ヒルトミ×このすば
シーズン7
~⚠️注意事項⚠️~
1このお話はフィクションです
2ヒル劇×このすばのssです
3時々誤字や話が噛み合わなかったりします
4メタ発言、メタ回があるのでご注意を
5キャラ崩壊は避けられません
6面白くないぞ見るな!
7ネタが多すぎるぞ!元ネタ分かるか?
8 作者はこのすばを知りません
それでも知るか!続けろっていう人はごゆっくりどうぞ!
ヒルトミ「うん……?」
「ここは……」
?「ようこそ死後の世界へ」
「私は貴方に新たな道を案内する女神」
「本日午前3時54分に亡くなりました」
「辛いでしょうが、あなたの人生は終わったのです……ヒルトミさん?」
天の声[ヒルトミは察した]
[コイツが何を言っているのかを]
[そして、どうして死んだのかも思い出した]
ヒルトミ(なぜお前が居るんだよ!)
天の声[ナレーションだよ!]
[つかっナレーションと会話するな!]
ヒルトミ(仕方ねーじゃん神の力が使えるようになってから聞こえるようになったんだもん)
(俺は悪くね!!!)
天の声(いいから早くあいつと会話しろ!)
ヒルトミ(ちっ…)
天の声(いま舌打ちしただろ!)
ヒルトミ「そうか…僕は死んだのか」
「短い命だった……でもないか」
「何が何だかよく分からなかったけど、いい思い出もあった…」
「楽しかったよ僕の人生!」
女神「死んだことに驚かないなんて珍しい人もいるのですね」
ヒルトミ「僕は死んだ、ただそれだけじゃないか」
女神「………」
「そうだわ!死んだ時の事教えましょうか?」
ヒルトミ「ちゃんと覚えているからいいよ気にしないで」
女神「嘘だ!そんなわけない!私は長年この仕事をしてるけど、死ぬ寸前のことを覚えている人は今までに誰もいませんでしたよ!」
ヒルトミ「じゃあ、答えてやろうか?」
女神「そんなに言うなら答えてみなさいよ!」
「もし間違ってたら何をしてもらおうかな?」
ヒルトミ「別に何もしないけど…」
「答えるぞ!」
「3時30頃に風呂に入った!風呂から上がろうとした時石鹸を踏んで転んだ勢いでバスタブに頭を打ち付けた、でもその時意識はまだあったけど、フラフラした状態で立ち上がったもんだからそのまま湯船にドボン」
「結局僕はお風呂で溺れて死んだ!」
「我ながら情けない死に方だ」
女神「………」
「なんで!?どうして覚えているの!?こんなの聞いてないよ!?」
ヒルトミ「どうしたいきなり!」
ガシッ
天の声[女神はヒルトミの胸倉を掴んだ]
女神「なんで!どうして!なぜ死ぬ寸前の記憶があるの!?」
ヒルトミ「…っ…く……ぐるじい……はなじて」
~数分後~
ヒルトミ「何するんだよ!」
「もう少しで死ぬところだったぞ、もう死んでるけど!」
女神「ごめんなさい……予想外すぎて取り乱しましたわ」
ヒルトミ「それで死んだ俺は何処へ行くんだ?」
女神「あっ…その事なんだけど、貴方にはいくつかの選択肢があります」
ヒルトミ「ほう、例えば?」
女神「それは、このまま日本で赤ん坊として生まれ変わるか、天国的な所でお爺ちゃんみたいな暮らしをするか、どっちがいい?」
ヒルトミ「いくつかって言ってたような…2択かよ…」
「そうだな……天国的なところで」
女神「ちょっと待った!」
ヒルトミ「なんだよ…」
女神「本当に?本当に天国的なところでいいの!?」
「は?え?」
ヒルトミ「なんだよ…なんか行かせたくなさそうだな」
女神「そういう訳じゃないけど」
「天国ってのはね、死んでるから何も生まれないし、お腹は空かない、だって死んでいるものね」
「貴方が思っているほど、天国はね楽なところじゃないのよ」
「アニメなしゲームなしパソコン携帯マンガもないし、もちろん死んでるんだからエロい事も出来ない、そもそも体がないから当然よね」
「爺婆と一緒に意味もなく永遠に日向ぼっこでもするつもり?」
ヒルトミ「……やっぱり死んでもいい事なんてないんだな……」
女神「かといって、今更記憶を失って生まれ変わるのも面倒臭いわよね?」
ヒルトミ「それな」
女神「そこで! いいお話があるのよ奥さん」
ヒルトミ「奥さん!」( ゚д゚)ポカーン
女神「今、ある世界でちょっとマズイ事になってるのよね」
「って言うのも、俗に言う魔王軍ってのがいて、その世界の人類みたいなのが随分数を減らされちゃってピンチ!みたいな?」
ヒルトミ「つまり、その世界の住民になれと言いたいのかな?」
女神「物わかりが良くて助かるわ」
「詳細を話すとその星で死んだ人達って、魔王軍に殺された訳でしょう? というわけで、もう一度あんな死に方するのはやだって怖がっちゃって」
「そこで死んだ人達は殆どがその星での生まれ変わりを拒否しちゃうの」
ヒルトミ「気持ちは分からないこともない」
女神「だからね、このままじゃ赤ちゃんも生まれないしその星滅びちゃう! みたいな」
ヒルトミ「なるほど!」
女神「それなら他の星で死んじゃった人達を、そこに送り込んでしまえって事になったのね」
ヒルトミ「うん」
女神「もし引き受けてくれるなら、貴方の記憶と肉体はそのままそっちに送ってあげることになってるの」
「それも、ただ送っても直ぐに殺されるのがオチね」
ヒルトミ「うん、まぁそうだよな」
女神「だからね、何か一つだけ」
「向こうの世界に好きな物を持っていける権利をあげているってわけね」
ヒルトミ「うん悪くない話だね」
女神「でしょ!ここ迄で何か質問ある?」
ヒルトミ「得にない」
女神「…意外とさっぱりしているのね」
「頭悪いから仕方ないかwww」
ヒルトミ「否定はしない!」
女神(…この人つまらない)
(早く適当に武器か能力を渡してさっさと旅立ってもらおっと)
数時間後
女神「ねえ、早くしてー? どうせ何選んでも一緒よ」
ヒルトミ「うーん…」
女神「どうせロリコンなんかに魔王軍を倒せるわけないんだからさ」
ヒルトミ「否定はしない!」
女神「どうでもいいけど、まだ他に死者を導く仕事が山ずみだから早くしてー」
~数十分後~
女神「………」
ヒルトミ「うーん…」
~数時間後~
女神「ねぇ!まだ決まらないの!」イライラ
ヒルトミ「何でもって言われても困るんだよな…」
女神「じゃあ私が決めるから、じゃあそれでいい?」
ヒルトミ「殺すよ!」
女神「………」
~更に数時間後~
女神「お願いだから早く決めて!?私が怒られちゃうんだからね!?」
ヒルトミ「うーん」
女神「早くしてよ!?」
ヒルトミ「………」
「………」
「………」Zzzzz…
女神「ちょっと!?起きてよ!起きてよ!起きて!!!」。・゚・٩(。>д<。)۶・゚・。
トン トン トン
ヒルトミ「は!僕の中にある力を呼び起こして!」
女神「…えっ?力?何?」オドオド
ヒルトミ「いいから早く!?」
女神「わ、わかったやってみる」
(いきなりそんなこと言われでもどうすれば?)
(適当にこんな感じかしら?)
キラン ピカ ピカ ピカ
ヒルトミ「光が!」
シューッ
女神「どう?上手くいった?」
ヒルトミ(………ふっ)
「……ダメだ失敗だな」
天の声[ヒルトミは嘘をついた]
[実は今のでヒルトミは力を取り戻したからだ]
女神「えぇ!確かな手応えあったのに…」
ヒルトミ「所詮、神というのは万能ではないからな」
女神「………」
ヒルトミ「出来ないなら素直に出来ないと言えよ」
「期待だけさせて出来ませんでした(笑)なんか今更流行らないから!」
「てか、さっきのキランって何?光っただけ?」
「ねぇ何なの今のキランって?」
「ねぇ聞いてる?キランって何?何なんですか?」
女神「あーわかったわかったわかった、もうわかった、 だからもうわかったって、 もういいからもうわかったから、貴方の言いたい事も言ってる事もわかったから」
女神「なんでも言って!どんな事でも叶えてあげるから!さぁ、早く!?」
ヒルトミ(計画通り!)
「そうだな…どんなにいい武器とか能力が使えても使いこなせなきゃ意味ないし、確かなんでも叶えてくれるんだよね?」
女神「勿論よ!さぁ早く願い事を言って!」
ヒルトミ「わかった……じゃあ君がほしい!」
女神「やっと決まったわね!この魔法陣から離れないように…今から門を……」
「……ん?え?ちょっと?今なんて?」( ゚д゚)ポカーン
シュイン
女神「いやいやいやいや、ちょっと、創造神様!?無効でしょ!?こんなの無効ですよね! 待って! 待ってよ!?」
ヒルトミ「残念ながら有効だ!神様の言うことは絶対!」ニヤリ
女神「わああああああー! ちょっとあんた何してくれてんの!? いやあああああ!」
ヒルトミ「嫌か?そんなに嫌なのか?」
女神「こんな弱そうなロリコン野郎と異世界行きなんて、いやああああああああ!」
ヒルトミ「まぁ…否定はしない」
女神「ちょっとは否定してよ!ますます不安なんですけど!?」
天の声[そして、ヒルトミと女神は光につつまれた]
第一章 この異世界で新生活を!
ヒルトミ「なるほど…これが異世界か…」
(あんまり新鮮味が感じられないな…)
天の声[当然である!いろんな世界を巡ったのだから]
女神「う…うう…ううう…う…うう」
ヒルトミ「獣型の人を見るのは初めてだな!あれ狼か?そしてあれが…妖精かな?」
天の声[間違ってはないが種族はエルフと言うぞ!]
女神「…ううう……うううう…………ううううう!」
ヒルトミ「よし!今日からこの世界に住むんだから探検でもするか」
女神「ううううう!ううううう!ううううう!!!」
天の声[構ってあげろよ!どんどんうるさくなってきてるぞ!]
ヒルトミ(嫌だよ!この女神の仲間だって思われたくない!)
天の声[だったらなぜ連れてきたんだよ!]
ヒルトミ(1人で寂しいと思ったけどよく考えたらメアリーたち呼べば問題ないことに気がついたんだ)
天の声[こいつ……]
女神「ううう……ううう……」ポロ ポロ
天の声「泣き出したぞ!どうするんだよ!」
ヒルトミ(………)テク テク テク
女神「………」ポロ ポロ
天の声[ダメだ!泣いた女の子の接し方が分からず逃げやがった]
ヒルトミ「別に逃げたわけじゃないよ」
「住む場所を探してくる!今日中に探さないと野宿だからね」テク テク テク
女神「………」テク テク テク
ヒルトミ(………おい!ついて来てるぞどうしよう)
天の声[帰れないからついて来てるんだろ?]
ヒルトミ「なんでついてくるの?」
ガシッ
「ああああああああああああああ!!!」
ヒルトミ「ちょっと! やめてよ! 悪かった! さっきの願いは取り消し!」
「帰っていいから離して!」
女神「バカ! アホ! ロリコン!」
「帰れないから困ってるんでしょ!」
「黙っていれば勝手にどっか行こうとするし、この私を置いていこうとした!」
ヒルトミ「帰れないのか…それは辛いね…」
女神「何他人事のように言ってるの!全部あんたのせいだからね!」
「ああ…どうしたらいいの!私どうしたらいい?」
ヒルトミ「女神」
女神「………」
ヒルトミ「少し目をつむってくれる」
女神「何?なにをする気なの!」
「まさか責任取るとか意味不明なことを言うんでしょ!」
「あんたみたいな人死んでもおことわ…」
ヒルトミ「そうだよ!」
女神「えっ……」ドキ
ヒルトミ「その…何だ…責任取るよ!」
女神「………」
ヒルトミ「必ず女神のことを幸せにしてみせる」
「だから!目をつむってくれ!」
女神「…なによいきなり!あんたみたいなホモロリコンが責任取れるわけないでしょ!」
ヒルトミ「ホモじゃないし!」
天の声[即答で否定した]
「…いいから目をつむれ!女神!」
女神「女神、女神うるさい! 私にはアクアという名前がちゃんとあるんだから名前で呼びなさいよ!」
ヒルトミ「アクアか…頼むから目をつむって!」
「お願いだ…僕に責任を取らせてくれ!」
アクア「………」
ヒルトミ「………」 ジーーーーーーーッ
アクア「わかったわよ!目を瞑ればいいんでしょ瞑れば」スッ
ヒルトミ「うん…じゃあ行くよ……」
アクア(どうしよう…もしかしてキスされるのかな?)ドキドキ
「帰れ!」
アクア「え!?」
シュイン
ヒルトミ「よし!責任もって帰したぞ!」
「やっぱりずるは良くないよな」
「神の力を呼び起こしてくれただけでも有難い」
天の声[…偉い!]
[それでこそ神様だ!]
ヒルトミ(うるせー)
(それにしても何処へ向かえばいいのかな?)
天の声[宛があったんじゃないのかよ!]
ヒルトミ「仕方ないじゃんこの世界のことわかんないんだもん」
天の声[やれやれ…先が思いやられる]
[この世界にはギルドがあるみたいだぞ!そこを目指せば何とかなるんじゃないか]
ヒルトミ(ギルド?そんなものがこの世界にあるのか?)
天の声[そりゃファンタジーの世界だからあるだろ]
ヒルトミ(それで?何処にそのギルドがあるの?)
天の声[知らん!我に聞くな!]
ヒルトミ(…こいつ使えねぇなぜこんな奴が居るんだよ)
天の声[おい!聞こえてるぞ!]
(嫌なら帰るぞ!)
ヒルトミ(すまん僕が悪かった!)
天の声[よろしい!]
ヒルトミ(でも、これじゃあ手詰まりじゃないか!)
(一体どうするれば…)
天の声[こういう時は聞き込みだ!]
ヒルトミ(なるほど、ここに詳しい人に聞くのが1番ってわけだね)
天の声[そこのおばさんに聞いてみよう!]
ヒルトミ(おっけ!)
「すみません! ちょっとお尋ねしたいことがあるんですが」
おばさん「はい?」
ヒルトミ「ギルドを探していてどこに行けばいいのか分からなくて困ってて…」
おばさん「ギルドを?あら、この街のギルドを知らないなんて、他所から来た人かしら?」
ヒルトミ「いや、遠くから遥々この街にやってきた、ただの旅人です」
おばさん「あらそうなの?若いのに大変ね」
「ここの通りをまっすぐ行って右に曲がれば、看板が見えてくるわ」
ヒルトミ「ここをまっすぐ行って右ですね」
「ありがとうございます」
おばさん「若い旅人さん頑張ってね!」
ヒルトミ「はい!」テク テク テク
天の声[若い旅人?]
ヒルトミ(20歳だから若いか微妙だけど気にするな)
~~~~~
ヒルトミ「此処がギルド?予想してたよりでけー!」
天の声[ギルドなんだから当然だろ?]
[これぐらい大きくないと人が入り切らないだろ?]
ヒルトミ(なるほどな)
(すまんそういうのには疎くて)
(それじゃあ早速、ギルドに入るぞ!)テク テク ガシッ
ヒルトミ「…え?」
アクア「見つけたわよ…探し回ったんだから!」
ヒルトミ「はっ!なんでいるの!?」
アクア「ひどい!期待だけさせて私を帰すなんて!」
天の声[やれやれまたややこしい展開になったものだな]
ヒルトミ(見てないで助けろ!)
天の声[実体ないし、声が聞こえるのはお前だけだぞ!]
ヒルトミ(わかってるよ…)
「せっかく帰してあげたのになんで戻ってきたんだよ」
アクア「はぁ?なんでってそりゃ……あああ!?」
ヒルトミ「もう知らない…君が自分で戻ってきたんだから、もう勝手にしろよ」
「じゃあな…」テク テク テク
天の声「ヒルトミも流石に呆れてるな]
アクア「待ってよ!置いてかないで!」テク テク テク
~ギルド内~
ヒルトミ「何故ついてくるの?」
アクア「ヒルトミが勝手にしろって行ったから勝手についてってるだけよ」
ヒルトミ「はいはい……」
「えっと、受付は…あっ あった!」
「ん?様子が何か変だぞ?」
天の声[受付には4人居たがその内の3人は手持ち無沙汰みたいだ]
[そして、ヒルトミは長蛇の列を並んだ]
ヒルトミ(…え?並ぶの嫌なんだけど)
天の声[まるで分かってないなヒルトミ]
[こんなに人が並ぶってことはあの3人は信用出来るか分からないぞ]
ヒルトミ(構わん!)テク テク テク
天の声[おい!ちょっと待て!]
受付の人[今日はどうなされましたか?]
ヒルトミ「新規登録したいんですけどどうすればいいですか?」
受付の人「登録ですね、 でしたら手数料がかかります」
ヒルトミ(え?ギルドに入るのに手数料かかるの?)
天の声[我は知らんぞ!]
ヒルトミ(しまった…お金もってきてないし、こっちでお金を使えるように改変してない!)
「アクアお金もってる?」
アクア「お金なら戻ってくる時に少し持ってきたけど」
ヒルトミ「頼む!後で返すから立て替えて!」
アクア「必ず返してよ!」
「手数料いくら掛かるの?」
受付の人「お1人千エリスなのでので二千エリスになります」
アクア「二千エリスね」
受付の人「はい!確かに二千エリス頂きました」
「それでは、こちらのカードに手を触れてください」
「それであなた方の潜在能力が分かりますので、潜在能力に応じてなりたいクラスを選んでくださいね」
「選んだクラスによって、経験を積む事により様々なクラス専用スキルを習得できる様になります」
ヒルトミ「なるほど…」
「その辺りも踏まえてクラスを選んでください」
ヒルトミ「わかりました!」
アクア「お金払ったんだから最初は私からね」
ヒルトミ「それは別にいいけど…」
アクア(私のすごいところを見せてあげるんだから!)
~アクアタイム(妄想)~
受付の人「す、凄い!こんな数値を見たのは初めてです!」
アクア「まぁ、当然ね!」
「いやぁー私くらいになると当然よね!」
ヒルトミ「流石ですよ!アクア様!やっぱり貴方様は素晴らしい!尊敬してます!アクア様!!!」
「一生、貴方様について行きます アクア様!!!」
ヒルトミ「バンザーイ バンザーイ バンザーイ アクア様 バンザーイ」
~アクアタイム終了~
アクア(よし、いける!)
受付の人「えっ……ぇぇええええええええええええええ!?なんですかこれ!」
「潜在能力 知力が平均より低いのと、幸運が最低レベルな事以外は全ステータスがぶっ壊れ!?特に魔力と、魔力容量が尋常じゃない!?あなた何者なんですか!?」
ざわざわ… ざわざわ…
アクア「そんなに凄いの?そりゃー私くらいになれば当然ね?」
ヒルトミ「へぇーアクア凄いな!」
受付の人「す、凄いなんてものじゃありません!高い知力を必要とされる魔法使い職は無理ですが」
「それ以外ならなんだってなれますよ?それでクラスはどうなさいますか?」
アクア「そうねぇー 女神がないのは残念ねだけど仕方ないから、私の場合アークプリーストになるのかしら?」
受付の人「アークプリーストですね」
「回復蘇生魔法が使えて、前衛に出ても問題ない強さを誇る万能職ですね」
「アクア様、今後の活躍を期待しています!」
パチパチパチパチ
ヒュー ヒュー
天の声[うわっ…チートだ]
ヒルトミ「流石アクアだな…これは流石に引くレベルだ…」
「次は僕だね」
受付の人「はい!結構です!」
「えーと……」
「…………」
「…………………」
ヒルトミ「あの…どうかしましたか?」
アクア「私のあとだもん ヒルトミの潜在能力の低さに思わず、沈黙してるに決まってるじゃない! プークスクス」
ヒルトミ(まぁ、仕方ないよね元々はただの人間だし)
受付の人「きゃああああああああああ!!!!!!!!!!!!」バタン
ヒルトミ「えっ!?ちょっ!?本当に大丈夫!?」
アクア「そんなにヤバいのちょっと見せて」
スっ
ヒルトミ「おい、待てよ!僕もまだ見てない!」
アクア「えぇと!知力が高くて、その他が」
「え?何これ!?」
ヒルトミ「なになに!」
「!?」
「グラフは全て埋まってるのと!」
「しかも数値が知力以外文字化けしてる!?」
(こんなことが実際にあるのか…?)
天の声[エグい!完全にバケモンじゃないか]
ヒルトミ(ごめん…自分でも引いた]
天の声[まぁ、神の力はチートだわ」
ヒルトミ「受付のお姉さん気絶したまま起きないな」
アクア「これは当分起きないわね」
天の声[結局受付の人はその日目覚めることはなかった]
[隣で暇を持て余していた人に変わってもらい、ヒルトミはルーンナイトになりました。]
受付の人「ギルドへようこそ!ルーンナイトヒルトミ様、アークプリーストアクア様今後の活躍を期待しております」
天の声[やれやれ…大事になってしまったな]
[ヒルトミ達の冒険は今始まったばかりだ]
[さて、どうなることやら]
ヒルトミ(なげやりだな…)
天の声[こう言っとけば何とかなると思ってな]
ヒルトミ(おいおい…)
~~~~~
アクア「貸したお金いつ返すの?」
ヒルトミ「うーん……返すにはお金を稼がないとね」
「バイトでもするか」
アクア「そう!なら私は宿探して待っとくね」
ヒルトミ「じゃあまた後で」
~~~~~
親方「おら、バイト何ぼさっとしてるんだ!さっさと働け!」
ヒルトミ「サーセン!」
親方「おら、休んでないで手を動かせ!」
ヒルトミ「エッサー!」
親方「おら、休憩時間すぎてるぞ持ち場に戻れ!」
ヒルトミ「エッサー!」
親方「おら、今日の分の給料だ!初めてにしてはよく働いた!お疲れさんまた明日も頼むぞ!」
ヒルトミ「お疲れ様でした!」
「1万2千5百エリスか!」
「給料高くないか!」
天の声[さっき親方が言ってたが頑張り次第でその日の日当が変わるみたいだぞ]
ヒルトミ(たったの4時間しか働いてないのにすげーな!)
天の声[我もこっちで暮らしてー!]
ヒルトミ(お前らも連れて来ようか?)
天の声[いいのか?頼む!]
シュイン シュイン シュイン シュイン
カオス「おぉ!なんだここは……」
アクシィス「あれ?今日もカナタ博士の研究の手伝い?」
ヒルトミ「実はね……」
アクシィス「え?ヒルトミ君死んだの?」
ヒルトミ「うん…そっちの世界では僕は行方不明になるかもね!」
カオス「よく平然としてられるな」
「それでなぜ我らを呼び出したんだ?」
ヒルトミ「お前がこっちで暮らしたいって言ってたから呼び出したんだよ」
カオス「…もしかして天の声がそんな事を?」
アクシィス「そう言えば天の声ってカオスの深層心理が具現化したものだったっけ?」
ヒルトミ「そう!天の声が連れてきてくれって頼んだから連れてきたんだよ!」
「よく見たらアイツがいないな……」
カオス「アイツって誰だ?」
ヒルトミ「メアリーだよ!アイツも呼んだ筈なんだけど…」
アクシィス「逃げたんじゃないかな?」
カオス「アイツなら有り得るな」
ヒルトミ「まぁーいっか!君たちにも力貸しておくね」
カオス「ありがとな」
ヒルトミ「それじゃあ、みんな別行動しないか?」
「せっかく4人パーティーで冒険できるんだから」
「仲間を増やして、誰が先に魔王軍を倒せるか勝負しようぜ!」
カオス「面白そうだな!」
「こういうの1度やって見たかった」
アクシィス「とりあえず、ギルドに向かえばいいんだよね?」
ヒルトミ「うん…でも、ギルドに入るにはお金がかかるから貸しておくね!」
カオス「サンキュー!いつか返すから」
アクシィス「うんありがとう!」
ヒルトミ「それじゃあまたね」
カオス「じゃあな!」
アクシィス「またね」
ヒルトミ「よし!面白くなってきたな」
「早くアクアを探しに行くか!」
~魔王城~
メアリー「愉快愉快!世は満足じゃ!」
魔王「闇の帝王様こちら魔王ジュースでございます」
メアリー「違う!東方厨の帝王、ナイトメアリー様だくるしゅうない下がってよいぞ!」
魔王「ははっ!ナイトメアリー様!」
メアリー「それにしても、ここはなんの世界だろ?」
「まぁいっか!」
メアリー「女を連れてこい!可愛い女だぞ!」
「メイドとして雇え!」
闇の騎士「畏まりましたナイトメアリー様!」
門番「メアリー様!魔王城の付近で怪しい女を捉えました」
?「離せ!離せよ!僕をどうするつもり!?」
メアリー「千秋?どうしているの?」
千秋「その声はメアリー!」
「た、助けて!」
闇の騎士「無礼者!この方は東方厨?の帝王、ナイトメアリー様だ」
「軽々しくメアリー様の名前を呼ぶな!」ガシッ
メアリー「手荒なまねはするな!僕の友人だぞ!」
闇の騎士「そそうなんですか!?そうとは知らず申し訳ございません!私、切腹してお詫び申し上げます」シャキン
メアリー「いや、そこまでしなくていいけど…」
「それより早く縄を解いてあげて」
サクッ
闇の騎士「申し訳ございません!」
千秋「いや、別に怒ってはないけど…うんいいよ許す!」
闇の騎士「ありがとうございます!」
「何とお優しい!お方だ!」
「千秋様!」
千秋「え、千秋様?メアリーこれどういう事?」
メアリー「カクカクシカジカだよ」
千秋「マルマルウマウマだね」
メアリー「メルメルカリカリ」
千秋「ハナハナオキドキ!」
メアリー「アハハ!」
千秋「あはは!」
~宿前~
ヒルトミ「うーん……」
天の声[アクアいないな]
ヒルトミ(それはいいんだが…なぜお前がまだ居るんだよ)
天の声[カオスと俺は一心同体だからな]
ヒルトミ(深層心理何だから当然だろ!)
天の声[カオスの事は我の事だ!手続きが済んでお金を稼ぐ方法を考えているところだ]
ヒルトミ「離れていても大丈夫って訳か」
天の声[カオス達がどうしてるか分かるんだからいいじゃないか]
ヒルトミ「………」
「さて、アクアはどこかな?」
天の声[おい、話を逸らすな!]
アクア「おーい!ヒルトミこっちこっち!」
ヒルトミ「アクア!」タッタッタッ
「宿見つかったか?」
アクア「そ、それが…」
~宿?~
ヒルトミ「宿って…もしかして…ここ!?」
アクア「あはは、どこかでお金を落としたみたいで1日5百エリスで貸してくれるみたい」
ヒルトミ「おい💢」
「宿じゃなくただの小屋じゃねーか!」
「こんな所で寝たら風邪引くぞ」
アクア「しょうがないでしょう!他のところはもっと高いのよ、どうせバイトの給料なんてたかが知れてるんだから贅沢言わない!」
ヒルトミ「仕方ない…この小屋を家に建て替えようか!」
アクア「え?そんなこと出来るの?」
ヒルトミ「それはいつでも出来るから、とりあえず飯食いに行こうぜ」
アクア「だからお金がないって言ってるでしょう!」
ヒルトミ「そのくらい奢るよ、早く行こうぜ!」
アクア「あんたいくら持ってるのよ」
ヒルトミ「お金を二千エリス貸しちゃったから」
「残り1万エリスかな?」
アクア「はっ!?一日でそんなに稼いだの!あんたどんな裏技を使ったのよ!」
ヒルトミ「どんなって言われてもな…」
「ただ遅れていた作業を終わらせただけだよ」
アクア「お見逸れ致しました神様!ヒルトミ様!」
「貴方がそんな頼れるとは思ってなかったわ!」
ヒルトミ「大袈裟じゃないか?」
「まぁいいや」
アクア「それじゃあ、早速食べに行きましょう!」
~~~~~
ヒルトミ「美味い!」ŧ‹”ŧ‹”ŧ‹”ŧ‹”
アクア「このお酒もサイコーよ!」ゴクゴク
ヒルトミ「そんな一気飲みして…どうなっても知らないからな」ŧ‹”ŧ‹”( ‘ч’ )ŧ‹”ŧ‹”
「美味い!」
~~~~~
アクア「_| ̄|○、;'.・ オェェェェェ」
ヒルトミ「言わんこっちゃない」
「大丈夫か?」
天の声「そう言ってヒルトミはアクアの背中をさすった」
アクア「…大丈夫じゃ…ぶふっ…ない……」
「_| ̄|○、;'.・ オェェェェェ」
ヒルトミ「ほら、肩貸してあげるから掴まって!」
「小屋に帰るぞ!」
アクア「ありがとう……」ガシッ
ヒルトミ「歩けるか?」
アクア「…うん…うっ……」
「オェェェェ!」
ビシャ
ヒルトミ「汚いな!」
(もうやだこの女…)
天の声(どっかに捨ててこれば?)
ヒルトミ(そんな薄情なこと…ありだなそれも!)
アクア「すぅー」zzz
ヒルトミ「そんな事…出来るわけないだろ」テク テク テク
(あぁ…ゲロくせー)
ひるすば(ヒルトミ劇場の素晴らしい世界に祝福を)
~翌朝~
アクア「よく寝た!」
「あれ?ここどこ?ヒルトミは?」
ヒルトミ「ぐぅー」zzz
バーン←扉をあける音
アクア「あっ、いた!」
ヒルトミ「うわっ!」
「どうしたんだよそんなに慌てて…」
アクア「そういえばなんであんなに慌ててたんだろう?」
ヒルトミ「そうだ!バイトに行く時間だ今日は何時間でも働いてもいいらしい!」
アクア「そうなの?今が1番稼ぎ時ってわけね」
「それなら私も働くわ」
ヒルトミ「いや…やめた方がいいよ…親方厳しいから」
アクア「私はこれでも女神よ!見くびらないでくれる?」
ヒルトミ「…うん」
~~~~~
親方「おら、新入りさっさと運べや!」
ヒルトミ「エッサー!」
アクア「エッサー!」
親方「おら、さっさと手を動かせ!」
ヒルトミ「エッサー!」
アクア「え、エッサー」
親方「何ぼさっとしてやがる!」
「さっさと働け!」
ヒルトミ「サーセン!」 キラン☆
アクア「さ、サーセン……」
親方「よし!30分休憩だ!」
ヒルトミ「アクア大丈夫か?」
アクア「こんなにキツイなんて聞いてないよ!」
ヒルトミ「まぁ確かに僕のいた世界では許されないな」
「キツいなら今日は帰れば?」
アクア「言ったでしょう!私は女神よこんなんじゃへこたれない!」
(ヒルトミなんかに負けないわ!)
ヒルトミ「さて、そろそろ持ち場に戻るよ!まだ中途半端だからね!
アクア「あっ、ちょっと!休憩くらいゆっくり休みなさいよ!」
「全く、アイツの体はどうなってるのよ!」
天の声[身体能力強化を使っているからな]
ヒルトミ(まぁ、本来なら使わなくても大丈夫だけど、分身して別のところで働いているからね)
(その分、過労が凄いから)
~~~~~
親方「おら、今日の日当だ!受け取れ!」
「ヒルトミといったな!お前は素晴らしい人材だ!これからもどんどん働いてくれ!」
ヒルトミ「ありがとうございます!お疲れっした!」
親方「新入り今日初めてにしてはよく働いてくれた」
「お疲れさん!」
アクア「あざます~!した~!」
ヒルトミ「さぁ、風呂入って寝るか!」
アクア「お腹空いた…なんか食べに行くわよ!」
ヒルトミ「今日はご飯いらないわ」
「行くならアクア1人で行っておいで!」
アクア「…それなら私もご飯いらない」
ヒルトミ「無理するなよ腹減ってるんだろ!」
アクア「…いいわよ別に…」
ヒルトミ(一体何と張り合ってんだ?)
天の声[お前とだろ、アクアってやつは負けず嫌いなんじゃないか?]
ヒルトミ(?)
天の声[アクアの中ではヒルトミにずっと負けっぱなしなんだろ!]
[何か一つでもいいから勝ちたいんじゃないか?]
ヒルトミ(僕にねぇ…)
(そう言えばいまカオス達は何処にいるの?)
天の声[それなら今は…]
ヒルトミ「行くぞ!」
アクア「行くってどこへ?」
ヒルトミ「何処って飯食いにだよ」
アクア「さっさ要らないって言ったじゃない」
「どうして突然…」
ヒルトミ「友人を待たせてるんだ」
アクア「友人?」
~~~~~
ヒルトミ「お~い!カオス、アクシィス!」
カオス「おっ!ヒルトミ奇遇だな」
アクシィス「ヒルトミ君も食べに来たのかい?」
カオス「そうだ昨日借りたお金返すよ」
アクシィス「僕も」
ヒルトミ「はい、二千エリス確かにいただきました」
アクア「ヒルトミ、この人たちは?」
ヒルトミ「僕の家来だよ!」
カオス「誰が家来だ!」
アクシィス「僕はヒルトミ君の友達のアクシィスさ」
カオス「我がカオスだよろしく頼む!」
アクシィス「誰だい?この美人は」
カオス「アクアだろ?」
アクア「ちょっと!なんで私のこと知ってるのよ?」
カオス「いや名前は聞いたことある程度だな」
「どういうやつかは知らん」
ヒルトミ[カオス…アクアのこと知ってるのか?]
カオス[いや、このすばは見たことないから知らん]
ヒルトミ[このすばってあの小説やアニメの?]
[僕も知らないわ…]
[じゃあここはこのすばの世界ってこと?]
カオス[そうなるな]
アクア「そっか私ってそんなに有名になってるんだ!」
「よく考えたら当然よね!私ってほら、女神だし、美人過ぎるし、とても頼りになるだもん知らない人なんていないわよね」
カオス「……アクアってこんな性格なのか?」
ヒルトミ「さぁ?僕も昨日会ったばかりだから何とも言えない」
アクシィス「とても個性的だねアクアさんって」
アクア「それって褒めてるの?」
ヒルトミ「さぁ?」
「僕達も早く注文しようよ」
アクア「そうね!15時間も働いたからお腹がペコペコ!」
「私、ドリームハイゾンの焼肉定食にするわ!」
ヒルトミ「なんだそれ?それなら僕はこれにする」
カオス「スモークリザードのハンバーグか!」
「昨日食べたけど美味かったぞ!
アクシィス「フロストロックのアイスクリームも最高だったよ」
ヒルトミ「おぉー!いいね!」
~~~~~
お待たせしました
ヒルトミ「いただきます」
アクア「まーす」
パクッ
ヒルトミアクア「美味い!」ŧ‹”ŧ‹”ŧ‹”ŧ‹”
カオス「なぁ、ヒルトミ!」
ヒルトミ「ん?」ŧ‹”ŧ‹”ŧ‹”ŧ‹”
アクシィス「僕達明日にでも、依頼を受けることにしたんだ」
ヒルトミ「うん」ŧ‹”ŧ‹”ŧ‹”ŧ‹”
カオス「先ずは1番簡単そうな依頼から受けて、目標は魔王軍を倒す!」
「負けないぞヒルトミ!」
ヒルトミ「うん」ŧ‹”ŧ‹”ŧ‹”ŧ‹”
アクア「あはははは!」
「あんた達何言ってるの!」
「あんた達なんかに魔王軍を倒せるわけないじゃん馬鹿じゃないの?」
カオス「なんだと!あまりなめんなよ」
アクシィス「僕達はまだクラスレベルは1だけど」
「魔物を倒してレベリングするさ!」
カオス「そうだそうだ、必ず魔王軍を倒すから見てろよ!」
アクア「無理無理!例えジョブレベルをMAXにして転生を何回も繰り返してもあんた達なんかに倒せっこないわ!」あはははは
ヒルトミ「………」イラッ
カオス「そんなんやってみなきゃわかんねぇだろ!」
アクア「分かりきったことを何回も言わないでくれる? あんた達が魔王軍に挑んだところでワンキルされて成仏も出来ずただ彷徨うだけのアンデッドになるのがオチね!」
アクシィス「ひどい言われようだね」
カオス「………」
ヒルトミ「………」ŧ‹”ŧ‹”ŧ‹”ŧ‹”
~家~
ヒルトミ「さて、明日も早いし風呂入って寝るか」
アクア「ねぇ」
ヒルトミ「どうしたんだアクア」
アクア「本当に魔王軍を倒しに行くの?」
ヒルトミ「……さぁな、ぶっちゃけどうでも良くなった」
アクア「そう?なら止める必要はないか」
ヒルトミ「お前の力でも倒すことは出来ないのか?」
アクア「今のところはそうね、 出来るならもう手は打ってあるから」
ヒルトミ「ふーん」
~朝~
アクア「おはよう!…てもう起きてたの?」
ヒルトミ「あぁ、用事があるからこれから行ってくる」
アクア「何処へ?」
ヒルトミ「この格好だとダサいからねちょっと服(装備)買いにそこまで」
アクア「ほぉ…意外とオシャレ好きなんだね」
ヒルトミ「そういうことではない」
「仕方ないだろ…服持ってないんだから」
アクア「忘れてたけど、私が貸したそのローブ1枚で服きてないものね プークスクス」
ヒルトミ「五月蝿いな…行ってくるよ!」
アクア「行ってらっしゃい!」
「さて、私は朝食済ませてバイト行かなきゃね」
親方「ご苦労さん、オラ!今日の日当だ受け取れ!」
アクア「ヒルトミはバイト休みか」
「どこほっつき歩いてんだか」
天の声[今日のバイトを終えて帰宅中のアクアはヒルトミを見つけた!]
アクア「あ、いた!」
「おーい、ヒルトミ!」
ヒルトミ「あ、アクアか」
アクア「あんたバイトサボって何してたのよ」
ヒルトミ「人聞きが悪いな……」
「バイト辞めたんだよ!」
アクア「辞めたって、何馬鹿な事言ってるの?」
「働かなきゃ生活出来ないでしょう!」
ヒルトミ「決めたんだ、明日から僕もクエスト行ってくる!」
アクア「はぁ!? いきなり何を言い出すかと思えばクエストに行くって…呆れてものが言えないわプークスクス」
ヒルトミ「そうか…なら僕一人で行ってくる」
アクア「そうじゃなくて装備は?ちゃんと用意したの?」
ヒルトミ「装備?素手でどうにかなるだろ」
アクア「………」( ˙-˙ )・・・アキレタ
ヒルトミ「なんか変な事言ったかな?」
アクア「……行ってらっしゃい!」
ヒルトミ「なんだよ…ついて来てくれないのか」
アクア「あんたバカでしょ、素手ってどういう神経してるのよ!」
「この世界のモンスターは貴方が思っているようなスライムとかゴブリンのような小物とは訳が違うのよ!」
「ドラゴンや巨人や死神なんかがそこら辺にうじゃうじゃいるんだから!」
ヒルトミ「そうか…武器ってそんなに必要なのか」(すっとぼけ)
「それならたまたま僕が持ってる武器を君にあげよう!」
アクア「これって!?アークプリースト専用の装備じゃない!?」
「しかもこれ百万エリスするやつ!?」
ヒルトミ「まぁ、要らないと言うのならあげないけど」
アクア「是非有難く頂きます!」
「これどうやって手に入れたの!?」
ヒルトミ「バイトして貯めたから買っただけだよ」
アクア「まだここに来て2日しか立ってないのよ!なんでそんなに貯めることが出来るのよ!」
ヒルトミ「それは企業秘密です」
アクア「一体あんた何者?」
ヒルトミ「さぁ?」
アクア「私を元いた所に転移させたわよね」
ヒルトミ「……まだ覚えていたのか」
アクア「あんた本当に人間?」
ヒルトミ「正真正銘99.9%人間だよ!」
アクア「……信じられない」
「一体どんなチート使ったのよ!」
ヒルトミ「そうだな…強いって言えば君のお陰かな?」
アクア「私の?私が何かしたかしら……?」
「あっ!!!!!」
~Flash back~
ヒルトミ「は!僕の中にある力を呼び起こして!」
女神「…えっ?力?何?」オドオド
ヒルトミ「いいから早く!?」
女神「わ、わかったやってみる」
キラン ピカ ピカ ピカ
ヒルトミ「光が!」
シューッ
女神「どう?上手くいった?」
ヒルトミ(………ふっ)
「……ダメだ失敗だな」
~~~~~
アクア「あの時!」
ヒルトミ「思い出したか」
アクア「よくも騙したわね!」
「こっちに持って行けるものは一つだけよ!」
ヒルトミ「確かにアクアは僕の力を呼び起こしてくれた」
「でも、その時点で異世界への扉が開かなかったのはどうしてだと思う?」
アクア「そう言われると…」
ヒルトミ「当然だよね?だって、元々僕の力だからね!」
アクア「そんな屁理屈言われても…いいえ、認めるわ」
「元々ヒルトミの力だから、胴体に手や足がついってるのと一緒ね」
ヒルトミ「その例え…」(´・д・`)ナンカイヤヤワーソーユーノ
アクア「……それで、明日はどんなクエストに挑むつもりよ?」
ヒルトミ「うーんそうだな…」
~光溢れる丘~
アクア「……なんでこんな所にしたの?」
ヒルトミ「オーミングアップってことで危険度3くらいにしておいた」
アクア「ロリコンヒルトミ様の力ならもっといい討伐受けても良かったんじゃないの?」
ヒルトミ「まぁ、いいじゃん初めてのクエストなんだからさ」
「さて、キラキラドーズはどこかな?」
カオス「おっ!ヒルトミではないか!」
ヒルトミ「カオスも来てたんだ!」
カオス「まぁ、ウォーミングアップってことで危険度3くらいにしておいた!」
アクア(類は友を呼ぶってこういう事をいうのね)
ヒルトミ「そのセリフどっかで…?」
アクア(あんたよあんた!)
ヒルトミ「アクシィスの姿が見えないけど?」
「一緒じゃなかったの?」
カオス「アクシィスとも別行動なんだよ!」
アクア「カオスといったわよね?あんたみたいな、ただの人間がこんな所に来たら巨大モンスターに食われるのがオチよプークスクス!」
カオス「うぜぇなコイツ…我を舐めると痛い目見るぞ!」
ドスン ドスン ドスン
ドスン ドスン ドスン
ヒルトミ「何だこの音は!」
カオス「結構揺れが大きいな…地震か?」
アクア「地震なわけないでしょう!よくあれを見なさい!」
カオス「あ、あれは!?」
ドスン ドスン ドスン
ドスン ドスン ドスン
怪物「ぎゃあああおぉぉーー」
ヒルトミ「なんか凄そうなやつ出てきたね」
カオス「見ろ!お前が変な事言うから本当に出てきたじゃねぇか!」
アクア「魔王軍を倒せるなら余裕なんでしょ? まぁ頑張ってね!」
カオス「仕方ねぇかヒルトミ手伝ってくれ」
ヒルトミ「うん任せて!」
アクア「私たちの目的はキラキラドーズでしょう! そんなモンスターほっといてさっきと行きましょうよ!」
ヒルトミ「それもそうか」
ガシッ
カオス「うわあああ!ヒルトミ早く!」
ヒルトミ「…ってそんなこと言っている場合じゃないか」
アクア「ヒルトミ早く行くわよ」
ヒルトミ「カオスを助けるのが先だ!」
「…ルーンナイトってどうやって戦うんだ?」
カオス「なんでもいいから早く助けてくれ!」
怪物「がおおおおおおうう!」
カオス「うわあああ!食べられる!」
ヒルトミ「ルーンを宿りしこの身よ僕の願いを聞き入れたまえ!」
「ホーリーエラプション!」
チュドーン
カオス「うわあああ!」
天の声[気をつけろ!カオスまで巻き込まれたぞ!]
ヒルトミ(すまん…初めて使う技だから加減が分からなくて…)
天の声[ちゃんと力を制限しろよ!]
ヒルトミ「カオス大丈夫か?」
カオス「あぁ、何とか生きてる…助かったわ!」
ヒルトミ(でも変だな…力をちゃんと制限してたはずなのにあの強さ)
(ルーンの力を取り込んだだけで何倍にも能力が増量したのか)
(しばらく神力は控えよう)
アクア「なに今の力!?ただの人間がこんな力出せるなんて不可能よ!」
カオス「まぁ、ヒルトミはただの人間じゃないからな」
アクア「信じらんない…どうしてそんなに強いのよ!」
ヒルトミ「人生経験が長いからかな?」
カオス「何を言っているんだヒルトミ…」
アクア「爆裂魔法並……もしくはそれ以上…どうしてこんな…」
カオス「確かルーンナイトって魔法剣だろ?」
「爆裂魔法は最強魔法使い職のアークウィザードしか使えないって聞いたが…」
ヒルトミ「そりゃ神力も少し使ってるからね」
カオス「お前はアークルーンナイトマスターってところか?」
ヒルトミ「そんな職ない!」
アクア(こんなに強いなら私がこの世界にいる意味なくない?ないよね!ないわよね!?)
ヒルトミ「ほら、さっさとキラキラドーズ探しに行くよアクア」
カオス「あ、そういやこの怪物も討伐対象だったはずだ!」
ヒルトミ「そうなのか?欲しかったらあげるよ」
カオス「いいのか?サンキューヒルトミ!」
「これでこの世界での生活は安泰だ!」
ヒルトミ「いくらなの?」
カオス「確か一体12万エリスだったかな?」
ヒルトミアクア「12万エリス!?」
アクア「カオス!それは私たちのよ返しなさい!」
カオス「ダメに決まってるだろ!せっかくヒルトミから貰ったんだからなぁ!」
ヒルトミ「別に返さなくていいぞ」
「てか凶暴そうな怪物なのに意外と安いんだな」
カオス「危険度は★3だからそんな強くないぞ」
ヒルトミ「食われそうになってたやつが言うセリフか?」
カオス「仕方ねぇだろ武器持ってないんだから」
アクア「はっ?武器持ってないの?何しにここに来たのよw」
「馬鹿なの?死にたいの?」
カオス「くそぉ…馬鹿にしやがって!」(ꐦ꒪⌓꒪)
ヒルトミ「そりゃ言われて当然だろ」
カオス「ヒルトミまで!?」(゚ロ゚)
ヒルトミ「カオスいつもの鎌はどうしたの?」
カオス「鎌なんて最初から持ってないぞ!」
「ほら!こう構えても出てくるわけ…」
シュイン
カオス「うわあああ!出てきた!」
アクア「凄い!どうやったの!」
ヒルトミ「アクアは出来ないの?」
アクア「物体を何も無いところから取り出すのは出来ないわよ」
ヒルトミ「これでも女神なんだよな…」
(僕の眠っていた神力を解放出来るんだから出来ないというのが驚きだ…)
アクア「な、何よ!文句あるってわけ?」
ヒルトミ「このくらい出来ると思ってから…」(^_^;)
天の声[ヒルトミはカオスと別れ、キラキラドーズを探していたが結局見つからず、別の依頼を受け討伐しギルドへ持ち帰ることにした」
ヒルトミ「なんか無理矢理感あるな…」
天の声[こんな所でグダグダ話していても、日が暮れるだけだ、感謝しろよ!]
~ギルド~
受付「メタルギーラ3匹、ジャイアントトード2匹、スカイメッドウルフ5匹」
「素晴らしい活躍です!これからもよろしくお願いします」
「今回の報酬金305000エリスです」
アクア「やったー!30万きったわね!」
「汚れた甲斐があったわ」
ヒルトミ「詳細聞かせてよ」
受付「はい、今回メタルギーラは1匹45000エリスです」
ヒルトミ「135000エリスか」
受付「そして、ジャイアントトードが1匹1万エリスです」
アクア「え?」
ヒルトミ「20000エリス」
「ということはウルフは1匹3万2千エリスだね」
受付「はい!」
アクア「……私が汚れた意味はなかったのね……あは…あはは…あははははは」
天の声[アクアはジャイアントトードに対して油断しきってたところ食べられてしまったが、ヒルトミがジャイアントトードを倒し、見事アクアは救出された!]
[粘液まみれになったアクアは泣きながらギルドに帰還したとは口が裂けても言えないのだ!]
ヒルトミ(言ってるじゃねーか!)
ヒルトミ「まぁまぁ30万は間違いなく僕達の努力じゃないか!」
アクア「そうだけど…」
受付「まだ続きはありまして」
ヒルトミ「え?なんでしょうか?」
受付「クエスト別ではありますが」
「ジャイアントトード2/5、メタルギーラ3/3、スカイメッドウルフ5/7」
「対象のモンスターをそれぞれ決まった数を倒すと追加ボーナスがゲット出来るので引き続き頑張ってください」
「期限は3日ですお忘れなく」
「メタルギーラが対象クリアなのでこちら追加ボーナスとして10万エリスです」
アクア「え!?」
ヒルトミ「そんなシステムがあったのか!?」
アクアヒルトミ「ありがたく頂戴いたします」
ヒルトミ(てか、もう立ち直ってるし…お金の力はすげーや)
~~~~~
ヒルトミ「一気に40万も稼ぐなんてこの世界は天国ですか!」
「ずっとここで暮らしたい!」
アクア「分け前はどうする?」
ヒルトミ「じゃあ、君が5万で僕が35万ね」
アクア「はぁ?ふざけないでよ!なんで私そんなに少ないのよ!」(ノシ 'ω')ノシ バンバン
ヒルトミ「冗談だよ」( ・∇・)
「これが君の分だよ」
アクア「うそ、30万もくれるの!」
ヒルトミ「いいよ!」
アクア「ありがとうございます」<(_ _)>
「ヒルトミ様!神様!」(ノ_ _)ノハハー
ヒルトミ「調子のいいやつめ」
~メアリー編~
千秋「え!?これを着るの!?」
闇の騎士「着替えてメアリー様の所へ行ってください!」
千秋「………」
~千秋着替え中~
千秋「はぁ…着替えたよ」
闇の騎士「とても似合いますよ!」
パチパチパチ
千秋「そ、そうかな?」
「メアリーも気に入ってくれるかな?」
魔王「もちろんでございます!メアリー様もきっと気に入ってくれますぞ!」
メアリー「暇だな…なんか面白いことないかな?」
千秋「メアリー!」
メアリー「千秋か…ってどうしたのその格好!」
千秋「ど、どうかな僕…似合うかな///」
「へ、変じゃない?」
メアリー「…似合ってる似合ってる」(棒読み)
千秋「ねぇ、本当にそう思ってる?」
メアリー「なんかモエルワー」(棒読み)
千秋「………」(イラッ
メアリー「どうしたの千秋?」
千秋「メアリー!!!」ゴゴゴゴゴ
メアリー「えっちょっと待って!なんでそんなに怒ってるの!?」
「僕なんかした!?」
千秋「許さない!!!」バチバチバチ
メアリー「うわあああ!!!」
「助けて!!!」
天の声[メアリーは千秋に1時間の間怒られました]
~カオス編~
カオス「1人旅は寂しいな」
「俺もそろそろ仲間が欲しいな…」
?「その話は本当か!」
カオス「誰だ!」
めぐみん「我が名はめぐみん!」
「アークウィザードにして、最強の爆裂魔法を操る者」
カオス「なんだ…ただのロリっ娘か」
「ここはモンスターがうじゃうじゃいるからさっさと帰ったほうが身のためだ!」
めぐみん「ろ、ロリっ娘……」
カオス「その赤い目は……」
めぐみん「いかにも! 我は紅魔族随一の…」
カオス「カラコンだな!」
めぐみん「ち、ちがわい!」
「我は紅魔族…」
カオス「はいはい、分かったから早くお家に帰ろうね」
めぐみん「だーかーら私は紅魔族随一の魔法の使い手なんですよ!」
カオス「紅魔族?レミリアの親戚かなにかか?」
めぐみん「レミリア?聞いたことない名ですね」
カオス「それで紅魔族が我に何の用だ?」
めぐみん「お前が仲間が欲しいっていうから声をかけてあげたのだ!」
カオス「そういえばまだ名乗ってなかったな、我はカオスだ」
めぐみん「カオスか、いい名だな」
カオス「もしかして魔法使い?」
めぐみん「さっきも言ったと思うが…我は最上職のアークウィザードだ」
カオス「…マジかよ!」
めぐみん「それで仲間を探してるってのは本当か?」
カオス「あぁ、一人だと寂しいからな」
めぐみん「それなら私が仲間になってやろう!」
カオス「え?仲間になってくれるのか?」
「アークウィザードが仲間になってくれるなら我らには敵無しだ!」
めぐみん「早速獲物を狩りに行くぞ!」
カオス「あぁ分かった」
~~~~~
めぐみん「喰らうがいい、我が必殺の爆裂魔法を!」
[エクスプロージョン]
カオス「おい!まて!?」
チュドーン ドドドドドド
カオス「うわあああ!!!」
めぐみん「……見ろカオス…敵を倒した…ぞ」バタリ
カオス「………」チーン
~ヒルトミ家~
ヒルトミ「なるほどね…それで僕を尋ねてきたのか」
めぐみん「お前みたいな危ないやつはお断りって…」グスン
ヒルトミ(カオスめ…問題児を押し付けたな!)
天の声[すまん…カオスが死ぬと我も消滅するのでな]
ヒルトミ(お前の仕業か!)
ヒルトミ「別に僕じゃなくても他のグループに参加したら?」
めぐみん「断られました…」
ヒルトミ「は?」
めぐみん「全て断られました…」
ヒルトミ「全てって…え?」
ヒルトミ「そんな…まさか!」
「300近くあるパーティに全て断られるなんて…ふつー有り得ないだろ」
めぐみん「だから…私をじゃない、どうか我をもらってください」
ヒルトミ(どうしよう別に仲間にしてもいいけど、倒れたこいつを庇って戦うのはめんどくさい)
(さてどうしたものか…)
めぐみん「お願いです!食事と寝床とその他の雑費さえ払ってくれでば、無報酬でもいいから!」
ヒルトミ(うわっ図々しい…これ下手すると報酬山分けより高くなるやつ)
(完全にヒモ発言)
めぐみん「なんでも…何でもしますから私を捨てないでくださいヒルトミ…」グスン
ヒルトミ(完全に我から私になってるしw)
「なんでも?」
めぐみん「はい!服だって脱ぎます!」
ヒルトミ(何言ってんだこいつ…)
(まぁ、そこまで必死ってことを伝えたいのかもな)
「わかった!めぐみんっていったか?」
「ソナタを正式に仲間と迎え入れる」
めぐみん「あ、ありがとうございます…じゃあさっそく…」ヌギヌギ
ヒルトミ「ちょっ!?お前何やってんだよ!?」
めぐみん「だから服を脱いでるじゃないですか」
「約束ですので」
ヒルトミ「脱がなくていい!脱がなくていいから!?」
めぐみん「いえ、紅魔族として1度約束したら断るわけにはいきませんから!」ヌギヌギ
ヒルトミ「あ、あぁ…あっ!」
「さよなら!」|)彡 サッ
ガチャ バタン
めぐみん「ちょっと!どこへ行くんですか!」ヌギヌギ
「帰ってくるまで服着ないで待ってますから」
ヒルトミ「はぁ…はぁ…」
(とんでもない奴が仲間になってしまった)
(あんなことすりゃ他のパーティに断られるわけだ)
ガチャ
アクア「ただいま!」
ヒルトミ「あっ!おかえり!?」アタフタ
アクア「どうしたの?そんな慌てて…もしかしてエロ本を読んでたとか?」
ヒルトミ「違うよ!それより僕の部屋に入らないでくれ!」
アクア「どうして?」
ヒルトミ「いま物凄くやばいやつがいるんだ」
アクア「そんなことを言われたら余計入りたくなっちゃうわね」
ヒルトミ「やめておけ!?もう止めないからな!?」
アクア「……まぁいいわ」
「それよりお腹空いた、ご飯作ってよ!」
ヒルトミ「あっ、そういえば今日ご飯作るって言ってたっけ?」
アクア「自分で言ったくせに忘れたの?」
ヒルトミ「わかった!すぐ準備するね!」
天の声[ヒルトミはめぐみんのことをすっかり忘れた]
ヒルトミ「はい!出来ました!」
アクア「これ美味いの?」
ヒルトミ「そりゃカレーだからね」
「地球産のカレーですよ」
アクア「どれどれ!」パクっ!
ヒルトミ「どう?日本のカレーの味は」
アクア「はっ!」
「うっ美味い!」
「何これ!地球にはこんな美味しい食べ物があるの!」
「ヒルトミって料理できるのね、見直したわ!」
ヒルトミ「まぁ、究極のカレーですからね」
「カレーとクリームシチューなら誰にも負けない自信があるよ」
(昔カレーの研究をしてどうすれば物凄く美味しいカレーが出来るか試したもんね)
ガチャ
めぐみん「クンクン…この匂いは!」
アクア「おかわり!」
ヒルトミ「ハイハイ!まだ沢山あるからね」
「サラダもしっかり食べろよ!」
めぐみん「頂きます!」パクっ!
「う〜〜〜美味い!」
「こんな美味しい食べ物食べたことがない…なんだこれ!なんなんだこれは!」
ヒルトミ「それはなによりってああああ!なんでお前全裸なんだよ!」
「さっさと服着てこい!」
めぐみん「痛い!どこ触ってるんですか!」
ヒルトミ「うるさい早く服着ろ変態!」
バシ バシ
めぐみん「わ、分かりました、分かりましたからそんなに叩かないでください!」
~~~~~
アクア「私3杯も食べたわ!」
ヒルトミ「そんなに食べると太るぞ」
めぐみん「我は4杯食べた」
ヒルトミ「育ち盛りはもっと食え!って食いすぎだ!」
「あ!!!僕の分がない!」
「ガクッ」
~家の外~
ヒルトミ「お!ご苦労さま!」
ヒルトミ2「はい~今日のバイト代よ!今日も頑張っちゃったわ」
ヒルトミ「オカマありがとう!」
ヒルトミ3「はいーい!今日の日当だぜ!いえーい!」
ヒルトミ「ありがとうノリノリ!」
ヒルトミ4「あの!上司マジクソかよ!腹が立つわ!」プンプン プンスカ プン
ヒルトミ「怒りん坊くんありがとうね」
怒りん坊「てめァもさっさと働けよ!」
ヒルトミ「僕もちゃんとクエストで稼いでるよ!」
怒りん坊「だったら俺と代われよ!」
オカマ「私もクエスト行ってみたいわ!」
ノリノリ「いいね~!楽しそ~うだね!」
ヒルトミ「ダメだよ!」
~~~~~
ヒルトミ「えっと怒りん坊が土木工事で今日25000エリス稼いで、ノリノリは依頼を引き受ける仕事で5万エリス、オカマが…!?」
「1日20万エリス!?」
「一体どうやってこんなに稼いでるんだ?」
~~~~~
オカマ「何かしらお話って?」
ヒルトミ「オカマどうやって、一日でこんなに貯めたんだ?」
オカマ「私の仕事はオカマキャバクラで働いているのよ!」
「私の呑みっぷりをみてお客さんがくれたの給料は私が使ったわ仕事のためにね」
ヒルトミ「なるほど…そうだったのか」
(この世界にオカマキャバクラあったんだな…)
第1章〜完〜
第2章 いろんな人とのかかわりに祝日と
アクシィス「僕はアクシィスよろしく!」
ダクネス「私はダクネスだ!よろしく頼む」
~~~~~
ヒルトミ「さて、クエスト行こうぜ!」
アクア「今日は女神の何たるかを教えてあげるわよ」
めぐみん「……女神?」
ヒルトミ「あぁ、仮にもこいつは女神だ」
めぐみん「まさか…そんな」
「世界は狭いですね!」(ノ゚ο゚)ノ オオォォォ-
ヒルトミ「そうだな…」
アクア「今日はどのクエストに行くか決めてるの?」
ヒルトミ「昨日の続きでジャイアントトード3匹と、スカイメッドウルフを2体倒そう」
アクア「(((((((( ;゚Д゚)))))))ヒィィィィ」
ヒルトミ「追加ボーナス貰った方が得だろ?」
アクア「また汚されちゃうのね…あは…あはは」
めぐみん「アークウィザードにして、爆裂魔法を操るこの我に敵などいない!」
ヒルトミ「では、出発!」
~~~~~
ヒルトミ「カエル発見したぞ…」
めぐみん「爆裂魔法の呪文を唱えるまでしばし待たれよ」
ヒルトミ「披露宴かよ!」
アクア「今回はあんなヘマは二度としないわ、見てなさいこれが神の力よ」
「はあぁぁぁぁ!」
パクっ!
ヒルトミ「また食われた!?」
「何やってんだよ!」
めぐみん「黒より黒く闇より暗き漆黒に我が深紅の混淆を望みたもう…えっと、なんだっけ?」
「…覚醒のとき来たれり 無謬の境界に落ちし理、無行の歪みとなりて現出せよ!踊れ踊れ踊れ、我が力の奔流に望むは崩壊なり」
「並ぶ者なき崩壊なり」
「万象等しく灰塵に帰し、深淵より来たれ!」
「これが紅魔族最大の威力の攻撃手段、これこそが究極の攻撃魔法」
[エクスプロージョン!]
ヒルトミ「なげーよ!」
チュドーン ドドドドドド
ヒルトミ「なんという破壊力…!」
バタッ
めぐみん「力尽きました…早く帰って晩餐しましょう」
ヒルトミ「ご苦労さん」
「あれ?アクアは?」
アクア「んんんんんん~!ん゙ん゙ん゙ん゙ん゙ん゙」
ヒルトミ「しまった…食べられたままだった…」
ズボッ
ヒルトミ「あっまたカエル出てきた!」
「おい!めぐみんの方に向かったぞ早く逃げろ!」
めぐみん「我が奥義である爆裂魔法は、その絶大な威力ゆえに、消費魔力もまた絶大です……」
ヒルトミ「つまりどういうことだ!」
めぐみん「要約すると、最大魔力を限界突破して使ったので身動き一つ取れません」
ヒルトミ「そうなのか」
めぐみん「あっ、やばい…たすけ…」
パクっ
ヒルトミ「ご愁傷様です!」
天の声[ヒルトミはこの役立たず2人を助けて、スカイメッドウルフを探しに行きました]
ヒルトミ「昨日は確かにここら辺にいたんだけどな…」
めぐみん「もう他の者に倒されたのではないか?」
「あるいは、我の力に怯え出てこれないとか!!!」
ヒルトミ「耳元で騒ぐな!」
アクア「ううううう…生臭いよ…もういやあああ」グスン
ヒルトミ「先に帰って風呂に入ったらどうだ?」
アクア「ここで引き下がるのはもっと嫌」グス
ヒルトミ「いや帰れよ」
「めぐみんは少しここで休んでろよ」
めぐみん「すまない…そうさせてもらう」グター
ウルフ「ガオォォォ!」
ヒルトミ「来たぞ!」
アクア「丁度2匹いるわね、ウルフは今度こそ私が仕留めるわよ!」
「まだ1度も活躍出来てないから女神として名誉挽回しないとだしね!」
ウルフ「ガルル!」ゴゴゴゴゴ
アクア「見てなさいよヒルトミ!これが私の取っておきのスペシャルスペル!こんなザコ敵相手に使うのは勿体ないけど、せっかくだから特別に見せてあげるわ!」
[花鳥風月!]
ジョロロロロ
ヒルトミ「………」
「こんな時に何遊んでるんだ?」
アクア「………」
「しまった!これ、宴会用のスキルだった!!!!」
ウルフ「ガルルガルルガル!」
ガオォー
天の声[鋭い牙をむき出し、アクアに飛びついた]
アクア「いやぁぁぁぁ!!!」
ヒルトミ「アクア!!!くっ…間に合わない…」
???「俺に任せてくれ!」つ