ヒルトミの次元を越えた奇跡ss

ヒルトミの次元を越えた奇跡ss

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バトガ×ヒル劇

シーズン3

⚠注意⚠

1この物語はフィクションです


2誤字があったりなかったりします


3正直つまらないと思うので見ないのをオススメするよ


4いろんなネタを使ってるのでタグが付けれません


5所々メタ発言、メタ回があるのであらかじめご了承ください


6キャラ崩壊などの恐れがあります


7これはバトルハイスクールの二次創作的な物語


それでも問題ないなら…ゆっくりしていき!



八雲「貴方が今日からこの神樹ヶ峰女学園の新しい先生ですね」

ヒルトミ「…へ?」


キ〜ンコ〜ン〜カーンコーン~♪


[僕はヒルトミ 20歳の社会人だ!]

[どういう訳だか僕は学校の先生になったのだが…全く身に覚えがない]

[何かの間違いだと説明したいのだが、そもそも此処が何処なのかも分からない]

[さっき、ここの先生だろう八雲さんが神樹ヶ峰女学園と言っていた…何処かで聞いた事ある名前だが、何処で聞いたっけ?]


八雲「っとこのように軽く説明しましたが何かご質問ありますか?」

ヒルトミ「い、いえ特には…」

八雲「では、次に星守の生徒を紹介しますね」

ヒルトミ(星守?)

八雲「みき!」

みき「はーい!」

  「貴方が私たちの担任の先生になる人ですか?」

ヒルトミ「あっ…はい!ヒルトミです…よろしく…」

みき「私は星月みきです!よろしくお願いしますね ヒルトミ先生!」

ヒルトミ(そうか…ここバトガの世界か……でも…え?なんで?)コンラン(@_@)

八雲「では、次に星守について説明させて頂きますね」

  「星守は、神樹の力を借りて敵であるイロウスという 地球外生命体を倒す使命を与えられた存在です」

  「神樹が星守の素質を持つ女の子を選び、選ばれた女の子は星守になるわけです」

ヒルトミ「な…なるほど…」

    (本当は知ってるけど、黙っていよう)

    (それより、なぜ僕は此処にいるんだろ?)

八雲「ここまでの説明で何か質問とかありますか?」

ヒルトミ「では、一つだけいいですか」

八雲「どうぞ」

ヒルトミ「僕は一体先生として何をすればいいのでしょうか」

    「今まで先生としての経験がない僕に務まるのでしょうか?」

八雲「大丈夫ですよ!」

  「そのうち慣れますから」

ヒルトミ「え?そんな根拠の無いこと言われても…」

八雲「と…とにかく、星守は今のままでは強くありません」

ヒルトミ(え?話を逸らされた!?)

八雲「星守の力の源は先生との愛情……」(´ρ`*)コホンコホン

  「先生との信頼が必要なのです」

ヒルトミ(愛情!?この人今愛情って言ったよな!?)

    (まぁ確かに愛情も必要だろうけど、言い直す必要あったのかな?)

八雲「なので、愛情……いや、信頼を深めるにはズバリ!?」

ヒルトミ(愛情って言った!2回も言い直してる!?)

ヒルトミ(信頼より愛情重視なのかこれは)

八雲「ハグです!!」

ヒルトミ「ハグ?」

    (え?ハグ?ハグって抱きつくってことだよね?)

    (俺の聞き間違いか?)

八雲「そう!ハグです!!」

ヒルトミ(聞き間違いじゃなかった!)

    「ハグですか?撫でるのではなく?」

八雲「撫でる?撫でるってなんですか?」

↑本当に分かってない

ヒルトミ「え?知らないのですか?」

    「撫でるのは…こう手を頭において」フルフル

    ↑エアなでなで

八雲「ヒ……ヒルトミ……先生///」

ヒルトミ「?」

みき 八雲「破廉恥です!!!」

ヒルトミ「えぇ、破廉恥!?」

みき「私と先生はまだ会ったばかりですよ」

  「そんなこと……まだ早いです///」顔真っ赤

ヒルトミ「えぇ!なんで!」

八雲「なんでじゃありません!」

  「冗談でもそんなことしてはいけません!」

ヒルトミ「ちょっと待ってください!さっきからおかしいですよ!」

みき「おかしいのは先生の方です!」

八雲「そうよ!生徒にそんなことをしていいと思ってるのですか?」

ヒルトミ(……なんなんだ……僕の方がおかしいのか?)

    (なんでハグは良くて撫でるのはダメなんだよ……)

みき「先生もしかして、あれの意味分かってないんですか?」

八雲「そうなんですか?ヒルトミ先生」

ヒルトミ「意味ですか?」

     「可愛がる時にするのでは?」

八雲「違うわよ!」

ヒルトミ「違うんですか!?」

みき「私から説明するね……さっきのは……性○のお誘いなんですよ///」恥ずかしい

ヒルトミ「は?性○……えっ!!」

    (はっ?訳わかんねぇ何言ってんだこのみきは)

ヒルトミ「そ……そうだったんですか…申し訳ありません」

    「そうとは知らず、つい…」

八雲「知らないのだったら仕方ありませんね」

みき「先生ってなんか…いいえ何でもないです」

  (そんなことも分からない先生が少しカワイイなんて口が裂けても言えないよね)

ヒルトミ「なんか言いかけた?」

みき「いえ、なんでもないです!」

ヒルトミ「あっ、そお?」

    (しかし、驚いたなこっちの世界のナデナデは性○の誘いの意味があったとは)

    「それはそうと、生徒を抱きしめるのは流石に……」

八雲「しかし、これが1番愛情深める素晴らしい行為です」

ヒルトミ(とうとう信頼が愛情に変換されたな)

八雲「試しにやってみましょう」

みき「先生どうぞ!」\('Д')/ンバッ!

ヒルトミ「で、でも」

八雲「では、私がお手本を見せます」

  「みき!」

みき「はーい!」

(/^-^(^ ^*)ダキッ

八雲「はい!次ヒルトミ先生どうぞ!」

ヒルトミ「い、嫌です!」

    「同性と異性は違います!」

八雲「困りましたね……」

  「ハグが嫌ならキスしか方法がないですね」

ヒルトミ「キス!?」

八雲「どっちにしますかヒルトミ先生」

ヒルトミ「どっちも嫌です!」キッパリ

みき「………」(゚◇゚)ガーン

  (もしかして私、先生に嫌われてる?)

八雲「ほら、みきが固まったじゃない」

  「拒絶されたのがショックだったのね」

ヒルトミ「そ、そんなつもりでは……」

みき「そうですよね……ヒルトミ先生は私なんかをハグしたくないですよね」

みき「……どうせ、私なんかをハグしたいという物好きな人はいないですよね」

ヒルトミ「………」

    「………」

    「………」

    「…分かったよ」

ヒルトミ「こ、これでいいか?」ダキ

みき「……?!」

  「……///」プシュー

八雲「合格です!!!」

  「流石ヒルトミ先生です」

ヒルトミ「………」

    (は、恥ずかしいぃぁぁぁ///)

    (穴があったら入りたい!)

みき「初めて男の人に…抱かれた///」キャッ

ヒルトミ「誤解を招くような言い方やめろぉぉぉ!!!」

八雲「あらあら、ふたりとも仲がいいわね」


・・・・・・・・・


八雲「さて、次は奪還授業です」

ヒルトミ「奪還…授業?」

八雲「さっきも言いましたがイロウスを倒して地球を取り戻すのよ」

ヒルトミ「なるほど…」

    (そこは普通なんだな)

八雲「では初めに奪還する所は…」

  「渋谷です」

ヒルトミ「渋谷……」

八雲「それでは、早速渋谷へ向かってください」

ヒルトミ「そんな急に!!」

八雲「えぇ、これも研修のひとつですよ」

  「彼女達に的確な指示を出し、戦いをサポートするのです」

ヒルトミ「えぇ!ぼ、僕が!?」

八雲「ヒルトミ先生なら大丈夫ですよ信じてますから」

  「そして、みきも初めての奪還授業になります」

ヒルトミ(この人余計に不安を煽って何が目的なんだ?)

    (ゲームをやるのとわけが違うぞ!)

みき「先生!よろしくお願いします」

  「私の命先生に預けます」

ヒルトミ「あぁ……が、頑張るよ」

    (余計にプレッシャーが!!!)

    (まぁ、もしもの事があればこの力で!)

    (何とかなるかな?)

八雲「準備はよろしいですか?」

  「それでは、第1回奪還授業を開始します!」


~~~~~


ヒルトミ(というわけで、転送した先が)

    「どこなんだここ?」

みき「渋谷…じゃないですね」

昴「また転送先を間違えてるね」

ヒルトミ「また?」

ピピピ

八雲「どうやら、瘴気が妨害して転送先が大きくズレたみたいね」

遥香「でも、此処からなら歩いて行ける距離ですから歩いて向かいますか?」

八雲「悪いですけどそうしてくれる?」

ヒルトミ「わかりました…」


数分後

みき「………」

昴「………」

遥香「………」

ヒルトミ(どうしよう会話が続かない)

    (ここで出てしまったか……コミュニケーション能力の無さ)

みき「……私、奪還授業初めてだからちょっと緊張しちゃって」

ギュッ

昴「…実はあたしも」

遥香「…私もです」

ヒルトミ「………」

    (みんなコミュ障なのかな?)


天の声[ヒルトミだけ勘違いしている]


ヒルトミ (なんでもいいけど……)

    「……質問なんだけど、何故みきは俺に抱きついたままなんだ?」

みき「…い、イロウスが出てきても先生を守れるようにです」

昴「………」

遥香「………」

みき「べ、別に怖くないですよ」

  「むしろ、早く出てこい……みたいな?」(;¬∀¬)ハハハ…

ヒルトミ(死亡フラグ……って、この気配は!?)

    「来るぞ!!」

みき昴遥香「えっ?」

イロウス「わおぉぉん」

みき「きゃぁぁぁ」ペタリ

↑尻もち

ヒルトミ「おい!しっかりしろ」

    「みき、昴、遥香!星衣に変身だ!」

昴、遥香「はい!」シュン!

ヒルトミ「みきどうしたんだ!」

みき「腰が抜けちゃって

ヒルトミ(みきってこんなキャラだったか?僕のイメージとだいぶズレがある)

    「仕方ないな…ほら立てるか?」ガシッ

みき「ありがとうございます…おっとっと」ガシッ

ヒルトミ「大丈夫か?」

みき「は、はい!」ギュッ

昴「先生!みき!こんな時になにイチャイチャしてるんですか!」

遥香「そうですよ!一線だけは超えちゃいけませんよ」

昴「遥香…そこじゃないよ」

ヒルトミ「別にイチャイチャしてた訳じゃ…」

みき「ふふっ!」(´>ω<`)きゅ〜

ヒルトミ「みき離れてくれないか」

みき「嫌です!先生は私が守るんです!!!」

ヒルトミ「まいったな…」

    「もうみきは放っておこう!」

    「昴!」

昴「はい!」

ヒルトミ「君の武器はハンマーだったね」

    「ハンマーは1つ1つの攻撃が重い、その分攻撃に隙が出来るイロウスの後ろに回り込み攻撃をするんだ!」

昴「はい!」

ヒルトミ「遥香!」

遥香「はい!」

ヒルトミ「君の武器はスピアだね?」

    「ハンマーに比べてだいぶ軽い、その分火力が落ちるが攻撃に隙がなく、リーチも長い」

    「落ち着いて戦えば大丈夫だ」

遥香「はい!」

昴「いくよ!遥香!」

遥香「えぇ!」

イロウス「わおぉぉん」

昴「ほら、こっちだよ」

イロウス「ワオン」タックル

昴「おりゃあぁぁぁ!」

ドーン

イロウス「ぎゃぁぁおぁぁぁぁ!」

バタッ

遥香「はあぁぁぁぁ!」ザシ

イロウス「きゃぁぁぁあぁぁぁぁー」

バタッ

昴「やった!」

遥香「やりました!」

ヒルトミ「流石だ!」

みき「………」

ヒルトミ「もうイロウスは倒したぞ」

みき「え?」

  「もしかして私勝ったのやった!」

ヒルトミ「お前は何にもしてないだろ!」

みき「ご、ごめんなさい!!」

  [そして、私はヒルトミ先生に説教されました]

昴「やれやれ、みきは相変わらずだね」

遥香「それにしても、先生はなんで私達の武器が何か分かったんだろう?」

昴「あっ、確かに」


ヒルトミ「だいたい、みきは……」

みき「ごめんなさい!許して下さい!」



第1章 〜完〜

第2章自己紹介


みき「先生酷いですよ」テク テク

  「会ったばかりで45分間説教をするなんて」テク テク

ヒルトミ「自業自得だろ」テク テク

みき「オマケに正座をさせるんだもん」テク テク

  「足が痺れて上手く歩けない」テク テク

ヒルトミ「僕はみきのせいで上手く歩けないんだけど…」テク テク

みき「だって、何かにつかまってないと立つことすら出来ないんです!」ギュッ

ヒルトミ「僕を支え棒代わりにするな!いいから離れろ!」テク テク

昴「みき、先生困ってるじゃん」テク テク

「ほら、肩貸してあげるから」テク テク

みき「ありがとう昴ちゃん」テク テク

ヒルトミ「昴、助かったよ」テク テク

みき「その言い方だとまるで、私が邪魔みたいな言い方ですね」テク テク

ヒルトミ「ううん、そんなこと思ってないよ」テク テク

    (腰痛持ちだから余計に腰が……)

みき「本当に迷惑じゃないですか?」テク テク

ヒルトミ「それで渋谷まであとどのくらいかかるの?」テク テク

みき(話を逸らされた…)

遥香「はい、もう少しです」テク テク

ヒルトミ「そうか……ん?」ピタッ

遥香「ヒルトミ先生どうかしたんですか?」

ヒルトミ「……いや、何でもない……」テク テク

    (気の…せいか?)


~~~~~

みき「先生着きましたよ!」

ヒルトミ「そうみたいだね……」

    「なんだよこの数は!」

イロウス「わぉぉおんんん」

昴「うわぁ…何これ……」

遥香「予想外の数ですね」

ヒルトミ「嘆いていても仕方ないな」

    「地球を取り戻すという大規模の事をするからにはね?」

昴「そうですね、あたし達の地球を取り戻そう!」

遥香「そうね!地球をイロウスの好きにさせないわ」

みき「それじゃあ!行くよ昴ちゃん、遥香ちゃん!」

昴「うん!」

遥香「えぇ!」

イロウス「わぉぉおんんん」

遥香「いきます!」

ザシュッ

昴「おりゃ!」

ドゴーン

みき「えい、おとと」

ヒルトミ「みき、集中しろ」

みき「はい!」

  「たぁ、うわっ」空振り

ドスン 

イロウス「ぐぎゃあぁぁ」バタン

ヒルトミ「ナイス、ヒップドロップ」

みき「先生、変なこと言わないでください!」


昴「ダメだキリがないよ…」ハァ ハァ

遥香「もう体力の限界かも」

昴「せめて、みきがもう少し頑張ってくれれば……」

みき「昴ちゃんそれどういう意味?」

ヒルトミ「仕方ない応援を呼ぼう!」


ピピピ


ヒルトミ「ダメだ…繋がらない…」

昴「まだ瘴気が濃いから繋がらないのかも」

遥香「転送がちゃんと出来なかったのも瘴気が原因かもしれないわ」

昴(あれ?まてよ…なんで先生は何ともないんだろ?)

ヒルトミ「遥香危ない!」

遥香「え?」

イロウス「わぉぉおんんん」

みき「遥香ちゃん!?」

昴「遥香!!!」

(ダメだ…間に合わない…)

ヒルトミ「止むを得ないか……」

遥香「きゃあ!」

ヒルトミ「させるか!」

ザシュッ

イロウス「ぎゃあぁぁぁぁぁぁあぁぁぁぁぁあぁぁぁあ」

遥香「先生……」

昴「うそ!先生が…」

みき「イロウスを倒した!」

遥香「先生、いまのは…」

ヒルトミ「話はあとだ、まだ来るぞ」

イロウス「わぉぉおんんん」

    「ジェル ジェーール」

    「しゅる しゅる」

ヒルトミ「自分の身は自分で守るんだ」

みき昴遥香「はい!」

ヒルトミ「いくぞ!」

ザシュッ ザシュッ ザシュッ

昴「おりゃー!」

ドン ドコン ズゴーン

遥香「はぁー!」

グサッ グサッ ザシュッ

みき「えい…うわぁ!」

ドスン

ヒルトミ「みき大丈夫か?」

みき「いたい……やっぱり私には星守は向いてないのかな…」

ヒルトミ「はぁー…もう少しみきにやる気があれば…」

昴「うーん……あっ、そうだ!」

  「みき!」

みき「なに昴ちゃん」

ゴニョゴニョ

みき「うん…うん…はっ!!!」

  「昴ちゃん私頑張る!!!」ゴゴゴゴゴ

ヒルトミ「おぉ、みきがやる気に充ちている」

みき「えい! たぁ! やぁ!」

ザシュッ ザシュッ ザシュッ ザシュッ ザシュッ ザシュッ ザシュッ ザシュッ

ヒルトミ「す、凄い…」

遥香「あんなみきを見たのは初めてです」

昴「計画通り!」

ヒルトミ「みきに何を吹きかけたんだ昴?」

昴「え…ぇぇーと…ヒルトミ先生に良いところを見せなよって言っただけですよ」

ヒルトミ「それだけで!?」

    (こんなに戦えるなら最初から本気を出せよ)

昴「えぇ…まぁ」

(先生…ごめんなさい)

みき「これで終わり!」

ザシュッ

みき「先生!イロウスを倒しました!」

ヒルトミ「え?もう…」

みき「では早速……」



[おおぉぉぉぉぉぉん]



ヒルトミ「この牙を裂く音は?」

昴「間違いない…あれは大型イロウスの」

ドシン ドシン

大型イロウス「おおぉぉぉぉん!」

ヒルトミ「凄いデカイな!」

昴「感心してる場合じゃないですよ!」

遥香「危ないので先生は少し離れていてください」

大型イロウス「おおぉぉぉぉん!」

みき「…ねぇ」

  「貴方私の邪魔をしに来たの?」

大型イロウス「おおぉぉぉぉん?」

みき「許さない…許さないんだから!」

  「はぁぁぁぁあぁぁぁぁぁあぁぁぁあ」

グシャ

ヒルトミ「……音がえげつない」

大型イロウス「うぎゃぁぁぉぁ」バタン

昴「うそ!」

遥香「大型イロウスを一撃で倒すなんて……」

ヒルトミ「おぉ、瘴気が晴れてきたぞ!」

みき「………」バタリ

ヒルトミ「みき!」タッタッタ

昴遥香「みき!」タッタッタ

昴「先生…みきは?」

ヒルトミ「うん…大丈夫だ気が抜けて眠っている」

昴「全く、心配させてしょうがないなみきは」

遥香「みき…心配させないでよ」

ヒルトミ「とにかく無事でよかった」

    「そうだ!早く神樹の結晶を埋めないと」

    (あれ?あんなに小型イロウスいたのに大型イロウスは1匹だけ?)

昴「先生やりましたね」

遥香「初めての奪還授業成功ですね」

ヒルトミ「あぁ、2人ともよくやった」

    「みきお前も頑張ったな見直したよ」

昴「先生そろそろコロニーに帰りましょう」

ヒルトミ「そうだな!」


~~~~~

八雲「お疲れ様!」

  「初めての奪還授業お疲れ様でした」

ヒルトミ「はい!イロウスがあんなにいて一時はどうなることかと思っていましたが、無事任務が遂行できてよかった」

八雲「これで星守の担任研修は終わりです」

  「貴方は正式に先生になりました」

  「これからもよろしくお願いしますヒルトミ先生」

ヒルトミ「はい!」

    「そういえばみきの様態はどうですか?」

八雲「みきならさっき目を覚まして教室に戻ったと聞いてますよ」

ヒルトミ「ふぅ…よかった」

八雲「それでは、ヒルトミ先生はこれから教室に向かってください!」

ヒルトミ「はい!」

    (これで僕も先生か!)

    (……これで良かったのか?)


~教室前~

ドクン ドクン

ヒルトミ「やばい…緊張するな」

    「ファイト~~ おぉー!」

ガラガラ

ヒルトミ(……こんなに静かに視線を向けられると緊張する……)テク テク テク

ピタッ

ヒルトミ(よし!)

    「今日から星守の担任として配属されたヒルトミです!」

    「分からないことが沢山あるので頼りないところもあるかも知れませんが」

    「一生懸命頑張ります」

    「これからよろしくお願いします!」

みんな「よろしくお願いします!」

ヒルトミ「突然だけど、まだ僕はみんなのこと知らないので」

    「こんな時間ではありますが出席をとります」

    「名前を呼ばれたら立って軽い自己紹介をしてください」

みんな「はい!」

ヒルトミ「出席をとります!」

    「星月みき!」

みき「はい!星月みきです!」

  「将来の夢はママのようなパティシエになる事です!よろしくお願いします!」

ヒルトミ(あと人に抱きつくのが大好きっと!)メモメモ カキカキ

    「元気な自己紹介ありがとうございます」

    「若葉昴!」

昴「はい!」

「運動やスポーツならお手の物、若葉昴です!よろしく!」

ヒルトミ(なるほど…ゲームと同じ…ただ少し違うとすれば少し髪が長い!)カキカキ

    「スポーツいいですね!久しぶりに僕も体動かそうかな?」

    「成海遥香!」

遥香「はい」

  「成海遥香です、私の実家は病院なので先生も風邪や怪我した時は私に任せてください」

ヒルトミ(遥香もあまり変わらないな…それにしても生で見ると斬新な髪型してるな!)カキカキ

    「遥香の実家は病院なのか!もしかしたらお世話になる時が来るかもしれないね」

遥香「はい!是非お越しください」

ヒルトミ「次は高校生2年生だね」

    「常磐くるみ!」

くるみ「はい」

   「常磐くるみです、好きなものはお花さんや植物です」

   「先生はお花好きですか?」

ヒルトミ(相変わらずだな)

    (よく見ると花の髪縛りで髪をポニーテールにしてる…ちょっと萌えるな…)カキカキ

    「僕も花は好きですよ」

    「…ただ虫が苦手なので花に虫が付いていたときは絶望します」

    「天野望!」

望「…あ…あたし天野望…あはは……ファションデザイナーを目指す高校生2年生だよ…宜しく……」

ヒルトミ(あれ?なんかぎこちないな…)

    (あっ、望は男が苦手だったの忘れてた!)

    (この世界の望は特に変わったところ無し…)カキカキ

    「素敵な夢だね!僕も応援するよ」

望「ありがとう…ございます…///」

ヒルトミ(照れてる、意外にも照れ屋さん!?)カキカキ

    「火向井ゆり!」

ゆり「は~…かったるい…マジ自己紹介とかかったるいわ~」ダラダラ

ヒルトミ(………)

    「あの……ゆり……さん?」

ゆり「あん?気安く名前を呼ぶんじゃねーよ!」

ヒルトミ「ごめんなさい!」

    (…変だな僕が知ってるゆりはこんな事言うはずがないんだが……)

ゆり「今お前あたしが小さいと思っただろ!」

  「正直に答えろ!」

ヒルトミ「とんでもない!そんな命知らずでは…」

ゆり「どういう意味だコラっ!」

ヒルトミ「ごめんなさい!なんでもないです!」

ゆり(しまった…また私は思ってもないことを…)

ヒルトミ「……次……高校生3年生」

    「…楠明日葉」

明日葉「はい!」

   「楠明日葉と申します」

   「先生、私達のことよろしくお願い致します」

ヒルトミ「は、はい…こちらこそよろしくお願いします」

    (よかった…まともだ!)カキカキ

    「芹沢蓮華!」

蓮華「せ~んせ♡私の名前呼ぶのずっと待ってたんですよ~♡」

ヒルトミ「…そうなの?」

    「えーと自己紹介してもえるかな?」

蓮華「は~い♡芹沢蓮華で~す♡」

  「私の趣味は~男の子ウォッチングで~す♡」

ヒルトミ「男の子ウォッチング!?」

蓮華「女の子もいいんですけど~やっぱり男の子が~大好きなんですよ~♡」

蓮華「せ~んせ♡私に襲われないように気をつけてくださいね~♡」

ヒルトミ(この蓮華…なんか怖い!)

    「…粒咲あんこ!」

あんこ「ぅん」

   「ゲームとアニメ、動画にSNSが大好きな美少女粒咲あんこよ」

   「…よろしく」

ヒルトミ「ゲームとアニメかいいね!」

    (自分で美少女って…)カキカキ

あんこ「先生もゲームとアニメ好きなの?」

ヒルトミ「うん!好きだよ!」

あんこ「そうよね…オタクっぽい雰囲気してるものね」

   「先生とは上手くやっていける気がするわ…うふふ」

ヒルトミ(……別にオタクってわけじゃないけど…オタクっぽい雰囲気ってどういう意味だ!)カキカキ

    「次は中学1年だね」

    「南ひなた!」

ひなた「中学1年のひなたです!せんせーせんせー!きーてきーて!」

   「ひなたねお話が大好きなの!」

   「この前ね、ひなたね買い物で」

ヒルトミ「ちょっと待った、その話は長くなるか?」

ひなた「うーん…たったの30分だよ」

ヒルトミ「その話はまた別の機会にお願いするよ」

ひなた「…うん」

ヒルトミ(おしゃべり好きのところは変わらないな)カキカキ

    「藤宮さくら!」

さくら「自己紹介か…めんどくさいの~」

   「藤宮さくらじゃ、よろしくたのむぞ」

ヒルトミ「おぉよろしく」

    (面倒くさがりなのは一緒だな)カキカキ

    「中学二年生、千導院楓!」

楓「はい!」

「ワタクシ千導院楓と申しますわ」

「好きな食べ物は庶民の味ですわ!」

「もし、オススメがありましたら教えていただけると有難いですわ!」

ヒルトミ「これといってオススメ出来るものがないな……機会があれば探しておくよ」

楓「有難うございますわ」

ヒルトミ(また、気軽に約束をしてしまった)カキカキ

    「綿木ミシェル」

ミシェル「はい!」

    「私のなまえは綿木ミシェルです!」

    「ミミってよんでね!先生!」

ヒルトミ(いきなりあだ名か)

    「わかった、よろしくねミミ」

ミミ「むみぃ~♪」

ヒルトミ (先生が生徒にあだ名使ってもいいのかな…)

天の声[普通ならこれはセクハラになるので気をつけよう!]

     「中学三年生、朝比奈心美」

心美「は、はい……」ビクッ

  「あの……中学三年生……朝比奈心美……です」

  「…星を見るのが大好き……です」ビクビク

  「本も……好きです……よろしくお願い……します」ビクビク

ヒルトミ「よろしくね」

    「今度先生も星について教えてもらおうかな」

心美「そこまでは……詳しくないので……だから……その……ご、ごめんなさい…です…」ビクビク

ヒルトミ「それは残念だ」

ヒルトミ(これは重症だな……もう人間不信のレベルだな)

    (しかも、断られてしまった)カキカキ

    「ラストだね!」

うらら「はいはーい!私、蓮見うららでーす!」

   「私アイドルになるのが夢です!」

   「だーかーら♡私を贔屓してね先生!」

ヒルトミ「夢を持つことはいい事だね」

    「芸能界は厳しいと聞いているから頑張ってね!」

   「応援するよ!」

うらら「ありがとうございま~す♡」

ヒルトミ(特に変わりなしだな)

    (でも、細かいところは違うかもしれないし、もっとみんなのことを知らなくては)


~放課後~

ヒルトミ「さて、職員室に行くか」

ヒラヒラ

ヒルトミ「なんか落ちた」

    「これは…手紙か」

    「なんて書いてあるんだろ」

ガサッ

    「ダメだ…いくら先生でも人の手紙を勝手に読むのはまずい!」

    「とにかく落とし主を探さないと!」

ガラッ

みき「せ、先生?まだ教室にいたんですか?」

ヒルトミ「なんだみきか…部活はどうしたの?」

みき「私、今はなんの部活も入ってないんです」

ヒルトミ「えっどうして?」

みき「前まではラクロス部に入ってたんですけど、部員が少なくなって廃部になっちゃったんです」

ヒルトミ「そうだったのか」

    「じゃあどうして家に帰らないの?」

みき「部活の見学に行こうと思ってたんですけど教室に忘れ物しちゃって」

ヒルトミ「もしかしてこれ?」

みき「あっ!これです!」

  「って、なんで先生が持ってるんですか!?」

  「まさか読んでませんよね!?」

ヒルトミ「読んでないけど」

みき「本当に!」

ヒルトミ「本当だよ」

みき「それなら良かったです」

ヒルトミ「それなんて書いてあるの?」

みき「ひ、秘密です!絶対に教えません!」

ヒルトミ「そんなに拒否らなくても」

    「まぁ、落とし主が見つかってよかった」

みき「拾っていただいてありがとうございます」

ヒルトミ「うん!」

    「それじゃあまた明日な」

みき「そうだ折角なので、学園の案内しましょうか?」

ヒルトミ「え?」


~~~~~

みき「昴ちゃんが居ますよ」

昴「あっ!先生!」

ヒルトミ「やぁ、昴はフットサル部なのか?」

昴「いえ、フットサル部の部長さんが怪我をしてしまって、大会が近いのでピンチヒッターとして頼まれたので練習中です」

ヒルトミ「そうなの?本当は何部なの?」

昴「帰宅部です」

ヒルトミ「…おぉん」

みき「元々この学園ではサッカー部があったんですけど、フットサルに変わってから部活を辞めたんです」

ヒルトミ「そうだったのか…」

    「もうフットサル部でいいのでは?」

昴「でも、サッカーとはルールが違うので嫌なんです」

ヒルトミ「…そうか」

    (サッカーにこだわってんだな)

昴「それじゃあ、あたしは戻りますね」

ヒルトミ「あぁ、頑張れよ!」

昴「はい、失礼します」タッタッタ

みき「それじゃあ私達も行きましょう!」

ヒルトミ「そうだな、他にも案内してもらうところも沢山あるし」

みき「次は、あっちのソフトボールやってる所に行きましょう!」

ヒルトミ「あっちに誰かいるのか?」

みき「いいから来てください!」ダダダダダ

ヒルトミ「わ、わかった…分かったから押さないでくれ!」

〜〜〜〜〜

ひなた「あ!せんせーだ!」

ヒルトミ「ひなた!」

    「そうか、ひなたはソフトボール部だったのか!」

ひなた「ううん、ひなたはソフトボール部じゃないよ」

ヒルトミ「え?」

ひなた「ひなた帰宅部なんだよ!」

ヒルトミ「え?そうなの!?」

    「それじゃあ、どうしてソフトボール部にいるの?」

ひなた「それはね、ひなたの友達が部員が少ないから、応援に来てって言ったからなんだよ」

ヒルトミ「そうだったのか」

     (あれ?帰宅部率多くね?)

    「それじゃあ、頑張ってね」

ひなた「うん!先生バイバーイ!」

みき「じゃあね、ひなたちゃん」

ひなた「みき先輩もバイバーイ!」


〜音楽室〜

みき「ここが音楽室ですよ!」

ヒルトミ「音楽室ってことは吹奏楽部か、誰がいるの?」

みき「いえ…それが…」

???「あれ?先生とみきてぃ先輩だ」

ヒルトミ「あっ、うららかどうしてこんな所に?」

うらら「どうしてってここがうららの部活動だからに決まってるじゃん!」

   「先生こそどうしてここにいるの?」

みき「それはね、私が校内を案内してるからだよ」

ヒルトミ「しかし驚いたな、うららが吹奏楽部に入ってるなんて」

うらら「吹奏楽部?先生何か勘違いしてない?」

ヒルトミ「え?ここ吹奏楽部の部室じゃないの?」

うらら「全然違う!」

ヒルトミ「そうだったのか…てことはジャズ研か軽音楽部だな!」

うらら「どれもちーがーう!!!」

ヒルトミ「違うの!?」

うらら「ここはね、アイドル研究部なんだよ」

ヒルトミ「アイドル研究部!?」工エエェェ(´゚д゚`)ェェエエ工

みき「あはは…」苦笑い

うらら「しかも、ここの部長はうららだよ!」

ヒルトミ「うららが部長!?」

    (その流れだとそうだろうとは思ったが、何故音楽室がアイドル研究部の部室なんだ!)

みき「因みに、音楽準備室が部室で音楽室はステージもあるのでそこを練習で使ってるみたいです!」

ヒルトミ「もしかして、この学園って吹奏楽部やジャズ研や軽音楽部はないの?」

みき、うらら「はい(うん)ないです(ないよー)」

ヒルトミ「そうだったのか…」

    (となると、遥香はどの部活だろうか…)

ヒルトミ「そういえば何人くらい部員がいるんだ?」

うらら「いま、部員は3人でやってるんだ…でも…」

ヒルトミ「でも?」

うらら「あと2ヶ月までに残り部員3人と顧問の先生を見つけないと廃部になっちゃうの!」グスッ

ヒルトミ「そ、それは…ご愁傷さまです」

うらら「先生ひどい!」

    「担任として責任取って顧問になって!」

ヒルトミ「えぇ!?僕が!?今日来たばかりの僕が顧問に!?」

みき「そうですよ!困ってる生徒を見つけたら放っておけないですよね!」

ヒルトミ「み、みきまで!?」(゜Д゜)!!

みき「私からもお願いします!」

うらら「みきてぃ先輩!」ウル

   「先生お願い!可愛いうららの頼み聞いてくれない?」

ヒルトミ「………」


〜〜〜〜〜

ヒルトミ「なんかとんでもないものに巻き込まれた気分だよ」

みき「まぁまぁ、私も部員になったんですから一緒に頑張りましょう!」

ヒルトミ「なんのフォローにもなってないぞ!」

    「しかし驚いたな、まさか心美やミシェルも部員だったとは…」

    「特に、あんなに人見知りな心美がね」

みき「心美ちゃんも今のままじゃダメだって思ってるんですよ」

  「多分、自分を変えるために入ったんだと思います」

ヒルトミ「へぇー」

    (あれは直らんだろ…)

みき「着きました!ここがパソコン室です!」

ヒルトミ「ここではなんの部活をしているんだ?」

みき「えっと、確か昼寝部だったと思います!」

ヒルトミ「…昼寝…部…?」

みき「はい!昼寝でどんな効果があるのかとか、睡眠の質など研究してるみたいです」

ヒルトミ「言っていることは最もだが、ただ寝たいだけなんじゃ……って思うんだけど…」

みき「…そうですね」

ヒルトミ(帰ってから寝ればいいのに)

ガラガラ

あんこ「あっ、あんた達どうしたのよ」

   「もしかして、昼寝部に興味を持ったのかしら?」

ヒルトミ「あ、あんこじゃないか!ここにいるってことはまさか」

あんこ「そそ、あたしがこの昼寝部の部長よ」

   「せっかくだから2人とも、昼寝部の見学していかない?」

   「いいわよ?好きな時に寝て好きな時にネットサーフィンするのは」

ヒルトミ「思ったんだけどさ、別に家に帰ってからゴロゴロした方がいいんじゃないか?」

あんこ「あたし家が嫌いなのよね、だから昼寝部を作ってここで時間を潰してるってわけ」

ヒルトミ「あぁ、そういうことか」

    「それで他の部員は?」

あんこ「あたし1人だけど」

ヒルトミ「…そうか」

    (…って、1人!?)

あんこ「そだそだ」

ヒルトミ「どうした?」

あんこ「先生さぁ、顧問にならない?」

ヒルトミ「え?顧問!?」

あんこ「あたし、1人は好きだけどどうしても寂しくなる時があるのよね」

   「そこで、先生が居てくれるなら寂しくないんじゃないかと思ったのよ」

   「べ、別に変な意味じゃないのよ!」

ヒルトミ「ごめん顧問はもう引き受けてしまって…さすがに掛け持ちするのは…」

あんこ「そっかそれは残念ねー」

ヒルトミ「申し訳ない…」

    「一応、出来ないかどうかは後で八雲先生に相談してみるよ」

あんこ「いや、別にそこまでしなくても」

みき「そうですよ」

  「ヒルトミ先生はまだ先生になって初日なんですから、そこまで無理しなくてもいいんですよ!」

あんこ「それに昼寝部と言っても正式な部活じゃないし」

ヒルトミ「それはどういう…」

あんこ「ただテキトーに理由つけて放課後この部屋を使わせてもらってるだけ」

ヒルトミ「それはそれで凄いな……あっ」

    「それなら本当の顧問じゃなくてもいいってことかな?」

あんこ「?」

ヒルトミ「仮顧問ってことにすれば時々顔出せるし、掛け持ちにならないんじゃないかなって思って」

あんこ「あんた面白いこと考えるわねw」

みき「いいんですか?仮とはいえ、掛け持ちみたいなものですよ」

  「先生の負担が増えることになったり」

ヒルトミ「みき、困ってる生徒が居たら放っておけないと言ったのは君じゃないか」

みき「あれ…?そんなこと言ってましたっけ?」(๑>؂•̀๑)テヘペロ

あんこ(別に困ってたわけじゃないけど)

ヒルトミ「寂しいと言ってるあんこのことを放っておけないと思ったから」

あんこ「そう、本当にいいのね?」

   「あたしの顧問になって後悔しないわよね?」

ヒルトミ「あぁ、勿論」

あんこ「わかったわ、それじゃあ時々でいいから顔出しなさいよね…ふふっ」

   (話し相手ゲット)ニヤリ


〜中庭〜

みき「ここが中庭ですよ」

ヒルトミ「思ってた以上に広いな」

    「花や木が沢山あって綺麗な所だね」

みき「このお花はくるみ先輩が育ててるんですよ」

ヒルトミ「くるみが?」

みき「実はくるみ先輩は化学研究部と園芸を掛け持ちしてるんです」

ヒルトミ「なるほど」...φ(・ω・ )メモメモ

みき「何書いてるんですか?」

ヒルトミ「まだここに来て知らないこと多いからね」

    「皆の事早く覚えるためにと思ってメモしてるんだ」

みき「先生ってしっかりしてるんですね」

ヒルトミ「そうでもないよ」

    (僕が知ってる情報と如何なるからメモして覚えるためだからね…本当ならメモなんて一切つけない)

ミミ「あー、せんせーだ!」

みき「あ、ミミちゃん!」

ヒルトミ「お、ミシェルか」

ミミ「もう〜、ミミって呼んでって言ったのにー」プンプン

ヒルトミ「そうだったね…ミミ」

ミミ「むみぃ♪」ニコニコ

ヒルトミ「それで僕に何か用かな?」

ミミ「さっきね、先生が顧問になったって聞いて探してたんだよ〜」

  「先生〜これからよろしくね!」ニコニコ

ヒルトミ「そういえばミミもアイドル同好会のメンバーだったね」

    「こちらこそよろしく!」

ミミ「みき先輩も同好会に入ってくれてありがとう〜」

みき「どういたしまして」ニコッ

ミミ「そうだ!ねえねえ先生」

ヒルトミ「何かな?」

ミミ「先生ってどうして先生になったの?」

ヒルトミ「唐突だね…でもあれ?」

    「どうして僕が先生なんだろう…」

ミミ「先生にもわからないの?」

ヒルトミ「…うん

ミミ「そっか、もしわかったら教えてほしいな〜」

ヒルトミ(ちょっと可愛いな)

    「わかった」

(。´・ω・)ノ゙ナデナデ

ミミ「むみぃ♪よくわからないけど不思議な感じ〜」(*´꒳`*)

みき「先生!!!」٩(๑`ω´๑)۶

ヒルトミ「しまった!?」

    (こっちでは精〇を誘う合図だった!)

    (全く…ややこしい世界だ!)


〜屋上〜

みき「…」プンプン

ヒルトミ「すまん…なでなでがあれをお誘いする意味だってこと忘れていたんだ…機嫌直してよ」

みき「…もう二度としませんか?」(  ー̀ н ー́ )

ヒルトミ「分かった約束する!」

みき「それなら許します!」ニコッ

  「私以外はその……いえ、なんでもないです!」

ヒルトミ「?」

    「それでここは屋上みたいだけど…」

みき「そうです、ここが屋上です!」

  「ここから眺める景色はとっても綺麗なんですよ!」

ヒルトミ「へぇー」

みき「お昼になるとよくここでお弁当食べるんですよ」

ヒルトミ「それはいいね〜今度僕も誘ってよ」

みき「それはちょっと…」

ヒルトミ「冗談だよ笑」

    「ん?此処には噂とかあったりするの?」

みき「いきなりどうしたんですか?」

  「噂?そういえばここ幽霊がいるという噂を聞いてたような?」

  「でも、幽霊なんているわけないですよね〜」

ガジャン

みき「きゃあ!」ガシッ

ヒルトミ「うおっ!?」

    「バケツがたおれただけだ」

    (明らかに不自然だった誰かがたおしたとしか思えない…怖いな)

ヒルトミ「さぁ、次へ案内してもらおうかな」

みき「そ、そうですね」


〜用務員室〜

みき「ここは用務員室です」

ヒルトミ「やけに生活感ある部屋だね」

    「クーラーやコンロ、流し台まで」

みき「あれ?布団もありますね」

  「前覗いた時こんなものあったっけ?」

ヒルトミ「冷蔵庫か開けてみよう」

ガチャ

    「おぉ!食材がいっぱいだ!」

みき「本当ですか!?」

ヒルトミ「ここ誰か住んでるのか?」

みき「いえ…そんなはずは…」


キーンコーンカーンコーン

みき「あっ、部活が終わる時間になりましたね」

ヒルトミ「そういえばもう日が沈んできているな」

みき「そろそろ帰らないと八雲先生に怒られちゃいます」

ヒルトミ「しまった!?僕も早く職員室へ向かわないと…」

みき「帰ります!先生また明日!」((ヾ(・д・。)フリフリ

ヒルトミ「気をつけて帰ってね!」


〜職員室〜

ガラガラ

八雲「ヒルトミ先生何処へ行ってたんですか?」

ヒルトミ「実はですね、みきに学校の案内をしてもらってまして」

    「断るのも悪いと思ったので、案内を任せてました」

八雲「そうでしたか、それで今日1日先生になってみてどうでしたか?」

ヒルトミ「そうですね…結構大変でした」

    「でも、いい経験になりますね!」

    「生徒達の笑顔を見たりするとなんか頑張れるようなそんな気がしてきました」

八雲「それは良かったです」

  「まだ1日ですが、きっとヒルトミ先生ならあの子たちの先生として勤まると思います」

  「これからも頑張ってくださいね」

??「よう、アンタが星守クラスの担任になったヒルトミ先生か?」

ヒルトミ「はい、そうです貴方はたしか…」

御剣「御剣風蘭だ!よろしくなヒルトミ」

ヒルトミ「御剣先生よろしくお願いします!」

  「あっそうだ、2人に紹介しようと思ってな」

  「こっちだ入ってこい!」

ガラガラ

沈黙「どうも」(´・ω・`)

ヒルトミ「あっ…」

沈黙「…ヒルトミ?」

御剣「なんだ、アンタら知り合いか?」

ヒルトミ「えぇ…まぁ…一応…」(( ̄▽ ̄;;)ア、ハハハハ…

沈黙「あはは…」(´・ω・`)

八雲「風蘭そちらの方は?」

御剣「あぁ、今日から住み込みで私の助手を任せてある先生だ」

沈黙「沈黙ですよろしく」(´・ω・`)

八雲「今日は先生が2人も入ってくるなんて凄いわね」

御剣「いや実はもう1人居るんだ」

八雲「まぁ!今その方はどこにいるの?」

御剣「今資料を取りに行ってもらってる、あとから来るはずなんだ」

ヒルトミ(もしかして…)

沈黙(1人だけ?あと2人は…)

八雲「そう、賑やかになりそうね」フフ

  「あっ、ヒルトミ先生今日はお疲れ様でした」

  「ちょっと待っていてもらってもよろしいですか?」

ヒルトミ「あっはい、わかりました」


2話 END



3話 改変


〜用務員室〜

ガチャ

八雲「今日からこの部屋がヒルトミ先生の部屋になります」

  「住み込みでの先生ってことで登録してありますので好きなように使ってください」

  「一応、生活用品は適当に用意しておきましたので他に必要なものありましたらそちらのメモに書いて外のポストの中に入れといて頂ければ用意いたします」

  「給料から引き落とされることもありませんし、支払う必要もございません」

ヒルトミ「そんな…そこまでしていただいて…」

八雲「理事長からの入社祝いです」

ヒルトミ「そ、そうですか…」

八雲「水道と光熱費等は給料から引き落としになります」

  「固定金だけで結構だそうなので数千円程度ですむと思いますそこのところだけよろしくお願いします」

  「それでは失礼します」

ガチャ

ヒルトミ「…なんて素晴らしい好条件なんだろう」

    「ここはホワイトですか!」

    「さて、色々見てみよう」

    「棚があるな」

ガラガラ

ヒルトミ「上は救急箱に歯ブラシセットか」

    「中は食器入れか」

    「下は米と缶や調味料がびっしりだ…スゲー」

    「冷蔵庫は」

ガチャ

ヒルトミ「…最初見た時はよく調べも見てなかったけど色々あるな」

    「冷凍庫は…うお!?魚や肉がびっしり…こんなにあっても腐らせちゃうよ!?」


〜回想〜

メアリー「え?腐る?BL本でも女性が読んでるのかな?」

ヒルトミ「違う!その腐るじゃない!」

メアリー「違う!そうじゃない!」

〜〜〜〜〜

ヒルトミ「あいつならそう言いそうだなw」

ガチャ

ヒルトミ「意外となんでも揃ってるな…」

    「ん?あの扉はなんだろう…」

ガチャ

ヒルトミ「洗面所か!」

    「もうひとつドアがあるなこっちはなんだ?」

ガチャ

ヒルトミ「こっちはトイレか、それにしても用務員室ってこんな設備が整ってるものなのか?」


ボチャン

ヒルトミ「?!」

    「な、なんの音だ?」

    「洗面所から聞こえた気がする」タッタッタッ

ガチャ

シャァァァ

ヒルトミ「シャワーの音?誰かいるのか!」

ガチャ

ヒルトミ「は!?お、お前は…」

    「あら?」

・・・

ヒルトミ「レ、レミリア!?」

レミリア「え?ヒ、ヒルトミ?」

ヒルトミ「何故お前がこんなところに…」

レミリア「これはその…い、いいから出てってもらえるかしら!すぐ上がるから!?」(///)

ヒルトミ「す、すまん!」アタフタ

バタン

〜〜〜〜〜

ヒルトミ「扉開けたらレミリアが居るんだもん驚いたよ」

レミリア「そ、そうね…まさかこんなところで会うなんて思ってもなかったわ」

    「べ、別に運命操作した訳じゃないわよ!たまたまこの部屋にパチェが作った魔法陣が繋がっただけよ!」

ヒルトミ(運命操作?そういえば前にもそんなこと言っていたような…)

レミリア(どうしよう…見られたのは後ろ姿だけだと思うけど…振り返った時他のところ見えてなかったかしら…)

    「それにしても変わった部屋ね」

    「ここは貴方の家なのかしら?」

ヒルトミ「いや…家ではないかな…」

    「説明すると長くなるけど…」

レミリア「?」


カクカクシカジカ


レミリア「そう、ここは貴方の住んでる世界じゃないのね」

    「でも、それっておかしいじゃない」

    「それなら何故ヒルトミが先生でここが貴方の部屋になるのよ」

ヒルトミ「…実は僕にもそれがわからなくて…」

レミリア「なんか出来過ぎているわね」

    「これも運命操作の影響かしら?」

ヒルトミ「運命操作?さっき違うって…」

レミリア「そ、そんなこと言ったかしら💦」

ヒルトミ「まぁ…なんでもいいけどさ、帰る方法が見つかるまで僕は此処に住むことになるけど」

    「レミリアは自分で元の世界に戻れるだろ?」

レミリア「…戻れないわ」

ヒルトミ「へ?」

レミリア「戻れないと言ったのよ」

ヒルトミ「どうして戻れないんだ?」

レミリア「パチェと連絡が取れないのよ困ったわ」

ヒルトミ「マジっすか…弱ったな…」

レミリア「そうだわ、しばらく私を此処に泊めてくれないかしら!」

ヒルトミ「そ、そんなこと勝手にしたら怒られちゃうよ!」

レミリア「別にいいじゃない、もうここは貴方の家同然でしょ」

    「それなら構わないと思うわ」

ヒルトミ「わかったよ…それじゃあ明日八雲先生に聞いてみるよ」

レミリア「頼むわね」

ヒルトミ「やれやれ…」


トントン

レミリア「誰か来たみたいね」

ヒルトミ「誰だろう?」

    「はーい?」

ガチャ

カオス「よぉー」

ヒルトミ「カオスじゃないか!?」

沈黙「どうも」(´・ω・`)

ヒルトミ「沈黙もか!」

カオス「探したぞ」

ヒルトミ「お前もこの世界に来てたのか!」

カオス「何を言ってるんだ?」

   「出発する時からずっといただろう?」

沈黙「忘れたの?」(´・ω・`)

ヒルトミ「え、そうだったかな?」

     「それに出発する時からって…」

カオス「おい、本当に忘れちまったのかよ!」

   「それじゃあ、改変したことも覚えていないのか?」

ヒルトミ「改変?」

沈黙「どうやら本当に忘れてるみたい」(´・ω・`)

カオス「おぉん……」

ヒルトミ「え…え?!」

レミリア「ヒルトミちょっと落ち着きなさい」

カオス「レミリアか!?」

   「なぜお前がこんなところにいるんだ!?」

沈黙「うわぁ〜…」(混乱)

レミリア「ちょっとわけがあってね…」


カクカクシカジカ


カオス「なるほどな、それで帰れなくて困っていたのだな」

沈黙「原因が分からないなら、ヒルトミの改変の影響かもしれないね」(´・ω・`)

ヒルトミ「ちょっと待ってよ…さっきから改変改変って一体なんのことか教えてよ!」

カオス「そうだな、状況を整理しながら話していこう」

   「ヒルトミは改変してからの記憶だけがないんだよな?」

    「となると何処から話すべきか…」

ヒルトミ「さっき出発する時からどうとか言っていたよね?」

カオス「あぁ、カナタ博士が作ったタイムワームはわかるだろ?」

   「我らはカナタ博士に頼まれて此処に調査しに来たのは覚えてるか?」

ヒルトミ「そんなことがあったんだ…」

カオス「うむ、そして我含めヒルトミ、沈黙、ソイル、メアリーの5人でこの世界に来た」


〜回想〜

カナタ博士「いきなり呼び出したりしてすまないな」

ヒルトミ「それは別に構わないですよ、どうせ暇だったので」

カオス「それで頼みたいことってなんだ?」

カナタ博士「あぁ、実はな」

     「タイムワームを適当の世界に繋げて、ドローンを飛ばしその世界のことを調べていたんだが何やら興味深い世界でな」

     「あんた達に集まってもらったのは他でもない、この世界を調査してきてほしい」

沈黙「あはは…」( ̄▽ ̄;)

ソイル「でも、ドローンがあるならわざわざ自分たちが行かなくても良くない?」

ヒルトミ「そうだね」

カオス「だよな」

メアリー「帰っていい?」

カナタ博士「見るだけならそれで十分だろうな」

     「ドローンで出来る事と言ったら限界があるだろ?」

ヒルトミ「…そうだね」

カナタ博士「それなら直接行って調査した方が自由に動けるし、効率もいいし調査に専念できるだろ」

カオス「ならカナタ博士は行かないのか?」

カナタ博士「私が行ったら何のためにあんた達を呼んだか分からないじゃないか…」

     「それにこちらからしかタイムワームを開くことは出来ない」

ヒルトミ「そっか、どの道誰かが残らないとタイムワームが開けなくて帰れなくなっちゃうか」

カナタ博士「そうだ、お前たちが無事に帰ってこれるようサポートするのも私の仕事だ」

メアリー「えぇ、ただ行くのが面倒臭いだけじゃないの?」

カナタ博士「そんなことは無い、私が行って直接調べたいくらいだ」

メアリー「じゃあ行けばいいのに…」

カナタ博士「だから言っただろ、それだとあんた達を呼ぶ意味がないと」

     「別の世界を調査しに行くのはあんた達の仕事だ」

     「それで引き受けてくれるか?」

ヒルトミ「わかりました、僕達におまかせください!」

ソイル「任せてください!」

カオス「我がいれば大丈夫だ」

沈黙「オッケー」(´・ω・`)

メアリー「帰っちゃダメ?」

カナタ博士「帰るのはダメだ」

     「それではタイムワームを開くぞ」

ゴゴゴゴゴ

ヒルトミ「それでは行ってまいります」( •̀  •́ゞ)ビシッ!!

〜回想〜

ヒルトミ「なるほど…そんなことがあったなんて…」

カオス「やっぱり思い出せないか?」

ヒルトミ「うん全く思い出せない」

レミリア「呆れたわね」

カオス「もし改変の副作用なら仕方ないと思うが」

ヒルトミ「改変の副作用か

    「邪神の力って厄介だね」

沈黙「とりあえず、ヒルトミとカオスと合流できて良かった」(´・ω・`)

ヒルトミ「残るはメアリーとソイルだな」

    「2人はメアリー達を見てないの?」

カオス「改変後は1度も会ってないな」

ヒルトミ「そうなんだ…」

沈黙「でもそんなに焦る必要ないと思うよ」

  「なんせ馴染めるように改変してるんでしょ?」

ヒルトミ「それ僕に言われても…」

レミリア「覚えてないものね」

ヒルトミ「そう!」

沈黙「あはは…」( ̄▽ ̄;)

カオス「思ったんだが、ヒルトミはここに住むとしてレミリアは何処に住むんだ?」

ヒルトミ「それなら、心配無用」

レミリア「私もこの部屋に住むことになったわ」

カオス「マジかお前ら仲良しかよ」

   「男女で生活するのって不便じゃないか?」

ヒルトミ「だよね」

レミリア「確かに2人で住むには狭いわね」

カオス「…まぁ、お互いが同意しているなら問題ないか」

ヒルトミ「ん?」

カオス「我はそろそろ御剣先生の所に戻るわ」

沈黙「うん、俺も」(´・ω・`)

カオス「おふたりさんあとはごゆっくり」

ヒルトミ「はーい、またね」

ガチャ

ヒルトミ「さて、僕はお風呂に入るとするか」

    「レミリア」

レミリア「なによ?」

ヒルトミ「覗かないでね?」

レミリア「の、覗かないわよ!」


〜〜〜〜〜


ヒルトミ「はぁ〜さっぱりした〜」

レミリア「おかえり…って服きなさいよ」(/ω\*)

ヒルトミ「え…上を着てないだけじゃん……」

レミリア「脱ぐなら寝る時だけにしてちょうだい」

ヒルトミ「は?!」


〜食後〜

レミリア「ご馳走様、美味しかったわ」

ヒルトミ「お粗末さま、簡単なものしか作れないけどね」

レミリア「美味しければなんでもいいわ」

ヒルトミ「そう言って貰えると嬉しいよ」

レミリア「少し眠くなってきたわね…」

ヒルトミ「無理しないで寝ていいんだよ」

    「待っててね」

    「今から布団敷くから」

    「…布団1つしかないな、いいや」

    「そういえばレミリアって、吸血鬼なんだろ?」

レミリア「そうね、それがどうかした?」

ヒルトミ「血を吸わなくても大丈夫なのか?」

レミリア「そう言うということは、血を分けてくれるのかしら?」

ヒルトミ「僕ので良ければいいかなって」

レミリア「…冗談よ、血を吸うのは子作りの時だけ」

    「必要ないわ」

ヒルトミ「そっか」

    (なんか蚊みたいな習性だな)

    「よし、布団の準備が出来たよ」

レミリア「ありがとう」

    「それじゃあ早速横になるわ」ヌギヌギ

ヒルトミ「ちょっと待て!どうして服を…」

レミリア「このままじゃ寝にくいでしょ」

ヒルトミ「確かにそうだけど…」

ヒルトミ「気にしないのなら僕はもう何も言わないけど」

レミリア「安心しなさい、流石に全部は脱がないわよ」

ヒルトミ「それを聞いて安心したよ」

    「僕も男だからね、理性がいくらあっても足りないよ」

レミリア「もしヒルトミ襲ってくることがあったら、目をくり抜いて串に刺して食べてやるわ」

ヒルトミ「怖っ!?」

レミリア「ふふ、冗談よ」

    「ところでヒルトミは何処で寝るの?」

ヒルトミ「僕は適当にそこのソファで寝るよ」

レミリア「あら、それはダメよ」

    「体調を崩すといけないわ」

ヒルトミ「他に寝るところなんてないし仕方がないよ…」

レミリア「困ったわね…」

ヒルトミ「レミリアがもし同じ布団で寝ていいって言うなら話は別だけどね?」

レミリア「そうねその手があったわ」

ヒルトミ「あれ…まさか本気にしちゃった?」( ^_^ ;)

    「冗談で言ったつもりなんだけどな…」

レミリア「一緒に寝ましょう、もうそれしかないわね」

ヒルトミ「…レミリアはいいのか?」

レミリア「貴方が風邪を引くよりはマシよ」

     「2人で使うには少し小さいけど、くっついて寝れば問題ないわ」 

ヒルトミ「ありがとう…そこまで僕のことを心配してくれるなんて」(´;ω;`)

レミリア「か、勘違いしないでほしいわ」

    「貴方に風邪を移されちゃ たまったもんじゃない、そう思っただけよ…」

ヒルトミ「そういう事にしておくよw」

    「僕は少しテレビ見てから寝るから先に寝てて」

レミリア「そう、わかったわ」

    「先に寝てるわね」


ヒルトミ「こっちの世界では何がやってるのかな?」ピッ

テレビ「次のニュースです。」

   「今日午前、神樹ヶ峰女学園前に不審者と思われる男が彷徨いてると通報が入り、逮捕されました」

   「不審者の男は24歳の無職、警察の取り調べに対しこう答えています」

??「僕はこの学校の先生になるはずだったんだ!」

  「僕は不審者なんかじゃない!信じてください!?」

テレビ「警察はこの男と神樹ヶ峰女学園との関係を調べています」

   「以上、ニュースを終わります。」

ヒルトミ「不審者か物騒だな…」

    「ん?待てよ…」

    「この男…まさか」

    「本来僕じゃなく先生になるはずだった人!?」

    「…僕知らない」

    「何も見てない、何も聞かなかった」

    「よし」


天の声[ヒルトミは何も無かったことにした]


ヒルトミ「さて、少し早いけど僕も寝よっと」

    「どうせすることもないしね」

レミリア「…zzZ」

ヒルトミ「ごめんね、少し入らせてもらうよ」バサッ

    「暖かいなー」

    「けど少し狭いね」

    「別にいいか、おやすみ」( ˇωˇ )


〜〜〜〜〜

レミリア「なんか落ち着かないわ」フラフラ

    「やっぱり全部脱ぎましょう」ヌギヌギ


天の声[レミリアは寝ぼけているようだ]


レミリア「もう一度寝ましょう…」バサッ

    「なんか狭いわね……もう少しくっついて」ダキッ

    「寝る時は裸の方が落ち着くわね」

    「おやすみ」…zzZ


〜朝〜

ジリリリ

ガチッ

ヒルトミ「ん〜、よく寝たぁ!」

    「さて、朝食作らないと」

    「あ、あれ?」ガシッ

    「がっしり掴まれて動けないや…」

    「起こした方がいいかな?」

    「レミリア起きて!」

    「朝だよー!」

レミリア「ヒルトミおはよう」Oo(っд・`。)

    「もう朝なの?」

ヒルトミ「そうだよ、今から朝食作るから起きて起きて!」バサッ

    「うぉ!?」

レミリア「どうしたのよそんな慌てて…」

ヒルトミ「なんでお前裸なんだ!?」アタフタ

レミリア「え?」チラ

    「///」

    「す、すぐ着るわ! は、早く向こう向いてて!」

ヒルトミ「あぁ…」クルッ

レミリア「着替えたわ、ごめんなさいね…見苦しいもの見せてしまって…」

ヒルトミ「いや、むしろ目の保養とい言いますか素晴らしいものが見られて光栄です」( ̄^ ̄ゞ

レミリア「早く忘れなさい///」

ヒルトミ「ところでどうして裸なんだよ」

    「寝る時は下着履いてたじゃん」

レミリア「私、寝る時は服着ないのよ」

    「多分寝ぼけて脱いじゃったのね」

ヒルトミ「そうなのか、これから一緒に住むんだから気をつけろよ」

レミリア「そうね…気をつけるわ」

ヒルトミ「まぁ、見られてもいいならいいけど」

レミリア「あらそんなに見たいの?」

ヒルトミ「レミリアの透き通るような白い肌ならいつでも見ていたい」( ̄^ ̄ゞ

レミリア「…///」

ヒルトミ「あはは、冗談だよ」

    「待っててね、今から朝食作るから」


〜〜〜〜〜


ヒルトミ「ご馳走様!」

レミリア「ご馳走様」

ヒルトミ「大したものは入ってないけどこれお弁当ね」

    「昼間食べてね」

レミリア「有難くいただくわ」

ヒルトミ「7時30分か、そろそろ職員室向かうか…」


外「1、2、1、2」


レミリア「外に誰かいるみたいね

ヒルトミ「多分部活だよ」

レミリア「部活?」

ヒルトミ「ほら、レミリアも支度して」

レミリア「私も行かないとダメなの?」

ヒルトミ「流石に黙って一緒に暮らすとバレた時大変だからね」

    「八雲先生にレミリアのことを紹介しないと」

レミリア「そう、わかったわ」

    「だけど、本当のことを言って暮らすことを拒否されたらどうするの?」

ヒルトミ「僕に考えがあるレミリアは話を合わせるだけでいいから」

レミリア「一応、聞かせてもらってもいいかしら?」

ヒルトミ「こんな感じなんだけど…」


〜職員室〜


八雲「この子がヒルトミ先生の妹さんですか?」

ヒルトミ「はい、出来れば同じ部屋で暮らしたいのですがダメですかね?」

八雲「あの部屋はヒルトミ先生の部屋ですし、それは構わないのですが…」

御剣「なんだ?アンタの妹さんか?」

  「あまり似てないなー」

レミリア「………」

八雲「ちょっと風蘭、そんなこと言ったら失礼よ!」

御剣「あー、そっかそっか…気を悪くしてしまったらすまない」

ヒルトミ「いえいえ、よく言われるので慣れています」

八雲「ヒルトミ先生、2人で住むには少し狭いかも知れませんがご自由にどうぞ」

ヒルトミ(ダメ元で頼んでみたけどいいんだ)(^_^;)

    「ありがとうございます!」

    「良かったなレミリア」

レミリア「え、えぇ…」

八雲「そういえば、布団が足りませんね」

  「注文しておくので、届くまでの間2人でしばらくお使いください」

ヒルトミ「はい!」

    「それじゃあ、レミリアは部屋に戻ってて」

レミリア「えぇ、そうさせて貰うわ」テク テク テク

八雲「それではヒルトミ先生、星守クラスの事頼みましたよ」

ヒルトミ「お任せ下さい!」


〜星守クラス〜

キーンコーンカーンコーン

ガラガラ

ヒルトミ「ホームルームを始めます」

    「皆さん、おはようございます」

星守クラス「おはようございます」

ヒルトミ「えー、連絡事項としましては明日奪還授業があります、詳しいことは八雲先生が説明していただけると思うのでお願いします」

    「では、一限目は数学です」

    「今日もよい学園生活を」

〜〜〜〜〜

八雲「この式を求めるにはこっちが先に来なければならないのでこちらから解いていきます」

ヒルトミ「なるほど…

みき「うむふむ」カキカキ

ヒルトミ「…」

ポンッ←みきの頭に手を乗せた

みき「う…」ビクッ

ヒルトミ「みき…落書きはダメだよ」ヒソヒソ

みき「ご、ごめんなさい…」

八雲「では、この解き方で実際に教科書の問題をといていきましょう」


ミシェル「うーん…ぜんぜんわかんない」( > < )

ヒルトミ「ミミ、どこが分からないんだ?」

ミシェル「ここまでは出来たんだけど、ここから分からないの…」

ヒルトミ「でも、惜しいところまで出来てるじゃないか

    「ここはね、こうやるんじゃなくてこっちをね」

ミシェル「わかったぁー!先生ありがとう!」

ヒルトミ(沈黙助かったよ、ありがとう)

沈黙(おう)(´・ω・`)

〜お昼〜

ぐぅー

みき「お腹すいたー」

遥香「みきったら」フフッ

昴「みきらしいね」

みき「今日も屋上で食べる?」

昴「あたしはいいよ」

 「遥香は?」

遥香「私も行くわ」


ヒルトミ(さてと)テク テク


みき「先生!」

ヒルトミ「おや?みきどうしましたか?」

みき「私達屋上でお昼食べるんですけど、先生も一緒にお弁当食べませんか?」

ヒルトミ「お誘いありがとうございます」

    「ですが少しばかり用事があるのでご一緒できないんですよ」

    「また機会があればよろしくお願いしますね」(﹡ˆ_ˆ﹡)

みき「そうなんですかー、忙しいところごめんなさい」

ヒルトミ「いえいえ、お気になさらず」

    「それでは」テク テク

昴「フラれちゃったね、みき」

遥香「先生も来たばかりできっと忙しいのよ」

みき「………」

  「ねぇ遥香ちゃん、昴ちゃん」

昴 遥香「?」


〜ヒルトミの部屋〜

|*´ー`*)ノ|Ю ガチャ

ヒルトミ「ただいま」

レミリア「あら、随分早いのね」

     「もう終わったの?」

ヒルトミ「ううん、お昼だからねここで食べようと思ってね」

レミリア「そう」

ヒルトミ「ところでお昼はもう食べたか?」

レミリア「まだ食べてないわ」

ヒルトミ「一緒に食べないか?」

レミリア「そうね…遠慮しておくわ」

ヒルトミ「あれ?お腹すいてないのか?」

    「まぁ、無理に食べなくてもいいけどさぁ」

レミリア「………」

    「少し頂くわ」

ヒルトミ「温めるから待ってて」テク テク テク


ガタン


ヤバイ

キコエチャッタカナ


レミリア「外が騒がしいわね」

ヒルトミ「ちょっと確認してみるよ」テク テク

ミツカッタ!

ハヤクニゲヨ

チョットフタリトモオサナイデヨ

ヒルトミ「誰かそこにいるんですか?」ガチャ

3人「きゃあ!」バタン

ヒルトミ「うおっ!?」ドンッ

レミリア「ちょっと!ヒルトミ大丈夫?」

みき「いたーい」

  「せ、先生大丈夫ですか!」

ヒルトミ「あいたたた…」

    「…きみ達も大丈夫ですか?」

    「それよりどうしてここへ?」

昴「それはその…」(^_^;)

遥香「申し訳ございません」(  ´  . _. `)

みき「せ、先生こそどうしてここにいるんですか?」

ヒルトミ「あぁ、それはここが僕の家だから」

みき 昴 遥香「え!?」


〜〜〜〜〜


ヒルトミ「というわけだ」

遥香「そうだったんですね」

昴「先生も大変でしたね」

ヒルトミ「僕が先生に選ばれたのはきっと何かの間違いだと思うんだ」

みき「そんな事ないですよ!」

  「きっとヒルトミ先生は先生に選ばれた理由は必ずあると思うんです!」

ヒルトミ「…みき」

遥香「みきの言う通りですね」

昴「みきにしては真面目なことをいうね」

みき「昴ちゃんひどーい!」

レミリア「ご馳走さま」

ヒルトミ「お粗末さま」

昴「さっきから気になっていたんですけど」

 「その子は?」

ヒルトミ「あ、この子は僕の妹の」

レミリア「レミリア・スカーレットよ」

みき「レミリアちゃんだね、よろしく!」

レミリア「ちゃんづけはやめてちょうだい」

    「レミリアでいいわ」

みき「それにしても…兄妹なのに似てないんですね」

昴「みき…それは言っちゃ…」

遥香「失礼よ」

みき「え?あ、ごめんなさい!私なんでそんなこと…」

ヒルトミ「いいよ、よく言われるから」

    「なぁ、レミリア」

レミリア「そ、そうね…」

    (ヒルトミって平然と嘘つけるのね……)


〜〜〜〜〜

ヒルトミ「君たちもここで食べるのかい…」

みき「みんなで食べた方が美味しいですから!」

ヒルトミ「だったら教室で食べればいいのに」( ̄▽ ̄;)

昴「た、確かに…」

遥香「私は先生と一緒に食べたいですよ」

  「親睦を深めるいい機会ですから♪」

ヒルトミ「遥香がそういうなら仕方ありませんね」

    「元々断るつもりもありませんし」

みき「もしかして、先生嬉しいですか?」

ヒルトミ「そ…そんなことは…」

    「あ、そうだ紅茶を淹れるよ」

みき「わーい!いいんですか!」

昴遥香「ありがとうございます!」


〜〜〜〜〜

みき「明日の奪還授業はどこを制圧するんですか?」

ヒルトミ「まだ詳しいことは僕も説明されてないんですよ」

    「後ほど職員会議があるのでその時にわかると思うのですが」

みき「そうなんですかー」(/◎\)ゴクゴクッ・・・

昴「みきそろそろ戻らないと次の授業間に合わなくなるよ」

 「先生それじゃあ!」

ガチャ

ヒルトミ「はい」ニコッ

遥香「そうね戻りましょうか、みき」

  「紅茶ご馳走様でした」ペコッ

ヒルトミ「お粗末さま」

  「レミリアさんもまたね」

レミリア「えぇ」

みき「あ、待ってよ昴ちゃん、遥香ちゃん」

  「先生私も教室戻りますね」

ヒルトミ「あ、みき昨日は校内を案内してくれてありがとう」

    「昨日は急いでたからお礼言いそびれちゃいましたから」

みき「いえ気にしないでください」

  「また何かあればいつでも言ってください!」

ヒルトミ「頼もしいですね」

みき「それじゃあ、私も教室戻りますね失礼します」タッタッタ

ヒルトミ「走ると危ないですよ!」

みき「すみませーん!」

レミリア「元気でいいじゃない」

ヒルトミ「まぁこれも先生としての仕事だよ」

レミリア「そう、先生も大変なのね」

ヒルトミ「まだ2日目だからなんとも言えないけどね」

    「僕も次の準備があるから行ってくるよ」

レミリア「そう、わかったわ」

ヒルトミ「じっと待ってるだけだと退屈じゃないか?」

    「テレビでも見ていたらどうだ?」

レミリア「わかったわ」

    「私のことは大丈夫だから早く行ってきたら?」

ヒルトミ「それじゃあ行ってくる」

ガチャ


レミリア「行ったみたいね」

    「咲夜いるかしら?」

咲夜「お呼びでしょうかお嬢様」

レミリア「この世界についてわかったことはあるかしら?」

咲夜「はい、こちらの世界については調べはついています」

  「現在偽造資料の作成中です」

レミリア「そう、じゃああの光の正体は…」

咲夜「おそらく、星守への覚醒で間違いないかと」

レミリア「……わかったは」

    「ヒルトミがそれを知ったらどういう反応をするかしら」

咲夜「驚くかも知れませんね」

  「早くて明日までには」

  「この学園の転入手続きが完了します」

  「何か準備するものはございますか?」

レミリア「大丈夫よ」

    「それじゃあ、引き続きお願いするわね」

咲夜「畏まりました、それでは」

レミリア「待って咲夜」

咲夜「なんでしょうか」

レミリア「この部屋ちょっと狭すぎるのよね」

    「貴方の能力でなんとかできないかしら?」

咲夜「あら、せっかくヒルトミ様と一緒に暮らしているのに」

  「わざわざ、部屋を拡大するおつもりですか?」

レミリア「だからよ……」

咲夜「畏まりました、それでは空間操作をしますのでしばらく部屋を出ていてもらってもよろしいでしょうか」

レミリア「えぇ、わかったわ」

    「あと、可能なら内装を整えてほしいのだけど」

咲夜「紅魔館でお嬢様が使用している家具ならお取り寄せできるのでそちらで良ければ出来ますが」

レミリア「お願いするわ」

咲夜「御意」( ̄^ ̄ゞ

レミリア「何よそれ……」

咲夜「やってみたかっただけですわ」

レミリア「そう……それじゃああとは頼んだわ」

    (咲夜が空間操作している間暇ね)

    (この学園の探索でもして時間を潰しましょう)


〜廊下〜

レミリア「この校舎大きいわね」

    「広さで言えば紅魔館くらいはあるかしら?」テクテク


クンクン

レミリア「あっちから甘い匂いがするわね」


〜家庭科室〜

レミリア「匂いの元はここね」ガチャ

チラッ

???「おい、そこで何してるんだ?」

レミリア「?!」

    (しまった、人に見つかってしまったわ)

    (こういう時どうしたら……)

御剣「お前は確か」

  「ヒルトミの妹の」

  「名前は」

レミリア「レミリアよ」

御剣「そうそうレミリアだったな」

  「なぜこんなところをウロウロしてるんだ?」

レミリア「それは……少しこの学園の見学をしようと」

御剣「うーん、あまり言いたくはないが」

  「部外者が学園を歩き回るのはなぁ……」

レミリア「そ、そうよね」

    「でもずっと部屋に閉じこもるのも暇だったからつい」

御剣「それは仕方ないな」

  「よし、ならあたしが許可しよう」

レミリア「いいの?でも私は部外者よ」

御剣「いいさ、あたしが許可したんだ」

  「もし誰かに見つかってもあたしが許可したと伝えてくれでばいい」

  「それにお前はヒルトミの妹だからな」

  「誰も文句は言わないだろう」

レミリア「そう?ありがとう」

    「それじゃあ失礼するわ」テクテク

御剣「なぁ、1つ聞いていいか?」

レミリア「何かしら?」ピタッ

御剣「覚醒したのか?星守に」

レミリア「………」

御剣「実はな」


〜回想〜

御剣「徹夜で研究してしまった」( ̄□ヾ)ファ~

  「星守の訓練まで時間があるし、それまで仮眠をとるか」

ピコンピコン

御剣「ん?」

  「妙だな、星守は15人の筈だ」

  「反応が16人?」

  「これは一体……」

  「まさか覚醒したやつがいるのか!」

  「とにかく反応のする場所へ」タッタッタッ


〜〜〜〜〜


御剣「というわけで」

  「そこにいたのはレミリアだったというわけだ」

  「もう一度聞くぞ、アンタ星守に覚醒したんだろ?」

レミリア「隠しても無駄みたいね」

    「そうよ、昨日覚醒したのこの学園に来た時」

    「いきなり光に包まれて驚いたわ」

御剣「やっぱりか、星守になった以上」

  「この学園に入学してもらう必要がある」

  「覚醒したことはヒルトミは知っているのか?」

レミリア「いいえ、ヒルトミ……お兄様は知らないわ」

御剣「そうか、なら樹やヒルトミ含めて1度話し合う必要があるな」

レミリア「そう」

御剣「まだ2時間があるな」

  「レミリア、アンタは少し学園を見学なり、自分の部屋に戻って待機するなりテキトーに時間を潰していてくれ」

レミリア「貴女はどうするの?」

御剣「仮眠をとろうかと思ってな」

レミリア「そう……」



ヒルトミ
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