ˇ-。)ウーン
ソイル「決めた!特製海鮮丼とマグロの刺身、それと生中!」
アクシィス「早いね!俺はウニ丼にする」
沈黙「俺はカツ丼」(´・ω・`)
ソイル「え?あるの!?」
沈黙「これ」
ソイル「あるんだ…」
「海鮮料理食べに来てるのになぜそれ選んだ…」
アクシィス「まぁ、人それぞれだよ」
メアリー「僕は選べる5貫寿司と緑茶ハイ」
千秋「えび!」
メアリー「それは蟹だよ」
「海老はこっちね」
みき「どうしようどれにしよう」
まどか「色々ありすぎて迷っちゃうね」
カオス「我は蕎麦にしよう」
ヒルトミ「はぁ!?お前アレルギーだろ…死ぬぞ」
カオス「ヒルトミ頼む」(人∀・)タノンダ!
ヒルトミ「…ほら」キラン
カオス「サンキュー!」
カナタ博士「お前アレルギーなのか?」
カオス「爪楊枝くらいの長さ食べても死ぬ」
カナタ博士「かなり重症だな」
カオス「そうそう、大好きなのに食べたら死ぬ」
ヒルトミ「俺はいくらウニ丼とサーモンの盛り合わせとウーロンハイ」
レミリア「魚を生で食べるなんて…人間は変わってるわね…」
ヒルトミ「食べてみなよすっごく美味いから!」
レミリア「そう…なら私もサーモンの盛り合わせにするわ」
ヒルトミ「お酒は?」
レミリア「ワインで」
カナタ博士「それなら私は大将の気まぐれ丼にするとしよう」
「後は生だな」
〜〜〜〜〜
カナタ博士「全員届いたな」
「それじゃあいただくとしよう」
みんな「いただきます!」
レミリア「やっぱり…箸は使いづらいわね」プルプル
ヒルトミ「食べさせてあげようか?」
レミリア「結構よ、それだと貴方が食べれないでしょ」プルプル
ヒルトミ「それもそうか」
カオス「レミリアでも出来ないことはあるんだな」
カナタ博士「誰にでも得意不得意はあるさ」
カオス「だな」ズル
「うめぇー!」
カナタ博士「それは良かったな」モグモグ
「うん、なかなか美味いな!」ゴクゴク
ソイル「悪くないけど、これなんだろう?」
「食べたことない食感」
アクシィス「たしかに見たこともないね」
沈黙パク(*゚~゚*)モグ モグ
「うめ」
アクシィス「ウニ丼もなかなか」
千秋「カニも美味しいね!」
メアリー「どれどれ?」パク
「うん、美味い!」
みき「ところでどうして五貫とも卵にしたんですか?」
メアリー「大好きだからだよ」( ͡° ͜ ʖ ͡° )パク
「うん」
ヒルトミ「いつもの恒例の言葉は言わないの?」
まどか「恒例?」
メアリー「やっぱり卵はびゃあ゛ぁ゛゛ぁうまひぃ゛ぃぃ゛ぃ゛」
カオス「マスオさんじゃん」
みき「あはは、なんですかそれ」(*≧▽≦)
まどか「ティヒヒ」(*´ 艸`)
カナタ博士「マスオってサザエさんのか?」
ヒルトミ「そうそう笑」
レミリア「………」ガシッ
「つかめたわ」ポロッ
レミリア「………」ウル
ヒルトミ「はい、あーん」
レミリア パクッ
「…美味しいわ」
〜数分後〜
みき「それでね私の世界ではね〜」
まどか「今度遊びに行きたいな〜」
みき「いいね〜」
「何時でも大歓迎だよ!」
ソイル「もう少しで鳥行けそうなんだよなー」
アクシィス「そうなんだ〜」
ソイル「あの部分が出来れば多分乗るんだろうな」
カオス「カナタ博士はいままででどんな発明したんだ?」
カナタ博士「知りたいのか?」
「あんたがわかるやつで言うなら、タイムワームだろ、人工魔法に転送装置や通信機だな」
「他はテレビや冷蔵庫などの一般から業務用の電化製品を作っているぞ」
「発明とは少し違うが、色んな企業からの依頼で設計を考えることの方が多いな」
カオス「へぇー」
「ソイツはすげーや」
カナタ博士「どっかで聞いたセリフだな…」
「酒が切れたビール追加で!」
店員「ヘイ!」
レミリア「あーん」パク モグモグ
ヒルトミ「もうないな」
「他注文するか?」
レミリア「そうね、まだ足りないわ」
ヒルトミ「どれがいい?」
レミリア「ヒルトミに任せるわ!」
ヒルトミ「このスープなんてどうだ?」
「これならスプーンついてくるだろうしレミリアでも…」
レミリア「お寿司にするわ」
ヒルトミ「あ、はい…」
「俺もウーロンハイ追加しよっと」
レミリア「ワインも頼むわ」
店員「ヘイ!」
〜その後〜15時頃
店員「ありゃりゃとうございやしたぁー」
ヒルトミ「俺は一旦旅館戻るわ」
カナタ博士「あぁ、またあとでな」
メアリー「僕も眠いし旅館戻るね」
千秋「それなら僕も戻ろうかな」
メアリー「千秋はいいよ、僕は寝るだけだしみんなと行ってきたら?」
千秋「メアリーがそう言うならわかったよ」
みき「先生、スイカ持って海でお待ちしておりますね!」
ヒルトミ「あぁ」テクテクテク
メアリー「じゃーね」テクテクテク
「それにしてもレミリアよく寝てるね」
レミリア( ˘-˘ )スヤァ…
ヒルトミ「あれだけ呑んだんだ、無理もない」
メアリー「でも僕達は酔ってないよね?」
ヒルトミ「俺らは元々強いからな、酔ってないんじゃなくて酔ったことに気づいてないだけ」
メアリー「そうなんだね〜、カオスさん〜」
ヒルトミ「誰がカオスだ!」
メアリー「え〜カオスさんじゃないのー?カオスさん」
ヒルトミ「あっこれ完全によってるやつだ…」
メアリー「あれ?カオスさん少しヒョロくなった?」
ヒルトミ「だからカオスじゃねーよ!」
「ヒルトミだ」
メアリー「え?カオスさんヒールーだったの?」
ヒルトミ「もうダメだわこいつ」
メアリー「ところでレミリアはいつからおんぶっ娘キャラになったの」
〜旅館〜
ヒルトミ「よし着いたな」
メアリー「あれれ〜おかしいぞ〜」
「さっきの質問はスルー?」
ヒルトミ「えっと…鍵は…」
「しまった!カナタ博士から鍵を貸してもらうの忘れてた」\(^o^)/
メアリー「無視って酷くない!」
ヒルトミ「それどころじゃない…どうすりゃいいか考えてくれ!」
メアリー「鍵がないならどうすることも出来ないね仕方ないね」
「受付で借りたら?」
ヒルトミ「それだ!」
〜受付〜
蒼龍「わりーな、人の部屋の鍵をこちらから貸すのは出来ないんだ、昔それでトラブルがあったからな」
ヒルトミ「そこをなんとか!」
蒼龍「ムリだ、お前を信用しないわけじゃないがそういう方針なんだ諦めろ」
ヒルトミ「このままだとレミリアを部屋に戻せないんだ、だから頼む!」
蒼龍「それなら、お前らの部屋に連れて行きゃいいだろ?」
ヒルトミ「それしかないか…」
〜普通の間〜
ヒルトミ「よいしょっと」(´・ω・)=3 フゥ~
「布団敷いて寝かせておくか」
〜〜〜〜〜
レミリア スヤー
ヒルトミ「さて、海に戻ろう」テクテクテク
サー
トン
〜竹林の間〜
メアリー「神力で鍵を開ける発想はなかったのかな?」
〜海〜16時頃
ヒルトミ「おまたせ!」
カオス「おっ、帰ってきたな!」
まどか「ヒルトミこっち来て」
ヒルトミ「ん、どうした?」テクテクテク
まどか「みんな今だよ!」
カナタ博士「ヒルトミを押さえろ!」
ガシッ ガシッ ガシッ ガシッ ガシッ
ヒルトミ「うぉ!?」
みき「大人しくしてくださいね先生!」
ギュウギュ~
ヒルトミ「イタタタタ!痛いって!離せ!?」
カナタ博士「よし、もういいぞ!」
ヒルトミ「なんのつもりだよ、てか前見えねー!」ガシッ
「しかも取れね!」
「誰だ固結びしたやつ!」
まどか「ヒルトミ、これ持ってね」
ヒルトミ「これはなんだ?棒か?」
ソイル「ヒールー今からスイカ割りするんだよ」
ヒルトミ「はっ?スイカ割り?俺が?」
アクシィス「ルールは簡単ださ」
「3人が同時にスイカがあるところを指示するからそれに従ってスイカを割るんだよ」
「でも、本当の事を言ってる人は1人だけ」
「叩ける回数は2回」
ヒルトミ「結構ムズいな…」
アクシィス「準備はいいかい?」
ヒルトミ「ちなみに指示は誰が出すんだ?」
カオス「沈黙、カナタ博士、まどかの3人だ」
ヒルトミ「よし、わかった」
カナタ博士「じゃあ始めるぞ」
「スタート!」
まどか「ヒルトミ、左だよ」
カナタ博士「左斜め25度の方向だ」
沈黙「3時の方角」(´・ω・`)
ヒルトミ「やっべぇ…わかんねぇー」
「どれが正解なんだ…」
(能力使うのは流石にダメだよな…)
(でも待てよ…沈黙の言った方角って、凄い波の音がするんだけど…)
(スイカを海側に置くか?最悪転がって海に落ちないか?)
(沈黙は間違いなく嘘だ)
ヒルトミ(となると、まどかかカナタ博士が本当の事を言っている?)
(でも待てよ…これ…本当に1人は正しいこと言ってるのか?)
「ちょっと質問なんだけどさ」
カオス「どうしたんだ?」
ヒルトミ「これ本当に1人は正しいこと言ってるの?」
カナタ博士「何がいいたいんだ?」
「もしみんな嘘ついているならスイカ割りにならんだろう」
ヒルトミ「そ、そうだよな…すまん」
「てっきり、一回目はみんな嘘つくドッキリだと思ったよ…あはは」
みんな「………」
ヒルトミ「あれ?どうしたのみんな?」
カオス「まさかお前能力使ってんのか?」
ヒルトミ「え?使ってないけど?」
ソイル「じゃあなんでわかったの!」
ヒルトミ「は?まさか本当にそうだったのか!?」
みんな「………」
ヒルトミ「まじかよ…なんかすまん…」
カオス「これじゃあ企画倒れじゃねーかwww」
ヒルトミ「いやね、もし俺が企画する人の立場だったらこうしてたなって思って…」
「もしやと思って鎌をかけてみた」
みき「さすが先生です!」
カナタ博士「…本当に能力は使っていないんだな?」
ヒルトミ「使ってないよ」
「だってみんなの位置すらわかんないからな」
カナタ博士「わかった…それなら今度こそ始める」
「行くぞ!」
ヒルトミ「おう!」
まどか「右!」
カナタ博士「180度4、5歩だ」
沈黙「9時の方角」(´・ω・`)
ヒルトミ「決めた」クルッ
「俺はカナタ博士を信じるぞ」
「1、2、3、4」ここか?
カナタ博士「半歩下がれ」
ヒルトミ「ここか?」
カナタ博士「そこだ」
ヒルトミ「おりゃ!」ぼよ〜ん
「この手応えは…まさか…ビーチボール!?」
アクシィス「残念!」
「カナタ博士は嘘つきでした」
ヒルトミ「なん…だと…」ガーン……
カナタ博士「詰めが甘いぞヒルトミ」
「確かにお前が言ったように一回目は全員嘘つく予定だった」
「しかし、それはバレる事を想定してのフェイクだ」
ヒルトミ「…まじかよ」
カオス「残りチャンス1回だ、頑張れヒルトミ」
ヒルトミ(くっ…どうする俺…どうすればいい…)
(…そうかその手があったか!)
(天の声聞こえるか?)
天の声[呼んだか?]
ヒルトミ(スイカの位置教えてくれ)
天の声[なんで我が…]
[スイカ割りくらい実力でやれ]
(俺も騙されていたんだ、これくらいいいじゃないか?)
天の声[確かにお前の方が不利だな…よし]
[ヒントくらいなら教えてやるぞ?]
ヒルトミ(頼む!)
天の声[1番最初まどかと沈黙はなんて言っていた?]
ヒルトミ(確かまどかが左で、沈黙は3時つまり俺からしたら右だ)
天の声[だろ?2回目はどうだ?]
ヒルトミ(2人とも逆だった)
(そうか!)
「沈黙俺の位置からスイカはどの辺りだ?」
沈黙「えっと…3半…いや4時の方角だね」(´・ω・`)
ヒルトミ「なるほどまどかは?」
まどか「左だよヒルトミ!」
ヒルトミ「よしわかった!」
カオス「お、きたか!」
ソイル「ヒールー頑張れ!」
ヒルトミ「まどかすまな…沈黙を信じる!」クルッ
「沈黙まだか?」
沈黙「あと少しまっすぐ」
「あ、少しずれた」
「ほんのちょっと右」
ヒルトミ「こうか?」
沈黙「んで真っ直ぐ」(´・ω・`)
「そこ!」
ヒルトミ「おう、叩くぞ!」
沈黙「いけー」
ヒルトミ「おりゃ!」ベシャッ!
カオス「お!」
ソイル「ヒールー凄いよ割れた!」
みき「先生凄いです!」
千秋「まさか割れるとは思ってなかった!」
アクシィス「やったねヒルトミくん!」
まどか「やったねヒルトミ!」
カナタ博士「こりゃ驚いたな私の負けだ…」
沈黙「わーい!」(´・ω・`)
カオス「ヒルトミが割ったんだ!」
「約束は守ってもらうぞカナタ博士」
ヒルトミ「え?約束?」
まどか「ヒルトミがもしスイカを割ったら明日遊園地に連れて行ってくれる約束なんだよ!」
ヒルトミ「遊園地!?」
カナタ博士「仕方ない約束は約束だ、ちゃんと遊園地に連れていこう」
みき「やった〜!先生割ってくれてありがとうございます!」
ソイル「よーし、明日は絶叫系乗りまくるぞ!」
カオス「絶叫系我は無理なんだが…」
アクシィス「明日も楽しみだね皆」
千秋(遊園地ってなんだろう?後でメアリーに聞いてみよ)
〜普通の間〜18時頃
ヒルトミ「あぁ〜疲れたー」
「風呂入って寝ようぜ」
カオス「お前飯食わないで寝るのか?」
「てか、レミリアをこの部屋で寝かせてるのかよ」
レミリア(。-_-。)ZZZ
ヒルトミ「カナタ博士から鍵を預かるのを忘れてたからな」
カオス「なるほどな」
「それにしてもぐっすり眠っているな」
ヒルトミ「そろそろ起こした方がいいかな?」
カオス「それはまかせるわ」
ヒルトミ「レミリア起きろ」ユサユサ
「レミリア!」
レミリア「ぅ…」
「…あら」
「…私はいつの間に寝ていたのかしら?」
カオス「おう起きたか」
ヒルトミ「おはよう!」
レミリア「ヒルトミ?カオス?」
「あれ?此処って…」
ヒルトミ「店で寝ちゃったから1度旅館に戻ってきたんだ」
カオス「我はその後スイカ割りを楽しんだがな」
ヒルトミ「もう眠くないか?」
レミリア「まだ少し眠いわ……」
ヒルトミ「ちゃんと寝る前に温泉入ってきたらどう?」
レミリア「そうね、そうするわ」フラフラ
ヒルトミ「大丈夫か?まだ酒抜けてないのか?」
レミリア「平気よ…」クラクラ
「一旦、自分の部屋に戻るわ」フラフラ
スー
トン
カオス「あいつまだ少し寝ぼけてるな」
ヒルトミ「そうだね笑」
「さて、俺らも温泉入りに行きますかね!」
カオス「だな」
〜竹林の間前〜
ヒルトミ「沈黙、メアリー!温泉入ろうぜ!」
スー
トン
沈黙「メアリーは寝てる」
「温泉行こう」(´・ω・`)
〜風林火山の間〜
ヒルトミ「温泉行こうぜ!」
スー
トン
ソイル「いいね行こう行こう!」
アクシィス「ちょうど俺たちも温泉へ向かうところだったんだ」
ヒルトミ「いや〜、久々の温泉だな〜」
沈黙「あはは、いつぶりだろう」(´・ω・`)
カオス「おい…ヒルトミ此処って混浴だろ?」ヒソヒソ
ヒルトミ「あっ…忘れてた…」
「やっぱり入るの辞めようかな…」ヒソヒソ
カオス「部屋にはシャワー室なかったし、入らないと不潔だぞ…」ヒソヒソ
「誰も居ないことを祈るしかない…」
〜脱衣場〜
ヒルトミ(脱衣場はしっかり別れてるな)
ソイル「誰が1番長く入れるか勝負しようよ」
沈黙「あはは」(´・ω・`)
アクシィス「よし!負けないぞ!」
ソイル「それじゃ先入ってるね!」
ガラガラ
カオス「おう…」
ヒルトミ「俺らも行くか」
カオス「だな…」
ガラガラ
ヒルトミ「あれ?人いないってか混浴じゃなくね?」
カオス「だな」
「もしかしたら騙されたのかもな?」
ヒルトミ「良かった〜」
カオス「助かったぜ…」
ヒルトミ「まじで人いねーな」
「貸切じゃん」
カオス「そうとわかれば、思う存分温泉を楽しもうぜ!」
ヒルトミ「おう!」٩(´・ω・`)و
〜〜〜〜〜
ソイル「あ、これって泡風呂じゃない?」
ヒルトミ「懐かしいな!」
カオス「入ってみるか」チャポン
「おー、気持ちいな」
ヒルトミ「どれどれ?」チャポン
「ちょっ、かゆい!」
「僕にはちょっと刺激が強すぎるよ」
アクシィス「ヒルトミくん、凄い背中真っ赤だよ」
ヒルトミ「え?まじっすか!?」
〜〜〜〜〜
カオス「サウナがあるみたいだな入ってみようぜ」
沈黙「入ろう入ろう!」
ガチッ
ソイル「うわ、暑っ!」
アクシィス「共に汗を流そうじゃないか」
沈黙「あはは…」;( ; -᷄ ω-᷅);
カオス「溶けちゃう…死んじゃう」
ヒルトミ「無理…出るわ」
カオス「早すぎだろw」
「もう少し我慢だ」
ヒルトミ「真夏にサウナ入るもんじゃないっていうか…暑いの苦手だしな…」
「ごめんねちょっと外出てくる」
ガシッ
ヒルトミ「ふぅ…死ぬかと思ったよ…」
「さて、そろそろ上がるか…おや?」
「あの扉はなんだろう」ピタン ピタン ピタン
ガラガラ
ヒルトミ「外に繋がってるのか」
「あっここにも温泉が」
「露天風呂か」
ジャバン
ヒルトミ「あ〜、気持ちがいいですねぇ〜」
「やっぱり温泉は最高です」
「外の眺めもいいですし」
「やっぱり温泉は素晴らしい」
「これならいくらでも入っていられますよ〜」
「ふん〜ふふんふふん〜♪」鼻歌
ガラガラ
みき「うわ〜、ここの扉は外に繋がってるんですね!」
まどか「風が気持ちがいいね」
レミリア「わざわざ外に温泉を作らなくてもいいじゃない」
カナタ博士「色んな種類の温泉があっていいだろう」
ヒルトミ(うん?誰か来たのか?)
みき「あっ、別のお客さんがいるみたいですね」
まどか「あの後姿どこかで…」
みき「まどかちゃん、私たちも入ろうか!」ジャボン
まどか「あ、はい」ジャボン
レミリア ジャボン
みき「気持ちいいね!」
まどか「そうですね〜」
レミリア「なかなか悪くないわね」
ヒルトミ「いい温泉ですよねここ……」クルッ
「え?」
みき「嘘!せ、先生!?」
まどか「え?え?え?!」
みき「ここ女湯ですよね、どうしているんですか!?」
レミリア「さては覗きね」
「見損なったわヒルトミ」
ヒルトミ「ちょっと待って!ここ男湯だろ!?」
レミリア「ちょっとそれどういうことよ!」
カナタ博士「お前ら知らなかったのか?」
「ここ混浴だぞ」
ヒルトミ「はっ、混浴?」
みき「ここ混浴だったんですか?」
レミリア「カナタ、そういうのは先にいいなさい!」
まどか「混浴///」
ヒルトミ「蒼龍の言ってた事って本当だったのか……」
「それじゃあ俺は室内に戻るわ…あとは女性陣だけでごゆっくり」
ガシッ
ヒルトミ「うぉ!?」
みき「混浴なら一緒に入れますね先生!」
ヒルトミ「こんな時まで抱きつくのか変態!」
みき「いいからいいから、もっと景色を楽しみましょうよ!」
ヒルトミ「お前らが来る前からずっと景色見ていたからもう十分だよ」
レミリア「…」じー
ヒルトミ「ん?どうしたんだレミリア?」
レミリア「な、なんでもないわ…」
「あまりジロジロ見ないでくれるかしら」クルッ
ヒルトミ「俺そんなジロジロ見てたか!?」
まどか「混浴///」
ヒルトミ「お〜いまどか〜、戻ってこーい!」
レミリア「ところでヒルトミ1人で入っていたの?」
ヒルトミ「いや、ひとりじゃないけど」
「多分カオス達ならまだサウナに入ってるかも」
みき「ここサウナもあるんですか!入りましょう!」
カナタ博士「サウナなら脱衣場の横にもサウナあるぞ」
ヒルトミ「あれ?脱衣場を出た扉の前じゃなかったか?」
カナタ博士「確かに何個かあるみたいだが、脱衣場の横のサウナは男女共用だぞ」
ヒルトミ「まじかよ……」
まどか「ヒルトミとサ、サウナ///」⁄(⁄ ⁄>⁄-⁄<⁄ ⁄)⁄
ヒルトミ「おい…流石に出た方がいいんじゃないか?」
「顔赤いしのぼせるぞ」
みき「先生!後で一緒にサウナ行きましょうよ!」
ヒルトミ「お前は少し恥じらいを持て」
〜数分後〜
ヒルトミ「そろそろ上がろうか」
「これ以上入ったら体がふやけちまう」ザバン
みき「もう上がるんですか」
「もう少しいいじゃないですか!」ガシッ
ヒルトミ「は、離せ!」
「俺を茹でダコにさせるつもりか!!!」
カナタ博士「そろそろ飯の時間だな」
「さすがに上がった方がいいぞ」
レミリア「そうね、ちょっとのぼせてきたわ」
みき「それじゃあ皆さん先に上がっていてください」
「私たちはもう少し入ってますから」
カナタ博士「そうか?」
「それなら私達は先に上がるがあんまり長湯はするんじゃないぞ?」
まどか「それじゃあ、私も先に出てるね」テク テク
レミリア「ヒルトミ、混浴だからって変なことするんじゃないわよ」テク テク
ヒルトミ「変なこと?そんなことしねーよ!」
「つーか俺も上がる!」
みき「ダメです!」ガシッ
ヒルトミ「うぉっ!?」ザバーン
ブクブクブク
みき「先生、大丈夫ですか?」
ヒルトミ「お前のせいだろ!」
「それで?なんか俺に用があるんだろ?」
「だから上がらせてくれないんだろ?」
みき「実は話したいことがありまして、どうしても2人きりになりたかったんです」
ヒルトミ「なんだよ、話って」
みき「ヒルトミさんって本当に先生ですか?」
ヒルトミ「はぁ?何を言ってるんだ?」
「俺が先生だったのはお前の世界にいた頃の話だろ?」
「正確には元先生だな」
みき「いえ、そういうことではなくてですね」
「なんか、いつもと雰囲気が違うなって思っていたんです」
ヒルトミ「………」
みき「本当に私が知ってる先生なのかな?って」
「本当は別人で私が知らない先生なのかもって思ってしまいました」
ヒルトミ「みき…」
みき「そんなわけないですよね、あはは」
「変なこと言ってしまってごめんなさい」
ヒルトミ「あぁ…」
みき「それでここからが本来なんですけど」
ヒルトミ「まだあるのか?」
みき「明日の遊園地一緒に行動しませんか?」
ヒルトミ「俺なんかと一緒でいいのか?」
みき「勿論です!」
「むしろ先生と一緒がいいなって思ってます!」
ヒルトミ「みきがそれでいいなら構わないよ」
みき「やった!」\(๑・∀・๑)/
ヒルトミ「そんな喜ぶことか?」( ^_^ ;)
みき「それはもう嬉しいですよ!」
「楽しいデートにしましょうね!」
ヒルトミ「ん?デート?」
みき「な、なんでもないです」
ヒルトミ「もう話はいいか?」
「そろそろ本当に上がりたいんだけど…」
みき「そ、そうですね」
「流石にのぼせてきちゃいました…」
ヒルトミ「それじゃあ上がろうか」ザバン
みき「先生…手を貸してください…」
ヒルトミ「やれやれ」ガシッ ザバン
みき「ありがとうございます…」ペラッ
ボトッ
ヒルトミ「あっ…」
みき「きゃあ!見ないでください!」(///>_
ヒルトミ「す、すまん」クルッ
みき「見ました?」
ヒルトミ「…とっさに目を逸らしたから見てないよ」
みき「本当ですか?」
ヒルトミ「あぁ」
みき「それならいいです」
ヒルトミ「さぁ、そろそろ出ようか」
「お腹空いちゃったよ」
みき「そうですね!」
〜脱衣場〜
カオス「おぉ、ヒルトミ!」
ヒルトミ「カオス!もう部屋に戻ってると思ったよ」
カオス「それはこっちのセリフだ」
「それでどこに居たんだ?」
ヒルトミ「俺はずっと露天風呂にいたよ」
カオス「この旅館に露天風呂あったのか」
ヒルトミ「みき達が途中で入ってきてついつい長風呂になっちゃったよ」
カオス「何故そこでみき達が出てくるんだ…」
ヒルトミ「露天風呂だけが混浴だったみたい」
カオス「そういうことか…」
ヒルトミ「ところで皆は?」
カオス「実はな…」
沈黙「うぅ…」_(」∠ 、ン、)_
ソイル「おぉ…」_(┐「﹃゚。)_
アクシィス「………」‥✕ - ✕‥
ヒルトミ「大丈夫か…お前ら…」
ソイル「あぁ、ヒールーいたんだ…うぅ」
ヒルトミ「どうして皆ぐったりしてるんだ?」
アクシィス「さっきまでサウナに入ってたんだ…」
ヒルトミ「さっきまでって…今までずっとサウナにいたのか!?」
カオス「我はヒルトミが出てちょっとしてから出たんだが、こいつら全然出てこないから見に行ったらこの有様でな」
「仕方なくここまで運び出したんだ」
ソイル「やばい…気持ち悪い…」
沈黙「ヒルトミ…助けて…」
ヒルトミ「やれやれ…」
〜〜〜〜〜
アクシィス「ヒルトミくん助かったよ!」テク テク
ソイル「本当に死ぬかと思ったありがとうヒールー」テク テク
ヒルトミ「洒落にならんこと言うな笑」テク テク
カオス「おぉ、あれは!」
ヒルトミ「卓球だね!」
ソイル「やろう!」
カオス「飯食ってからにしないか?」
アクシィス「せっかくだから少しやっていこうよ」
ヒルトミ「よし!元卓球部の血が騒ぐぜ!」
カオス「ほとんど幽霊部員だっただろうがw」
ヒルトミ「…それを言うなよ…」
〜〜〜〜〜
ソイル「よし!自分から行くよ!」
ヒルトミ「さぁ、こい!」
ソイル「はあ!」パチッ
トントン
ヒルトミ「おりゃ!」パチッ
トン
ソイル「はあ!」パチッ
トン
ヒルトミ「たあ!」パチッ
トン
ソイル「さすがヒールー、元卓球部は伊達じゃないね」パチッ
ヒルトミ「ソイルこそ、上手だね」パチッ
ソイル「ほとんどやったことないけど、やってみると意外といけるね!」パチッ
ヒルトミ「それなら本気で行くぞ!」パチッ
ソイル「おっと!」パチッ
ヒルトミ「よく返せたね!」パチッ
ソイル「おっとと…」パチッ
ヒルトミ「スマッシュ!」パーン
ソイル「あっ…」
ヒルトミ「しゃぁ!」
カオス「ヒルトミ強いな」
ヒルトミ「そんなことないよ…部活では一番下手だったし」
「喉乾いたな…皆なんか飲む?」
カオス「こういう時はやっぱりコーヒー牛乳だよな」
沈黙「俺も」(´・ω・`)
アクシィス「コーヒー牛乳だね!」
ソイル「自分は牛乳で」
ヒルトミ「俺は勿論コーヒー牛乳!」
チャリンチャリン
ピッ
ゴトッ
(/◎\)ゴクゴク
ヒルトミ「やっばりこれだよこれ!」
カオス「ちょっと甘いな…」
アクシィス「うん美味しいね!」
沈黙「うん」(´・ω・`)
ソイル「牛乳美味いわ〜」
アクシィス「さて、そろそろ戻ろうか」
ヒルトミ「そうだねお腹ペコペコだよ」
〜普通の間〜
カオス「ご飯まだ届いてないな」
ヒルトミ「ドアにこれが挟まってたけど」
カオス「紙か?なんて書いてあるんだ?」
ヒルトミ「不在票、夕食の準備が出来ました戻られましたらコールでお知らせ下さい、だって」
カオス「うい、ヒルトミ電話頼んだ」
ヒルトミ「俺がコールするの?」
カオス「届くまで横になってるわ」
ヒルトミ「仕方ないな〜」
ガチャ
ヒルトミ「すみません普通の間です、夕食の用意してもらってもいいですか?」
「はい、お願いします」
「はーい」
ガチャ
ヒルトミ「すぐ持ってくるって」
カオス「おう」
♪〜
カオス「なんの音だ?」
ヒルトミ「メアリー達の部屋からだね」
メアリー「〜♪」
ヒルトミ「歌ってるみたいだね…カラオケでもしてるのかな…」
カオス「いいな…我もカラオケしてぇ」
ヒルトミ「あっ、よく見たらテレビの横にカラオケ筐体あるじゃん!」
カオス「まじか!」
「でもこっちの世界の曲知らんぞ…」
ヒルトミ「そうだね…」
トントン
蒼龍「おまたせしました、夕食をお持ちしました」
ヒルトミ「待ってました!」
カオス「おぉ、ようやくか」
蒼龍「何だこの音は?」
〜♪
ヒルトミ「メアリー達がカラオケしてるみたいなんだ」( ^_^ ;)
蒼龍「この部屋だけ壁薄いからな…」
ヒルトミ「この部屋だけ?」
蒼龍「他の部屋は完全防音設備なんだがこの部屋は普通の旅館を再現してるから壁薄いんだよ」
「もし良ければ部屋変えてやろうか?」
ヒルトミ「いや、この部屋で大丈夫だよ」
メアリー「〜♪」
蒼龍「本当にいいのか?」
ヒルトミ「ま、まぁ…慣れてるからね…」
蒼龍「他に何かあれば言ってくれよな」
ヒルトミ「ありがとう」
蒼龍「んじゃ、ごゆっくり〜」
ヒルトミ「あ、ウーロンハイ頼む」
カオス「カシスオレンジ頼む」
蒼龍「ヘイ、まいどー」サー トン
ヒルトミ「カオス酒呑めるのか?」
カオス「少しならな、でも弱いからすぐに酔う」
「仕事の飲み会の時2杯だけで記憶無くなったわ」
ヒルトミ「それいかんやつやん」
「今日は特別だよ」スッ
カオス「うぉっ!なんかしたのか?」
ヒルトミ「お酒に強くした今日は沢山飲もうぜ!」
カオス「流石ヒルトミ」
「初めて沢山呑めそうだ!」
〜数十分後〜
カオス「うぉ!!!!!」
「こんなに気持ち良く飲んだのは初めてだ!」
ヒルトミ「テンション高いな笑」
カオス「蒼龍もっと酒持ってこい!」
蒼龍「さすがに飲みすぎだ、もう少しペース落とせ」
ヒルトミ「俺もウーロンハイおかわり!」
蒼龍「…しゃあねーな…今日は俺の奢りだ沢山持ってきてやるから待ってろ」
ヒルトミ「いやいや、それは流石に不味いだろ…」
蒼龍「安心しろ、俺のポケマネからだそれにもうすぐ俺の仕事も終わりだそんとき参加するぜ」
カオス「ありがとな蒼龍!」
ヒルトミ「それならお言葉に甘えちゃう!」
〜〜〜〜〜
蒼龍「仕事おわったー」
「ほら、沢山持ってきたぜ」
ヒルトミ「そんなに沢山!」
カオス「流石こんなに持ってきて怒られないか?」
蒼龍「大丈夫だちゃんと親父には許可とってあるからよ!」
「俺のマブダチっつたら泣いて喜んでたぜ」
ヒルトミ「え?どういう状況それ笑」
蒼龍「さーな、達なんて生まれてこの方いなかったしそのせいじゃね?」
カオス「なんか急に重いな…」( ̄▽ ̄;)
ヒルトミ「そうかそうか…それは悲しいね」(´;ω;`)
「でも大丈夫!俺達は蒼龍の友さ!」
カオス「酔ってなさそうに見えて結構酔ってるだろお前」
ヒルトミ「酔ってないって言ったら嘘になるね」
「呑んでる時点でシラフなわけない」
カオス「お前本当にわかんねーな笑」
ヒルトミ「ほらほらー、お酒足りないよ!もっと飲もうぜ!」(/◎\)ゴクゴク
「くぅ〜」ポン
カオス「こいつ一気飲みしやがったw」
「大丈夫か?吐くぞ?」
ヒルトミ「平気だよ」
「ただね…宅飲みだと何故か酔うんだよね」
「誰かといると酔わないんだよね」
蒼龍「確かにな、俺もそうだわ」
カオス「お前もかよ笑」
トントン
サー
みき「せんせ〜」
レミリア「ちょっとこの部屋お酒臭いわね…」
ヒルトミ「みき、レミリアお前らも飲むか?」
カオス「おいおい、レミリアなら兎も角みきはダメだろう!」
みき「私は未成年だから遠慮しておきます」
レミリア「じゃあ、少し頂くわ」
「ワインはあるかしら?」
蒼龍「おうあるぜ!」
「さぁ、飲め飲め!」
みき「ところでこの方は誰ですか?」
ヒルトミ「覚えてないか?みきは何度かあったことあるはずだよ」
レミリア「確か蒼龍って言ったかしら?」
「久しいわね」(/◎\)ゴクゴク
蒼龍「おう、覚えていてくれたのか」
「そいつぁ嬉しいわ」
みき「あっ蒼龍さんですか!まさかここで会うなんて思ってなかったです」
ヒルトミ「実は部屋を案内してた仲居さんは蒼龍だったんだよ」
みき「え?そうなんですか!?」
レミリア「全く気づかなかったわ…」
ヒルトミ「ところでみきとレミリアはどうしてここに?」
みき「そうでした!遊園地のパンフレットをカナタ博士からもらったので、明日の予定を先生と決めようと思って来ちゃいました!」
ヒルトミ「そうだったんだ!それじゃあ決めようか!」
カオス「もうペア決めたのか?」
「我も誰とペア組むか決めとかなきゃな」
「それならレミリアは何しに来たんだ?」
レミリア「私はたまたま通りかかっただけよ」
「ところで遊園地ってなんのことよ?」
ヒルトミ「あーそっか、レミリアは寝てたから知らなかったもんね」
「明日カナタ博士が連れていくって言ったんだよ」
蒼龍「遊園地か、ガキの頃1度行ったっきりだな…」
ヒルトミ「蒼龍も来るか?」
蒼龍「俺はいいや」
「明日も仕事あるからな」
ヒルトミ「そっか…お仕事ファイトだよ!」
蒼龍「おう!」
カオス「大変だな…」
蒼龍「そんなことないぜ、もう慣れた」
みき「先生!私メリーゴーランドと観覧車乗りたいです!」
ヒルトミ「うん!いいよ!」
「観覧車は夜景が綺麗みたいだから最後にしようか〜」
みき「いいですねー!」
レミリア「…」
(ところで…遊園地って何かしら?)
〜竹林の間〜23時過ぎ
メアリー「〜♪」
「歌った歌った〜ちょっと休憩しよう」
沈黙「なんの曲入れるか迷うな…」Ҩ(´-ω-`)
メアリー「決まってからでいいんじゃない?」
「無理に歌う必要は無い」
「さてと」テク テク
沈黙「どっか行くの?」(´・ω・`)
メアリー「ちょっと海までね」
沈黙「え…今から…」( ̄▽ ̄;)
メアリー「日中海入らなかったからね」
「誰もいない時間に泳いで来ようと思ってさ」
「それじゃっ!」
サー トン
沈黙「…行っちゃった」
「さて、ゲームでもやろう」(´・ω・`)
「そうだ、ヒルトミをスマブラに誘おう」
トントン
サー
千秋「メアリー」
「あれ?いないのか」
「メアリーどこに行ったか知らない?」
沈黙「メアリーなら…」
(待てよ…メアリーの場所を教えて余計なことしたら、なんて言われるか分からないぞ)
(此処は1つ…)
沈黙「さ、さぁ?」
千秋「そっか…どこに行っちゃったんだろうメアリーのやつ」
サー
トン
沈黙「とりあえず一安心だな」(´・ω・`)
〜深夜の海〜0時
メアリー「海だーーーー!」
「深夜の海は月が反射して凄く綺麗だ」
「早速、着替えて泳ごう」シュッ
「着替え完了」
「では早速…」
「おっと、肝心な事を忘れていた」
「海に入る前は軽く準備体操をしないとね」
「1、2、3」
「123はい!」
「1、2、3」
「123と見せかけて7、8、90」
「まぁ、準備体操しなくても僕は絶対溺れないからやる必要ないんだけどねー」
「形から入らないとね!」
「よし、準備体操終わり!」
「うぉぉぉ!」≡┏( `Д´)┛
ザッブーン
メアリー「1人で泳ぐのは最高だな!」
。。°°。。ヘ(。`・з・)_。。
メアリー「あは はははー」
「すいすいっと」ザブン ザブン
数十分後
メアリー「夏とはいえ夜は少し冷える」
「波も高くなってきたし、そろそろ上がるとしよう」ジャバッ
メアリー「あー楽しかった!」
「まだ帰るのは早いし、お散歩して帰ろう」
「その前にタオルタオル」
メアリーフキフキ中
メアリー「それじゃあ早速行こう」
「それにしても…また体重増えちゃったし、たまには運動がてらジョギングでもしてみようかな」
タッタッタ
メアリー「えっほ、えっほ、えっほ、えっほ」タッタッタ
〜2時〜
メアリー「ふぅ…もう2時か…」
「神力のお陰で走り過ぎちゃったよ…だって疲れないんだもん」
「汗が止まらないや」σ(((;・ω・;;;)))ダラダラダラ
「ん?あそこに人がいる」
「ちょっと行ってみよう」テクテクテク
ヒルトミ「月が綺麗だな〜」ゴク ゴク
メアリー(なーんだヒールーか、帰ろ)テク テク
ヒルトミ「僕はね、月には凄く惹かれるんだ」
メアリー「…」ピタッ
ヒルトミ「月には不思議な力が宿っている気がしてね」
「寂しいかったり、悲しいかったりするとよく月を見るんだ」
「するとね、心のモヤモヤが浄化された気持ちになるんだ」
「不思議だよね」
「ただ月を眺めているだけなのにね」
「不思議と落ち着くんだ」
「お前もそう思ったことはねーか?メアリー」
メアリー「さーね」
ヒルトミ「お前の場合、月より団子だな」
メアリー「違う」
「そこは月より東方でしょ!」
ヒルトミ「ははっ、お前らしいな」
「ほら、お前も飲め」ポイッ
メアリー「おっと…お酒?」キャッチ
ヒルトミ「緑茶ハイだけどいいよな?」
メアリー「ふっ、全く…」
「ミスティアくらい用意しといてよ」ゴクゴク
〜脱衣場〜
メアリー「いかんいかん」
「ヒールーとくだらない話をしてたら遅くなっちゃったよ」
「さっさと温泉入って寝なきゃお肌に悪いよ」
天の声[お前も肌に気を使うんだな]
メアリー「そうでも無いけど」
天の声[言ってることちげーじゃん]
メアリー「それより着替えてるとこ見ないでよカオスさん」ヌギヌギ
天の声[み、見ねーわ]
[それにカオスではない天の声だ]
メアリー「よし、タオルおっけー」
「それじゃあ入ろう」ガラガラ
「思ってたよりかなり広いな」
「それでいて、時間も時間だから誰もいない」
「まさに僕だけの時間」
「なんて素晴らしい時間なんだ!」
「こんなにあるとどれから入るか迷うな〜」
「そうだまず体を洗わないとね」
〜〜〜〜〜
メアリー「電気風呂か」ポチャン
「あぁ〜気持ちい〜」
「このじわ〜ってくる刺激がたまらないね〜」
天の声[痛くないか?]
メアリー「別に痛いとは思わないな」
「次はどれに…」キョロ(・ω・`三´・ω・)キョロ
「あっ、あれは!」 ジャボン タッタッタ
「うぉぉぉ、今までありそうでないほとんどの温泉にないと言われる希少価値なぬるま湯だ!」
「では早速」ポチャン
「おぉ、これは!まさに熱くもなく冷たくもないぬるま湯だ」
「でも、何だか物足りないな」
「やっぱり僕は熱い温泉の方がいい」ジャボン
天の声[でもぬるま湯って人間にはちょうどいい温度で出来てるからリラックス効果があったり疲れや美肌に効くと言うが]
ポチャン
メアリー「本当にちょうどいい温度だ!」
「いつまでも入っていたいよ」ほぉ〜
天の声[気の代わりが早いやつめ]
〜その頃〜普通の間
サー トン
ヒルトミ「もうカオスは寝てるだろうか?」そ〜っと
|ω•)チラッ
みき「すや〜」ZZZ
レミリア「スゥー」ZZZ
ヒルトミ「布団も敷かずに寝るなんて風邪ひくぞ」
「っておい…こいつら部屋に戻らなかったのかよ!?」テク テク
バサッ
バサッ
ヒルトミ「毛布くらいかけて寝ろよ全く…」
「カオスの姿が見当たらないな、何処へ行ったんだ?」
「ん?あれは…」
天の声[ヒルトミはテーブルの上に置いてある紙を発見した]
ヒルトミ「説明ありがとう」
天の声[それでなんて書いてあるのだ?]
ヒルトミ「別の部屋で寝るわ カオス」
「…」
天の声[お前はどこで寝るんだ?この部屋か?]
ヒルトミ「いや、毛布がないと寝れない体質だからな俺も別の部屋に移動するよ」
天の声「何処へだ?」
ヒルトミ「…」
〜月裏の間前〜
ヒルトミ「まどかはもう寝てしまっただろうか」
天の声[女の子の部屋だぞいいのか?]
ヒルトミ「まどかならきっと事情を話せば受け入れてくれるさ」
ガヤガヤ
「ん?電気がついてるな、それになんか少し騒がしい」
サー
ヒルトミ「鍵も空いているみたいだ」
天の声[なんとも不用心だな、入ってみるか?]
ヒルトミ「あぁ」
サー トン
ヒルトミ「まどか起きてるか?」
まどか「あ〜、ヒルトミ〜!」フラフラ
「ちょうどいいところに来たね〜」ティヒヒ
ヒルトミ「ど、どうしたんだ…何だかいつもと様子が…」
まどか「もう〜、そんなことどうでもいいから早く上がってよ〜」ガシッ
ヒルトミ「うおっ!?」テクテク
まどか「ほらほらーこっち、こっちだよ〜」フラフラ
ヒルトミ(どうしたんだ…上手く歩けてないように見えるが)
(どうしてあんなにフラフラなんだ…)
まどか「ヒルトミ〜見て見てこのジュースとても美味しいの〜」
「ヒルトミも一緒に飲もうよ〜気持ちくなれるよ〜」
ヒルトミ「これはお酒じゃないか!?」
「なぜそんなものが!」
「まどかこれを何処で!」
まどか「これね〜レーゾー庫の中に入ってたの〜」
「飲んで〜。と〜っても美味しいから〜沢山飲んじゃった〜!」ティヒヒ
天の声[…この状況不味くないか?早く何とかしないと]
ヒルトミ「だな」
「ほらまどか立てるか?」
「とりあえずベッドまで」
まどか「ベッド……」ボー
ガシッ
ヒルトミ「歩けるか?」
〜寝室〜
ヒルトミ「まどかここに座って」
まどか「………」
ヒルトミ「水持ってくるからここで待っていてくれ」テクテク
ガシッ
ヒルトミ「!?」
まどか「待って」
「どこにも行かないで」
ヒルトミ「水とってくるだけだから離し…」
バッ
ヒルトミ「うおっ!?」ドン
「なんて力だ…」
まどか「………」スー
ヒルトミ「ま、まどか…」
(か、顔が近い!?)
まどか「今なら、ヒルトミとキスできる気がする」
「んー」スー
ヒルトミ「おい、止めろまどか!」
まどか「んー」スー
ヒルトミ「ダメだ!まどか!止めろ!」
「くっ…すまない」サッ
まどか「う…」パタ
「スゥー」ZZZ
ヒルトミ「はぁ…はぁ…」
天の声[間一髪だったな]
ヒルトミ「危なかった、まどかには悪いが眠ってもらったよ」
天の声[キスできるチャンスだったのに勿体ないな]
ヒルトミ「揶揄うなよ」
「それにこんなやり方、きっとキスしていたらまどかは一生後悔していたかもしれない」
「これでよかったんだ」
天の声[それでこれからどうするんだ?]
[この部屋にはベッドは1つしかないみたいだぞ]
ヒルトミ「まどかに付いて居てあげたいしな、俺もここで寝るよ」
「もしかしたら寝てる時に吐く可能性があるからね」
〜その頃〜
ザブーン
メアリー「あははっ!気持ちいい!」ジャバジャバジャバジャバ
天の声[メアリーは1人温泉を満喫していたのだった]
〜竹林の間〜
サー トン
メアリー「フゥ〜、さっぱりした〜」
「流石に沈黙は寝てるか」
「僕もさっさと寝よっと」ガバッ
「はっ!」
カオス「ぅん…?おはよ」
メアリー「おはようじゃないよ僕のベッドで何してるの!」
カオス「ふわぁ〜、おやすみ」
メアリー「寝よっか、おやすみ〜」
「って僕は何処で寝ればいいの!」
〜午前10時〜旅館前
カナタ博士「よし、皆集まったな」
「これから遊園地に向かうぞ」
メアリー「え?遊園地?僕聞いてないけど?」
カオス「まぁ、お前先に旅館戻ってたもんな」
「沈黙から聞いてないのか?」
沈黙「あはは…」( ̄▽ ̄;)
カオス「…察したわ」
ヒルトミ「まどか体調大丈夫か?」
まどか「…うぅ…まだ頭が痛いよ…それに何だか気持ち悪い…」
ヒルトミ「無理するなよ、まだ抜けきれてないんだから」
「旅館で待っとくか?」
まどか「ううん、大丈夫…ありがと心配してくれて」
カナタ博士「どうした?なんかあったのか?」
ヒルトミ「実はまどかがカクカクシカジカでして」
カナタ博士「大丈夫なのか?」
まどか「はい…少し経てば治ると思います」
カナタ博士「本当なら旅館で待ってるのが1番いいかもしれないが、今夜泊まる場所がここじゃないんだ」
ヒルトミ「どの道連れていくしかないんだな」
ソイル「遊園地までどうやって移動するの?」
カナタ博士「それならもうそろそろ着く筈だ」
ソイル「着く?何が?」
カナタ博士「すぐわかるさ」
ブー ブーッ
カナタ博士「来たみたいだな」
ガチャ
蒼龍「待たせたな」
カオス「蒼龍?!」
蒼龍「よう、俺も行くことになってな」
ヒルトミ「そうだったのか」
「でも仕事は?」
蒼龍「親父が休みをくれたんだ」
「たまにはお前も羽を伸ばして来いってな」
「全く…慣れないこといいやがって」
カナタ博士「突然こんな事頼んでしまってすまないな」
「今日1日よろしく頼む」
蒼龍「おう任せとけ!」
「それじゃあ全員乗ってくれ」
アクシィス「でもこれ7人ノリでしょ?」
「全員は乗れないよ…」
蒼龍「大丈夫大丈夫、シートは全部たおしてあるから全員入れるぜ」
カオス「そういう問題じゃねぇだろ!」
カナタ博士「嫌なら置いてくぞ〜」
カオス「そういう訳じゃないが…」
メアリー「カオスさんのツンデレいただきました」
「全く滋養(需要)にならないけど」
カオス「うるせー、後で覚えとけよメアリー」
〜〜〜〜〜
みき「先生!楽しみですね遊園地!」
ヒルトミ「さっきからそればかりだな…」
「楽しそうでなによりだよ」
まどか「………」
レミリア「本当に大丈夫なのかしらこの子」
まどか「…へ、平気…」
みき「なるほど!こうなるからお酒は20歳になってからなんですね!」
ヒルトミ「いや、大人でもこうなる人いるから…」
蒼龍「そっちの世界では年齢制限があるのか?」
ソイル「そうだけど」
ヒルトミ「そのいい方だとこっちには年齢制限がないみたいな言い方だな」
蒼龍「その通りだぜ」
ヒルトミ「マジで!?」
「そうか…だからレミリアが注文しても出てきたわけか」
レミリア「ちょっとそれどういう意味よ!」
みき「レミリアちゃん見た目がその…物凄く若く見えるから」
レミリア「………」
「私そんなに子供っぽいかしら…」
カオス「よし上がり」
沈黙「カオス強いね」(´・ω・`)
千秋「…」
沈黙「次は千秋の番だよ」
千秋「パス」ペラ
沈黙「よっしゃ俺のターン」
「リターン青、スキップ青、スキップ黄、1黄、上がり!」
カオス「おぉ、沈黙強いな」
沈黙「やった!」(´・ω・`)
千秋「ちょっと待った!」
「確かUNOって言ってないよね?」
沈黙「あっ…」
カオス「おぉん…」
沈黙「ちっくしょー!」(´;ω;`)
千秋「5枚引いて」
沈黙「(_`Д´)_クッソォォォォォ!!」ペラペラペラペラペラ
千秋「次は僕だねドロ2黄」
沈黙「パス」(´;ω;`)ペラペラ
千秋「ドロフォー色は緑、UNO」
沈黙「パス」(´;ω;`)ペラペラペラペラ
千秋「9緑、終わり」
「僕の勝ちだね」
沈黙「負けた…」
カオス「あの時UNOって言っていれば勝てたのにな」
沈黙「無念…」_| ̄|○ il||li
ヒルトミ「楽しそうだな」
カオス「おう、ヒルトミもやるか?」
ヒルトミ「俺はいいよ」
「この通り足が塞がってて」
膝枕 まどか「………」
みき「それなら私が先生の代わりにやります!」
レミリア「それなら私もやるわ」
アクシィス「一応、ルール説明するね」
みき「大丈夫です」
レミリア「必要ないわ」
アクシィス「そう?それじゃあ早速始めようか」
ヒルトミ「みんな楽しそうだな」ナデナデ
まどか「///」
メアリー「ヒールーのなでなで癖にも困ったね」
ヒルトミ「ごめんまどか…つい」
みき「先生最低です!」
ヒルトミ「だから違うって!」
※みきの世界でのなでなでは性交のお誘いの意味がある
〜1時間後〜
蒼龍「そろそろ高速降りる」
「あと30分もすれば見えてくるはずだぜ」
みき「あの、すみません…私トイレに…」
蒼龍「OK、近くにパーキングエリアがある」
「そこで一旦休憩にしよう」
〜パーキングエリア〜
蒼龍「着いたぜ、行ってきな」
みき「ごめんなさいー!ありがとうございます!」ガチャ
ビューン
ヒルトミ「早っ!」
蒼龍「余程我慢していたんだろうな」
「お前らは行かなくていいのか?」
ソイル「大丈夫」
メアリー「同じく」
カオス「問題ない」
沈黙「平気」(´・ω・`)
アクシィス「心配ないさ」
千秋「同じく」
レミリア「私も大丈夫よ」
まどか「私もその…お手伝いに」
ヒルトミ「1人で大丈夫か?」
まどか「うん…何とか…」フラフラ
ヒルトミ「やっぱり心配だな」
「レミリア、一緒について行ってくれないか?」
レミリア「なぜ私が…」
ヒルトミ「嫌か?」
「となると、俺がトイレの前まで連れていくしか…」
レミリア「仕方ないわね…ついて行ってあげてもいいわ」
まどか「ありがとうレミリアちゃん!」
ガチャ
テクテクテク
ガチャ
ヒルトミ「おいメアリーどこに行くんだ?」
メアリー「小腹すいたからお菓子とか買ってこようと思って」
ヒルトミ「それなら俺の分も買ってきて」
メアリー「なぜ僕が…」
カオス「買いに行くんなら我も行こう」
メアリー「いいよ僕一人で行くから」
沈黙「俺喉乾いた…」
メアリー「ごめんそれは自分で買ってきて」
ヒルトミ「どういう基準?」
〜〜〜〜〜
蒼龍「ほら、見えてきたぜ」
みき「あ〜!」
カオス「思ったより大きいな」
ヒルトミ「意味深…」
カオス「うるせー」
メアリー「それカオスさんのセリフ」
カオス「我のでもないが…」
レミリア「?」
(なんの施設かしら?)
〜遊園地ゲート前〜12時頃
ガヤガヤ
ガヤガヤ
アナウンス「迷子のお知らせをいたします」
アクシィス「ゲートだけでもこんなに人多いんだ」
蒼龍「そりゃここは世界一を誇る数々のアトラクションがあるからな」
みき「世界一のアトラクションですか!」
蒼龍「ここでしか体験出来ないものやこだわりのアトラクションがあるんだよ」
「乗り物の数も世界一だぜ」
ソイル「やばい超楽しみ!」
カナタ博士「チケット買ってくる少し待っていてくれ」
みんな「はい」(うい)(ヘイ)
ヒルトミ「まどか大丈夫?」
まどか「まだちょっと頭が痛くて…もう少ししたら治ると思うから大丈夫」
ヒルトミ「気持ち悪さはないか?」
まどか「うん、気持ち悪さはもうないよ」
「心配してくれてありがとう」ニコッ
(本当はまだ気持ち悪いけど、これ以上みんなに迷惑かけたくないから…)
ヒルトミ「そうか」
パチッ←指を鳴らす音
まどか「あ、あれ?」
レミリア「どうかしたのまどか?」
まどか「治っちゃったみたい」
レミリア「そう、良かったじゃない」フフッ
みき「まどかちゃん治ったんだ!」
「これで思う存分遊べるね!」
まどか「やった!」
千秋「ここも人が多いねメアリー」
メアリー「そうみたいだね」
千秋「こんなに人が多いと迷子になりそうだねメアリー」
メアリー「そうみたいだね」
千秋「ちゃんと聞いてるメアリー?」
メアリー「え?ごめんロストワードやってたから聞いてなかった」
「なんだった?」
千秋「だから…」
カオス「なんかお腹すいてきたな」
沈黙「あはは…同じく」
ソイル「お昼時だもんね」
アクシィス「今日のお昼はなんだろう」
〜数分後〜
カナタ博士「おまたせ」
「全員分買ってきたぞ」
ソイル「待ってましたー」
カオス「ところでみんなで行動するのか?」
アクシィス「それとも別れて行動する?」
カナタ博士「まぁ、そう焦るな」
「2人ずつメンバーを作り行動しよう」
カオス「2人ずつか」
「誰と行動するか」
カナタ博士「今回はくじ引きでメンバーを決めるぞ」
アクシィス「くじ引きですか」
ソイル「うん、いいと思う」
カナタ博士「それじゃあ1人ずつとっていってくれ」サッ
カオス「ってこれ…チケットじゃねーか!」
カナタ博士「ペアチケットだからな」
「同じ番号の人と行動するとしよう」
みき「ちょっと待ってください」ガシッ
ヒルトミ「うおっ!?」 ←引っ張られてる
みき「私たち元々一緒に行動する約束をしてたので同じ番号のチケットほしいです!」
カナタ博士「そうなのか?」
ヒルトミ「えぇ、まぁ」
カナタ博士「ほら、同じ番号のチケットだ」
まどか「え、そんな…」(◞‸◟)
カナタ博士「他に決まってる人はいないか?」
「よし、では1人ずつ引いてくれ」
沈黙「じゃあこれ」(´・ω・`)
カオス「我はこれにしよう」
ソイル「これ!」
アクシィス「俺はこれさ!」
まどか「私はこれにします」
レミリア「私はこれをいただくわ」
蒼龍「これにするか」
千秋「僕はこれ」
メアリー「どうかカオスさんだけには当たりませんように」(。ー人ー。)
カオス「おい!それどういう意味だ!」
ソイル「58462の人いる?」
カオス「おぉ、それは我だな」
メアリー「よしっ!」
ソイル「カオスか!」
カオス「よろしく頼むぞ」
「それでメアリー後で覚えとけよ」
メアリー「じょ、冗談だよ…」
まどか「私24865番」
カナタ博士「私も24865だ」
まどか「カナタ博士と一緒なんですね、よろしくお願いします」
カナタ博士「あぁ、こちらこそ」
メアリー(珍しい組み合わせだ)
カオス「まどかとカナタ博士ってなかなか見れない組み合わせだよな」
みんな(確かに)
千秋「僕は44995だよ」
レミリア「あら、私と同じ番号ね」
千秋「レミリアか、僕、遊園地はよく分からないけどよろしくね」
レミリア「よろしく」
「私も遊園地って所は初めて来たわ」
「逸れないように行動しましょう」
蒼龍「76358は誰だ?」
メアリー「僕だね」
蒼龍「おうメアリーか、よろしくな」
沈黙「と、なると」
アクシィス「俺と沈黙くんがペアだね」
沈黙「あはは、どもっ」(´・ω・`)
カナタ博士「とりあえず決まったことだし、そろそろ渡しておくか」スッ
ヒルトミ「どうも」
まどか「これはなんですか?」
カナタ博士「通信機だ、これがあればバラバラになっても連絡ができるだろう」
「それじゃあ、各自自由に行動してくれ」
ソイル「ところで昼飯どうしよう」
沈黙「俺お金持ってない…」 (´・ω・`)
メアリー「沈黙はご飯抜きだね」
沈黙「そんな…」(´;ω;`)
まどか「私も持ち合わせが……」
カナタ博士「入場する時腕にバンド付けられる」
「屋台でそれを見せれば好きな物が買えるぞ」
カオス「ホントだ、飲食付きって書いてある」
みき「食べ放題ってことですか!」
カナタ博士「あぁ、お土産は別だがほぼこれで買うことが出来るぞ」
ヒルトミ「もしかして、お酒も?」
カナタ博士「飲食だから、あれば買えるんじゃないか?」
ヒルトミ「やったぜ!」
ソイル「ほんとお酒好きだよね」
メアリー「ヒールーだから仕方ない」
ヒルトミ「まどかはもうお酒飲まないようにね」
まどか「う…うん…」
カナタ博士「よし、解散」
〜ソイル&カオス ペア〜
ソイル「パンフレット見る限り、難易度別でエリアが別れてるみたいだよ」
「カオスは絶叫系大丈夫?」
カオス「………」モグモグ
ソイル「聞いてる?」
カオス「おう、なんか言ったか?」
ソイル「…先に食べてからにしようか」
カオス「腹減っては戦は出来ぬからな」
ソイル「戦じゃないよ…」
「でもほんと、食べないと体力持たないからね」
「自分もなんか買ってこようかな」
カオス「このハンバーガー美味いぞ、そこで買った」(「・ω・)「
ソイル「自分は丼系が食べたい」
「フードコート行こうよ」
カオス「座って食べたいしそれでいいぞ」
〜沈黙&アクシィス ペア〜フードコート(室外)
沈黙「………」モグモグ
アクシィス「食べたら何処からまわろうか」
沈黙「………」モグモグ
「任せる」(´・ω・`)
アクシィス「いきなり絶叫系乗るのはしんどいから、ゴーカート乗る?」
沈黙「いいね〜」(´・ω・`)
アクシィス「決まり」
「沈黙くんは乗りたいものあるかい?」
沈黙「んー、空中ブランコかな?」
アクシィス「いいね!」
「…え?」
沈黙「どしたの?」(´・ω・`)?
アクシィス「ここの空中ブランコ、絶叫系の分類になってる…」
沈黙「まじ?」
アクシィス「ほらこれ」
空中ブランコ(絶叫)
沈黙「ホントだ」(´・ω・`)
アクシィス沈黙「………」
ソイル「あっ、アクシィス達だ!」
アクシィス「あ、ソイルとカオスくん」
「まさかこんな早く合流するとはね」
カオス「お前らも先ず飯か」
アクシィス「お昼前だから今のうちに食べておかないと混みそうだと思ったから」
ソイル「間違いないね、かなり人多いから混みそう」
カオス「お前らはもう…どれ乗るか決まったのか?」
アクシィス「一応、ゴーカートと空中ブランコは決まったよ」
ソイル「あ、ゴーカートいいね、自分達も後でゴーカート乗るか」
カオス「我は構わんぞ」
アクシィス「ただ、ちょっと困っててね」
「パンフレットの空中ブランコ見てよ」
ソイル「え?絶叫?」
カオス「空中ブランコに絶叫とかあるのか…」
ソイル「何それ逆に乗ってみたいw」
カオス「おぉん…」
沈黙「見て、あれじゃない?」
キャアアア
ソイル「結構高いしスピード出てるね!」
「あれなら楽しめそう」
カオス「いや、こえーよ」
〜レミリア&千秋 ペア〜地獄級エリア
レミリア「どうしましょう…」
千秋「どうしたの?」
レミリア「パンフレット見てもわからないのよ」
「現在地どこかしら…」
千秋「もしかして迷子なの!?」
レミリア「ち、違うわよ」
「ただ、どの辺にいるのかわからないだけ」
「現在地さえ分かれば何とかなるわ」
千秋「それを迷子って言うんじゃ…」
「とりあえず、喉が乾いたし休憩しない?」
レミリア「そうね、少し休憩しましょうか」
「それにしても暑いわね」
「人間が多いし、無駄に広いわ…」
「皆、ここに来て何をしているのかしら?」
千秋「メアリーが言ってたんだけど、乗り物に乗って遊ぶみたい」
「例えばあれは凄いスピードが出てるやつは爽快感を感じるための乗り物、ジャットコーンスープ」
天の声[ジェットコースターだ]
千秋「そして、あのゆっくり上に上がってゆっくり下がってを繰り返してるやつは景色を見るための乗り物、がんがんしゃ」
天の声[観覧車だ]
千秋「あれは、沢山のお化けと恐怖が大集合、お化け座敷」
天の声[お化け屋敷だ]
[色々間違っとる]
千秋「他にも色々あるけど、好き嫌いは人によって違うみたい」
レミリア「面白いのかしら…」
「人間って変わった遊びを好むのね…」
「私にはその良さがわからないわ」
千秋「それなら僕達もなんか乗ってみない?」
「そしたら案外楽しいかもよ」
レミリア「遠慮しておくわ」
「…と言いたいのだけど」
「ちょうど退屈していたところだから」
「少しくらいなら付き合ってあげてもいいわ」
天の声[レミリアは少し遊園地に興味がある模様]
〜〜〜〜〜
千秋「じゃあ、先ずはここから乗ろうよ」
レミリア「かなり混んでるわね」
「全然進む気配がないわね」
千秋「そのくらい人気ってことなんだよ」
「ますます期待しちゃうね」
レミリア「そうじゃなきゃ困るわ」
「吸血鬼がこの晴天の中人混みに紛れるなんてどうかしてるわ」
千秋「まぁまぁ、文句は乗ってからにしようよ」
レミリア「…そうね」
〜まどか&カナダ博士〜
カナタ博士「ほら、ジュース買ってきたぞ」
まどか「ありがとうございます」
カナタ博士「行きたいところがあったら、言ってくれよ」
まどか「はい」
・・・
カナタ博士「.........」
まどか「.........」
カナタ博士「なあ」 まどか「あの…」
カナタ博士「なんだ?」
まどか「あ、えっと…そちらからどうぞ」
カナタ博士「…ヒルトミ達と一緒じゃないから退屈か?」
まどか「いえ、そんなことないよ…」
「沢山アトラクションがあるから迷っちゃって」
カナタ博士「そうか」
「それで、まどかは何を言いたかったんだ?」
まどか「大したことじゃないです、ただ、お腹が空いたなって思って」チュー
カナタ博士「そうだな、もうすぐ昼だし混む前に食べに行くか」
まどか「はい!」
〜フードコート(室内)〜
カナタ博士「ここにしようか」
「買ってきてやるからここで席とって置いてくれ」
まどか「はい」
カナタ博士「何が食べたい?」
まどか「えっと…」キョロキョロ
「私、スパゲッティが食べたいです」
カナタ博士「わかった、買ってこよう」
まどか「はぁ…」
「せっかく体調治ったんだから沢山楽しまないと」
〜〜〜〜〜
カナタ博士「ほら、買ってきたぞ」
まどか「ありがとうございます」
カナタ博士「美味しそうだな」
まどか「はい」
「いただきます」
カナタ博士「いただきます」
まどか「…」クルクル パクッ
モグモグ
まどか「おいしい!」
カナタ博士「それは良かったな」
まどか「カナタ博士はコーヒーだけですか?」
カナタ博士「あぁ、そこまでお腹空いてないからな」
まどか「少しでも食べないと体に悪いですよ」
カナタ博士「確かにそうだな」
「しかし、1品だけでも食べきれるか心配だ」
まどか「それなら私のスパゲッティ少し食べますか?」
カナタ博士「いいのか?」
まどか「はい、どうぞ」サー
カナタ博士「ありがとう」クルクル パクッ
「うん、美味いな」
「ところで何に乗るか決まったか?」
まどか「メリーゴーランド乗りたいです」
カナタ博士「わかった」
「まどかが食べ終わったら行こうか」
まどか「はい!」
〜メアリー&蒼龍〜上級者エリア
蒼龍「はぁ…はぁ…お前…また乗るのか…」
「これで3回目だぞ…」
メアリー「え?だって楽しいじゃん」
「キングオプジャンボポセイドン(バイキング)」
蒼龍「限度があるわ!」
「他にも色々アトラクションはあるだろ!」
メアリー「キングオブジャンボポセイドンしか勝たん」
蒼龍「わったよ…」
「乗り終わったら、一旦飯食おうぜ」
「腹減り過ぎて死にそうだ」
メアリー「待ち時間が少なくて助かるよ」
蒼龍「300人くらいは乗れるからな、その分来る順番が早いんだろ」
「1200人並んでたとしても15分も掛からんだろうよ」
メアリー「と言ってるうちに順番来たよ」
蒼龍「何処乗るんだ?」
メアリー「勿論1番後ろ」
蒼龍「だよな....」
メアリー「ベルトよし、安全バーよし」
「準備OK」
アナウンス「それでは、船の旅に行ってらっしゃい」
グラー
グラー
グラー
グラー
グラーーン
グラーーン
グラーーーン
グラーーーン
蒼龍「うぉおおお、やっぱりたけー」
「こえーよ!」
メアリー「もう3回目なんだから流石に慣れてよ」
蒼龍「んな事言ったって怖えもんは怖えんだよ」
ヒューーー
キャーーー
蒼龍「うわああああああ」
メアリー「蒼龍うるさい」
〜〜〜〜〜
蒼龍「やっと終わった…」_| ̄|○ il||li
メアリー「そんなに苦手なんだね」
「なんか意外」
蒼龍「とりあえず休もうぜ…」
「腹が減り過ぎて立てねぇ」
「俺はベンチで座っとくからなんか買ってきてくれ…」
メアリー「仕方ないな、何買ってこればいい?」
蒼龍「肉…肉を頼む」
メアリー「肉ならなんでもいい?」「
蒼龍「…任せるぜ」
〜〜〜〜〜
メアリー「買ってきたよ」
「ケバブと焼き鳥とハンバーガーなど色々買ってきた」
蒼龍「サンキュー!」
ガブガブ モグモグ パクパク
蒼龍「うぉおおお!生き返ったぜ!」
メアリー「あんだけ沢山買ってきたのにもうなくなっちゃったよ」モグモグ
「あら、この焼きそばおいしい!」モグモグ
蒼龍「さて、次はどうするか」
メアリー「キングオブジャンボポセイドン乗ろう」
蒼龍「それはお前1人でいけっ!」
メアリー「えーーーーー!?」
蒼龍「えー、じゃない!」
「お前のペースにずっと合わせていたら身体が持たん」
メアリー「それじゃ、蒼龍は乗りたいものある?」
蒼龍「俺なら…観覧車だな」
メアリー「いや野郎2人で観覧車って何が楽しいの」
蒼龍「…だよな」
〜ヒルトミ&みきペア〜
みき「先生!」ヒョコッ
ヒルトミ「顔だしパネルだな」
「ちょっと、そのまま待ってて」
みき「?」
ヒルトミ「笑顔笑顔」
みき「はい」ニコッ
パシャッ
みき「先生あっちになにかあるみたいですよ!」
ヒルトミ「結構集まってるな」
「見に行ってみるか」
〜〜〜
みき「この遊園地のマスコットキャラクターみたいですね!」
「私も撮りたいなぁ〜!」
ヒルトミ「それじゃ、撮ってあげるよ」
「行ってきな」
みき「はい!」
マスコット「」ヾ(o゚ω゚o)ノ゙
みき「一緒に写真お願いします!」
マスコット「」(⋆ᵕᴗᵕ⋆)"ペコ
ヒルトミ「それじゃ撮るよ」パシャッ
スタッフ「よろしければ写真お撮りましますが」
ヒルトミ「いえ…俺は別に」
みき「先生も一緒に撮りましょうよ!」
ヒルトミ「参ったな…」
スタッフ「さぁ、遠慮なさらず」
ヒルトミ「じゃあ、よろしくお願いします」
みき「先生こっちです!」
ヒルトミ「あぁ」
スタッフ「撮りますよ〜」
「ハイ、チーズ」
ヒルトミ&みき「チーズ」
マスコット(⸝⸝> ̫ <⸝⸝)
みき「綺麗に撮れてますね!」
ヒルトミ「流石プロだな」
「ところでお腹は空いてないか?」
みき「私はまだ大丈夫です」
「先生は?」
ヒルトミ「俺は小腹が空いた程度だ」
みき「そうだ!先生クレープ食べませんか!」
ヒルトミ「クレープか!」
「それじゃあ、一緒に買いに行こう!」
みき「はいっ!」
〜〜〜〜〜
ヒルトミ「みきは何頼む?」
みき「食べたいものが沢山ありすぎて迷ってます」
「先生はもう決めましたか?」
ヒルトミ「決まったよ」
みき「それじゃあ…私はティラミスクレープにします」
ヒルトミ「すみません、ティラミスクレープ1つといちごとバナナのチョコクレープ1つください!」
スタッフ「はい、出来上がるまでしばらくお待ちください」
みき「先生が頼んだやつも美味しそうですね!」
ヒルトミ「ティラミスクレープも美味しそうだね」
〜〜〜〜〜
ヒルトミ「いただきます」パクッ
みき「いただきます!」パクッ
ヒルトミ「美味い!」
みき「おいしいです!!」ニコニコッ
パシャッ
みき「なっ!?」
「何撮ってるんですか!」
「食べてるところを撮るなんてひどいですよ」プンプン
ヒルトミ「すまんな、可愛い顔してたからついな」
みき「もう///」テレッ
ヒルトミ「悪かったよ笑」パクッ モグモグ
パシャッ
ヒルトミ「うおっ…」
みき「えへへ、お返しですよ〜」
ヒルトミ「油断していた…」
みき「えへへ」ニコニコッ
ヒルトミ「あはは」
みき「先生のクレープ1口食べたいです」
ヒルトミ「ん、いいよ」スッ
パクッ
みき「うん、美味い!」
ヒルトミ「だろ」
みき「私のも1口どうですか?」
ヒルトミ「いいのか?」パクッ
「おぉ、ティラミスクレープも美味しいな!」
みき「ティラミスは絶対裏切りません!」
〜お化け屋敷(理想)〜
お化け「うぉおおお〜」ガバッ
みき「きゃあ、怖いです先生〜」ダキッ
ヒルトミ「大丈夫だ、みきは僕が守るよ」
みき「先生…やっぱり先生は頼りになります!」
ヒルトミ「さぁ、僕から離れないで」
みき「はいっ!」ガシッ
お化け「うらめしや〜」
みき「きゃあああ!」
ヒルトミ「そんなに怖いのか?足震えてるぞ」
みき「怖いですよ…これ以上もう歩けないです」
ヒルトミ「仕方ない、僕がみきを抱っこしていこう」ガシッ
みき「きゃあ!?」
「せ、先生…?」(⑉・ ・⑉)
ヒルトミ「これなら大丈夫だろ?」
みき「いきなりそんな……」
「その…」
ヒルトミ「どうしたの?」
みき「私、重くないですか…」
ヒルトミ「全然だよ、寧ろ軽い」
みき「///」ボッ
ヒルトミ「赤くなって可愛いな、みきは」
「…ところで、この空想はいつまで続けるの?」
みき「…え?」
〜〜〜〜〜
ヒルトミ「みき?おーい、聞こえてるか?」
みき「え?あ、はいなんですか?」
ヒルトミ「さっきから声かけてるのに反応しないからどうしたのかと思った」
みき「すみません少しぼーっとしてたみたいです」
ヒルトミ「大丈夫か?」
「もし体調悪いならすぐ言ってくれ」
みき「大丈夫です、少し考え事していただけなので!」
ヒルトミ「そ、それならいいけど…」
みき「なんか歯切れ悪いですね、どうかしたんですか?」
ヒルトミ「本当にお化け屋敷入るのか…」
「俺、怖いのは苦手で…」
みき「あっ……」
「その事忘れてました」٩(๑><๑)テヘ
「でも、折角ですし入りましょうよ」
ヒルトミ「あ…あぁ」
〜お化け屋敷〜
ヒルトミ「お、おい…大丈夫か…みきは怖くないか…」プルプル
みき「先生こそ大丈夫ですか?その…手が震えてますよ」(;・∀・)
ヒルトミ「いいか、絶対手を離すんじゃないぞ…」
「その…何が起こるかわからないから…」ウルウル
みき「っ!」ドキッ
「全く、先生は怖がりですね」ニコッ
天の声[これはこれでありかと思ってしまうみきであった]
〜お化け屋敷出口〜
ヒルトミ「た、大したことなかったな…」
みき「そ、そうですね…」
〜回想〜
お化け「うらめしや〜」ドロドロ
ヒルトミ「うわあああああ!!!!!」タッタッタッ
みき「せ、せんせー!」タッタッタッ
ヒルトミ「はぁ…はぁ…」
「ん?あ、あれは…」
クルッ
お化け「み〜た〜な〜!」
ヒルトミ「ぎゃああああ!!!!!」タッタッタッ
みき「落ち着いてください!」タッタッタッ
ヒルトミ「よっしゃー出口だ!」タッタッタッ
ドカッ
怖い人形「………」
ヒルトミ「ん〜〜〜〜〜」バタッ
みき「大丈夫ですか先生!先生!!!!!」
ヒルトミ「うぅ…」(͒。´𖦹 ·̫ 𖦹`。)
内蔵が飛び出た男「大丈夫ですか!」タッタッタッ
みき「きゃあああああ!」バタッ
内蔵が飛び出た男「お客様!?」
「やりすぎちゃったか……」
〜回想終了〜
ヒルトミ「ほんと大したことなかったな…」
みき「はい…」
〜ソイルカオス&沈黙アクシィスペア〜
ブーン
沈黙「ゴーカート楽しい」(´・ω・`)ブーン
アクシィス「沈黙くんお先失礼するよ」ブーン
カオス「なぜ、我らは2人で乗っているんだ…」
ソイル「2人乗りしかなかったから仕方ないよ」ブーン
カオス「我が運転したかった…」
〜レミリア&千秋ペア〜
アナウンス「風に飛ばされる危険があるのでお帽子はお外し下さい」
千秋「外さなきゃダメだって」
レミリア「そうみたいね」 サッ
「これでいいかしら?」
千秋「……」ジー
レミリア「な、何よジロジロこっちみて…」
千秋「レミリアが帽子とってるところ初めて見るなと思って」
「なんかざんにん」
レミリア「それを言うなら斬新でしょ?」
「帽子とっただけで大袈裟よ…」
アナウンス「出発します」
「行ってらっしゃいませ」
カタカタカタカタカタカタ
千秋「動き出した!」
レミリア「思ったより随分遅いのね」
千秋「ゆっくり登って一気に落ちる感じじゃないかな?」
レミリア「そうよね」
「そうじゃなきゃ期待外れにも程があるわ」
・・・・・・・・・
カタカタカタ
レミリア「もうすぐてっぺんね」
千秋「………」
レミリア「千秋?」
千秋「た…た…」
レミリア「どうしたのよ…」
千秋「高いよ!怖いよ!」
レミリア「そうね、思ってたより高いわね」キョロキョロ
(あら、あそこにいるのは…)
カタカタカタ グググゴーーーーーー!
キャアアア
レミリア「!?」ビクッ
千秋「あぁぁぁぁ!!!!!」
レミリア(なんなの…この感覚…空を飛ぶのとは違うこの感じ!)
(そしてこのスピード感…とても癖になるわね!)ドキドキ
千秋「怖いよ〜!」ビューン
ゴーーーーーー!
レミリア「あれはどうなってるのかしら?」ビューン
千秋「な、なにあれ……」ビューン
「まさか…ぶつかる…!」
レミリア「そ、そんなわけ…」グルッ
千秋「きゃあああああ落ちるーーー!」
レミリア(まさか一回転するなんてね)
〜〜〜〜〜
千秋「………」( ̄^ ̄゜)
レミリア「髪がくちゃくちゃね…」
「だけど悪くはなかったわ」
「千秋はどうだったかしら?」
千秋「もう二度と乗らない…」フラフラ
レミリア「それは残念ね」
「次はどれにしましょうか」キョロキョロ
千秋「ごめん…ちょっと休憩させて」
〜メアリー&蒼龍ペア〜
蒼龍「4D体験面白かったな」
「かなり迫力あったよなぁ」
メアリー「悪くはなかったね」
蒼龍「お前もう少し楽しめよ」
メアリー「これでも楽しんでるつもりだけどね」
蒼龍(全くそう見えねーところすげーなおい…)
〜15時頃〜
ヒルトミ「……はぐれたのか?」
レミリア通信機「そうなのよ」
「全く…千秋は何処へ行ったのかしら…」
ヒルトミ「仕方ない、こっちも探しておくからレミリアは千秋に通信で連絡してくれ」
レミリア「わかったわ」
ピッ
ヒルトミ「やれやれ…」
みき「心配ですね」
「私たちも早速探しましょう!」
ヒルトミ「あぁ」
ピピピ ピッ
ヒルトミ「はい、ヒルトミです」
カナタ博士「大変だ!まどかが行方不明なんだ!」
ヒルトミ「な、なんだって!?」
カナタ博士「悪いが手分けして探してくれ!」
ヒルトミ「わかった…カナタ博士はまどかに連絡とってくれ」
「見つけたら連絡する」
カナタ博士「わかった、そっちは任せたぞ」
ピッ
みき「まどかちゃんも迷子ですか!?」
ヒルトミ「そうみたいだな…」
みき「急いで探しましょう!」
ヒルトミ「おう」
ピピピ ピッ
ヒルトミ「はい、ヒルトミです」
まどか「ヒ、ヒルトミ…」
ヒルトミ「まどかか!」
まどか「あの、カナタ博士とはぐれちゃって…」
ヒルトミ「そうみたいだな」
「今何処にいるんだ?」
まどか「えっと…」キョロキョロ
「今、キャッスルの前にいるよ」
ヒルトミ「キャッスルだな」
「わかった、迎えに行くから待っててくれ」
まどか「ありがとう」
「あの…」
ヒルトミ「ん、どうした?」
まどか「あのね、早く迎えに来てね…」
ヒルトミ「あぁ」
ピッ
ヒルトミ「まどかはキャッスルの前にいるみたいだ」
「急いで迎えに行くぞ」
みき「はい!」
ピピピ
ヒルトミ「またか!?今度は誰だよ…」
みき「あはは…」
ピッ
アクシィス「ヒルトミくん沈黙くんがいなくなった」
ヒルトミ「今度は沈黙かよ!?」
アクシィス「今度は?」
ヒルトミ「今、まどかと千秋が迷子なんだ」
アクシィス「同じタイミングではぐれるなんて偶然だね」
ヒルトミ「言ってる場合か」
「それで?沈黙には連絡とったのか?」
アクシィス「…あ」
ヒルトミ「…とってないのか?」
アクシィス「そっかみんな通信機持ってるからわざわざヒルトミくんに連絡する必要なかったか」
ヒルトミ「………」
「まぁ、心配だし俺も探すの手伝うわ」
ピピピ
ヒルトミ「こんな時に誰だよ」
ピ
沈黙「ヒルトミ大変なんだよぉ!」ヾ(・ω・`;)ノ
ヒルトミ「アクシィスとはぐれたんだろ」
沈黙「まだ何も言ってないのになぜわかったの…」
アクシィス「沈黙くん!!今何処にいるんだい?」
沈黙「あれ、アクシィス?」
ピピピ
ヒルトミ「………」
みき「………」
ピッ
ソイル「どうしよう…カオスが」
ピピピ ピッ
カオス「すまん…ソイルとはぐれた」
ヒルトミ「いい加減にしろ!」
「どいつもこいつも、俺に連絡してきやがって!」
「全員繋がるんだから当人同士で連絡とりあえ…」
ピピピ
ヒルトミ「………」
ピッ
レミリア「千秋、連絡しても出ないわ…どうしたらいいかしら…」
ピピピ ピッ
まどか「ヒルトミ、まだなの?」
ピピピ ピッ
カナタ博士「まどかがキャッスル前にいると言っていた悪いが迎えに行ってあげてくれ」
「どういうわけか通信が重くてな、今にも容量がパンクしそうだから何とかしなくてはいけないんだ」
ピピピ ピッ
メアリー「ヒールーちょっと聞いてよ、蒼龍がね」
ピピピ ピッ
蒼龍「ちょっ言うな言ったら許さないからな!」
ピピピ
メアリー「あれ?誰だろう?」
ピッ
千秋「メアリ〜〜〜」(´TωT`)
「1人になっちゃったよ〜〜〜」( ´•̥ ̫ •̥` )
カオス「おい待て!これはどういう状況だ!?」
ソイル「ちょっと待ってこれ全員繋がってるの!?」
カナタ博士「なんだと!?そんなむちゃな使い方があるか!」
「全員が同時に通信するように設計されてないんだぞ!」
メアリー「それより聞いてよ!」
「蒼龍がね、ジェットコースターに乗って〜」
蒼龍「だから言うなって!」
ヒルトミ「お前らうるせぇわ!」
「1度全員集合!!!!!」
ピッ
ヒルトミ「………」イライラ
みき(怒った先生はやっぱり怖いです…)
〜〜〜〜〜
ヒルトミ「皆集まったか」
「それじゃあ聞かせてもらおうか」
「どうやったら全員同時に迷子になれるのかを」
メアリー「僕達は迷子になってないよ」
蒼龍「なー」
ヒルトミ「………」
ソイル「じ、自分達は喉が乾いたからジュース買おうと屋台に並んでたんだけど気づいたらカオスが居なくなってて…」
カオス「我はトイレに行くと言ったはずだぞ、戻った時ソイルの姿が見えなかったから焦ったのだ…」
ソイル「あれ?そうだっけ?」
ヒルトミ「相変わらず人の話を聞いてなかったんだな?」
ソイル「ごめん…」
メアリー「人の話はちゃんと聞かなきゃだめだよー」
ヒルトミ「アクシィス達は?」
アクシィス「俺と沈黙は途中までは一緒に歩いてたんだけど、少し目を離した隙に…」
沈黙「すまん…ゲームしてた」
ヒルトミ「…ながらゲームすんな!」
沈黙「ごめん」(´;ω;`)
メアリー「沈黙にも困ったものだねー、万が一ゲーム落として壊れたりしたらどうするの?」
ヒルトミ「レミリアと千秋は?」
千秋「メアリーがいたから追いかけたんだけど、途中で見失って」
レミリア「私は、疲れたからイスに座って一休みしてたわ」
ヒルトミ「そうか」
メアリー「千秋ダメだろう、もしそれが僕じゃなく知らない人だったらどうするの?」
「ペアから離れちゃいけないよ」
千秋「ごめんメアリー」
「僕の方がお姉さんなのにこれじゃあ示しがつかないね」エヘヘ
カオス(そういえば千秋の方が年上だったな…忘れてたわ)
ヒルトミ「………」
「まどかはどうしてはぐれたんだ?」
まどか「えっと、カナタ博士が…」
カナタ博士「私がどうしたんだ?」
〜回想〜
カナタ博士「こ、これは!?」
まどか「どうしたんですか?」
カナタ博士 「14時30分に色んなところから科学者が集まり、開発説明会というイベントが開催するみたいなんだ」
まどか「それがどうかしたんですか?」
カナタ博士「なんと、飛び入り参加も出来るらしい」
まどか「は、はぁ…」
「もしかして参加するんですか!」
カナタ博士「勿論だ、あぁ〜科学者としての血が騒ぐ!」
「行くぞまどか!後に続け!」タッタッタ
まどか「博士!」
「行っちゃった…」
〜回想終わり〜
ヒルトミ「カナタ博士!!!」
カナタ博士「そんなこともあったかな…」
ヒルトミ「まどかを探せなかったのって、本当はそのイベントに出てたからなんだな?」
カナタ博士「………」
「返す言葉もない…」
メアリー「おい、保護者代理しっかりしろ」
カナタ博士「なんでだろうなー、メアリーに言われると凄い腹立つのは何故なんだろうなー」ギュゥ~
メアリー「あいたたたた痛い痛い!ちょっとなぜ僕だけこんな扱いなの!?」
「僕の胸ビヨンビヨンになっちゃうよ」
〜〜〜〜〜
カナタ博士「せっかく皆集まったんだ、ペアを変えてみるのはどうだ?」
ソイル「なるほど、それいいね!」
蒼龍「やれやれ、やっとメアリーから解放されるのか」
メアリー「え、その言い方酷くない?」
まどか(ヒルトミとペアになれたらいいな)
カオス「別のペアか、悪くないな」
アクシィス「誰とペアになるか楽しみだね」
カオス「どうやって決めるんだ?」
カナタ博士「そうだな、ジャンケンなんてどうだ?」
メアリー「ありきたりだね」
沈黙「確かにありきたりだ」
ヒルトミ「ジャンケンならすぐ終わるしいいんじゃないか?」
みき「私はジャンケンでもいいですよ」
レミリア「懸命ね」
まどか「よし…ジャンケン頑張る!」ゴゴゴゴゴ
カオス「まどかどうしたんだ……燃えてるぞ…」
ヒルトミ「凄い張り切ってるな…頑張れ」
カナタ博士「いくぞ」
「せーの」
ジャン ケン ポン(シャン、ホイ、トン)!
〜〜〜〜〜
メアリー「みき、よろしく」
みき「メアリーさんよろしくお願いします!」
カオス「千秋とペアか」
千秋「うん、よろしく」
蒼龍「アクシィスよろしく頼むぜ!」スッ
アクシィス「あぁ、こちらこそ」ガシッ
(○・▽・)っ ⊂(・▽・〇)ガシ
ソイル「今回はレミリアとかー」
レミリア「あら?私とじゃ不満かしら?」
ソイル「ううん、あの廃校のことを思い出しただけ」
レミリア「そういえばその時も同じメンバーだったわね」
カナタ博士「エスコートは任せたぞヒルトミ」
ヒルトミ「エスコートか、あんまり自信ないな…」
まどか「………」il||li(、._. )、il||liドヨーン
沈黙「あはは…」( ̄▽ ̄;)
メアリー「上手いこと男女に別れたね」
「もしかしてこれって仕組まれてる」(; ・`д・´)ゴクリ
カナタ博士「みんな決まったな」
「午後6時になったらまたここに集合しよう」
みんな「はい!」(了解、おう、ヘイ)
〜蒼龍&アクシィス〜
蒼龍「どこ回るか決まったか?」
アクシィス「そうだなー…」
「キングオブジャンボポセイドンとかどうかな?」
蒼龍「うぅ…ポセイドンはもう勘弁してくれよ……」
「思い出しただけでも吐きそうだぜ…うぇっ」
アクシィス「何があったか知らないけどかなり酷い目にあったんだね」( ̄▽ ̄;)
「メリーゴーランドとか軽めのものにする?」
蒼龍「気を使わせてすまん、ポセイドンじゃなければなんでもいいからよぉ」
アクシィス「それならファイナルドラゴンクラッシュ(ジェットコースター)に乗ろうか」
蒼龍「世界一のジェットコースターだな、いいぜ」
アクシィス「それじゃ行こう!」
〜沈黙&まどか〜
沈黙「乗りたいものはある?」(´・ω・`)
まどか「…どこでもいいよ」
沈黙「………」
まどか「………」
沈黙(なんなんだこの気まずさは)
沈黙「せっかく遊びに来たんだから楽しもう」(´・ω・`)
まどか「…はい」
沈黙「とりあえずあれに乗ってみるか」(´・ω・`)
まどか(*´-`)(* , ,))コクン
天の声[沈黙は珍しく気を使っているようだが、まどかは心を開かない]
[なんだか可哀想だな]
まどか「………」
天の声[それにしても、まどかの様子がおかしいな…少しまどかの心を覗いてみるか]
まどか(せっかく遊園地に来てるのに楽しまなきゃもったいないよね…)
(わかってはいるんだけど…)
(本当は楽しみたいけど…)
(どうしても元気が出ない)
(もしかしたらまだ体調が良くないのかも)
(ヒルトミとペアになれば元気が出るかもと思ったけどなかなかペアになれない)
(これじゃあ、ペアになったカナタ博士や沈黙さんに申し訳ないなぁ…)
天の声[そういうことなのか…]
[これはヒルトミに伝えるべきだろうか?]
[しかし、我はこの世界とは異なる存在]
[傍観者が口を出してもいいのだろうか?]
沈黙「行こうか」(´・ω・`)
まどか「…はい」
天の声[………]
〜カオス&千秋〜
カオス「千秋何処に行きたいとかあるか?」
千秋「遊園地に来たのは初めてだから行きたいところが分からない」
「カオスにまかせる」
カオス「我が決めていいのか?」
「よし、トロッコジャングルツアーってやつに乗ってみようではないか」
千秋「うん」
〜カナタ&ヒルトミ〜
カナタ博士「どのアトラクションに乗るか決まってるのか?」
ヒルトミ「特には」
カナタ博士「こんだけアトラクションがあると悩むよな」
「なら私が決めてもいいか?」
ヒルトミ「カナタ博士もノリノリだな」
カナタ博士「私は遊園地に来るのが初めてだからな、アトラクションが物珍しいんだ」
「今では科学者をやっているが」
「幼少期の頃は父が研究で忙しくてな」
「何処にも遊びに連れてってもらえなかったんだ」
ヒルトミ「カナタ博士……」
「わかった、今日は楽しもう!」
「カナタ博士の気になるアトラクションに行きましょう!」
カナタ博士「ありがとうな、早速だがこの昆虫館に行くぞ!」
ヒルトミ「それはアトラクションじゃないよ!」
「それに……」
「虫はいやだあああ!!!」ヒューン
ガシッ
カナタ博士「どこへ行くつもりだ?」
「昆虫館はあっちだぞ」
ヒルトミ「虫は勘弁して……」
〜ソイル&レミリア〜
♪♪♪♪♪
わぁぁー
キャーキャー
ソイル「へぇー、パレードやってるんだ」
レミリア「パレードって何かしら?」
ソイル「自分も詳しいわけじゃないけど」
「行列を作って盛り上げるように行進する感じかな?」
「音楽とかも特徴的だね」
レミリア「えぇ、確かに盛り上がってるわね」
ソイル「そろそろ行く?」
レミリア「もう少し見ていたいわ」
ソイル「いいよ」
レミリア「みんな中心にいる人に手を振ってるわね」
「私も振ってみようかしら」
ソイル「うん、いいと思うよ」
レミリア(*゚ー゚*)ノ))
パレードのお姉さん((ヾ(・д・。)
レミリア「あの人私に向かって手を振ってくれたわ!」
ソイル「嬉しそうだね」
レミリア「べ、別に嬉しいわけじゃないわよ!」
ソイル「そうなの?」
レミリア「でも、こうしているだけでもなんだか楽しいわね」
〜みき&メアリー〜
みき「メアリーさん!」
「待たせてしまってごめんなさい」
メアリー「メアリーさん?私は貴方のお母さんよ」
みき「えぇぇ!?」
「メアリーさん何を言ってるんですか!」
メアリー「みきちゃんったらお母さんのことを忘れるなんて悲しいわ」
みき「え、えっと……すみません、何を言っているのか全く分かりません」
メアリー「酷いわ、私はお腹を痛めて貴方を産んで一生懸命に育てたのに……オヨヨヨ」。・゚・(ノД`)・゚・。
みき「そうだったっけ……?そうだったかも……?」
メアリー「目を覚ましなさい、私はみきちゃんのお母さんですよ」
みき「はっ!ごめんなさいお母さん」
メアリー「思い出してくれたのね」
「お母さん嬉しいわ!」
みき「私どうかしてた」
「お母さんを悲しませるなんて娘として最低です」
メアリー「いいのよ、貴方は大切な私の娘ですもの」
みき「お母さん!」
メアリー「みきちゃん!」
うp主[おい、みきを洗脳するな!]
メアリー(いいじゃん、親子なのは本当だし)
うp主(作品が違うわ!)
メアリー「お父さんももうすぐ来るからね」
みき「お父さんも来てくれるの!」
メアリー「勿論よ」
みき「やった〜!」
かな「メアリー、みき待たせたね」
みき「お父さんだ!」
メアリー「そうよ、今日はお父さんとお母さんと一緒に親子水入らずで思いっきり楽しみましょう」
かな「みき、遊園地楽しみにしていたもんな」
「今日は思う存分お父さんとお母さんと一緒に楽しもうか」
みき「やった!」
「お父さん、お母さん大好き!」
メアリー「それじゃあ、そろそろ行きましょ!」
みき「はい!」
かな「みき乗りたいものあるか?」
「お前の好きなものでいいんだ」
みき「それじゃあ〜」
メアリー「キングオブジャンボポセイドン乗りましょう!」
かな「おいメアリー……」
みき「私はそれでもいいよ!」
メアリー「楽しみね」
かな「やれやれ、なぜお前が楽しもうとしてるんだ……」
みき「まぁまぁ、私もキングオブジャンボポセイドン乗りたかったからちょうど良かったです」ニコッ
かな「そうか?みきがそういうなら」
〜〜〜〜〜
グラー
グラー
グラーン
グラーン
グラーーン
グラーーーン
メアリー「やっぱりキングオブジャンボポセイドンは最高ね!」
「もう一回乗りましょ!」
みき「もう勘弁してくださーい」グテー
かな「おいメアリー、何回キングオブジャンボポセイドン乗るつもりなんだ」
「私も流石に限界だ」
メアリー「まだ5回目じゃないアンタ達情けないわねー」
みき「流石がにもうキツイです」
かな「みきもこう言っているんだ別のアトラクションに乗ろう」
メアリー「仕方ないわねじゃあどうするのよ」
みき「ミラーハウスなんてどうかな?」
かな「うん、ミラーハウスかありだね」
メアリー「えー、ミラーハウス?」
〜ミラーハウス〜
メアリー「どこを見渡しても鏡張りね」
「錯覚で入口がどこか分からないわ」ポンポン
かな「何やっているんだ……メアリー」
メアリー「お化粧直しよ」
かな「手洗い場でやりなよ……」
〜18時〜
カナタ博士「よし全員集まったな」
「なんだか1人多いような気がするが」
かな「どうもメアリーの夫でみきの父のかなです」
「お初にかかります」
カオス「こいつかなだよな」
「なんでこんなところにいるんだよ」
ヒルトミ「いや、もっと他に突っ込むところあるだろう…」
みき「お母さん靴紐解けてるよ」
メアリー「あら本当ねありがとう」
レミリア「メアリーがお母さん?みきは何を言っているのかしら?」
ヒルトミ「どうせ洗脳されているんだろ?」
「いい加減目を覚ませ」
パチン
みき「あれ?私は何を…」
かな「私どうして遊園地にいるのかなー?」
ヒルトミ「かな久しぶりだな」
かな「ヒル…トミさん?あっ!ヒルトミさんだ!」
「久しぶりだね!また会えて嬉しい!」タッタッタ
ニギニギ
ヒルトミ「あ…あぁ、世界が元通りになって以来あってなかったもんな」
メアリー「もうなぜ戻すのさ」
ヒルトミ「そりゃ戻すでしょ」
みき「かなさんお久しぶりです!」
かな「みきちゃん!」
蒼龍「よう、かな!」
かな「蒼龍さんも!」
「みんな元気そうで良かった!」
蒼龍「そういやお前ってこの世界の住民か?」
かな「うん、私の家ここからすぐ近くにあるんだよ」
蒼龍「マジかよww」
ヒルトミ「そうなんだ…てっきり俺はメアリーが別の世界から連れてきたのかと」
メアリー「流石にそこまではしてないかな」
「たまたま近くでかなの気配を感じたから」
カナタ博士「18時か花火まで2時間あるな」
「せっかくだ、またチームを決めよう」
カオス「次もジャンケンで決めるのか?」
まどか「あの……」
カナタ博士「どうかしたかまどか?」
まどか「あ、いや、なんでもないです……」
ヒルトミ(やっぱり元気ないな)
天の声(ヒルトミ気づいていたのか)
ヒルトミ(最初はまだ昨日の酒で体調が回復しきれてないと思っていたんだけど)
(どうやらそうでは無いみたいだな)
天の声(ここは1つまどかの悩みを聞いてあげたらどうだ?)
ヒルトミ(そうだな……)
カナタ博士「それじゃジャンケンするぞ」
ヒルトミ「待って」
カナタ博士「どうしたヒルトミ」
ヒルトミ「申し訳ないが俺はまどかとペアになろうと思う」
「いいか?」
まどか「え!」
カナタ博士「私はそれでも構わないが、まどかはそれでいいのか?」
まどか「あ、はい私もヒルトミと一緒がいいです!」
カナタ博士「決まりだな」
「それじゃあ残ったメンバーでジャンケンするぞ」
みんな「ジャンケンポン(ポイ)」
〜蒼龍&かな〜
かな「なんだか不思議ね」
蒼龍「何がだよ?」
かな「最初私たちが会った時ってもっと蒼龍さんは性格が荒かったようなー?」
蒼龍「あの時は強さにこだわってたからな……」
「本気で最強のリスクールトレーナー目指してたし」
かな「リスクールかー、あの子たち元気にしてるかな?」
蒼龍「」