ヒルトミの次元を越えた奇跡ss

ヒルトミの次元を越えた奇跡ss

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存在しない記憶

これは誰の記憶なのか。

存在していたのかもしれないし、存在していないかもしれない記憶……。

これは夢なのか?それとも現実?


※注意※

この物語はヒルゲキ含むアニメ二次創作です。

苦手な方はブラウザバックしてください。


ヒルトミ「ここは…」

    「そうか、いつも見てる夢か」

    「早く夢から覚めないと」

???「ハハハ」

   「君は夢を見ているわけじゃない」

   「ここは僕が創り出した空間の中さ」

   「まさかこんなところに人間が入ってくるとは驚いた」

ヒルトミ「君は一体……」

???「それはこちらのセリフさ」

   「先ず君から名乗るのが礼儀だよ」

ヒルトミ「あ、すみません」

    「僕はヒルトミです」

???「ヒルトミだね」

    「僕はアンジュ」

   「アンと呼んでくれても構わない」

ヒルトミ「アンよろしく」

アンジュ「それじゃあ本来に入ろうか」

   「ヒルトミはどうしてここに来れたんだい?」

ヒルトミ「僕も分からない」

    「気づいたらここにいた」

アンジュ「ふむ」

ヒルトミ「でもここに来たのは初めてじゃない気がする」

    「1度や2度なんかじゃなく何十回何百回と」     「そんな気がする」

アンジュ「ハハ…興味深いことを言うね」

   「しかし原因は分からないが今こうして僕達が話しているのは事実」

   「ヒルトミのことを信じよう」

サァー

ヒルトミ「あれ……身体が透けて……」

アンジュ「どうやらお別れのようだね」

   「ここで僕達が会えたのも何かの縁、いずれまた会うことがあるだろう」

ヒルトミ「うん、僕もそんな気がするよ」

アンジュ「また会おうヒルトミ」

ヒルトミ「アンもね」

シュワ

アンジュ「………」

    「長年ここに住んでいるがこんなことは初めてだ」

    「誰一人としてこの世界に干渉することは不可能……それなのにどうして……」

    「ヒルトミ、君は一体何者なんだ」


第一章 導きの予兆


〜数日後〜

ソイル「へー、そんなことがあったんだ……」

カオス「にわかには信じれないな」

アクシィス「ヒルトミくんが行ったという謎の空間も気になるけど」

     「そこにいたアンジュって謎の男も気になるね」

ヒルトミ「人間ではないと思うけど人の姿に近いのは確かだったよ」

カオス「人型で人間ではない?」

   「別の星の知的生命体かなにかか?」

ヒルトミ「分からない」

    「詳しく話したわけじゃないし、そもそも現実なのかも分からなかった」

    「でも感覚的には夢じゃないような……」

でっていうの星「分からないなら考えていても仕方ねぇだろ」

       「まぁまた進展はあるだろう」

ヒルトミ「それもそうだね」

    「メアリーはなんなのかわかる?」

メアリー「それ僕に聞かれても〜」

ヒルトミ「ですよねー」

メアリー「神ですからねー、関係ないですから」 カオス「神なら知っておけよw」

メアリー「いやいやいやいやいやいや、全知じゃないからw」

    「どうでもいいけど久々の登場と思いきやこの茶番はなに?」

ソイル「何1人でコソコソ話してるの?」

   「え、怖っ」

メアリー「ソイルさん最近僕に対して辛辣じゃない?」

ヒルトミ「それはいつものことじゃないかな?」

メアリー「なんだいつものことか」

カナタ博士「いつも言っているがどうしてあんたらここを溜まり場にするんだ」

     「暇なのか」

メアリー「あれ?カナタ博士いたの?」

カナタ博士「いるに決まってるだろう」

     「ここは私の研究所だぞ」

カオス「このやり取りも定番になったよな」

ヒルトミ「本当に慣れって怖いね……」

でっていうの星「そのことはそっくりそのまま返すぜ」

ヒルトミ「え?」

ソイル「もうヒールーが女装しててもなんとも思わなくなってるしね😅」

カオス「女装くらい誰でもするしな」

でっていうの星「しかしカオスお前はダメだ!」

       「お前の女装は全然慣れん」

アクシィス「髭も濃いせいか剃っていても化粧する時青髭が目立つからね」( ̄▽ ̄;)

カオス「あらやら!今朝剃ったばかりなのにお髭ちゃんが伸びてきちゃったわ」

   「お髭ちゃんをジョリジョリ剃らなくちゃ」

メアリー「_| ̄|○、;'.・ オェェェェェ」

カナタ博士「おい汚いだろ!研究所で吐くな!」

ヒルトミ「そもそも今日はちゃんとした格好で来てるじゃん」

    「なぜ女装の話題を出すのわけ?」

でっていうの星「慣れる慣れないの話が出たからついな」

カナタ博士「そういえば今日はかずきと沈黙は来ていないんだな」

ソイル「かずきは遅番で来れないって言ってたよ」

カナタ博士「仕事なんだな」

ヒルトミ「沈黙は僕の家でゲームやってるよ」

メアリー「それで今日はなんで集まってるの?」

ヒルトミ「暇つぶし?」

ソイル「ヒールーが行こうって」

カオス「俺もヒルトミに誘われてな」

アクシィス「なんとなく来た」

でっていうの星「ここに来たら誰かいると思ってな今日は休みだし」

カナタ博士「もう帰れよ」

メアリー「つまりやることはないってことだね」     「じゃあ僕は帰ろうかな」

ヒルトミ「カナタ博士今日は手伝うことないの?」

カナタ博士「すまんな、今日は私も休暇を取ろうと思っていてな」

      「特に手伝ってほしいことはないんだ」

カオス「なんだカナタ博士も暇なのか」

カナタ博士「まぁ、そうなるが」

     「あんたらがいるとせっかくの休みが台無しだ」

ソイル「カナタ博士今日機嫌悪い?」

カナタ博士「当たり前だ」

     「せっかくゆっくり休めると思ったのにな」

アクシィス「迷惑なら帰った方がいいかな?」

カナタ博士「気にするな、いつものことだろう?」

メアリー「僕が帰ろうとするスルーなんだね…」

    「それじゃあ遠慮なく帰らせていただきますー」

トコトコ

ガシッ

カオス「そぼろさん、何帰ろうとしてるの」

メアリー「そぼろさんって誰、僕メアリーだよ」

    「だって何もすることないんでしょ?」

    「いても意味ないかなって思って」

ヒルトミ「それならどっか行かない?」

でっていうの星「それならゲーセンいきてーなー」

ソイル「あ、ゲーセンいいね!」

カオス「ゲーセンか、行く前に飯食いに行かね?」

アクシィス「そうだねお腹も空いてきたし時間的にもちょうどいいかもね」

ピコン

ヒルトミ「ん?通信機から通知が来るなんて珍しいね」

カオス「まじか」

   「てかなぜお前が通信機持ってんだよ」

カナタ博士「ヒルトミ宛に通知が来ることが多いからな1つ渡しておいたんだ」

ソイル「いいなー」

カオス「まじかよ我にも1つくれよ」

カナタ博士「でも同じ通信機持っている同士しか使えないぞ」

     「あってもお前には意味ないだろ」

アクシィス「それで誰からなんだい?」

ヒルトミ「レミリアからだったよ」

でっていうの星「ほう、それでなんて書いてあったんだ?」

ヒルトミ「レミリアも暇らしくてね」

   「こうしてみんなといるわけだし断ろうと思う」

カオス「別に1人くらい増えてもいいんじゃないか?」

   「我らも暇なわけだし」

ヒルトミ「いやね、いい天気だし2人だけでお出かけしないかってね」

ソイル「なるほどね😅‪‪」

   「確かに無理だね」

でっていうの星「(‘ᾥ’ )ちくしょうリア充爆ぜろ」

メアリー「全くだね!」

カオス「お前もその1人だろ」

でっていうの星「なぜヒルトミとメアリーはモテて俺だけモテないんだよーーー!」

ソイル「それは自分もだよ」

カオス「俺もモテないぞ」

アクシィス「カオスくんも自覚はないんだね…」

カオス「何の話だ?」

メアリー「カオスさんにはシイナがいるじゃない」

カオス「なんでアイツの名前が出てくるんだよ!」

   「関係ないだろあいつは」

ソイル「あ、これ本当に自覚ないやつだw」

ヒルトミ「あ、レミリアから返信が来た」

メアリー「レミリアからなんて?」

ヒルトミ「みんないるなら是非紅魔館に招待したいと言ってるよ」

    「どうしようか」

カオス「紅魔館か」

ソイル「楽しみだね早速行こうよ」

アクシィス「僕も賛成」

でっていうの星「ゲーセンはお預けだな」

       「俺も行くぜ」

メアリー「僕は別に構わないよ」

カナタ博士「私も行ってもいいのか?」

ヒルトミ「うん、いいと思うよ」

    「それじゃあタイムワーム頼める?」

カナタ博士「あぁ、任せろ」

シュイーン ゴゴゴゴゴ

カナタ博士「ゲートが開いたぞ」

でっていうの星「よっしゃ一番乗りだぜ」サッ

ヒルトミ「やれやれ、はしゃぎすぎだよ」

カオス「でっていうの星は幻想郷行ったことないし楽しみにしてたんじゃないか?」サッ

ヒルトミ「あ、そういうことね笑」サッ

アクシィス「楽しみなのはわかるよ」

     「咲夜さんの料理美味しいからね」サッ

ソイル「それな」サッ

メアリー「さて、幻想郷着いたらどうしようかな」サッ

カナタ博士サッ


〜〜〜〜〜〜

ヒルトミ「あれ?ここは確か……みんなはどこ!?」

アンジュ「やあ、また来たんだね」

    「ハハ…まさかこんなに早く再開するとは思わなかった」

ヒルトミ「アン…」

    「確か僕はみんなと出かける途中だったんだ」

    「でもなんで…」

アンジュ「僕が君を呼んだわけじゃないけど」

    「なにか嫌な予感がするんだ」

    「もしかすると僕やヒルトミ達にも影響が出てくるのかもしれない」

    「ハハ…考えすぎかな」

ヒルトミ「アン……」

アンジュ「そうだ、せっかくだからヒルトミのことを教えてくれよ」

    「僕はずっと1人でここに住んでいて他はなんにも知らないんだ」

    「迷惑でなければヒルトミの世界のことを教えてくれるかい?」

ヒルトミ「うん、そういうことならわかったよ」

〜〜〜〜〜

アンジュ「ハハハ…そんな凄いことがヒルトミの世界では起こってるんだね」

ヒルトミ「僕も当時は普通の社会人だったんだ」

    「でも、だんだん当たり前になってきてね」

    「今思うと不思議なことだとつくづく思うよ」

    「今こうしてアンと会えたことも含めて今までの出会いを大切に思っているよ」

アンジュ「それは嬉しいね」

    「僕には家族も友達もいないけど」

    「ヒルトミと会えたことが僕にとっては1番の奇跡だ」

    「僕も君との出会いを大切に思うことにするよ」

ヒルトミ「それじゃあ今度はアンのことを教えてよ」

    「せっかく僕達友達になったんだから」

アンジュ「僕のことを友達に思ってくれるんだね」

    「それは本当に嬉しい」

    「しかし、今回はこれでお別れみたいだ」

ヒルトミ「あ、ほんとだ…」サァー

アンジュ「また会おうヒルトミ」

    「その時僕のことを話そう」

ヒルトミ「あぁ、約束だよ!」

シュワ

アンジュ「友達……か」


〜〜〜〜〜

アクシィス「ヒルトミくん大丈夫かい!」

ヒルトミ「……はっ!」

    「ここは……?」

カオス「ヒルトミ大丈夫か?」

   「もうとっくに幻想郷に着いてるぞ」

ヒルトミ「本当だ!いつの間に!?」

でっていう星「おいおいwしっかりしろよなw」

ソイル「幻想郷に来るのは久しぶりだね」

メアリー「僕はそこまで久しぶりでもないんだけどね」

ヒルトミ「そうなの!?」

カナタ博士「時々タイムワーム使って出かけてると思ったらここに来ていたんだな」

でっていうの星「まじかよ!俺も誘えよな!」

       「どれだけ幻想郷に来たかったことか」

メアリー「そういえばでっていうの星さんは来るの初めてって言ってたね」

「言ってくれたら連れてったのに」

カオス「とりま紅魔館に向かおうではないか」

メアリー「ごめん僕寄るところがあるから」

ソイル「え?どこ行くの?」

メアリー「次来た時寄るって伝えてあったからね」

    「僕は行くよ」サッ

カオス「そうか予定してたんなら仕方ないな」

   「って…もういねーしw」

アクシィス「仕方ないね俺達は紅魔館に向かうさ」

でっていうの星「なぁ、紅魔館も気になるけどよ」

       「俺は幻想郷初めてだし探検してきていいか?」

ヒルトミ「別にいいけど」(^_^;)

カナタ博士「私も自由行動させてもらうよ」

カオス「カナタ博士もかよ!?」

ソイル「じゃあ僕もいいかな?」

   「久々にニトリに会いたいし」

ヒルトミ「どうする?」

    「紅魔館に行くの3人だけになっちゃったね」(^_^;)

カオス「我だって…」

ヒルトミ「え?」

カオス「我だって自由行動してえよ!」

ヒルトミ「そ、そうなんだ……あはは……」

アクシィス「みんな自由行動か」

    「俺も幻想郷は紅魔館くらいしか知らないから」

     「俺もどこか行ってみようかな」

ヒルトミ「結局こうなるんだね」_(:3 」∠)_

    「わかった」

    「でも幻想郷は何があるか分からないから力を貸しておくよ」スッ

シュイーン

ソイル「ありがと!」

でっていうの星「サンキュー!」

カオス「感謝するぞ!」

アクシィス「ありがとうヒルトミくん」

カナタ博士「私にも力が使えるのか?」

ヒルトミ「うん、なんでもは出来ないけど多少戦うことなら……」

    「危ないと思ったらすぐ逃げてね」

    「その力はほんの一部だから」

    「じゃあ後で紅魔館で集合ね」

みんな「おう」(わかった)(了解)

〜〜〜〜〜

ヒルトミ「結局1人になっちゃったな」テクテク

天の声[神力を使えばすぐ着くだろ]

    [なぜ歩いているんだ]

ヒルトミ「うわっ!…びっくりした!」

    「急に話しかけないでよ」

天の声[……すまんな]

   [それで?なぜ転移を使わないんだ?]

ヒルトミ「確かに転移すれば早いけど」

   「こうして景色を眺めながら移動した方が僕には性に合ってるからね」( ・∇・)

天の声[お前らしいな]

   [その様子だとうp主はお前に憑依してないみたいだが]

   [うp主はどうしたんだ?]

ヒルトミ「うp主?憑依?一体何の事?」

天の声[なっ……!?]

   [い、いや何でもないこっちの話だ]

   (こいつがうp主のことを知らないわけがない)

   (どういうことだ…)

ヒルトミ
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