ヒルトミ劇場 if♪(番外編)
もしもシリーズまどマギ編
~!注意書き!~
1このお話はフィクションです
2キャラ崩壊は避けられません
3誤字が目立ちます
4今回はメタ発言無いかもしれません
5ただの自己満なので見ないことをオススメします
6このお話は本編とは違い、もしもの世界を書いています
何それ(笑)もっと詳しく教えろって人はゆっくりしてってくれ
まどマギ編
第1話 門限
トントン ガチャ
???「おや?お客さんかな?」
「本編はここではありませんよ」
「ん?俺が誰かって?俺はこのWebサイトを作ってssを書いている主だ!」
「そうだな…俺の事はうp主と呼んでくれ!」
「間違えてこの部屋に入ってきた君達に朗報だ!」
「丁度、新しいssを書いていたところだ」
「それは…もしもシリーズ第1弾だ」
「今まではヒルトミがいろんな世界に行くお話だったが…」
「今回の作品は、もしもヒルトミがその世界の住民だったらというお話だ」
「その世界で生まれ、その世界で育ち、どんな展開になるか気になってしまってね」
「それで今作っていたってわけさ」
「え?そのお話を読みたいって?」
「それは別にいいんだが…あくまでこのストーリーは俺の自己満なんだ…本当に見たいの?」
→1見たい
2見たくない
うp主「分かったよ」
「そこまで言われたら断れないね」
「それじゃあ、ゆっくりしてってくれ」
~~~~~
[俺の名前はヒルトミ、見滝原に住む中学二年生だ]
カオス「ただいま!今帰ったぞ!」
ヒルトミ「よくここまでたどり着いた、混沌王カオスよ」
カオス「貴様がヒルトミだな、我の敵ではない!」
「って何やらせるんだよ!」
[こいつは俺の父で名前は混沌……カオス・スカーレット51歳!」
アクシィス「おじさんおかえり!」
ヒルトミ[こいつは俺の兄の友達で居候だ」
カオス「アクシィスくん俺はもうダメだ…仕事が辛すぎるよ」
ガチャ
メアリー「親父またそんなこと言ってるからいつまでも平社員のままなんだよ」
カオス「うるせぇ、誰が帰ってこいって言った!」
ヒルトミ「兄貴おかえり!」
メアリー「あぁ、ヒルトミただいま」
「少し背が伸びたか?」
[メアリー・スカーレット、俺の兄貴だ]
[訳あって今は別居している]
アクシィス「帰ってくるなんて珍しいね」
カオス「このスットコドッコイ早く家を出ていけ!」
メアリー「まぁまぁそんな事言うなって、これでも親父の息子だよ」
「帰ってきたんだからもてなせ!」
カオス「つくづく腹が立つ奴だな」
メアリー「それはお互い様だ!」
[ご察しの通り父と兄は仲が悪い]
カオス「だいたいお前はだな…」
レミリア「五月蝿いわね、なんの騒ぎよ」
カオス「だってこいつが…」
レミリア「メアリーじゃない帰ってきてたのね」
メアリー「ただいま、母さん」
「相変わらずのロリっぷりだね」
レミリア「だれがロリっ娘よ」
ヒルトミ「ママ、ご飯まだ?」
レミリア「はいはい!今作ってるからね」
カオス「ヒルトミ、お前もう中学生なんだからママは卒業しろよ」
ヒルトミ「ごめんなさいパパ!」
カオス「うは…パパはやめろ!」
メアリー「まぁまぁ、少しは落ち着けよパァパ」
カオス「ぶっ飛ばすぞ!」
レミリア「喧嘩するなら外でしなさい!」
カオス「…すまん」
メアリー「…ごめん」
ヒルトミ「………」
~食事~
みんな「いただきます!」
パク(*゚~゚*)モグ モグ
ヒルトミ「美味い!」
レミリア「ヒルトミちゃんが好きなもの作った甲斐があったわ」
ヒルトミ「いつも美味しいご飯をありがとうママ」
レミリア「ヒルトミちゃんのことを考えて作ったから少し多くなっちゃったけど残さず食べるのよ」
カオス「少しどころの問題じゃないだろ!」
レミリア「ヒルトミちゃんは成長期なのよ!」
「このくらいは食べないと大きくなれないわ!」
メアリー「でも本当に母さんが作るご飯は美味いな」
レミリア「当然よ…ヒルトミちゃんの為に料理学校通ってるんだから」
「ちょっと聞いてよ、料理学校の先生が酷いのよ!」
「家で作る時は、お父さんお母さんに手伝って貰いなさいって言うのよ」
メアリー「仕方ないよ、母さんは見た目的に子供なんだから」
レミリア「確かに私は吸血鬼としては子供よ」
「でも530歳は生きてるのよ!」
「理不尽だわ」
アクシィス「僕も初めておばさんと会った時はメアリーのお母さんって信じれなかったよ」
レミリア「やっぱり若すぎるのかしら…」
メアリー「…今更?」
ヒルトミ「美味い!」( '༥' )ŧ‹"ŧ‹"ŧ‹"ŧ‹"ŧ‹"
レミリア「あらあら、ヒルトミちゃんご飯粒がほっぺたについてるわよ」
ヒルトミ「え?どこ?」
レミリア「ちょっと待ってね」
ペロッ
カオスアクシィスメアリー「!?」
ヒルトミ「ま、ママ…///」
レミリア「まったく…私がいないとヒルトミちゃんはなんにも出来ないんだから」
「はい、口開けて!」
ヒルトミ「だ、だめだよ…もう中学生なんだよ」
レミリア「もっと頼っていいのよ!私がいるじゃない!」
「ほら、あーん」スイッ
ヒルトミ「あ、あーん」パクッ モグモグ
「…美味い!」
「ママに食べさせてもらったら何倍も美味しい!」
レミリア「嬉しいこと言ってくれるわね」
カオス メアリー「情けない…これが僕(俺)の弟(息子)だなんて兄(父)として情けない…」
アクシィス「珍しく意見が合ってる…」
レミリア「はい!あーん」スイッ
ヒルトミ「あーん!」パクッ モグモグ
「美味い!ママ大好き!」
レミリア「貴方は私の宝物よ」
メアリー「こうやってロリコンでマザコンが増えていくんだな」
アクシィス「早いうちに治した方がいいよ」
メアリー「将来ヒルトミと結婚する人は九割方不幸になるね」
ヒルトミ「それどういう意味!」
「いやいや、ロリコンなのは否定しないけどマザコンじゃないから!」
カオス「となるとお隣のまどかちゃんは将来ヒルトミと結婚したら不幸になるのか」
ヒルトミ「なんであいつの話が出てくるんだよ」
「あいつは関係ないだろ!」
レミリア「そうよ!ママもあの子は認めないわ」
「ヒルトミちゃんは私みたいな子じゃないと認めないからね」
カオス「もうやだ…この親子」
メアリー「あんたも親子だろ」
~~~~~
まどか「パパ、おはよ」
知久「おはよう!」
「悪いけどママ起こしてきてもらってもいいかな?」
まどか「はーい」
タッタッタッ
タツヤ「マ~マ~!マ~マ~あさぁ!」
タッタッタッ(早歩き)
ドーン(ドアを強く開ける音)
サッサッサッ(部屋を歩く音)
シャァ-(カーテンを開ける音)
まどか「おっきろー!」
バサッ
詢子「うわぁぁぁああぁぃぃぃい」
まどか「おはよう」ニコッ
~~~~~
ザァァァァ
ゴシゴシゴシゴシ
詢子「最近ヒルトミくんとは上手くやってるか?」
まどか「うーん……なんか、私の事避けてるようにみえるんだ」
詢子「そうか…昔はあんなに仲良かったのにね」
「まぁ、男の子っていうのはそういうもんさ」
まどか「昔に戻りたいよ…」
詢子「朝から何言ってんのさ、まだこれからじゃないか」
まどか「でも…」
詢子「このリボンを付けていきな」
「これで、ヒルトミくんもまどかにメロメロだ」
~~~~~
まどか「いってきまーす!」
詢子「まどか!」
まどか「なに?」
詢子「たまにはヒルトミくんを迎えに行ってみたらどうだ?」
まどか「…うん」
~~~~~
レミリア「貴方、行ってらっしゃい」
カオス「行ってらっしゃいのキスは?」
レミリア「いーやーだ!」
カオス「ですよね 」笑(泣)
「行ってきます!」
レミリア「メアリー今日仕事は?」
メアリー「ハッピー休暇でしばらく休み」
レミリア「私もそろそろ支度しないと」
[紹介し忘れたが、俺のママはレミリア・スカーレット530歳、吸血鬼だ]
[そう、俺と兄貴は人間と吸血鬼のハーフってわけ]
[その事実を知ってるのは俺の家族とアクシィスくらいだ、もちろん周りには秘密にしてる]
[言ったところで誰も信じないさ]
[ただハーフといっても、4分の1程しかないため寿命は人間の平均寿命と変わらない…らしい]
レミリア「ヒルトミちゃんはまだ出ないのよね?」
ヒルトミ「今日休む」
レミリア「あら、そう?じゃあ留守番任せたわよ」
メアリー「おい、甘やかすな!」
「ダメ人間になるから!」
レミリア「だって、ヒルトミちゃんは私がいないとダメなのよ」
「だから大人になっても、養ってあげるわ」
メアリー「もう、あんたら結婚したら?」
レミリア「!?」
メアリー「おい、[その手があったか!]みたいな顔するのやめろ!」
「本当にそれだけは辞めてね」
「今すぐにもこの家族を辞めたくなるから」
レミリア「と、当然そんなことするわ、わけないでしょ!」
メアリー「………」
(信用出来ねぇ!)
~~~~~
レミリア「それじゃあ、行ってくるわね!」
ヒルトミ「ママ、行ってらっしゃい!」
レミリア「はい、キスして」
ヒルトミ「…思ったんだけどさ、やっぱり中学生になってこんなことするのおかしいような…」
レミリア「あら、これが普通なんだけどな」
メアリー「おい、嘘つくな!」
ヒルトミ「えっ?嘘なの?」
レミリア「えぇい!こうなったら…私からするわ」
チュッ︎︎❤︎︎
ヒルトミ「………」
メアリー「………」
レミリア「行ってくるわね」
ガチャ
タッタッタッ
ヒルトミ「……中学生はママとキスするって嘘なの?」
メアリー「…う、うん」
「……今まで何回母さんとキスしたの?」
ヒルトミ「覚えてない……毎日5回以上」
メアリー「………」
「_| ̄|○、;'.・ オェェェェェ」
ヒルトミ「あはは…」
「…やっぱり学校行ってくるよ」
~~~~~
ヒルトミ「そろそろ出なきゃな!」
ソイル「ミャーミャー」
ヒルトミ「ソイルも見送ってくれるのか可愛ぞこのこの!」
ワシャワシャ
ソイル「にゃー」
ヒルトミ「じゃあ、行ってきます!」
メアリー「行ってらっしゃい!」
ガチャ
まどか「あ…ヒルトミ、おはよう…」
ヒルトミ「…よぉ」
まどか「今日一緒に学校行こうと思って…」
ヒルトミ「…そうか」
まどか「迷惑…だったかな?」
ヒルトミ「別に、通学路一緒なんだから気にしなくてもいい」
まどか「ほんと?」
ヒルトミ「あぁ」
まどか「よかった…断られたらどうしようって思ってたから」
ヒルトミ「ふーん」
まどか「最近何してるの?」
ヒルトミ「別に…いつもと変わらないよ」
まどか「もう、そういうことじゃなくて…」
「私達、中学生になってから遊ばなくなったし、顔合わせても挨拶だけでしょ」
ヒルトミ「うん」
まどか「だから、私ってヒルトミに嫌われてるのかなって、思っちゃって」
ヒルトミ「別に…嫌いじゃねーよ」
まどか「…え?」
ヒルトミ「ただ、どう接したらいいのか分からなくなったんだ」
「俺の友達は女と遊ばないし、俺だけ女と遊んでたらかっこ悪いって言うか…」
まどか「そんなことないと思うよ」
「男女で遊んだり、仲良くするのはおかしくないと思う」
ヒルトミ(だから、俺は純粋な子が苦手なんだ)
(男と女は違うんだよ!)
レミリア←ヒルトミがこうなった全ての元凶
~回想~
レミリア「ヒルトミちゃん、女の子は何を考えてるか分からない生き物よ」
「私も女だけど、ヒルトミちゃんのママだから」
「私以外の女の子とは仲良くしない方がいいわ」
ヒルトミ(5)「よく分からないけど、分かったよママ!」
レミリア「女の子と仲良くしてたらろくなことないわ」
ヒルトミ(7)「でも…」
レミリア「お隣のまどかちゃんには要注意よ」
「純粋な子ほど内心何を考えているのか分からないわ」
ヒルトミ(7)「………」
レミリア「はい約束のキスよ」
チュッ
~~~~~
ヒルトミ(11)「ねぇ、お母さん!」
レミリア「……お母さん!?」
「ダメよ!それはとっても危険な言葉よ!」
ヒルトミ(11)「でも、友達はお母さんって……」
レミリア「あなたがその言葉を使うならもうあなたとは絶対に口聞かないから」
ヒルトミ(11)「……お母さん」
レミリア「フン!」
ヒルトミ(11)
「ごめんなさい!許してよママ!」
~~~~~
ヒルトミ(13)「おやすみママ」
レミリア「おやすみなさい、ヒルトミちゃん」
「今日も抱き合って寝ましょう」
ヒルトミ(13)「うん」
レミリア「おやすみのキスして!」
チュッ
レミリア「フフ、おやすみなさい!」
洗脳完了
~回想終了~
まどか「さやかちゃんおはよう!」
さやか「今日は早いね!」
仁美「おはようございますわ、まどかさん」
さやか「ヒルトミと一緒だったんだ!」
「なかなかやりますな〜さすがあたしの嫁だ!」ワシワシ
まどか「きゃあ!くすぐったいよさやかちゃん」
さやか「それにそのリボンイメチェンか?ヒルトミの趣味?」
まどか「ち、違うよママから貰ったの!」
ヒルトミ「……女が3人」ボソッ
さやか「ヒルトミはまどかのイメチェンどう思うわけ〜?」
ヒルトミ「え?あぁ、いいんじゃないか?」
さやか「そうじゃなくて!」
「可愛いとか、美しいとか他にあるでしょ?」
ヒルトミ「確かに可愛いけど…」
(女は信用出来ない)
まどか「と、とにかくその話はもう辞めようよ!」
(ヒルトミに可愛いって言って貰えるとは思わなかったな…)
~~~~~
~学校~
早乙女「今日は皆さんに大切なお話があります」
「心して聞くように!」
「もうすぐ学園祭ですが、このクラスはコスプレ喫茶をします!」
みんな「えぇーーーー!」
「それと、学園祭をまわる時は男女ペアでないとダメです!」
「各自午後までに決めておいてください!」
みんな「えぇーーーー!」
~昼休み~
まどか「ペアどうしようかな?」
(ヒルトミしかいない!)チラッ チラッ
さやか(話を触れってことかな?)
「まどかはヒルトミしかいないんだから、まどかに選択肢なんてないでしょ」
まどか「その言い方は酷いよさやかちゃん!」
ヒルトミ「………」難しい顔
モブ男「どうする…女の子とペアとかこれは地獄か!」
「俺なんかの為に学園祭をまわってくれる女の子なんかいるわけないやん!」
ヒルトミ(男15人、女14人…よし、1人余る!)
中沢「ヒルトミは誰とペアになるか決めたか?」
ヒルトミ「いや…」
中沢「だよな、いきなりペアになれって言われてもな…」
さやか「あの恭介…」
上条「なんだいさやか?」
さやか「よかったら、その…学園祭を一緒に…」ボソボソ
仁美「上条くん、ペアになってくれませんか?」
上条「僕も丁度ペアを探してたところだよ」
「よろしく志筑さん」
さやか「………」
(そんな…)
仁美「よろしくお願い致しますわ」
「さやかさんは組む人見つかりましたか?」
さやか「…まだ」
(こいつ…わざとか?わざとなのか!?)
まどか「ヒルトミ」
ヒルトミ「…なんだよ」
まどか「ペア組まない?」
ヒルトミ「…ごめん」
まどか「………」
「そう…だよね…やっぱりヒルトミには他に相手がいるよね…」
ヒルトミ(いてたまるか!)
~午後の授業~
早乙女「ペアは決まりましたか?」
???「あの、私まだ誰とも…」
ヒルトミ「!?」
早乙女「そうですか…他に決まってない人いますか?」
ヒルトミ「…は、はい」
早乙女「いましたね」
まどか「………」
早乙女「暁美さんはスカーレットくんとペアを組んでくださいね」
ほむら「は、はい…」
「よ、よろしくお願いします…」
ヒルトミ「こ、こちらこそ…」
(しまった…転校生の存在を忘れてた…男15人、女15人で余らないじゃないか!?)
まどか(こんなの絶対おかしいよ!)
ペア
まどか&モブ男
さやか&中沢
上条&仁美
ヒルトミ&メガネほむら
ヒルトミ「よりにもよって、まったく知らない転校生とペアか…」
モブ男「俺は鹿目さんと組んだぞ!」
中沢「俺は美樹さんと」
モブ男「確かヒルトミって鹿目さんと仲良かったよな?変わってやろうか?」
ヒルトミ「いや、誰と組んでも一緒だよ!」
中沢「そう言えばヒルトミは女性恐怖症だったな」
モブ男「はっ?女性恐怖症!?」
「そんなのがあるのか?そんなの男じゃねぇ!」
中沢「まぁ、人にも色々あるってことだな」
モブ男「納得いかねぇ!」
ヒルトミ「女はケダモノっていつもママが言ってたから…」
モブ男「お前、まだママって呼んでるのかw」
ヒルトミ「お母さんって呼ぶと、ママって言うまで口を聞いてくれないんだ」
中沢「何それ怖っ!」
ほむら「ひ、ヒルトミくん」
ヒルトミ「ん?」
ほむら「時間、空いてますか?」
ヒルトミ「…空いてるけど」
ほむら「よかったら…その…学園祭のまわる所決めませんか…」
ヒルトミ「………」
モブ男「行ってこいよヒルトミ!」
「女を克服するチャンスじゃねぇか!」
中沢「ヒルトミファイトだ!」
ヒルトミ「…分かったよ」
(…お前ら後で覚えとけよ!)
~ファミレス~
ヒルトミ「………」
ほむら「………」
店員「ご注文どうぞ!」
ヒルトミ「ハンバーグ定食とカツ丼とミックスピザとドリンクバー」
ほむら「えっ!?」
ヒルトミ「暁美さんはなにか頼む?」
ほむら「私は…同じもので!」
店員「………かしこまりました!」
ほむら(しまった…反射的に…)
(こんなに食べれないよ)ショボン
「ご注文繰り返します、ハンバーグ定食2つ、カツ丼2つ、ミックスピザ2つ、ドリンクバーが2つですね?」
ヒルトミ「はい!」
店員「ありがとうございます」
「ドリンクバーはあちらにありますのでご自由にお取りください」
「ごゆっくりどうぞ」
(この時間からよく食べれるな)
ヒルトミ「暁美もよく食べるんだね!」
ほむら「………」
ヒルトミ「もしかして、食べれないのに頼んだの?」
ほむら「ご、ごめんなさい…」
「反射的に…こ、答えてしまって…て、その…」
ヒルトミ(…暁美さんって面白いな)
~~~~~
たまたまファミレスの前を通りかかったまどか
まどか「あっ、ほむらちゃんとヒルトミだ、何を話しているんだろう?」
~~~~~
ヒルトミ「午後に店番交代だから、先に屋台を見て回ってご飯食べようか」
ほむら「はい」
ヒルトミ「何食べるかはその都度考えよう」
ほむら「そうですね」
ヒルトミ「パンフレット見る限りでは、1時にダンスがあって、その後バンドがあるみたいだね」
「行ってみるか」
ほむら「そうですね!」
「あ、バンドの後に声真似とモノマネがありますね」
ヒルトミ「おぉ、いいね!」
「見よう!」
ガラガラ
店員「いらっしゃいませ」
ほむら「あ、鹿目さん!」
まどか「こんにちは、ほむらちゃん!」
ヒルトミ「まどかも来たのか」
「ちょっと注文し過ぎたから食べる?」
まどか「凄い量たのんだね!?」ウィヒ
ほむら「ごめんなさい…」
まどか「なんでほむらちゃんが謝るの?」
ヒルトミ「かくかくしかじかなんだよ」
まどか「まるまるもりもりだね」
「それじゃあ、少しいただくね」
~~~~~
まどか「ここのカツ丼美味しいね」モグモグ
ヒルトミ「ピザも美味いぞ!あーん」
まどか「自分で食べれるよ…あーん」
ヒルトミ(とか言いつつ食べてるし…」
ほむら「お二人は仲がいいんですね」
まどか「ヒルトミとは幼馴染なんだよ」
ヒルトミ「でも、最近は合っても挨拶するくらいだったけどな…」
まどか「だって、ヒルトミが無視するから…」
ほむら「え、無視…」
ヒルトミ「うん…俺、女恐怖症だから」
ほむら「そ、そうなんですか!?」
「その…呼び出したりしてごめんなさい…」
ヒルトミ「気にしなくてもいいよ…話すくらいなら大丈夫だから」
まどか「ヒルトミに触ると面白い反応をするんだよ」ツン
ヒルトミ「や、やめてくれ!?」ビクッΣ( º。º ...)//
店員「お客様もう少し静かにしてください!」
ヒルトミ「…すみません」
まどか「ほら、面白い」
ほむら「…はぁ」キョトン
~~~~~
店員「お会計5273円です。」
まどか「ごめん、私今月厳しいから」
ヒルトミ「はいはい…」
「6000円で」
店員「ありがとうございました!」
ほむら「ご馳走様です!」
まどか「奢ってくれてありがとねヒルトミ!」
ヒルトミ「構わないよ」
「それじゃあ今日は御開だね」
まどか「うん また学校で」
ほむら「はい、また学校で…!」
ヒルトミ「さて、俺達も帰るか!」
まどか「せっかく一緒にいるんだから寄り道していかない?」
ヒルトミ「…何処へ?」
~カラオケ~
ヒルトミ「カラオケなら明日の方が良かったんじゃないか?」
まどか「明日は土曜日だから、人が多くて入れないかもしれないんだよ!」
ヒルトミ「まぁいっか…1時間しかないし、早く歌おうぜ!」
~1曲目~
まどか「ズンズンズン ズンドコ♪」
ヒルトミ「きよし!」
まどか「ズンズンズン ズンドコ♪」
ヒルトミ「きよし!」
まどか「かーぜにふかれて 花が散る」
「あーめに濡れても 花が散る」
「咲いた花なら いつか散る」
「おなじさだめの こいの~花!
ヒルトミ「昔からきよし好きだよね」
まどか「1番の十八番だよ!」
「でも最近はアニソンしか聞いてない…」
ヒルトミ「へ~ 珍しいな」
~2曲目~
ヒルトミ「ゆめな~らばー ど~れほどー よォかったでしょおぅ」
まどか「ヒルトミって米津玄師好きだったの?」
ヒルトミ「好きっ!曲も大好きだ!」
まどか「私も覚えようかな」
~3曲目~
まどか「交わしたや~くそくわすれーないよ め~を閉じ 確かめる」
ヒルトミ「あなた フラ フラ フラ フラ ミ~ンゴ あざやかな フラ フラ フラ フラ ミ~ンゴ」
まどか「その曲歌う人初めて見た」
ヒルトミ「難しいよな」
まどか「私は歌える気しないな〜」
ヒルトミ「え?そう?」
(まどかなら歌えると思うけど…)
「ジュース取ってくるね」
まどか「うん」
~~~~~
ヒルトミ「あれ…何号室だったっけ?」
「ここっだったかな」
ガチャ
?「あ…」
ヒルトミ「ご、ごめんなさい間違えました!」
?「貴方は…同じ学校の制服ね」
~~~~~
まどか「ヒルトミ遅いな…」
~~~~~
?「そうなの、貴方見滝原中学の2年生ね」
ヒルトミ「先輩でしたか」
マミ「私は巴マミよろしくね」
ヒルトミ「ヒルトミ・スカーレットですよろしくっす」
~~~~~
ヒルトミ「ごめん遅くなった!」
まどか「本当に遅いよ何してたの?」
ヒルトミ「部屋を間違えたら話が弾んじゃって」
まどか「ごめん意味わかんないよ…」
店員「お時間10分前です」
まどか「すみません1時間延長します」
ヒルトミ「おい…これ以上遅くなったら…」
まどか「ママは今日遅くなると思うし平気だよ!」
ヒルトミ「それならいいけど…」
~帰宅~
ヒルトミ「ただいま」
アクシィス「ヒルトミくんおかえり!」
メアリー「おかえり遅かったね」
ヒルトミ「カラオケ行ってたんだ…」
メアリー「今度僕もカラオケ行こっと」
ヒルトミ「えっ?いつにする?」
「明日、明後日行かない?」
メアリー「何を言ってるんだヒルトミ!僕はねヒトカラするんだよ!」
ヒルトミ「は?僕を連れてってくれないの?」
メアリー「勿論!」
ヒルトミ「そうか…」
「あっ!話変わるけど」
「俺の部屋にこっこに置いといてくれたの兄さん?」
メアリー「こっこ?知らないなw」(すっとぼけ)
ヒルトミ「やっぱり兄ちゃんだったんだ」
「買ってきてくれてありがとうね!」
メアリー「後でお金いただくね」
ヒルトミ「弟からお金とるの!?」
メアリー「当然だよタダでこっこを食べようだなんて片腹痛いわ!」
ヒルトミ「分かったよ…後で返しますよ」
メアリー「もう1つ入ってたと思うけどあれはおまけでプレゼントね」
ヒルトミ「あれ凄い美味しいかったよ」
メアリー「それは良かったね」
「さっきのは嘘だよ、お金は返さなくてもいいから」
「そうそう、ご飯作ったんだけど食べる?」
ヒルトミ「うん!食べる!!!」
メアリー「今日は豚キムチ丼チーズのせだよ」
ヒルトミ「美味しそうだね!」
「いただきます!」
\ピンポーン/ \ピンポーン/
メアリー「誰か来たみたいだね」
「ちょっと出てきてくれる?」
ヒルトミ「ほーい」
ガチャ
ヒルトミ「どちら様ですか?」
まどか「………」グスン
ヒルトミ「…まどか」
まどか「今日…泊めてもらえないかな…」(涙声)
ヒルトミ「……すきにしろ」
~~~~~
まどか「ただいま!」
知久「…おかえり…ママもう帰ってきてるよ」ボソボソ
まどか「…え…もう」
(どうしよう…遅くなるって聞いてたのに…)
~~~~~
まどか「ま、ママ…ただいま…」
詢子「まどか、時計を見ろ」
「今、何時だ?」
まどか「…20時過ぎじゃないかな?」
詢子「そうだろ」
「遅くなることちゃんと連絡いれたか?」
まどか「ごめんなさい…忘れてて…」
詢子「中学生が夜の8時過ぎまで遊んでいいと思ってるのか?」
まどか「ダメ……です」
詢子「夜遅くまで外で遊ぶやつは家の子じゃない!」
ガシッ
まどか「そんな…許してよママ!」グスン
詢子「ほら、出てけ!」
ガチャ ドン カチッ
まどか「ねぇ!開けてよママ!」
「もうしません!これからはちゃんと連絡いれます!」
「許してママ…」ポロポロ
知久「詢子さん、そこまでしなくても…」
詢子「これくらいしないとまた同じことを繰り返すからな」
「ちゃんと反省してもらわないとな」
「もしかして、私が仕事で遅くなるときまどかも帰ってくるの遅かったりするのか?」
知久「いやー…そんな事はない…かな」
詢子「…もう少し反省してもらうか」
「まどかを甘やかさないでくれ」
知久「あはは…善処するよ」
まどか「ママ…」グスン
通りすがりのおじさん「お嬢ちゃん家を追い出されちゃったの?」
まどか「いや…その…」
通りすがりのおじさん「よかったら、家来るかい?」
「おじさんが泊めてあげるよ」
まどか「け、結構です…」
不審者「よく見たらキミカワイイね」
「おじさんの家に着いたらいい事しようね」グヘ グヘヘ
サッサ
まどか「やだ…来ないで!」タッタッタ
・・・
不審者(うp主)「ちょっとやり過ぎたかな?」
変身解除
うp主「さて、1話目はここまでだ!」
「苦情が来ると困るのであらかじめ伝えておきます」
「今後もこんなドロドロした展開が多いです」
「言ったでしょ?あまり面白くないから見るのはオススメしないって」
「忠告はしましたよ!ここからは自己責任で見てください」
「胸糞悪くても、気にしないで書いていきます」
「注意事項をお確かめの上、ご覧になってください」
~注意書き2~
1凄く胸糞悪いです見るな!
2若干(ある意味)ダークストーリーです見るな!
3面白くないぞ見るな!
4メアリーキャラ崩壊してます見るな
5主人公はロリコンでマザコンで女性恐怖症です見るな!
6ラストが凄くヤバいです見るな!
それでも見てやるよひとりぼっちで見るのは寂しいもんなって言う方は…見るな!
うp主「ちゃんと忠告はしましたよ!」×2
グサッ バババババン
うp主「ぐふっ…」バタン
メアリー「毎度毎度、変なssを書きやがって!そこで死んでろ!」
うp主「俺は何度でも繰り返す」×2
「いきなり何しやがる!」
メアリー「こういうくだらないssを書くやつが悪い!」
うp主「お前こそ、いつもいつもメタいじゃないか!」
「展開をカンペするんじゃない!」
メアリー「携帯で検索すれば今後の展開が見れるんだから仕方ないじゃん」
うp主「だいたい現実世界の意識を同期するのはルール違反だぞ」
メアリー「人の事言えなくない?」
うp主「俺はssに滅多に出てこないだろ」
メアリー「今は出てきてるよね?ね?」
うp主「今はな!本編とは関係ないからなぁ!」
メアリー「わざわざ分身を作らなくても、僕みたいに現実世界の意識を同期すればいいじゃないか!」
うp主「それだと客観的に見たらつまらないだろ」
「俺が今さら本編に出たところで……」
「はっ!」
メアリー「ん?どうしたの?」
うp主「いや…何でもないよw」
メアリー「一体、なに企んでるんだ?」
うp主「べ、別に」
「何にも企んでないよw」
メアリー「まぁ、何でもいいけどさぁ」
「面倒くさい事じゃなければ」
うp主「まぁ、大したことじゃないさ」
「それはそうと、なぜお前が此処にいるの?」
「ここはもしもの世界だぞ」
メアリー「ssがあるところ僕はどこでも行くさ!」
うp主「何言ってんだこいつ…」
「もしもシリーズでは意識を同期するなよ」
メアリー「うん、そのつもりだよ」
うp主「やけに素直じゃねぇか」
メアリー「いや、意識が同期されてない自分を見るのも中々シュールだなって思ってさ」
「こういうのも悪くない!」
うp主「そうか…」
「気に入ってもらえて何よりだ!」
「まぁ、こんなところでグダグダ話していても尺稼ぎにしか思われないと思うし、そろそろ第二章書きはじめるかな?」
メアリー「ホントだよ!早く書け!」
「本編も中途半端に書きやがって!」
うp主「わかったよ…書けばいいんでしょう書けば!」
「それでは大変お待たせしました!」
「もしもシリーズ2話準備が出来た」
メアリー「やっとか…前回の更新からだいぶたってるけど…」
うp主「仕方ないじゃないか!仕事やらゲーム作成が大変すぎて書く暇がないんだから」
メアリー「あれ?もうゲーム作ってるの?」
うp主「今練習で別のゲーム作成してるからソリッドAHUのゲームはだいぶ先になる」
メアリー「そうか意外と頑張ってるんだね」
うp主「他にも色々やりたいことあるし、出来れば今の作業を中断したいところだ」
メアリー「そんなこと言って、アニメ見たり寝れるだけ寝たり、グータラしたいだけでしょ?」
うp主「アニメ見るは合ってるよ、ネタ集めの為にね」
「そう、全てはssのために」
メアリー「さて、もしもシリーズ2話はまだかな?」
うp主「おぉーい…人の話聞いてるか…」
「まぁいっか…それではもしもシリーズ2話お楽しみの皆様!」
うp主、メアリー「どうぞ!」
2話
絢子「…そうですか、やはり来てますか」
カオス「えぇ、どうします?よかったら泊まらせても構いませんが」
絢子「………」
「…では、よろしくお願いします」
ガチャ バタッ
カオス「思わず泊まらせることになったが…れみーがなんて言うか…」
ヒルトミ「まどかの母さんだった?」
カオス「あぁ、娘をよろしくってよ」
「…まさか向こうの親から泊まりのOKがでるとは…」
ヒルトミ「そんなに驚くことか?小さい頃はよく泊まってたんだし問題ないだろ」
カオス「お前な…思春期の男の家に女の子を泊まらせる親が何処にいるんだ!」
ヒルトミ「自分で言うかそれ…それに俺は女に手を出さないから安心しろ、パパ」
カオス「だからパパはやめろ!お父さんって呼びなさい」
「いいか!もしもまどかちゃんを泊まらせることをれみーにバレたら我は殺される…」
ガチャ
レミリア「ただいま!」
「誰に殺されるって?」
カオス「うわあああ、でででで出た!!!」
レミリア「まるで幽霊をみた反応ね…」
「泊まらせるくらいなら、別にいいわよ」
「だって、絢子の娘ですもの」
天の声[説明しよう!もしもシリーズではレミリアと絢子は仲のいいママ友なのだ!]
レミリア「でも、まどかちゃんに手を出しちゃダメよヒルトミちゃん」
ヒルトミ「分かってるよ」
レミリア「あと、布団なんだけど…お客様用がボロボロになってるから」
「今日はヒルトミちゃんと同じベッドで寝てちょうだい」
ヒルトミ「はっ!?まどかと一緒に!?」
「そんなこと出来るわけないだろ!」
レミリア「仕方ないじゃない…そうしないと寝る場所がないわよ」
ヒルトミ「それだったら俺は床で寝るよ!」
レミリア「ダメよ!風邪ひいちゃうわ!」
「そんなに嫌ならママと一緒に寝る?」
ヒルトミ「そ、それは勘弁してよ…」
(ママと寝ると耳を甘噛みしてくるからやだ…)
「仕方ないから今日は我慢します…」
(寝るのを!)
天の声[スカーレット家はみんな常識がありません](今更感)
〜ヒルトミの部屋〜
ガチャ
ヒルトミ「お待たせ」
まどか「……ヒルトミ」( .. )シュン
ヒルトミ「…元気出せよ」
「帰りが遅くなったのは俺のせいでもあるんだし」
「明日一緒に謝りに行こう!」
まどか「うん…ありがとう!」( ͡ ͜ ͡ )
ヒルトミ「お腹すいてないか?」
「今、ママが作ってるから待っててな」
まどか「うん!」
レミリア「ヒルトミちゃん!まどかちゃん!ご飯出来たわよ」
ヒルトミ「早っ!」
〜〜〜〜〜
レミリア「今日はステーキよ」
まどか「うわぁ!ステーキだー!」ワーイ!
カオス「今日もだな…」
ヒルトミ「えぇー…またステーキ…」
「栄養が偏るよ…」
アクシィス(流石に3日も続くとね…)
メアリー「ステーキ久々だな」
ヒルトミ「…俺自分で作るわ」
レミリア「え?ステーキ美味しいのに…」
ヒルトミ「限度があるわ!」
カオス「何作るんだ?」
ヒルトミ「カレーだよ」
カオス「おぉ!カレーか!」
アクシィス「ヒルトミくんが作るカレーは美味しいもんね!」
レミリア「何故か私が作るカレーよりヒルトミちゃんが作った方が美味しいのよね…」
(私が作り方教えたのに…)
ヒルトミ「こだわってますから!」エッヘン
「伊達にカレーの研究してないからね」
まどか「私も食べてみたいな…」
レミリア「ヒルトミちゃん、私も頂くわよ」
カオス「我にも頼む」
アクシィス「僕も」
メアリー「そんなに美味しいなら僕も食べたいな」
ヒルトミ「いいよ!みんなの分作るから」
みんな「やった!」
レミリア「それじゃあ、待ってる間ステーキ食べちゃいましょう!」
カオス「ほーい」
メアリー「うん」
アクシィス「うん」
(あれ?ヒルトミくんとメアリーさっきなんか食べてたよね?)
まどか(カレー食べられるかな)モグモグ
〜40分〜
ヒルトミ「出来たよ!」
カオス「カレーの匂いがたまりませんな!」
アクシィス「でも、カレーって煮込めば煮込むほどコクが出るんだよね」
ヒルトミ「カレーはね食材によってもコクが出るんだよね」
「だから時間をかけて煮込む必要なし!」
カオス「へぇー、全く知らなかったな…」
まどか(美味しそう!)
「ヒルトミってご飯作るれるんだね」
ヒルトミ「カレーだけはな」
レミリア「………」もぐもぐ
「!?」
(やっぱり私が作るカレーより美味しい…)
ソイル「にゃー」
〜お風呂〜
まどか「はぁー…」
「ママまだ怒ってるかな…」
[まどか!着替えおいとくぞ!]
まどか「うん…ありがとう」
「ねぇ、ヒルトミ」
[どうした?]
まどか「ママ許してくれるかな?」
[…あぁ、勿論だ]
[お前の母さんはそんな薄情な人じゃないだろ?]
まどか「そりゃ、そうなんだけど…」
[けど、なんだ?他に気になることがあるのか?]
まどか「………」
[深く考える必要は無いぞ]
[絶対許してくれるさ]
まどか「…うん」
〜〜〜〜〜
メアリー「ヒルトミご馳走様、カレー美味しかったぞ」
「腕を上げたな」
ヒルトミ「お粗末さま」
アクシィス「本当にヒルトミくんのカレーは美味しかったよ!」
レミリア「美味しかったわ どうやったらあんなに美味しいカレーが作れるのよ?」
ヒルトミ「実は……………秘密です!」
メアリー「教えないんかい!」
ヒルトミ「そりゃ、研究に研究を重ねてようやく作り出した究極のカレーをいくら家族とはいえ、教える訳には行かないぜ!」
レミリア「かなりカレーにはこだわっているのね」
「素敵よヒルトミちゃん」
「それに比べてカオスは1度も料理作ったことないのよ」
カオス「何を言っているんだ!カップラーメンくらいなら作れるぞ!」
「目玉焼きやスクランブルエッグだって!」
メアリー「…そんなの誰でも出来るわ!」
カオス「うるせぇ!お前は早く帰れ!」イライラ
メアリー「はぁ?息子を帰らせるとかそれでも親かよ!」
「そんなにイライラすると血圧上がるよカルシウム不足なんじゃない?牛乳飲んだら?」
カオス「んだとゴルァ!」ゴゴゴゴゴ
メアリー「やんのかゴルァ!」ゴゴゴゴゴ
ヒルトミ「また始まったよ…」
アクシィス「2人が揃うといつもこうだね」
レミリア「やれやれね〜」
ガチャ
まどか「お風呂上がりました」
レミリア「はーい、ヒルトミちゃん入ってらっしゃい!」
ヒルトミ「後でね!」
レミリア「寝る前に必ず入るのよ」
ヒルトミ「分かってるよ!」
まどか(いい家族だな!)
天の声[まどかはまだ、スカーレット家の本性を知らないのだ]
[確かに、周りから見たら普通の家族……では無いな]
[お気ずきだろうか…ヒルトミはファミレスでほむらとまどかが食べれなかった分も食べ、家に帰ってメアリーが作った豚キムチーズ丼を食べて、レミリアが作ったステーキも食べて、自分が作ったカレーを食べる…]
[そう、吸血鬼家族はみんな大食いなのだ、カオスを除いて]
[ヒルトミはカレーを作り、レミリアはステーキを作り、メアリーは豚キムチーズ丼を作る]
[そう、吸血鬼家族は料理が得意なのだ、カオスを除いて]
〜〜〜〜〜
まどか「今日私はどこで寝れはいいのかな?」
ヒルトミ「あぁ…えっと…その事なんだがな、どうやらお客様用の布団がボロボロみたいなんだよ」
「だから俺のベッドを使ってくれ」
まどか「え?ヒルトミはどこで寝るの?」
ヒルトミ「俺は寝ないよ!」
まどか「それはダメだよ!体を壊しちゃうよ!」
ヒルトミ「まぁ、眠くなったらリビングのソファで寝るから安心して」
まどか「そんな所で寝たら風邪ひいちゃうよ」
「それに最近寒くなってきてるから…」
ヒルトミ「大丈夫、毛布はあるから」( ー`дー´)キリッ
まどか「ダメ!そんなの許さないから」
ヒルトミ「じゃあ、どうすれば…」
まどか「んー…あっ!」
「それなら、一緒に寝るのはどうかな?」
ヒルトミ「はっ!?」
「まさかまどかの口からそんな言葉が出るとは思わなかったよ……」
「実はマ…お母さんにもそうしなさいって言われてたんだ」
まどか「うん!その方がいいよ!」
「ほら、先に入って!」
ヒルトミ「もう寝るのか…じゃなくて…本当に一緒に寝るのか!」
まどか「何言ってるの?もう0時過ぎてるんだよ」
「そろそろ寝ないと明日起きるの辛いよ」
ヒルトミ「明日は土曜日だよ…まぁ、いいか」
(言う通りにしておこう)スッ
まどか「それじゃあ、私も入るね」サッ
ヒルトミ(本当に入ってきた!?)
まどか「2人だと暖かいね」ティヒヒ
ヒルトミ「…電気消すぞ」ピッ
まどか「おやすみヒルトミ!」
ヒルトミ「あぁ…」
………
まどか(あれ?よく考えたら私…とても気まずいことしてる…?)
(いくら幼なじみとはいっても、男女2人が恋人でもないのに一緒に寝るのって良くないことなんじゃ…)
(ちょっと!?何やってるの私!?)
天の声[気づくのが遅すぎるんだよ!]
まどか(私って…ほんとバカ…)
天の声[それはさやかのセリフだ]
ヒルトミ「…すぅー」zzz
まどか(ヒルトミは気にしてないみたいだから、私の気にしすぎなのかな?)
(そうだよね…気にしすぎだよね!)
(でもなんだろ…なんか凄い胸がドキドキする)ドキドキ
まどか(これじゃ眠れないよ)
〜〜〜〜〜
まどか「…スッ」zzz
ヒルトミ(どうやら寝たみたいだな)
(今のうちにベッドから抜け出すか)|)サッ
ガシッ
ヒルトミ「うっ…」
(危ない危ない…声が漏れてしまった)
(…おい嘘だろ…なぜ…抱きつかれてるんだ…)
バサッ
ヒルトミ(ちょっ!足かけてきた!?)
(えっ…まどかってこんなに寝相が悪いの?)
(って違う、これマジ洒落にならないって!だから俺は嫌だったんだよ!)
(こうなったら仕方ない…振りほどくか)
サッサッ
まどか「…ぅん…?」
ヒルトミ(しまった…起きちゃう!?)
(無闇に動かさない方がいいか)
(どうする俺!?)
〜数分後〜
(なんなんだよ……一体何が起こっているんだ?)
(なんで、俺の上にまどかが乗ってるんだ…)
(少し意識が飛んでただけなのに…何だこの状況は)
まどか「……スッ」ティヒヒ
ヒルトミ(笑ってる?どんな夢を見てるんだろ?)
(ヨダレが垂れそうになってる…やばい…ティッシュティッシュ!)
(あ、机の上だった…)ポタン
(oh…)
〜翌日〜
ヒルトミ「申し訳ございませんでした!」
「僕がまどかをカラオケに誘ったのがいけなかったんです!」m(_ _)m
詢子「ヒルトミくん、頭を上げてくれよ」
「娘が心配でどうかしてたんだ」
「そうか、君が一緒だったのなら心配無かったな」
「まどかに謝らないとな…血迷っていたとはいえ、娘を追い出すのはよくないよな」
ヒルトミ「いいえ、まどかのお母さんは悪くないですよ」
「確かにやりすぎだとは思いますが、気持ちは何となくわかるような気がするから」
詢子「ありがとう」
ヒルトミ「それでは、お昼までには帰らせるのでこれで!」テクテクテク
(なんだ、いい母親じゃないか)
〜家〜
ヒルトミ「ただいま」
レミリア「おかえりなさい!朝ごはんにする?朝風呂にする?それとも、わ・た・し?」
ヒルトミ「もう!ママって冗談きついな」
レミリア「うーん…冗談ではないのだけど…あっ、お隣さんどうだった?」
ヒルトミ「凄くまどかの事心配してたみたい」
「もう怒ってないみたいだった」
レミリア「そう、良かったじゃないの」
「ご飯出来てるからすぐ手を洗ってきなさい」
ヒルトミ「ごめん昨日は全然眠れなくて、ちょっと寝かせてくれる」
レミリア「あらそうなの?わかったわ!」
「冷蔵庫に入れておくから食べてちょうだいね!」
ヒルトミ「うん、わかった」
「おやすみ」
レミリア「おやすみなさい」
〜〜〜〜〜
レミリア「さぁ、召し上がれ!」
みんな「いただきます」
まどか「すごい、ご馳走!」
レミリア「好きな物とって食べてね」
メアリー「母さん、ヒルトミはどうしたの?」
カオス「そういえば、あいつの姿が見えんな!」
レミリア「昨日ちゃんと眠れなかったみたいなのよ」
カオス「またゲームか?」
レミリア「詳しくは聞いてないわ」
「まどかちゃんは何か聞いてる?」
まどか「いいえ、何も言ってなかったです」
カオス「まさかまどかちゃんにあんなことやこんなことしてたんで言えないんじゃないのか?」
「けしからんな!」
メアリー「ヒルトミに限って、そんなことするとは思えないけどね」
(母さんが原因で女恐怖症ってこと聞いてるし)
カオス「お前に何が分かるんだ!」
メアリー「兄ですけど何か?」( ๑•̀ω•́๑)キリッ
カオス「お前のその態度が気に入らないんだよ!さっさと出ていけ!」
メアリー「まったく、実の息子をなんだと思っているんだよ!それでも親か!」
カオス「お前を息子だとは思ったことない!」
メアリー「氏ねクソジジイ!それだから最近髪が薄くなってるんだよ!」
カオス「あ!お前言ってはいけないことを!」
レミリア「はいはい、喧嘩するなら外でやってちょうだい!」
カオス&メアリー「うっせぇ(うるさい!)ババアはすっこんでろ(おばさんは黙ってて!)」
レミリア「ババア………?おばさん………?」ゴゴゴゴゴ
「上等じゃない!あなた達表へ出なさい!!!」
ドッカーン
カオス「や…やめてくれーーーーー!!!!!」
「俺の残り少ない髪がああああああああぁぁぁ」
メアリー「目が…目がぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」
まどか(•́ω•̀;≡;•́ω•̀)アタフタ
〜数分後〜
メアリー&カオス「申し訳ございませんでした!」<(_ _)>
レミリア「分かればよろしい!」
まどか「ティヒヒ…」
レミリア「まどかちゃんごめんなさいね…」
まどか「いえ、そんな…」
(賑やかだなー)
ガタ
ヒルトミ「お父さんと兄ちゃんは毎回」
「いつもこんな感じだから気にしないでくれ」
レミリア「あら、もう起きてきたの?」
ヒルトミ「騒がしくて寝れなかった…」
カオス「すまんな…」
メアリー「悪い…」
ヒルトミ「気にしないで大丈夫だよ、どうせ明日も休みだしね」
カオス「まどかちゃんに見苦しい所見せちゃったねすまん…」
まどか「賑やかで少し羨ましいなって思ってます」
メアリー「え?この家の家族になりたいって?ヒルトミと結婚したいって?」
まどか「…そんなことは///」顔真っ赤
レミリア「コラコラ、からかうのはやめなさい」
メアリー「サーセンwww」
〜お昼〜ヒルトミの家(玄関)
ヒルトミ「それじゃあ、まどかを送ってくるよ」
レミリア「行ってらっしゃい車には気をつけるのよ!」
ヒルトミ「隣だから大丈夫だよ!」
「もしひかれそうになっても車をふっ飛ば……なんでもない!」
まどか(車をぶっ飛ばす!?)
レミリア「また遊びに来るのよまどかちゃん」
まどか「はい、お世話になりました」
ヒルトミ「それじゃあ行ってくる」
まどか「お邪魔しました」
ガチャ
〜まどかの家〜
まどか「ただいま…」
絢子「おかえりなさい」
「まどか…昨日はすまなかった…私…なんてことを」グスン
まどか「ママ…ごめんさい!」ウッ……グスッ…ヒック
ヒルトミ「………」
天の声[このままそっとしておこうと思いヒルトミは深々と頭を下げ黙って立ち去ろうとした……]
ヒルトミ「…ぅ……」バタッ
まどか「ヒル…トミ?ヒルトミ!?」
絢子「ヒルトミ君大丈夫かい!?」
まどか「ヒルトミ!ヒルトミ!!!」
絢子「まどか落ち着け!」
「どうやら気を失ってるみたいだ」
「とりあえず家の中へ」
まどか「そうだ私パパ呼んでくる!」
〜深夜前〜まどかの部屋
ヒルトミ「すやぁー」( ˘ω˘ )
「は!」( ゚∀ ゚)
「ふわぁ〜よく寝た〜」( ˶´⚰︎`˵ )
「って…あれ?ここ何処だ?」
「っか動けね…金縛りか?」
まどか「すぅー……」ガシッ ギュゥーー
ヒルトミ「………」
(何だこのデジャブ感は!?)
〜その頃〜
メアリー「よっしゃあああ!!!」
「プレミアムデジャブフリーズキター!」
店員「あっ、お客様閉店です〜」
メアリー「チクショォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォ」_| ̄|○ il||li
「まっいっか!ゴッド2回引いて10万勝ったし」(´・∀・`)
天の声(この世界でもメアリーはメアリーなのだな…)
〜〜〜〜〜
ヒルトミ(…この状況どうするか…)
まどか「ひると…み…………そこはさわっちゃ…ティヒヒ」
ヒルトミ (どんな夢見てるんだ!?)
(はぁ…とりあえず家に連絡入れないとな)
(スマホはズボンの右側のポケットだよな……さてどうやってとる?)
(あろう事か右腕はしっかり抱きしめられているし…ちょうどスマホがある位置にまどかの膝が乗っかっている)
(諦める?)
(…いや、こんな遅くまで家を出ているんだ…連絡しないと大目玉だ)
(何としてでも連絡しなければ!)
(寝ているまどかを起こすのは可哀想だし、なるべくまどかを起こさないようにしよう)
「もうこの手しかないか…M」
1体勢を少し変えて右手でそっととる
2まどかの足をどかして左手でとる
3考えるのをやめてまどかを起こすの
4勢いよくまどかを振りほどく
※選択肢によって状況が変わったりストーリーの展開が変わるかもしれません※選択肢選び直し不可
M「1」
ヒルトミ(体勢を少し変えて極力まどかを動かさないよう取るか)
(こう膝をあげて)スッ
(右手あとは右腕を伸ばすだけ)
(ダメだ…まどかが密着しすぎて腕を伸ばせない)
(こうなったら、腰だけを横向きに変えて)クル
(うわっ…結構この体勢キツイな…)
(でも、これなら少し取れやすそうだ)
まどか「……ん」スヤァ
ヒルトミ「びっくりした起きたかと思った…」
ゴロン
まどか「スヤァ」
ヒルトミ(ちょっと?!それは洒落にならんって!?胸が…胸が…かかかお顔に…)バタバタ
(呼吸がしずらい…それにしてもなんかいい匂いが…って違う!こいつわざとやってるだろうの勢いで寝相悪い!)
(落ち着け俺…どうする俺…とりあえず苦しくないように顔を横に)スッ
ズキ
(イタタタタ首が…)
「だ、誰かた、たすけて」
ガチャ
絢子「やれやれ、こうなってしまったか」
ヒルトミ「お願いします…助けてください」
〜リビング〜
絢子「すまんなヒルトミくん」
「あいつは昔っから寝相が悪いんだよ」
「様子を見に行ってよかった」
ヒルトミ「本当に助かりました」
「ありがとうございます」
絢子「随分会わない内に大きくなったな」
ヒルトミ「そうですかね?」
絢子「そうさよ、やっぱり男の子は中学生になると成長が早いんだね〜」
「腹すいてないか?」
「知久に用意させるよ」
ヒルトミ「すみません、家に連絡入れてないので帰らないと…」
絢子「それなら心配いらないよ」
「スカーレットさんにはヒルトミくんが泊まること伝えてあるから」
ヒルトミ「そうなんですか…」
「わざわざそんなことしてもらって…」
絢子「いいんだよ子供がそんなこと気にするもんじゃないよ」
「ところで、ヒルトミくん少し気になることがあるんだけどさ」
ヒルトミ「なんでしょう?」
絢子「今朝、倒れただろう」
「どうして倒れたのか心当たりはあるかい?」
ヒルトミ「まどかから何も聞いてないですか?」
絢子「あの子は一言も話そうとはしなかったから心配になったんだ」
「もしかしたら、あの子のせいでヒルトミくんが倒れたんじゃないかってね」
ヒルトミ「とんでもないですまどかは何も悪くないですよ」
「ただ、眠れなくて一睡も出来なかっただけですよ」
絢子「そうだったのか」
「てっきりまどかの寝相が悪くて寝れなかったのかと思ったよ」
ヒルトミ「…それは」
絢子「おや?もしかしてそうなのかい?」
ヒルトミ「あはは…」
絢子「あんた達仲良いね〜」
「もしかしたら本当に将来あんた達結婚するかもしれないな」
ヒルトミ「そ、そんな、そんな事…」
絢子「まだヒルトミくんにはこの話は早かったかな?」ニヤニヤ
知久「絢子さん、揶揄うのはその辺にしといたら」
「ヒルトミくん、これ夕飯の残り物だけどよかったら食べてね」トン トン トン
ヒルトミ「ありがとうございます!いただきます」(。ᵕᴗᵕ。)ペコ
もぐもぐ
ヒルトミ「美味しい!」
絢子「そりゃ知久が作るんだから美味しくないわけないさ」
知久「僕が作ったものを食べるのは小学生以来だったよね?」
「もしまた食べたかったら何時でも来ていいんだよ」
ヒルトミ「ありがとうございます!」
「まどかも幸せだな」
「こんなに優しい家族と温かくて美味しいご飯に囲まれて…」
絢子「…」
知久「…」
天の声「ヒルトミが放った言葉を聞き2人は何やら誤解を招いてしまったようだ」
絢子(もしかして…虐待でもされているのか?)
知久(もしかして…裕福じゃないのか?)
天の声[と]
絢子(この子は私たちが守らないと)
知久(この子は僕達が守らないと)
〜その頃〜居酒屋
メアリー「今日はGODで儲かったし、自分へのご褒美として焼き鳥屋でいっぱい飲むんで食べるぞ!」
ガラガラガラ
店員「いらっしゃいませー」
カオス「よし!今日はいつも頑張ってる俺へのご褒美に大好物の焼き鳥沢山食べるぞ!!!」
「れみーにバレたら大変だな」
「まぁ、残業で終わるの遅くなったし、食べて来ることも伝えてあるから問題ねーか」
店員「いらっしゃいませー」
カオス「あっ…」
メアリー「あっ…」
目と目が逢う瞬間〜
メアリー「親父!」
カオス「んだてめぇ、お前もここに来てやがったんか」
メアリー「いちゃ悪ぃのかよ!」
ザワザワ
店員「お客様、他のお客様に迷惑なので喧嘩はおやめ下さい」
メアリー「まぁ、会っちまったなら仕方ないとりあえず頼もう」
カオス「そうだな…お店の中くらいは大人しくしておこう」
メアリー「とりあえずカルーアミルク頼んで」
「親父は飲み物どうするんだ?」
カオス「俺はソフトドリンクのお茶でいい」
メアリー「あれ?酒呑まないの?あっそっか親父酒弱いもんね、ぷぷぷ」
カオス「んだと!てめぇもういっぺん…」
メアリー「ここお店の中OK?」
カオス「チッ」
メアリー「つまみはどうしようか?」
カオス「そりゃお前!最初の焼き鳥はなんと言っても、ももの塩だよな!」
メアリー「は?初手はタレのネギまでしょ何言っちゃってんの?」
カオス「お前、焼き鳥の美味しい食べ方がわかってねーな」
メアリー「そっちこそ!」
カオス「誰がなんと言おうとももの塩がアンパイだ!」
メアリー「何を言っているんだ!ネギまのタレこそ焼き鳥の定番だ!」
カオス「お前に焼き鳥を食う資格は無し!」
メアリー「親父こそ!塩が好きなら塩でも舐めとけや!」
カオス「クソッタレが!」
(o゚Д゚)=◯✋(・ω・)パシッ
メアリー「動き鈍った?親父も年には勝てんか」
カオス「うるせぇ!」
(👊 ˙-˙ 💢 )バシッ
メアリー 👊) ゚∀゚):∵グハッ!!
カオス「思い知ったか!」
メアリー「てめえやりやがったな、このー!!!」
グファッ(˙Σ˙((👊(・A・💢)
店長「お客様!ご迷惑です暴れるのでしたら外で」
メアリーカオス「うるせえ」
外|Ю (-'ロ'- )⊃_(´ㅅ`_)_ ; ))ズルズル
天の声[その後出禁になったのは言うまででもない]
カオス「てめぇのせいで、出禁になったじゃねーか!」
「行きつけのお気に入りの店だったのに…」
メアリー「こっちだって、最近通いだした店で気に入ってたのに!」
カオス「お前とは通ってる頻度がちげんだよ!」
メアリー「回数がそんなに大事か?重要なのはどれだけあの店が好きだったかだよ!」
カオス「舐めたこといいやがって…」
「お前なんかこうだ」( ∩'-' )=͟͟͞͞⊃ )´д`)ドゥクシ
メアリー「痛っ!」
「クソ親父め…2戦目行こうじゃねぇか!」
(っ・д・)≡⊃)3゚)∵
カオス「クソっ!望むところだ返り討ちにしてやる!」
天の声[やれやれ……その後近所の人が通報]
[しばやくして警察が到着しメアリーとカオスを取り押さえた]
〜翌日〜
ヒルトミ「お世話になりました」
絢子「これ良かったら持っていきな」
ヒルトミ「いいんですか?」
絢子「あぁ、お菓子が入ってるから家族みんなで食べるといい」
ヒルトミ「ありがとうございます!」ニコッ
絢子「何時でも遊びに来るといいさ〜」
「歓迎するよ」
ヒルトミ「はい!」
まどか「ヒルトミ、せっかくいい天気だしどこか遊びに行こうよ!」
ヒルトミ「……え」
絢子「それがいい、2人の弁当を知久に作ってもらうよ」
まどか「ママありがとう!」ニコッ
ヒルトミ「………」
(なぜこうなった…)
まどか「それじゃあ後で迎えに行くね」ティヒヒ
ヒルトミ「…おう」
〜ヒルトミの家〜
ヒルトミ「ただいま」
レミリア「おかえりなさい!」
「倒れたって聞いたわよ大丈夫なの!」
ヒルトミ「うん、1日寝たらすっかり元気になったよ」
レミリア「ちゃんと寝ないからそうなるのよ…気をつけなさいよ」
「ところでカオスとメアリー見てないわよね?」
ヒルトミ「パパと兄ちゃん?見てないよ」
「パパと兄ちゃんがどうしたの?」
レミリア「昨日から帰ってないのよ一体どうしたのかしら…」
ヒルトミ「パパも兄ちゃんもいい大人なんだし」
「心配しなくてもちゃんと帰ってくると思うけど」
レミリア「そうね」
ガチャ
カオス「た…ただいま」ボロボロ
メアリー「ただいま…」ボロボロ
ヒルトミ「あっ帰ってきた…ってどうしたの2人とも!」
レミリア「酷い怪我ね…事故に巻き込まれたの?」
カオス「昨日居酒屋行ったらメアリーとばったり会ってだな…」
レミリア「ん?居酒屋?」ギロ
カオス「…ごめんなさい」<(_ _)>
レミリア「それで?」
メアリー「仕方ないから一緒の席になったんだけどね」
「何を食べるかで喧嘩になって…」
レミリア「それで殴り合いでもしたと?」
カオス「うむ…」
レミリア「なぜ帰るの遅くなったわけ?」
メアリー「その時警察を呼ばれちゃって…」
レミリア「情けなくて返す言葉も出ないわ」┐(´ー`)┌
カオス「申し訳ない」<(_ _)>
メアリー「でも大事にならなかったことだけが不幸中の幸いかな」
レミリア「とりあえず、2人ともお風呂入ってらっしゃい」
「その間に貴方たちの朝食作るわ」
メアリー「はい…」
カオス「おう…」
〜〜〜〜〜
ピーンポーン
まどか「ヒルトミお待たせ!」
ヒルトミ「おう」
まどか「それじゃあ行こっか!」
ヒルトミ「もうどこへ行くか決まってるのか?」
まどか「ううん、まだ決めてない」
ヒルトミ「そうか、とりあえず出ようか」
レミリア「あら出かけるの?」
ヒルトミ「うん」
レミリア「宿題終わってるの?」
「帰ったらちゃんとやりなさいよ」
ヒルトミ「はーい」
「行ってきます」
〜外〜
ヒルトミ「ちょっと肌寒いな…」
「まどかはそんな薄着で大丈夫なのか?」
まどか「うん、動いたら暖かくなると思って」
ヒルトミ「そうか」
「まどかは行きたいところあるか?」
まどか「私の行きたいところ?」
「それなら、思い出の場所に行きたいな!」
ヒルトミ「思い出の場所?」
「どこかあったっけ?」
まどか「忘れちゃったの?」
ヒルトミ「あはは…すまない覚えてないな」
ガシッ
ヒルトミ「!?」
まどか「ほらこっちだよ行こっ!」タッタッタ
ヒルトミ「お、おぅ…」タッタッタ
(手…)プルプル
〜川〜
まどか「着いた〜、ここだよ!」
ヒルトミ「まどか…ここって」
まどか「私が小さい頃、ヒルトミに助けてもらった所だよ」
ヒルトミ「………」
まどか「私ね、ヒルトミに助けられた時本当に嬉しかったんだ」
「その時ヒルトミが言ったこと覚えてる?」
ヒルトミ「……さぁ、どうだったっけな〜」
まどか「もう…」
「私、辛い時や悲しい時があるといつも此処に来てヒルトミが言ってた事を思い出すの」
「そうするとね、なんだか嬉しい気持ちになって辛いことや悲しい事を忘れちゃうんだ〜」
ヒルトミ「うん」
まどか「私にとってはここは特別な場所」
「またヒルトミと此処に来たいなって、ずっと思ってたんだ」
「夢が叶って良かった」ニコッ
ヒルトミ「そうか」
「俺も来てよかったよ」ニコッ
まどか「ねぇ、せっかくだからお弁当ここで食べよ!」
ヒルトミ「ちょっと早い気がするけどもう食べるのか?」
まどか「朝は少ししか食べてないからお腹すいちゃって」ティヒヒ
ヒルトミ「そうだね、ここで食べようか」
さやか「あれ?お2人さんこんな所で何してるの?」
まどか「さ、さやかちゃん!?」
「どうしてさやかちゃんが…」
さやか「アタシは嫁のいる所にはどこへでも行くのだぁー」
「そういうまどかこそどうして此処に?」
「あ、デート?もしかしてお邪魔だった?」
まどか「ち、違うよ!?」
「デートなんてそんな…」
さやか「たしかにここは景色いいしデートには最適かもね〜」
まどか「ちゃんと最後まで聞いてよ…」
さやか「あはは、冗談だよ」
「いいな…アタシも恭介と…」
ヒルトミ「?」
さやか「あはは…なんでもない」
「アタシ今ジョギングの途中だったから行くね」
「若いもの同士後はごゆっくり〜」タッタッタ
まどか「行っちゃったね…」
ヒルトミ「相変わらず元気だな」
まどか「それじゃあ準備して食べよう!」
〜準備中〜
まどか「こっちが私ので、こっちがヒルトミの分」
スッ
ヒルトミ「ありがと」
まどか「はい、おしぼり」
ヒルトミ「おう」フキフキ
「懐かしいな」
まどか「?」パカッ
ヒルトミ「こうしていると」
「なんだか小学生の頃を思い出す」
まどか「うん!小学生の頃よく遊んでたもんね」
ヒルトミ「…こういうのも悪くないかもって思ってしまうよ」
まどか「…そうだね」
ヒルトミ「はぁ…」
まどか 「食べないの?」
ヒルトミ「食べる」パカッ
まどか「……あれ?」
ヒルトミ「ど、どうした?」
まどか「ヒルトミのお弁当、私のより豪華」
ヒルトミ「え…?」
「気のせいじゃないか?」
まどか「だって…私のはエビフライ入ってないよ…」
「しかも2つ入ってる…」
ヒルトミ「た、たまたまだよ…」
「そんなこと言ったら、まどかのサンドイッチも美味しそう」
まどか「私エビフライ食べたかったな」
ヒルトミ「…1つ食べる?」
まどか「いいよ、ヒルトミのなんだから自分で食べたら」プイッ
ヒルトミ「………」
「それなら交換しよう」
「サンドイッチ1つ貰ってもいい?」
まどか「それならいいよ!」
ヒルトミ(それはいいんだ…)
「サンキュー」スッ
「こっちはまどかのね」スッ
まどか「ありがとう!」
「それじゃあ、食べよっか」
ヒルトミ まどか「いただきます」
パクッ
まどか「美味しい!」
「やっぱりパパが作るお弁当は絶品だよ〜」
ヒルトミ「うん、美味しいなー」
「さすがまどかのお父さんだ」
まどか「そりゃなんてったって、私の自慢のパパだからね」ティヒヒ
ヒルトミ「ほんと弟子入りしたいくらいだ」
まどか「今度パパに聞いてみるね、きっと喜ぶよ!」ニコッ
ヒルトミ「…お、おう」
(本気にされたか…)
〜〜〜〜〜
ヒルトミ「ご馳走様」
まどか「あ、やっと食べ終わったね」
ヒルトミ「ごめんよ、待たせちゃって」
まどか「ううん、大丈夫」
「ヒルトミって昔から食べるの遅いよね」
ヒルトミ「そうだったか?」
「まぁ、食べる時くらい自分のペースで食べたいじゃん」
「みんなに合わせて急いで食べても味がわからんからな」
「えっ何?君たち、食べる時10回くらいしか噛んでないのみたいなw」
まどか「ウィヒヒ、それはさすがにないんじゃないかなw」
「ねぇ、少し歩かない?」
〜〜〜〜〜
まどか「ヒルトミ見て、あそこ魚が泳いでるよ」
ヒルトミ「お、沢山泳いでるな」
「ほら、あっちにも」
まどか「ヒルトミ聞きたいことがあるんだけど」ピタッ
ヒルトミ「どうした、突然改まって?」
まどか「私が誘った時どうして断ったのか聞いてみたいと思ってたんだ」
ヒルトミ「誘った…?あぁ、文化祭のことか」
「あれはなんというか…作戦が……」
まどか「はっきり答えてほしいな」
ヒルトミ「あぁそうか」
「俺が女性恐怖症なのは前にも言ったな」
まどか「うん」コクッ(* . .))
ヒルトミ「誰とも組んでなければ1人で行動できるかもって思ってたからな」
まどか「そう…なんだ」(苦笑
「嫌われてるのかと思ってたからなんか拍子抜けしちゃうな…」ティヒヒ
ヒルトミ「ん?おう…」
まどか「でもね私ね、本当にヒルトミとペア組みたかったんだよ」
ヒルトミ「………」
まどか「でも決まっちゃったことだし仕方ないよね」
ヒルトミ「なんと言えばいいのか…その…すまん」
まどか「それなら買い物付き合ってよ」
「そしたら許してあげる」フフッ
〜ショッピングモール〜
ヒルトミ「日曜日ってこともあり人も多いな」
「それで、何処を回るんだ?」
まどか「服を見てみたくて…いいかな?」
ヒルトミ「構わないぞ」
(そういう約束だからな)
まどか「ありがと!」
「男の子は女の子と一緒に服を選ぶの苦手だと思ってたからちょっと意外たな〜」ティヒヒ
(幸せだな…なんだか夢みたい)
天の声[ヒルトミと絡めて浮かれているまどかであった]
〜〜〜〜〜
まどか「うわ〜、かわいいな〜」*.+:.☆\( °∀° )/☆.:+.*
「ヒルトミ、この服どうかな?」
ヒルトミ「………」
天の声[ヒルトミはまどかの選んだ服を見向きもせずじっと別の服を見ていた]
まどか「あれ…ヒルトミ何を見てるの?」
ヒルトミ「え?あ、すまない…なんだった?」
まどか「この服どうかな?」サッ
ヒルトミ「これは!なかなかいいじゃん!」
まどか「ほんと!ちょっと試着してみようかな?」
ヒルトミ「おう、ごゆっくり」
まどか「ちょっと着替えてくるね」テクテクテク
ヒルトミ「…あぁ」
(服に見惚れていた…危うくバレるところだった)
天の声[密かにかわいい服に憧れていたヒルトミであった]
〜数分後〜
シャァァ←カーテンが開く音
まどか「おまたせ…ど、どうかな?」
「似合うかな?」
ヒルトミ「おぉ〜、とても似合ってるじゃん」
(ふむ、よく見るとまどかが着た服もかわいい服な)
まどか「ほ、ほんと!」
「それならこの服買っちゃおうかな…」
天の声[まどかはふっと値札を見ると顔色が悪くなった]
まどか(5000円!?)
(ママから少しお小遣いもらったけど…これを買っちゃうと今月本当にピンチ…)
ヒルトミ「お小遣い足りるのか?」
まどか「ちょっと厳しいかも…やめておこうかな…」
ヒルトミ「そうか…なら俺に任せてくれ」
まどか「流石に悪いよ」(>_<)
「また次余裕がある時に…」
ヒルトミ「その時にこの服が残ってるか分からないだろ」
「とりあえず着替えてレジ行こう」
〜〜〜〜〜
店員「いらっしゃいませ〜」
ヒルトミ「こんにちは、今日店長さんいます?」
店員「ご要件を言っていただければ私から店長に報告致します」
ヒルトミ「そうですか…この服ツケにしてもらいたいんだけど」
まどか「え…?」
店員「申し訳ございません、ツケにすることはできかねます」
ヒルトミ「うん、知ってますよ」
「だから店長を呼んでほしい」
店員「そう仰られましても…」(;^-^)
??「あら、ヒルトミちゃんじゃない?」
「いらっしゃい〜服を見に来たのかしら〜?」
ヒルトミ「戸取さんお久しぶりです」
店員「店長、もしかしてこの子」
戸取(男)「いつもの格好と違うから気づかなかったのかしら?」
「オーナーのお子さんのヒルトミちゃんよ」
店員「これは失礼しました…ヒルトミ様とはつい知らず失礼なことを…」(_ _)
まどか「ヒルトミ…これはどういう…」
ヒルトミ「またいつか話すよ」
戸取「あら、まどかちゃんもいらっしゃい」
「お母様はお元気かしら?」
まどか「はい、母は元気です」
戸取「そう、それなら良かったわ〜」
ヒルトミ「戸取さんまどかのこと知ってるんですか?」
戸取「まどかちゃんはお母様と一緒によく来てくれてるわよね」
「顔も名前も覚えちゃったわ〜」
ヒルトミ「そうですか…」
戸取「あなたたちが一緒にいるということはもしかしてデートかしら?」
まどか「デ、デデデデート!?」(//・_・//)カァ~ッ…
ヒルトミ「い、いえ…デートってわけじゃないんだけど…」
「まどかが服を見たいと言うから一緒に見に来たんです」
戸取「もうそれデートでいいじゃない」
ヒルトミ&まどか「よくありません!」(ないです!)
戸取「ふふふ、冗談よ〜」
「ところで服を見に来たのよねもう決まったのかしら〜?」
ヒルトミ「はい、それでこの服なんですけど…」ゴニョゴニョ
戸取「わかったわ」
「まいどありね〜」
「あ、そうそうヒルトミちゃん」
「新作できたのだけど試着していかない〜?」
ヒルトミ「本当ですか!」
「あ、いや、すみません今日は…」
まどか「?」
戸取「せっかくだしまどかちゃんにも見てもら…」
ヒルトミ「それは別の機会に!」ヾ(・ω・`;)ノアタフタ
戸取「あら残念ね〜」
「仕方ないわそれじゃあ別の機会にお願いするわ〜」
「私はお仕事戻るわね〜またねー」テクテクテク
ヒルトミ「はぁー…」
(危うく俺の秘密をバラされるところだった…)
まどか(なんであんなにヒルトミ慌ててたんだろう)
(気になるな〜)ティヒヒ
ヒルトミ「用も済んだし次行きたいところ行こうか」
まどか「でもまだお会計が…」
ヒルトミ「もう取引は成立したから問題ない」
「行くぞ」
まどか「どうなってるんだろう…」
〜〜〜〜〜
まどか「ヒルトミ…その、服ありがと」
ヒルトミ「あぁ、構わないよ」
まどか「それでさっきの話なんだけど、オーナーがどうとか…」
ヒルトミ「気になるのか?」
「それなら今度直接俺のマ…母に聞いてみるといい」
「それよりせっかくここまで来たんだし何処か他に行きたいところはないのか?」
まどか「ううん、ほしい服も見つかったし私はもう満足だよ」
「ヒルトミこそ行きたいところはないの?」
ヒルトミ「俺か?そうだな…」
〜映画館〜
まどか「珍しいねヒルトミが映画観ようなんて」
ヒルトミ「滅多に映画とか観ないからね」
「映画観ながらポップコーン食べたいと思った」
まどか「……しかも恋愛系」
ヒルトミ「これしか空いてるところがなかったから仕方ない……」
まどか「そろそろ始まるね」
「実は少し楽しみなんだ」
「うちのママこういうの見せてくれなくて」
ヒルトミ「俺もだ」
「こういうのは貴方にはまだ早すぎるだとよ」
まどか「なぜか少しドキドキしてきた」ティヒヒ
ヒルトミ「ダメだって言われてる事をするとなんかドキドキするよな」
まどか「あ、始まったね」コソコソ
ヒルトミ「ワクワクする」コソコソ
〜映画中盤〜
まどか「………」(*/□\*)カァ~ッ…←指の隙間から見てる
ヒルトミ「………」( ˙-˙ )
〜ラストシーン〜
ガシッ
まどか「………」(´。> ﹏ <。`)ぅʓぅʓ
ヒルトミ「………」(; ﹏ ;)ウルッ
(感動するな〜)
(ていうかなぜ腕を組んできた!?)プルプル
〜〜〜〜〜
まどか「映画面白かったね」
「すごく感動しちゃった」
ヒルトミ「あぁ、だな」
まどか「中盤はわたしには過激だったけど、なんだかドキドキしちゃった///」
ヒルトミ「あれはな……ほんとなぜ年齢制限がついてないのか不思議で仕方ないが……」
「思春期真っ盛りの俺らが見る映画じゃねぇ」
まどか「そ、そうだね」ティヒヒ
「それよりなぜわたしから距離とってるの…」
ヒルトミ「お前が上映中腕を組むからだろ!」プルプル
まどか「え?」←無自覚
ヒルトミ「おっと、もう15時か」チラッ
「微妙な時間だけどどうする?」
「特にすることがなければこのまま解散でも」
まどか「ヒルトミはこれからどうするの?」
ヒルトミ「俺か?そうだな…」
「解散するなら久々にゲーセン行こうかと思った」
まどか「それなら私も一緒に行くよ」
ヒルトミ「構わないが俺がやるのは音ゲーだぞ?」
「来ても面白くないと思うが…」
まどか「ヒルトミがするなら私も音ゲーしてみたいなー」
ヒルトミ「まどかが音ゲーねぇ…」
〜ゲームセンター〜
ヒルトミ「あ、よかった空いてんじゃん」
まどか「これなんてゲーム?」
ヒルトミ「maimaiだ」
「結構難しいぞやってみるか?」
まどか「うん」
ヒルトミ「それならこれを貸すよ」スツ
まどか「手袋?」
ヒルトミ「摩擦で手が痛くなるからな」
「軍手や手袋をつけてプレイしないと上手く手がすべらないからな」
まどか「いつも持ってるの?」
ヒルトミ「いつでも出来るように出かける時は持ち歩いてる」
まどか「へ〜、すごいね」ウィヒヒ
天の声[その後2人は音ゲーを始めた]
[操作方法がわからないまどかはチュートリアルを済ませヒルトミに速度調整をしてもらい4曲プレイした]
ヒルトミ「初めてにしてはよく出来てたじゃないか」
まどか「はぁ…はぁ…」グター
ヒルトミ「大丈夫か?」
「いくら最後だからって無理に俺に合わせて難易度マスターにしなくても」( ̄▽ ̄;)
(初心者だから最初は緑か黄選べって言ったのに初手から赤プレイしてたし)
(意外とチャレンジ精神高いんだな!)
まどか「ごめん…ちょっと休ませて…」
ヒルトミ「少し休もうか」
「それじゃあ少しそこの椅子で座って待って」
まどか((・・*)コク
〜〜〜〜〜
ヒルトミ「またせたなタオルとスポーツ飲料買ってきたぜ」スッ
まどか「ありがとう…」(/◎\)ゴクゴクッ・・・
ヒルトミ「相当喉乾いてたんだな」
まどか「maimaiって難しくて結構疲れるんだね」
「でも楽しい!」
ヒルトミ「そうか、それはよかったな」
「俺はまだワンクレするけど疲れているならもう少し休んでていいぞ」
まどか「ううん、私もする!」
ヒルトミ「あまり無茶するなよ」
「ゲーセンとはいえ、明日筋肉痛になっても知らないからな」
天の声[その後まどかとヒルトミは何回かmaimaiをした]
ヒルトミ「流石に俺も疲れてきたな…」
「今日はこのくらいにするか」
まどか「はぁ……はぁ……」
ヒルトミ「流石にまどかの体力も無さそうだ…」
「1時間近くプレイしていたら無理もない」
まどか「もう腕が限界だよ…」イタタ
ヒルトミ「筋肉痛確定だな…俺も久々にやったから腕が痛いわ」
「少し休憩したらまた他を見て回ろう」
まどか「…うん」
天の声[まどかが音ゲーにハマったのは言うまでもなくその後ヒルトミは勿論、さやかやほむらを誘ってゲーセンに通いだすのはまた別のお話]
〜〜〜〜〜
まどか「プリクラがあるよ!」
「せっかくだし撮っていかないかな?」
ヒルトミ「プリクラか…写真はちょっと……」
まどか「えー、お願い」(ㅅ´ ˘ `)
ヒルトミ「しゃーないな…1回だけだぞ」テクテクテク
ピッピッ
まどか「設定はこんな感じでいいかな?」
ヒルトミ「よく分からないしまどかに任せる」
まどか「それじゃあいくよ!」
「チーズ」
パシャ
まどか「せっかくだからなにか書こうかな」
「ヒルトミ目に光ないよね」
「目を加工してキラキラにしよう」
ヒルトミ「お、おう」
まどか「できた!」
ガー ガタン
まどか「すごく綺麗に撮れてるよ!」
ヒルトミ「どれどれ?」
「……めっちゃキラキラしてる」
「ずっと仲良し♡って書いたのか」
まどか「ティヒヒ、ダメだったかな?」
ヒルトミ「いや、別にダメってことはないが」
「それにしてもプリクラもたまにはいいな」
「初めて撮ったけど気に入った」
まどか(♡は流石にやり過ぎかなって思ったけど、ヒルトミは気にしてないみたいだから良かったよ……)(*´・ω・`)=3
「またいつか撮ろうね!」
「それじゃあ次どうしようか?」
ヒルトミ「クレーンゲーム見たいんだけどいいか?」
まどか「うん!」
〜〜〜〜〜
メアリー「よし全部埋まった!」
ヒルトミ「兄ちゃん!兄ちゃんもゲーセンに来てたんだ」
メアリー「おぉ、ヒルトミか」
まどか「ヒルトミのお兄さんこんにちは!」
メアリー「まどかちゃんも来てたんだね」
「もしかしてデート?」
ヒルトミ「断じて違う!」
まどか「……」ガーン
メアリー「キッパリ言い切ったね」
ヒルトミ「恋人じゃないんだからデートなんてするわけないじゃん」
「ただ遊びに来ただけだよ」
メアリー「もうやめてあげてまどかちゃんのライフはもうゼロよ」
まどか「……」(._."Ⅱ)
ヒルトミ「なんでそんなに落ち込んでるの!」
「デ、デートじゃないよな……恋人でもなんでもないんだし」
「ただ買い物に付き合ってって言われただけだし……だよな?」
まどか「そ、そうだねデートでは……」
(恋人でもなんでもない……)ズキッ
ヒルトミ「ほら、まどかもそう言ってるし」
メアリー「ふーん」
ヒルトミ「ところで兄ちゃん何してたの?」
メアリー「僕は今天井搭載型たこ焼き器のクレーンゲームをちょうど全部埋めたところだ」
「当たりに入れば景品を1つ全部埋めたら景品が3つ貰えるんだ」
ヒルトミ「3つも!いいなー」
「1つちょうだい」
メアリー「仕方ないな」
「どれがほしいの?」
ヒルトミ「いいの?せっかく全部埋めたのに」
メアリー「何を言っているんだ弟の頼みを断るほど僕は鬼じゃないよ」
「それに僕はこの西方のフィギュアが欲しかっただけだからね」
「せっかくやるなら全部埋めて3つ貰う方がお得でしょ?」
ヒルトミ「ありがとう兄ちゃん!」
メアリー「それじゃあ決めて」
ヒルトミ「どれにしよう」(;-ω-)ウーン
「決めた!Re 1から始める魔界生活のイムのフィギュアにするよ!」
メアリー「店員さーん」(*」´□`)」
「この西方のフィギュアとRe 1から始める魔界生活のイムのフィギュアとあとナムを下さい!」
店員さん「ありがとうございましたー」
メアリー「それじゃあ僕は先に帰るから2人とも帰る時は気をつけて帰ってね」
ヒルトミ「バイバイ兄ちゃん」((ヾ(・д・。)フリフリ
「悪い待たせちゃったなまどか」
まどか「うん大丈夫」
ヒルトミ「じゃあ、見て回ろうか」
まどか「」(。_。`)コク
ヒルトミ「なんか元気ないみたいだな疲れたのか?」
まどか「気にしないでどうせ私たち恋人でもなんでもないから」(˘^˘ )プイッ テクテクテク
ヒルトミ「何怒ってんだ……?」
「俺なんかした?」